ラストスタンドのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ラストスタンド

[ラストスタンド]
THE LAST STAND
2013年上映時間:107分
平均点:6.21 / 10(Review 39人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-04-27)
アクションサスペンス犯罪もの
新規登録(2013-03-20)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2014-11-03)【イニシャルK】さん
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監督キム・ジウン
キャストアーノルド・シュワルツェネッガー(男優)
フォレスト・ウィテカー(男優)
ジョニー・ノックスヴィル(男優)
エドゥアルド・ノリエガ(男優)
ピーター・ストーメア(男優)
ルイス・ガスマン(男優)
ソニー・ランダム(男優)
ハリー・ディーン・スタントン(男優)
ジェネシス・ロドリゲス(女優)
ロドリゴ・サントロ(男優)
玄田哲章(日本語吹き替え版)
立木文彦(日本語吹き替え版)
西凜太朗(日本語吹き替え版)
咲野俊介(日本語吹き替え版)
林真里花(日本語吹き替え版)
宝亀克寿(日本語吹き替え版)
桐本琢也(日本語吹き替え版)
大塚芳忠(日本語吹き替え版)
浪川大輔(日本語吹き替え版)
東條加那子(日本語吹き替え版)
脚本ジョージ・ノルフィ(脚本監修)
撮影ジャック・ヘイトキン(第二班撮影監督)
製作総指揮ガイ・リーデル
マイケル・パセオネック
配給松竹
ポニーキャニオン
美術フランコ=ジャコモ・カルボーネ(プロダクション・デザイン)
編集スティーヴン・ケンパー
録音ゲイリー・A・ヘッカー
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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19.《ネタバレ》 お帰りなさいシュワたん♪ かなり久しぶり(10年ですか?長いな~)の復帰第1作ということである意味期待有ある意味期待薄?という状況で鑑賞。うわーやっぱ歳とっちゃったね~、肌につやないかな~アクションシーンではカラダ重そうだな~、、、とやっぱり思ってしまいましたね。肝心の映画の本筋も多少(かなり?)厳しい点があったかと思われるが、おおむね良好で合格点(上から目線wスミマセン)。やっぱり最後のいいところはうまく持って行ったし、笑い的なところもありで良かったですよ。なんだかんだいってシュワたん世代なもんで、今後のご活躍を期待してオリマス
Kanameさん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-07 23:08:37)
18.《ネタバレ》 最高でした。
シュワの久し振りの傑作。
FBIが間抜けすぎるので、フォレストウィテカーではなく、もっと憎めない可愛い俳優がやれば良かったのでは。
ラストにシュワが逮捕したあとのこの一言があれば、+1点だったのに。
「この町を選んで失敗だったな」
kosukeさん [映画館(字幕)] 8点(2014-01-05 19:06:54)
17.面白くて、シュワちゃん待望の復活、都合良い展開も魅力の1つだと今までの名作で割り切って楽しめました。

無理がある展開も多くて、普通ならおじいちゃんの年齢なんだけどそれで渋みがあったけど、殴り合いは無茶でしょう~。FBIの役立たずぶりもすごかったし突っ込みどころは多いです
ラスウェルさん [DVD(字幕)] 7点(2013-12-31 00:29:43)
16.《ネタバレ》 不満点は山ほどあります。B級映画のお約束通りプロの殺し屋にしては余りに杜撰な行動、ラスボスのインパクトの弱さ、生きようが死のうがどうでもよくなってしまう程の魅力的でないキャラクター達、時速300km超を叩き出す化け物自動車に田舎市長の車で追いついてしまう、……等々例を挙げるとキリがありません。
但しシュワちゃんのアイドル映画としてはかなり高水準な映画なのではないでしょうか。昔から出来不出来関わらず彼のアクション映画をテレビで観ていた身としては、オープニングタイトルの後に彼が主役として姿を見せた画だけで、つい嬉しくなってしまう。なんだかんだでラストバトルは殴り合いという展開にも「それそれ!待ってました!」と言いたくなる。しかも絶妙にアクションのキレが無くなってしまっている様が可愛かったです(とても見れないレベルではない)。
ただやっぱり映画としては凡庸、もしくはそれ以下の代物であることは間違いないと思いますし、韓国映画界でも数々のヒットメーカーであるキム・ジウンもハリウッドに行くとこういう出来の映画に成り下がってしまうのかと、ハリウッドの怖さを感じました。因みにキム・ジウンは『グッド・バッド・ウィアード』『悪魔を見た』等の監督で、本来はアクション、残酷シーンの演出が大変素晴らしい方です。
民朗さん [DVD(吹替)] 5点(2013-12-22 06:15:40)
15.《ネタバレ》 およそ10年ぶりのシュワちゃん主演映画。彼の映画を見て育ってきたのて、率直に懐かしさがこみ上げてみました。それと同時に、「やっぱり老けたなぁ~」って。ご老体ですから、動きももの凄くノロノロしてるし、ちょっと動きのあるところはスタントマンだっていうのも丸わかりだし。最後の肉弾戦なんておじいちゃんいじめに見えて「もうやめて~!」って言いそうになっちゃったし。アクション全体が、意識的にそうしてるのか全体的にレトロな感じですね。スーパーカーで国境を越えようとするってのもアホみたいな犯人なんですけど、たぶん本作はそういうアホさ加減もコミで楽しんでくれってことなんでしょう。それぞれのキャラも良いし、笑いはちゃんと取れてます。アクション映画としては月並みですが、まぁそれなりに楽しめはしたので6点。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-11-29 22:57:11)(良:1票)
14.おかえりなさい。シュワルツェネッガー。
と、エンドロールを待たずして言いたくなった。

脱走した麻薬王が、最速のコルベットに乗り込み、メキシコ国境突破を図る。
その極悪人を、国境最後の小さな町で保安官をしている主人公が、迎え撃つ。
あれほど用意周到な脱走計画を駆使したのに、なぜわざわざ車に乗り込み強行突破をするのか。
普通、この映画を誰しもが考える突っ込みどころだ。
しかし、この映画にそのような突っ込みは、ナンセンス以外のなにものでもない。

なぜなら、これは、アーノルド・シュワルツェネッガーの映画なのだから。

80年代から90年代にかけて、映画を観始めて、常にエンターテイメント映画の中心に「彼」が居続けた世代の映画ファンにとっては、もうその一言で、この映画を否定する余地は全く無くなるだろう。

確かに「老い」は隠せず、完全に初老の風貌の稀代アクションスターに対して、若干の寂しさは覚える。
シルベスター・スタローンやブルース・ウィリスらしのぎを削った同時代の他のスターたちに比べても、長年俳優業にブランクがあった分、アクションシーンに関わらず演技そのものにキレがないことも否定できない。

しかし、腐っても鯛とは言わないが、それでもアーノルド・シュワルツェネッガーはアーノルド・シュワルツェネッガーだった。
重火器を振り回し、体術なんて完全無視でひたすらに拳を打ち付け、悪党に立ちはだかる。
アクションシーンに説得力や格好良さなどないけれど、その姿そのものが確固たるエンターテイメントなのだ。
この復帰作を観て、そのことを久しぶりに思い出し、懐かしく、嬉しかった。

ハリウッドデビューとなった韓国人監督キム・ジウンの力量も確かなものだ。
新しい環境で決して思い通りの映画づくりが出来たわけではなかろうが、この映画が目指すべき娯楽性の方向性をしっかりと見据え、大物俳優を主演に迎えてもぶれることなく仕上げたことは、自国の映画界で培った実績の賜物であろうし、称賛に値すると思う。

アーノルド・シュワルツェネッガーの時代なんてとっくに終わった。と、多くの人が思っているだろうし、僕自身もそう思っていた。
しかし、まだまだ「彼」を観たい。そう改めさせるこの人のスター性は、やはり特別なものだと思う。
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-11-28 17:12:24)(良:1票)
13.平和なペンギン村に レッドリボン軍がやってきたような、まさにそんな感じの映画でした。
ケンジさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-11-25 21:42:57)(笑:2票)
12.《ネタバレ》 もっと全編を通してシュワちゃんに暴れて欲しかったかな。活躍シーンが少なくてちょっと残念。まぁお年だから仕方ないか。(^^;)他のキャラ達にも、もう少し魅力があると良かった。ただラストの肉弾戦は意外とグッジョブでした。どう見てもシュワちゃんの圧倒的有利にしか見えないのに、下からの三角締めって・・・。憎たらしい悪役なのに正攻法な戦い方なんですもん。しかしやはりパワーで押し返されちゃいましたけどね。裏切り者の女FBI捜査官と女保安官が、まあ似たような顔立ちなんで、もうちょっとキャスティングに気を使ってほしいな。ツッコミをあげると、超トップシークレットの極秘任務(麻薬王の護送)なのに、周辺に全く配慮がないっておかしいよ。あの屋上の巨大磁石を取り付けたクレーンを見過ごすなんてありえんでしょ、普通はね。
Dream kerokeroさん [DVD(字幕)] 4点(2013-11-10 14:40:30)
11.《ネタバレ》 シュワちゃんのファンならおもいっきり楽しめる映画だと思います。これぞアメリカ映画って感じの王道アクションで、ひたすらスケールがでかいです。まず最初の誤送中の犯人を車ごとクレーンで奪還する所でバカバカしいと感じるか、スゲーと感じるかでその後の展開にのれるかどうかがわかるでしょう。1000馬力の車に普通(?)の車で追いついたりしますが、そういった細かいこと気にしなければ楽しめます。 老いたとはいえとにかくシュワちゃんが最強すぎました。肉弾戦になった時点で勝つのは目に見えてるので安心して見てられますね。
ヴレアさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-11-08 22:09:58)
10.合理性よりもエモーションを重視したアクションを得意とするという点において、キム・ジウンはジョン・ウーの流れを汲む監督だと個人的には考えているのですが、本企画はそんなキム・ジウンのハリウッドデビュー作としては妥当なものだったと思います。物語は意図して大雑把に作られており、いかにかっこよく、いかに面白くするかという点に最大の関心が払われています。登場人物は全員非現実的なのですが、作り手側がそれを面白がって作っているので、演出にきちんと余裕があるのです。適度に笑わせ、適度に興奮させる。アクションの迫力も水準以上であり、監督として必要な仕事はきちんとこなせていると思います。。。
問題はシュワ氏でした。『ターミネーター3』以来10年ぶりの主演作ではあるものの、『エクスペンダブルズ』シリーズで観客に対する顔見世が終わっているため、レア感は失せてしまっています。さらには、不遇の時期にも細々と俳優業を続けてきたスタローンとは違い、シュワ氏は別業種で時間を費やし過ぎたために、アクションのキレも、主演俳優としてのカリスマ性もなくなっており、そもそも演技が上手くない人が、余計下手になって帰ってきただけの映画に終わっています。主演がこれでは厳しいですね。ラストの殴り合いなんて、あまりの迫力のなさに驚いてしまいました。本作を見ると、体力と威圧感を維持し続けているスタローンがいかに凄い役者であるかがよくわかります。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2013-11-06 01:09:38)(良:1票)
9.《ネタバレ》 何はともあれ、シュワちゃんおかえりなさい。
そして思いの外?面白かった。

何よりも無理せず年相応の保安官を演じているのに好感。
そう嘗ての故ジャイアント馬場さんの全盛期を過ぎたプロレスを暖かい眼差しで見ているプロレスファンの感覚に近い感じで鑑賞しました(何のこっちゃ・・・)

だから皆様も、頑張れシュワちゃん!!
と素直に応援する感じで鑑賞しませう。



ぐうたらパパさん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-28 05:26:12)(良:2票)
8.《ネタバレ》 約7ヶ月ぶり2度目観賞。大柄アクション俳優シュワちゃん10年ぶり主演復帰作。西部劇風アクション。田舎町へ軍隊を持つ麻薬・脱走犯が時速400㌔で急接近、最後の砦(ラストスタンド)となってそれをわずか5人で迎え撃ちます。血みどろの市街地戦、グロいバイオレンスシーン。随所にシニカルな笑い。オバアサンに撃たれたヤツ、マヌケすぎ。仲間を殺され保安官引退撤回、シュワちゃんの圧倒的存在感は健在でした。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2013-05-25 00:50:26)
7.これだけ老けたシュワちゃんに昔のようなアクションさせるのは見てて痛々しい。
政治家なんかやるのは今の歳(65歳)からで良かったのでは?
かといってシュワちゃんのポジション(こまけぇこたぁいいんだよ!的なキャラ)に替われる若手が
育っているかっていうとそれもない。
あ、そうそう!
「はじめ人間ギャートルズ・ザ・ムービー」のドテチン役で
一躍ハリウッドスターの仲間入りをした、ご存知フォレスト・ウィテカーも出てますよ!
幸志さん [インターネット(字幕)] 2点(2013-05-12 15:20:12)
6.《ネタバレ》 まさに「お帰りなさい、シュワちゃん」的な映画だった。エンディングまで安心して見れる映画はセガール印と一緒で何も考えずに楽しめる。なぜ敵のボスがわざわざ自分で車を運転して逃走するのか、劇中のFBIの説明ではまったく理解できないが、それはどうでもいいことなのだ。国境近くにいるシュワちゃんと対決するためにはそれしかない、それは必然なのだ!今回は大きな盛り上がりには欠けたが、歳を重ねたからこそできるヒーロー像(今回のとは別でお願いします)の再構築へ向けて、今後の展開に期待大。
リニアさん [映画館(字幕)] 6点(2013-05-04 14:04:42)(笑:1票)
5.《ネタバレ》 いろんなところが大雑把でした。たとえば、途中で死んでしまう副保安官には、生きている間にもう少し感情移入できるシーンが必要です。人質になるFBI捜査官のくだりはストーリー上まったく生きておらず、不要と思います。悪役が車で逃げることの理由づけも不足してます。最後のドンパチが始まるところは、やはり主役が口火を切るべきでしょう・・・等々。でもまあ、シュワルツェネッガー主演のアクション映画としては、そのような細かいところはどうでもよいといえばよいわけで、十分面白い作品でした。あと、人が死ぬシーンの描写がいちいち残酷で、R15になってしまっているのは良くないでしょう。この映画にそれほどリアリティーは必要ないと思うので。目指すべきは、コマンドーとかトゥルーライズのような、お気楽アクション路線だったのでは?
Northwoodさん [映画館(字幕)] 6点(2013-05-02 11:45:10)(良:1票)
4.《ネタバレ》 久しぶりのシュワルツェネッガー、年齢にふさわしい無理をしない演技で好感が持て、この老保安官役でさらに何作か観たい気がしました。もっとも田舎の町に頻繁に大事件が起こることはないので無理かも知れませんが。作品のテンポは適度なゆったりさ(緩さ)があり、わたしには許容範囲でした。CGを駆使しアップテンポで作り上げていく映画も良いのですが、たまにはこういう作品も観たいものです。ただ気になったのは、主人公がかつて麻薬組織の捜査で仲間を多数失い、激戦区から田舎に退いたという説明があるなら、若い男女の部下が敵組織の作業場所に近づいたとき、引き返すようにもっと必至になる演技が欲しかったことです。あとのことは笑って許せるんですがね。ガスマンがいい味を出していました^^
karikさん [映画館(字幕)] 8点(2013-04-30 17:39:50)(良:1票)
3.《ネタバレ》 前半部は少しテンポ悪くて、ウトウトしかけたところもあったけど、後半の戦争モード突入してからは最高としか言えん!
味方側のキャラクターが多彩で、トレマーズ的な楽しさも!※ウィテカーさんには、見せ場なし
あらん限りの武器でぶっ放しまくるわ、体もときにはぶっちぎれる豪快さが最高!スピード感、緊迫感のあるカーチェイスもレベル高いし、キメがいちいちカッコ良い。
これが、楽しく熱い俺達のシュワちゃん映画だ!!
すべからさん [映画館(字幕)] 8点(2013-04-29 13:18:58)(良:1票)
2.《ネタバレ》 まさに現代版西部劇。面白くなりそうで結局ダメだった「フラッド」と同じ轍は踏まず(笑)、しっかりとした痛快娯楽アクションになっています。
「留まりそこで暮らす者」と「通り過ぎる者」が激突し、「安定」と「刺激」が壮絶なバトルを繰り広げる対比の効いた作品です。
冒頭から前半は、ハリウッド映画にしては珍しいほど説明セリフのオンパレードで、既視感溢れる展開にちょっと不安が。せっかくのフォレスト・ウィティカーもオーバーアクト気味。
敵の一味は、ボスが「刺激」を求めるが故に、「トラック野郎シリーズ」で桃さんを手助けする仲間たちみたいに警察を事前に妨害します。なんだそりゃ。
けれど、本格的に物語が動き始めたら、「細けえことはいいんだよ!」と思える怒濤のアクションでした。主人公たちが異常事態を察知するのも、「いつもの牛乳が配達されない!事件だ!」と、平和な田舎町のちょっとした変化が切っ掛けなのもいいですね。
負傷した仲間を搬送する場面では、恐らく今まで同じ経験を幾度もしてきたであろう主人公の悟りの表情が、グッときます。
臨時保安官に任命された、銃器マニアのパッパラパー男もいい味出してる。思いっきり菊千代みたいで楽しかったです。
最近韓国系アーティストのハリウッド進出が目覚ましいですね。日本勢にも頑張って欲しいなあ。
ゆうろうさん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-29 04:22:14)(良:1票)
1.《ネタバレ》  スクリーンに登場したシュワちゃんを見て『細っ!小さっ!老けたなぁ!』と、明らかな加齢とブランクに驚愕したが、『元LA麻薬捜査官現平和な町のベテラン保安官』な役所がそう言った印象にマッチはしていた。
 話は麻薬王が護送中脱走、メキシコへ越境準備中の彼の手下を捜査中見つけてしまい、色々あって援護も無い状況でその目論みを阻止するために戦う・・・といった良くある設定。
 アクションも、マトリックスの様なド派手なCGや爆破も、ジャッキーの様な神業格闘も、ブラックホークダウンの様なリアリティも、アイアンマンの様な格好良いギミックも無く銃でドカドカで撃ち合うと言う、悪く言えば20世紀後半に良く見られた『古典アクション』・・・なのだが、例えば敵を倒す場合も『仁王立ち二丁拳銃で敵の弾は当たらずコッチの弾は当る』的ご都合無理矢理は多少無くもないが、映画としての見栄えを考慮すれば気にはならないし、基本はチームプレイや不意打ち等、そこそこ派手且つギャグ混じりでしっかり勝てた理由付けがされているので面白かった。
 他にも全体的に(特にラストの銃撃戦が)どこか西部劇を思わせる様な雰囲気作りがされており、そのおかげで上述した話やアクションも『古臭い』のではなく『昔懐かしい』と言ったイメージが持てるように工夫されており、仲間の敵討ちと正義のため立ち上がるベタなシーンもしっかり盛り上がれました。
 白熱してる銃撃戦も含め所々入るギャグも全部ツボ、特に鉄の兜と盾装備してマグナム撃ちまくってた兄ちゃん最高。
 グロ表現も多少あるが、ランボー4やドライブに比べればそこまで酷くない。
 難点としては、麻薬王と言う凄い肩書きの奴の脱走劇なのに、FBI敵組織共に起こすアクション(追跡、妨害)や動く人間が非常にショボイ(敵味方雑魚合わせて20人いなかったと思う)。
 あと最後は夕暮時の早撃ちでも良かった気もするが、それだと西部劇っぽくなり過ぎるから格闘戦で正解だったかも。
 総評
 そう言った姿勢は悪い事ではないが、たまにある『自分の実力以上の超大作を作ろうと無理した結果空回り終わった』作品のような虚無感はなく、技術や肉体の衰えを自覚し、そんな自分が主演でも面白いと感じてもらえる作品を作ろうと言うスタッフ、キャストの謙虚さと、『衰え=古風=魅力』と感じてもらえるよう演出し、見事成功している古き良きアクション映画でした。
ムランさん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-28 00:42:46)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 39人
平均点数 6.21点
000.00%
100.00%
212.56%
312.56%
425.13%
537.69%
61538.46%
71230.77%
8512.82%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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