77.《ネタバレ》 もうね、笑えるし、トリビアだらけだし、なんあじゃあこりゃあ! ばかりなんですが、この作品を78年位に名画座で見ていら、もう10回くらい見てます。 ええ、最初私も腹を立てましたよ。なんだこの『日本』は! まったくもうなっとらん! と立腹してましたけど。もうね、4回くらいぐるぐる回って、もう元に戻って、『まあ、おもろいニッポンというアナザーワールド』ていう楽しみ方で見てます。 だって、現在の若い人はこの映画の”おかしな所”を見つけられません。あーー昔はこうなんですなーーで終わります。 メチャクチャで、100%間違い!ではないですからね。 まあ、結婚式とか島の生活とかはどう見ても明治大正時代のようですけど、令和を生きる若者には「年の差はわからん」ですよ。 「お父さん、監督誰?」「マイク・マイヤーズ」と言ってしまいたいですね。そう言えばココロのもやもやは取れるでしょう。 うん、そういう事にしておこう。オースチンパワーズの前に撮影したんだ。歴史書にはそう書いてください。 、、、と思う映画。007映画の中では私としては一番笑えるので大好き。 東京湾に沈んだクラウンは引き上げられたと聞いてます。 浜美枝さんが可愛くていい。いやほんと。 さあ、また見て笑おう。 【亜輪蔵】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2023-12-09 22:55:38) |
76.《ネタバレ》 昭和40年代初期、つまり東京五輪直後あたりの東京や田舎の風景がわかるという意味では、なかなか貴重な作品だと思います。その代わりというべきか、ある程度予想できるとはいえ、日本人の描き方はひどいもんです。ニンジャの訓練@姫路城とか妙な強制的合同結婚式とかはまだしも、2人の「ボンドガール」が気の毒で気の毒で。 1人目はいわば自分の身代わりで死んだのに、1ミリの感傷もなし。最初からヤリ逃げする気満々だったようです。2人目はなぜかビキニ姿のままで夜間の登山と下山。服ぐらい着せてあげればいいのに。当時のイギリスから見た日本人というのは単なる野蛮人で(最初と最後のタイトルバックから察するに、おそらくインド人との区別さえついていない)、この程度の扱いで十分と思われたのかなと。文句言えよ丹波と。 それはともかく、チャチな宇宙船とか、火山の下の秘密基地とか、まるで「サンダーバード」そっくり。同国だし、ちょっとマネしてみたんじゃないですかね。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-07-18 23:22:50) |
75.《ネタバレ》 うわー、これは一体。ショーン・コネリーのキャリアに燦然と傷跡を残すすっとこどっこいな怪作ですね。あーあ日本が絡んでるなんて(泣) 冒頭からアヤシイもんな。エド・ウッドに毛が生えたレベルの宇宙船があろうことか敵艦(?)をぱくっと食べちゃう。自分でも何を言ってるんだか。 あとはもう、ボンドを女とイチャつかせるために話が展開していくみたい。太ったコネリーは数少ないアクションシーンもキレが無く老け込んだ感が強くて魅力的じゃありませんでした。誰ですかボンドの首に手ぬぐい巻くよう指示したのは。 日本の描写についてはもう何をかいわんや。「日本の女は胸毛が好きだ」って丹波さん何言ってるんすか。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2022-01-31 22:48:37) |
74.初見。舞台の殆どが日本なのは嬉しいところなのですが、ツッコミどころで埋め尽くされた脚本でのショーン・コネリーが痛々しくて楽しめず、まさかの怪作珍作愚作に呆然状態です。ケン・アダム流石の仕事ぶりに+1点。 |
73.いやー、面白かった。古き良き日本文化に触れることができますな。2000GTなら東京から神戸まで来るまで2時間くらいみたいだ。あとでパロディにされる悪役のテンプレートもいっぱいあった。秘密基地の中を移動するモノレールとか、猫を抱く悪の総帥とか。原典とはこういう映画のことを言うのだろう。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-10-05 13:02:56) |
72.《ネタバレ》 日本のイメージのクセが強い。外国人が忍者に憧れるのは分からんでもないけども、忍者軍団はやりすぎです。そんな中姫路城の素晴らしさよ。世界に誇れる姫路城です。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-06-03 23:41:02) |
71.違和感は所々あるものの、当時の撮影プロたちは007を撮るのに日本文化を学ぼうと必死だったはず。 高度経済成長期の東京と鹿児島の田舎風景が昭和の良き日本を魅せてくれている。 無論、丹波の力強さや美しき若林と浜のボンドガールたちが盛り立てる。日本の007ファンは熱狂したはずだ。 型にはまらないチャレンジ旺盛の本作。 舞台を日本に設定してくれた敬意も込めて素晴らしいスパイアクションと評したい。 |
70.ショーン・コネリーが亡くなった。 何世代にも渡って世界中の映画ファンを魅了した偉大な名優を偲び、“007”が日本に降り立った今作を初鑑賞。 やはり、日本人としては特に忘れ難き“娯楽”に満ち溢れた快作だった。 もう50年以上も前の映画ではあるが、そのエンターテイメントは色褪せない。いや、50年という年月を経ているからこそ、娯楽性は幾重にも層を重ねて芳醇になっているようにも思える。 外国の娯楽映画が「日本」を舞台にした場合、その映画は大抵の場合“トンデモ映画”になる。 日本の文化や風俗に対する誤解や偏ったイメージが、現実とは程遠い「日本」を映し出す。 今作もその例にもれず、“トンデモ映画”の一つであることは間違いないだろう。 姫路城を本拠地にした忍者軍団、日本人の漁夫に扮装するショーン・コネリーなど、失笑ポイントは確かにある。 ただし、それ以上に、日本とその文化に対する憧れやリスペクト、そして「愛」をきちんと感じる映画だった。 トンデモ映画ではあるかもしれないけれど、日本人として決して見てられない描写は無かった。 それは、この映画が、日本に対するイメージをただ想像のままに映し出しているのではなく、ちゃんと日本の各地でロケーションを行い、ちゃんと日本人の俳優たちを起用していることが大きい。 現実的にはありえない数々のシーンも、本物の日本の街や自然の中で撮影されているからこそ“つくりもの”には見えないし、丹波哲郎をはじめとした日本人俳優がメインキャラクターとして演技しているからこそ映画世界の中での説得力が保たれていると思う。 若林映子と浜美枝が演じた二人のボンドガールもそれぞれ魅力的で美しいし、トヨタ2000GTのボンドカーも流麗でひたすらに格好いい。 そして、公開から50年以上も経った今となっては、映画の中で映し出される日本の情景や風俗そのものが、日本人にとっても非常にフレッシュに映り、その中で大活躍を見せるジェームズ・ボンドの活劇には、殊更に高揚感が高まる。 コロナ禍の影響で延期を余儀なくされているが、ダニエル・クレイグ版の最終作となる「007」最新作の公開も待ち遠しい今日このごろ。 稀代の英国人俳優の逝去はとても悲しいけれど、その他未見の「007」シリーズ作品や、「アンタッチャブル」や「ザ・ロック」など彼が残した足跡も改めて鑑賞し直したいと思う。 ジェームズ・ボンドがそうであるように、ショーン・コネリーも映画世界の中で何度でも僕たちの前に甦る。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-11-02 11:40:51) (良:2票) |
69.私にとっては世界七不思議の一つですが、007とスターウォーズがなぜこれほどまで人気が高いのか全く理解ができていません。当時この品質で喜んでいた観客側にも問題がありますが、完全に間違った日本の描写とドリフコント以下の演技の数々。これが世界的に有名なジェームズボンドの映画だとはにわかに信じられない感じです。(大里本部がそのまんまニューオータニとかも笑いどころ) ただし、日本勢はかなり頑張っていて丹波哲郎、若林映子、浜美枝は演技も見栄えも非常に素晴らしい。何十年ぶりにTVで再鑑賞しましたが、やはり日本人としては見ておくべき映画の一つだと再認識しました。このレベルの映画を再鑑賞すると、1990年代以降に映画やドラマの質が急激に良くなったことはファンにとっては本当に喜ばしいことだと再確認できます。コンピューター技術向上バンザイといった感じです。かなり笑える作品としてそれなりに評価できる映画です。 【アラジン2014】さん [地上波(吹替)] 6点(2020-07-30 18:22:26) (良:1票) |
★68.《ネタバレ》 シリーズ第5弾。テーマ舞台は我らがニッポン。太ったションコネに連れ添うボンドガールは和風美人の若林映子と浜美枝。神戸港に姫路城、日本描写が雑。最終盤に宇宙空間へ飛び出そうとする。物語に中身が無いんだけど、天下の007サマが日本にやってきたということで一見の価値アリ。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-07-20 00:31:55) |
|
【おさむ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2019-05-20 09:56:39) |
66.《ネタバレ》 変な日本描写のオンパレード。そこが逆に笑えて面白い。ストーリー展開は普通。丹波さんの怪演でプラス1点。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-11 23:18:47) |
65.途中で見るのやめようと思うくらい、つまんなかった。 これで007シリーズは卒業しようと思う。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-12-06 19:25:41) |
64.《ネタバレ》 さあ出ました、コネリー・ボンドで最大の問題作(?)でございます。本作はイアン・フレミングが書いた最後の007なんだそうですが、映画化は彼の死後でストーリーは全くと言っていいほど改変されているそうです。 まあ正直いって日本の描写は笑うしか対処のしようがありません。その中でも自分としては最高にウケたのは、丹波哲郎のタイガー田中ですね。なんと都内での移動には決して地上を歩かず、地下鉄丸の内線にしか見えない車輌で地下を高速移動する、しかも車内は豪華ラウンジの様な特別仕様ですからねえ。そして日本と言えばこれ、忍者の登場は欠かせません。タイガー田中率いる特殊部隊は忍者だった!彼らが犠牲を顧みず秘密基地に殴り込みをかけるところは、なかなか勇壮です。典型的な忍者のカッコウじゃないのには少しはスタッフの良識を感じますけど、忍者訓練所が姫路城という設定で撮影中に石垣に傷をつけたって聞かされると、ふざけんなよ!と義憤を感じてしまいます。世界的な映画の撮影と言われて使用許可を与えるなんて、まだ戦後20年足らずの日本は欧米には卑屈だったんですね。 日本描写についつい目が奪われるのでかすんじゃっていますが、脚本もなかなかのもんです。相変わらずスペクターは何をしたいのか良く判らず、ボンド襲う危機(まあどれも簡単に切り抜けちゃうんですけど)とストーリーが上手く融合していないんじゃないでしょうか。と言うか、本作ではボンドは単なる偶然で死を免れてばかりで、三回はそんなシーンが確認できましたよ。さすがのショーン・コネリーも、降板したくなっちゃったのは無理からぬことでしょう。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-09-02 23:54:16) |
63.ボンドの日本上陸。今までの作品は、舞台がいくつかの国にわかれたものですが、今 回は、ほぼ、日本に腰を据えて展開していきます。まぁ、お金かけているだけあって 見応えあります。(日本では、「007は二度値切る」とか、「007は二度と来るな 」とか、ロケの評判あまり良くなかったみたいですが・・・)しかし、ロケと、基地 にお金掛けすぎたのか、最後の溶岩ドロドロシーンは、手を抜きすぎというか不自然 極まりない。円谷監督に任すことはできなかったのか。あれで、マイナス2点。 【代書屋】さん [DVD(字幕)] 6点(2017-03-20 15:54:41) |
62.本作の後、ショーン・コネリーはボンド役をいったん降りているので、「あーやっぱり、この珍品、主演として相当ツラかったのかなあ」と以前は気になってたのですが、最近は、「きっとボンド役を極めたからこその降板だったんだろう」という風に無理やり解釈させていただいております。 それにしても夢のある作品。これだけのバカバカしい内容を、いかにも豪華そうに描いて見せる。エキストラを大量に動員したと思しき大相撲シーン。自動車を電磁石で釣り上げたヘリが飛ぶ、その背景には東京タワー(こんなシーン、もう撮れないでしょう)。オートジャイロとヘリ軍団のドッグファイト。無駄に大規模な敵の基地へ突入する忍者軍団。 あ、脚本、ロアルド・ダールだったのか。東洋の謎の国ニッポンは、夢のチョコレート工場みたいなもんですかね。 という訳で、世界で忘れられることがあっても、日本人は語り継いでいくべき作品でしょう。それが、こんな映画のロケを許可してしまった日本人としての責務かと(笑)。そういや昔、探偵ナイトスクープで、ロケ地を探しにいくってのがありましたが。 【鱗歌】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2016-08-21 11:16:53) (良:1票) |
61.丹波哲郎にもてなされた時に出てきたピンクコンパニオンたち、全員日本人やないやんけ! 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-12-18 21:51:57) |
60.《ネタバレ》 いいなあ、この映画。番外編のような感じですが、「ゴジラ」「ウルトラマン」のようなワクワク感が満ちています。子供のころに戻れるような感じです。なんと言ってもあの実物大のセットはすごいです。雰囲気は「サンダーバード」のようですが、デザインがなんともモダンでシャープです。また最後の団体戦の銃撃戦がさらに子供心をくすぐります。ブロフェルドも貫禄があります。 【金田一耕助】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 16:50:13) |
59.《ネタバレ》 久しぶりに再視聴。これはスパイ映画ではなくコメディーですね。ほかのシリーズもその国の人が見るとおかしいことが満載な映画なのだろうか? 猫背のショーンコネリーに笑いが止まらなかった。 【pokobun】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-08-14 22:33:40) |
58.Every time I was asked about opinions on this title, I felt like that I am a Japanese who is not patriotic enough. Finally I checked it out on a big screen thanks to MoMA's effort, and have opinions on this. This is a sort of masculine fairy tale, like other Connery titles as they are in similar ways. Being surprised, giving applause, and then smiling or laughing out loud. That's all. Japan in 60's was perfect place to shoot such a tale because they had everything, from industrious brand new subway system to traditional medieval castle. With a hint of practical nonsense, like ninja sequences, the tale can be concluded beautifully. Originally I was astonished by Tetsuro Tanba's clear British English but that reputation has been brown away once I leaned that it was dubbed one due to his "hard to hear" accent. On the other hand, I would like to give hands to the only "real" English speaker, Akiko Wakabayashi, and I am going to check her other, not many, appearances. Now I can laugh at "unidentified object" portion of Austin Powers really out loud! : ) 【kei】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2014-04-30 14:06:34) |