96.《ネタバレ》 ジョルジオモロダーが音楽を担当している映画ってことでレンタルしてきた映画でした。 てっきり逃亡者が電車で逃げるロードムービーでも始まると思って観た。 予想とぜんぜん違ったが、面白かった。 主人公は、あほでアメリカが世界の常識と思ってて、勝手で、さらに麻薬は密輸するし刑務所で人は殺すしで悪い奴。 でも、刑務所の中でゲイの友達にシャワー中に誘われてやんわり断るシーンとか ちょくちょくやさしくて憎めなかった。 このまま主人公が牢獄で死んでしまって終わるんじゃないかと、心配して観ていたので、 脱出できたときは本当にホットした。 主人公と一緒に、刑務所で恐怖におののいて、最後脱出できたときは爽快感を味わった。 トルコを馬鹿にしているとか、アメリカを正当化しているとかそういったことは、とくに感じなかった。そういうことをとくに気にする映画ではないと思います。 どっぷりと浸れた映画なので8点。 【うどん】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-07 14:56:50) (良:1票) |
95.《ネタバレ》 トルコ人の残虐性よりアメリカ人の鬱陶しさを痛感した映画。だって白人至上主義ちらつかせた発言してたりガラスにおっぱいつけたりとか、いかにも馬鹿って感じじゃん?もうこんな「ヒーロー」はいらない。 【たいがー】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-07-12 15:00:13) |
94. 本当は0点なんだけど、1本他に映画以前の映画があるのでこの点数。 原作者の意図は、かつての自分のような愚か者にならないでほしい、麻薬の密輸を企てたりしないで欲しいという極めて真っ当なものです。 それを、こんなアメリカ絶対主義で、外国を完全に見下した映画に仕立て上げるとは。 最低。特に、主人公が自分が罪を犯したことに対して全く罪悪感を感じず、まるで不当な災害にあってるような、その傲慢さに吐き気を感じるほどの嫌悪感を感じました。 おそらく日本でマリファナで捕まったアメリカ人を主人公に映画を作っても、こういうトーンになるでしょうね。 映画の内容もさることながら、こういアメリカの価値観が絶対正しいんだ、それを犯すものは許されない的な映画を平然と作る映画製作者の感性に絶望的なものを感じます 平成22年4月10日追記 中国で日本人数人が麻薬密輸の罪(つまりこの映画の主人公と同じ)で、処刑されました。昨今、あの国に対して必ずしも暖かい感情を持っていない人が一定の割合で存在するにも関わらず中国に対して感情的になったり非難の声を上げたりするのは、ほとんど見られませんでした。 こういう理性的な面は、この映画に見られるような性質を持ったアメリカ人と比較して、誇りにしていいと思います。 【rhforever】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2010-03-04 15:47:53) (良:1票) |
93.《ネタバレ》 所詮、自業自得です。あまり主人公に感情移入は出来ませんでしたが終盤あたりからは引き込まれていき、ラストはスカっとしましたね。 【ギニュー】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-09-07 19:24:09) |
92.《ネタバレ》 物語としては主人公の自業自得という感じは否めない。また、外国、特に開発途上国では映画の中に見られるような権力者の理不尽さは現実に存在すると思う。DVDパッケージの紹介として「主人公の精神が破壊されていく」とあるが、同類の物語としてはケビン・ベーコン主演の「告発」の方が一枚も二枚も上手だと思う。 【珈琲時間】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-20 10:31:04) |
91.《ネタバレ》 麻薬密輸のアメリカ人青年を自由獲得の象徴はたまた英雄にでもしたかのようなこの肩の入れようは、知性がなく根本的に間違っていると感じた。確かにこの事件でのトルコ政府の傍若無人さは糾弾する値はあるが、アメリカ人青年の否をまるで無かったかのようにする描き方、デリケートな問題なのに両者の立場に立つつもりが全く無かったことは、あまりにも配慮がないし、その時点で映画としての価値が下がったと私は思う。 【ピカレスク。】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-03-22 15:45:11) (良:1票) |
90.これが実話じゃなかったら、どうにもつまらん脱獄映画ということになるかなぁ。 脱獄ってのは、悪いことをした人間が、更に脱獄という悪いことを企み実行するもの。 そこに、ヒールびいき的な味わいを感じるのであって、本作のように変に脱獄ということに正当性を持たせてしまうと興ざめだ。 それに、アメリカという国は、トルコも含めた他の国を見下している。 それが本作にも良く現れている。 これには腹が立つ。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-03-16 23:36:24) |
89.「運が悪かった」では片付けられない、あまりにも恐ろしい現実。それを体験していた者の苦悩と絶望が、凄まじいリアリティで迫ってくる。アラン・パーカーの初期監督作ですが、この演出の完成度は何なのでしょう。主人公の顔のクローズアップと、心臓の鼓動音の効果といったらもう… 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-01-26 01:10:27) |
88.自業自得というさめた目でみていたが、リフキとの乱闘シーンの迫力から、ぐっと引きつけられた。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-02 11:41:20) |
87.トルコ(イスラム)に対してあからさま過ぎる。こういう映画をみるたびにどんな「映画」もその国の「プロパガンダ」作品なんだよなぁ・・・と嫌な気分になる。(特に近年は中国・韓国が国を挙げて映画産業を盛り上げていることもあって)良い作品なのにもったいない。ラストが印象的だった。 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-07-16 00:07:00) |
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86.病んでいる。海外で何かに巻き込まれて、自分の国に帰れないというのは本当に恐ろしいですね。ふと拉致被害に遭われた方を思いました。余りの怖ろしさに-1点。 【よしふみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-17 23:58:48) |
85.《ネタバレ》 私が若いころ、合コンに行くと最高の映画としてこの作品をあげていました。70年代から80年初頭にかけてはこんなシリアスなくらい映画の全盛時代でした。 【ジブラルタの星】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2008-03-27 17:23:59) |
84.《ネタバレ》 自業自得という考えが頭から離れず、終始冷めた目で鑑賞しました。麻薬密輸に加えて、脱獄、窃盗、殺人までしている訳ですから、全く応援する気になれません。 外国で犯す犯罪は本当に怖いなんてことは、この映画を見なくても分かっているので得るものもありませんでした。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-05 18:04:07) |
83.この映画はある意味ポルノ。煽情をかきたてるのが目的だからね。 【Snowbug】さん [DVD(字幕)] 0点(2008-02-10 02:00:22) (良:1票) |
82.《ネタバレ》 まず、「ミッドナイトエクスプレス」この一度聞いたら忘れられないようなタイトルが秀逸ではないでしょうか。 最初から最後までとても集中できました。もう眼が離せません(鼻息)!! もう、画面に釘付けでした。 なんかよく分んないけどさぁ、刑期が釈放直前になって延びちゃうなんてホント許せないよ! でも映画の獄中生活って、見ていてなんだか面白いです。 隔離された中での人間模様とかそういうのが見れて面白いです。 全く関係ないですが、冒頭の麻薬をアルミで丁寧に梱包する場面が何故か印象に残っています(たぶん僕だけですね、、、)。 獄中生活を描いた作品は独特の雰囲気があって好きです。 最初からフザケている主人公はウザくて嫌いなのですが、 いやぁ~、よく頑張りましたよ! 父親が息子を案じている姿に好感が持てたのをなんとなく覚えています。 それにしても息子はアホですが、まぁ自業自得なんですが。 主人公には友もいますが、、、でもそれにしても本当に人間って信用できないと思いました。 主人公途中でキレるじゃないですか? 彼の本気のキレっぷり、暴れっぷりは見事でした! 水盤を打っ壊し、相手に殴りかかり、そして怯える相手、そしてその○○を、、、! その場面はとても見応えがあって気持ちイイ!!たぶん一番アドレナリンが放出されたかも。。。 後半は本当に病んでました。観ていて怖かったです。とても観られません。 本当に人間の極限状態を描き出しています。 あのデブのブタさんホント最低ね!ザマぁみろ! そして最後の最後は、、、良かったですねぇ。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-09 02:35:55) |
81.《ネタバレ》 冒頭は主人公の「いかにもアメリカ~ンの田舎者」的なノンキさと、空港内でキョドキョドとしている浅墓な無計画振りに呆れ返り、大の大人がパパンに泣きつく未成熟さにイライラしした。彼に「自業自得」と「郷に入りては郷に従え」という発想がないのか。路上でゴミを捨てただけで何百ドルもの罰金を科す国もあれば、何百台もの自転車を窃盗した12歳が死刑になった国もあったりする。ハシシの密輸(不法所持)が5年程度で済んで良かったじゃねぇか。しょうがないと諦めやがれ!と、加虐的な観方をしていた。 しかし、理不尽な量刑が追加された中盤辺りでガラリと雰囲気が変わり、主人公の人間性が乱暴に削げていく描写に息を呑んだ。やっぱりA・パーカーは一筋縄ではいかない。ラストの呆気無さと、解放され、徐々に変貌していく主人公の足取りと後姿は実に印象的。 しかし、この作品のテーマは「自由を侵すべからず」というよりかは「外国で犯す犯罪には気をつけるべし」と、思うんですけどね。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-22 01:40:27) |
80.《ネタバレ》 最初に見たときは、キロ単位の計画的な密輸までやってたら3年では済まないだろ・・・と思っていたのですが、改めて見てみると、そんなことはどうでもいいのです。オープニングの何気ないシーンから一気に発覚と身柄拘束まで持っていく手際の良さ、山場とつなぎを織り交ぜた切れ味の良い構成、埃っぽく暑苦しい刑務所内の映像的描写。それらの職人的技術は、光の中の強烈なラストシーンで結実します。押しと引きを心得たカメラワーク、後ろからひたひた迫ってくるようなジョルジオ・モロダーの音楽も印象的。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-12-18 01:09:18) |
79.《ネタバレ》 「監視状況下での脱出計画の面白さ」と「脱出成功時のカタルシス」。それが“脱獄もの”の面白さだと思います。閉鎖空間がもたらす濃密な空気。秘密裡に事を進行させるという緊張感。設定そのものが秀逸です。その見地からすると、本作は“脱獄もの”とは言えません。そもそも脱獄に重点が置かれていません。刑務所内の緊張感も希薄。主人公に同情は出来るものの、基本的には自業自得という話。カタルシスは小さいです。でも観客に訴えかけるメッセージは痛烈でした。主人公に突きつけられたもの。それは貴重な時を奪われる、人生を無駄にするという現実です。即効性の恐怖ではありません。しかし一度意識してしまうとダメです。その焦燥と不安たるや絶大。人格を崩壊させるほどの威力を持ちます。本作では、あくどい世話人への暴行、面会での自慰行為という形で端的に表現されています。誰でも同じような恐れを感じたことがあるはずです。皆、時間に囚われている。本作はそのことを再認識させます。時を奪われることは、命を奪われること。時間はかくも尊い。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-02-19 18:23:38) (良:1票) |
★78.緊迫感の点では十点を超えると思う。トルコを馬鹿にしすぎは、アメリカお決まりのもんだろう。それには腹立つが緊迫感に九点。 |
77.《ネタバレ》 刑期が延ばされるとことかはめちゃくちゃショックだけど、細かいシーンはぐちゃぐちゃしてて見にくい。舌噛み切るシーンは無茶しすぎだし、最後はあっけないし。あと、トルコ馬鹿にしすぎ。 【θ】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-12-18 18:56:51) |