261.《ネタバレ》 ニコール・キッドマンがもう、溜息が出るほど素敵です。子持ちでフェロモン出まくりの人妻を、これでもかってくらいにポルノ女優並みにエロエロ演技をしています。ぱっと見は、何てことないシンプルな白い下着でも、ニコールが着るともうそれだけで、裸以上にセクシーです。一挙手一投足が全て芸術的にさえ感じてしまいます。興奮ってよりも、うっとりするセクシーさです。対するトム・クルーズは、真面目で家庭思いだけど、イイ子ぶってて陰で悪い事をしたい欲求、男にありがちな所有欲など、ビル役を好演しています。とにかく財布から札を出し「釣りはいらないよ」って渡すところが、何でも金で解決している上層階級の男性っぽいです。この夫婦を見て思ったのは、あれだけ裕福で可愛い子供もいて何不自由ないのに、新しい刺激や欲求、嫉妬に頭が支配され続けていかなければならないんだなっていう所・・・人間が死ぬまで解くことができない呪いですねw ラスト、夫婦仲がギクシャクした時、妻役のニコールが「私達にはすぐやらなければならないことがある」と言い、続けて「ファックよ」と言います。よく喧嘩の後にする「仲直りエッチ」ってるけど、この場面での台詞ではセックスじゃ無く、ファックという言葉を用いるところが、何だかとてもキューブリックらしく感じました。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-08 22:44:15) |
260.《ネタバレ》 女だってヤリタイのよ。 3Pに誘われても逃げ出すし、 喪服の女や略奪愛は男の願望でしょ。 女買いにいっても私の電話にビビッて、 金だけ払って帰るなんて。 乱パに行っても見てるだけで参加しないし… あの すかしたジジイの方が、まだわかりやすいわ。 普通、ハッパやって妻の浮気願望を聞いたら、 荒々しく犯したくなるもんでしょ。 ほんとに鈍い人ね… 私はすぐにでもヤリタイの 【海之松】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-08 01:14:18) |
259.《ネタバレ》 女性の裸体が多く出るからではなく、何となく男性目線なストーリーに感じた。雰囲気はかなりあるので妖しげな娼館?や助けてくれた謎の女性、奥さんとの関係など期待をこめて観ていたが最後まで納得できるような答えがないまま終了。謎の女性が命をかけてまで彼を守った意味をもう少し掘り下げてほしかった。 【civi】さん [インターネット(字幕)] 4点(2009-08-07 14:03:28) |
258.内容自体は驚くほどストレートでシンプル。 問題はその描き方で、キューブリック特有の演出で、若干解りづらく感じる部分はあるが。 映像美は相変わらず文句なし。 ニコール・キッドマンの演技も素晴らしかった。 ただ、キューブリックにしては随分と毒が無く、思いもよらぬ方向から頭をガツンと殴られるような、以前の作品ほどの衝撃は感じられなかった。 観賞後気持ち悪いが不思議と心地良い そんな感覚が後を引くのが、僕がキューブリック作品に期待している感覚なのだが、本作からはそれが感じられず。 まぁラストの台詞は最高だと思いましたが。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-07-25 09:16:48) |
★257.《ネタバレ》 あれっ、と思っているうちに終わってしまいました。よくわかりません。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-03-22 15:11:27) |
256.《ネタバレ》 原作を読んでいないので映画を観たのみの感想です。 キューブリックといったら思い浮かぶのは、上流階級の低俗さ。 お高くとまって、その実自堕落な人々に対し、監督の猛烈な嫌悪を以前は感じたものです。 でも、この作品はちょっと違いました。貸し衣装屋の娘が彼にアドバイスします。 「王様のマントがいいわ」。この言葉、主人公ビルの役割を言い当ててるように思います。彼は優秀な医師で、裕福で、穏健・善良で、若く、魅力あるハンサムな男です。誰も彼も彼に惹かれるんです。彼と相手することを嫌がってる男女がいないことに注目!まさにサラブレッド、王の資格をもつ男なのです。 ここまで裏表なく善良な男を描くのは、監督初めてではないでしょうか。 そんな彼を監督は、どうやって愛情こめてからかってやろうか、可愛い子をいじめたく なるように、撮っていった風に思います。と、いうわけで僕はそのからかいを楽しむ映画のように、単純に捉えているのです。 【みみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-20 02:18:36) |
255.何だか分からないままに終わってしまった。仮面パーティの怪しい雰囲気は楽しめました。夫婦間の愛情があれで戻ったのなら結構な事で。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-14 15:10:22) |
254.最初のパーティー会場の冷え冷えとしたまぶしさに、一番この監督らしさを感じた。あとは夫婦の会話が、切り返しの積み重ねで緊張を高めていくあたり。まあこれだけでもけっこう満足できたが、ただ肝心の仮面パーティーがどうも弱い。その死を抱えた弱さそのものを描いたのかもしれないし、冒頭の見知らぬ者のパーティーの陰画かもしれないが、イタリアの監督だったらもっとノリノリで見せてくれるところだなあ、と思ってしまう。ここらへんで歯車が狂ったまま、うまく乗り切れずに見終わってしまった。この人はずっと理性の外側の世界に興味を抱き続けてきたわけで、制御不能なものに取り巻かれ・あるいは制御不能なものを抱え込んで生きている人間を見つめてきた。本作もその線はあるのだけど、キリキリと絞り込まれていくいつもの力は感じられなかった。これ原作読んでみたけど、世紀末ウィーンという背景の中で生きる物語って気がしたな。だから『バリー・リンドン』みたいな、克明に時代を再現する種類の映画にした方が良かったんじゃないか。まあそれをするだけの体力がもうなかったんだろうけど。ショスタコーヴィチの物憂げなワルツとリゲティのピアノ曲、ワルツとリゲティって言ったら『2001年…』と同じ組み合わせだ。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-11-15 12:03:01) |
253.夫婦って男女間って男って女って人間って・・・こんなもんなの?ファック・・・めでたしめでたし 【にう】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-10-06 09:11:26) |
252.キューブリックが最後に残してくれたのは、やっぱり「冷たく熱い視線」でした。それが今作には特に象徴的に表れていました。彼の作品にはいつもカメラのレンズを通じて彼の視線が在った様な気がします。冷静と情熱の絶妙なバランスを保った視線で被写体を見つめ続けて、時には笑い飛ばしたり、時には謎を残して見せたり。見えないはずのその視線を、観客はいつも感じながら、そして時には彼の視線と重なりながら映画の世界にのめり込むことができます。私はこれが彼の最後の作品として相応しいものだと確信しています。思ったより平均点が低くて驚きましたが文句なしの10点です。 |
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【eureka】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-02-10 23:11:20) |
250.得るものは何もないけど、見入るところは沢山ある映画です。 【りりあ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2008-01-15 02:36:05) |
249.キューブリック作品の中で一番、愛があるなと思ったのですが……ラストの二人での会話、てっきり夫婦決裂なのかと思ってたもので、なんだかちょっと嬉しかった。私だけ?(笑) 配役が実にピッタリでお見事。 【kiryu】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-11-24 00:10:26) |
248.《ネタバレ》 傑作だと思います。序盤のたいしたことのないシーンのようでいてものすごく官能的なダンスシーンから、ニコール・キッドマンのネグリジェでの独白。ここまででものすごい緊張感です。彼女は演技力ありますね。トム・クルーズもダメ男が似合ってました。 キューブリックの表現する世界はわかりにくいように思われがちですが、意外とシンプルなテーマです。Fuck!にはやられた。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-09-20 01:56:04) |
247.正直、何がテーマだったのかよくわからなかった。ただやたら奇麗なねーちゃんがいっぱいでてくるので楽しく観れた。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-25 06:38:16) |
【えいざっく】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-03-16 14:16:01) |
245.《ネタバレ》 やっぱりわかりにくかった(わからなかった)です。2時間半を超す大作のほぼ真ん中あたり、ビルが秘密パーティーを追い出される頃からやっとストーリーらしくなってきます。でも、結局最後まで謎が残るのは2001年宇宙の旅と同じ。飽きずに何とか最後まで観られるのは、トム・クルーズの情けなさの演技が思いの外良いため。2001年で人類誕生や宇宙の謎に迫りたかった(?)キューブリックが遺作となった本作品では、人の心の中の宇宙の謎に迫りたかったのでしょうか?キューブリックの作品じゃなかったら、もっと低い点つけたような気がします。良くも悪しくもキューブリック的な作品でした。 【ひよりん】さん [DVD(吹替)] 6点(2007-02-12 20:44:26) |
244.結論は納得。結論に至るまでの描き方は不満足。大きく期待したが、残念な作品。 巨匠の域に達した監督は、なぜか晩年に、ファンの期待を裏切る作品を作ってしまう。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 5点(2007-01-14 21:16:27) |
243.当初のイメージではもっとドロドロしてるのかなと思ったのですが、意外とそうでもなく、キューブリックのいつものテンポとインパクトを期待したけど、部分部分ではそういった部分はあるものの、物足りない感じもどこそこにあり、心のどこかに何かを残した作品であった。最後はやはり素晴らしいシメだった。 【アンリ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-09-18 22:03:23) |
242.最後の台詞が「sex」ではなくて「fuck」なところがキューブリックらしいなあと思った。 【8823】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-07-29 23:54:21) |