25.《ネタバレ》 事前に何度も「Let it go」をYou Tubeで聞きまくっていたせいか、思ったよりは感動しませんでした。脚本が荒いと言うか、詰めが甘いと言うか・・。アナとエルサの姉妹の仲の良さも冒頭だけでさらっと流したと思うし(ドアノックはもっと何度も描写されていれば後半の氷の扉ノックを躊躇う姿も活きたと思う)、クリストフとスヴェンが姉妹の秘密を目撃していた事がまったく後半に活かされず(もったいない!!)、オラフの存在でアナが昔を思い出すんだろうかと思ったけどあっさり終了(彼の存在意義って・・)。立派な氷のお城を作った所で、「エルサはこれから食べ物含めどうやって一人で生きて行くつもりなんだろ?」って思っていた所であっと言う間に問題は解決(これって、1日とか1日半で解決した出来事・・?)と言うのが印象。そもそも、なんでエルサはあの魔法を使えるのかな(生まれつきってあっさり言われても・・)。トロール、お前らも何か話に噛んで来いよ・・とすら思ってしまった。エルサの葛藤もイマイチ伝わってこないし、キャラクターとしての魅力も特に感じられなかったのが非常に残念。もっと姉妹仲を前に出しても良かったと思う。とは言え歌と映像、雰囲気で言うと優しく美しい映画だったと思うので、「子供と一緒に見たい映画」という感想です。 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-04-07 12:03:08) (良:1票) |
★24.《ネタバレ》 氷の女王エルサと妹アナ。2人の姉妹愛が氷を解かす、ディズニー・ミュージカルアニメ。氷の女王が「Let It Go」を歌いながら氷の城を築くシーン、これが今作の全て。意外なワルモノ王子はただの姑息ヤロー。 【獅子-平常心】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-04-06 22:03:45) |
23.私もCMで感化された一人です。初めてアニメを映画館で観ました。しかも、普段は絶対字幕派なのに松たか子の歌声に惹かれて、吹き替えで!だいたい、こうやって期待感MAXで見に行くと、期待値以下で終わる事の方が多いけれど、今回は、本当に良かった!何よりも吹き替えがばっちり!何の違和感もなし。映画館に入って、子供が多く「しまった、字幕にすれば良かった。煩くてかなわん。」と思っていたけど、上映が始まってすぐ静かになった。あと、何よりびっくりしたのは、神田さやかの吹替え。歌声はもちろん、台詞にもばっちり感情移入されていて、本当に驚いた。内容についても文句なし。いや、こんな吹き替えなら今後もみたいな、流石ディズニー!!見直しました。 【はりねずみ】さん [映画館(吹替)] 10点(2014-04-05 21:26:14) (良:1票) |
22.特筆すべき点が見つからない、いたってノーマルなディズニー映画。逆に、ケチをつけずにいられないような部分もあまり見当たらない感じの映画でした。本編と関係ありませんが、前のアニメがちょっと長過ぎ。 【マー君】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-04-04 00:15:30) |
21.吹き替えでしかみられませんでした。帰って英語版のサントラと比べたところやっぱり迫力が全然ちがって(と、いっても神田女史と瀧氏が自然でよかった)、もう一度字幕でみようか迷っています。絵が本当にきれいで、ため息がでます!オラフだけのショートフィルムができそうですね。 【HRM36】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-03-31 16:17:48) |
20.《ネタバレ》 Let it Goは「解放」を意味します。唐突ですが性同一性障害であることを隠す人々。障害と言われるがそれは本当に悪いことなのだろうか?エルサの魔力は悪いのか?世間は彼らを許さない。しかし悪いわけがない。それは生まれ持っての性質なのだ。だったら明かしてしまおう!カミングアウトしよう!この曲を聴くことにより、世間の声に縛られたマイノリティたちは解放され、しがらみから解放されるのです。カミングアウトした彼女の「生き方」に、私は激しく共感できる。私も同じ気持ちだ。それがこの映画と曲が愛される最大の理由だと思います。Let it Go・・乱暴に翻訳すると、「世間の声なんて気にしない。私は私は肯定することにした!」です。もう周りの目を気にするのはやめよう、自分の好きなことをやろう、自分の本当の姿を隠すのはやめよう、隠すことをやめ、真の自分の姿をさらけ出したエルサの生きざまと、Let it Goにスタンディングオベーションは必死です。中世の世界観も良い。そしてもう1人のヒロインの妹─。雪のお城のドアをノックするのをためらう彼女は、子供時代から姉の部屋をノックして拒絶され、トラウマになっていた。妹のカラダを傷つけたくない幸薄女王は、妹のココロを傷つけてきたことに気が付かない。ダメだ・・もうこの時点で号泣だった。愛しているという妹の叫びと、愛さないでほしいと叫ぶ姉・・・。「わたしは孤独。しかし自由よ」と嘘ぶく幸薄女王。彼女がだんだんダークサイドに堕ちていく展開に年甲斐もなくハラハラドキドキした。そしてラストシーン・・。泣いた。妹はキスをすれば命が助かるというありきたりな設定。しかし目の前には殺されかけた幸薄女王が!自分の命か、それとも姉の命かという究極の二者選択。妹はなんの躊躇もなく姉を助けて凍死。姉に対する無償の愛だった。愛されてはいけないと思い込んで生きてきた幸薄女王が、ようやく愛を受け入れた時、氷は解けた。鼻水が出るほど泣ける。字幕で観るか、吹き替えで観るか悩んでいるならば、今回は字幕で観てください。 【花守湖】さん [映画館(字幕)] 10点(2014-03-29 08:50:23) (良:1票)(笑:1票) |
19.ディズニーに限界や不可能無しか。指先から髪先までが生き生きとしてそれでいて自然で、細かな動きはいちいち魅力的で、その繊細な動きを捕らえるのはダイナミックなカメラワークだ。技術の成熟に恐怖すら覚える。ストーリーに少々の矛盾を感じる事もあったが、そもそもミュージカルだし、不自然だらけであるのだから多少の事は目をつぶろう。吹き替え版だったが、評判通りとても良かった。翻訳から声優選びまでディズニーは妥協しない。褒めすぎかもしれないが、そのくらい価値ある作品。 【ちゃか】さん [映画館(吹替)] 8点(2014-03-25 08:41:10) |
18.《ネタバレ》 ■ストーリーとテーマ・・・劇中でさんざん出てくる「扉」。キャラの台詞や歌の中でも数多く登場し、映像的にも城の扉であったりアナとエルサを隔てる部屋の扉であったりと再三登場する。この扉は当然エルサの「心の扉」を象徴しており、自分の魔法がアナや他の人を傷つけることを恐れ、孤独に生きることを選択した結果、アレンデールが冬に閉ざされる、というくだりは「他人を傷つけることを恐れて心の扉を閉ざしたままだと、取り返しのつかないことになっちゃうよ」という教育的?なメッセージを含む。で、実際王国が冬に閉ざされるという取り返しのつかないことになっちゃったわけだけど、どうやったらこの状況を打開できるのかというと、「心の扉を開き他人と触れあい、他人を慈しむこと」が必要。作中の言い方をすれば「自分を犠牲にしてでも他人を思うこと、つまり真実の愛を知ること」となる。この場合、重要なのは自分と他人との関係なのだから、別に異性との恋愛が必要というわけではないんですね。 味方側がピンチ→愛によって全てが解決!とだけ見るととんでもなくベタですが、本作の場合唐突に愛が出てきたわけではなく最初から全て一貫した流れになっていて、またそのテーマを上手く映像や音楽で表現している点、見事だったと思います。 ■映像・・・最近は昔の作品ばっかり観ていたので、現代の映像技術の高さに衝撃を受けました。氷をモチーフにしているのが見事にハマっていて、氷の城をはじめ水や氷、雪の結晶の美しさにはただただ感動の一言です。 ■音楽・・・さすがディズニー映画だけあって大量に劇中歌が流れますが、やっぱり「let it go」が一番好きです。「let it go~♪」の歌詞に合わせてエルサが魔法を使うシーンは鳥肌ものです。 【53羽の孔雀】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-03-23 20:36:11) |
17.《ネタバレ》 本日劇場にて鑑賞。前作ラプンツェルに続いて最後の最後で納得いかずの9点から減点の8点。エルサが「真実の愛」に気付いてからの、壮大に広げた風呂敷の畳み掛けが早過ぎて気持ちがついていけず・・・街の人も女王に急に馴染んでるし。しかしそこまでは素晴らしいディズニーぶりでした!アナという子は羨ましい性格の持ち主であまり共感が持てずにいましたが、なんせクリストフが久々の個人的ヒットディズニー男子だったので甘点。ストーリーもディズニー風味によく仕上がっていて、30分×12回放送のアニメくらいのスパンがあってもいいと思えた作品。総集編でも観てるかの様な、なんか端折られてる様で勿体なく感じました。個人的には最後にエルサにも恋の兆しが少しだけでも見えたらもっと嬉しかったかも。今回は姪っ子と観たので吹替でしたが、松たか子さんや神田さやかさんの歌声に感動!英語版の主題歌と共に早速ダウンロードしちゃいましたわ。 【movie海馬】さん [映画館(吹替)] 8点(2014-03-23 19:42:37) |
16.《ネタバレ》 いや~~~良かったです。ディズニー映画じゃ久々、良かったかも!いつもありがちな王子様とお姫様でしゃんしゃんって感じじゃなく良い意味で裏切ってくれました。そっちに来たか~~って感じ。そして自身が姉妹もちの人はとてもグッと来てしまう内容じゃないかと思います。私は始まってものの5分くらいで涙腺崩壊しました。鍵穴に向かって声をかけてるアナの姿にボロボロです。その後も泣けるシーン連発でタオルが離せませんでした。今回は劇場の都合で吹き替えでしたが(吹き替えしかやってなかった)次は絶対に字幕で観ようと思います。でも松さんも神田さんもすっごく良かった。歌がとても上手だったし、演技もまったく違和感なかったです。後二三回観ても良いなって思っています。 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(吹替)] 8点(2014-03-23 03:06:57) (良:1票) |
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15.《ネタバレ》 見惚れて聞き惚れてるだけでもあっという間に終わっちゃう うっとりムービー。やはりミュージカルをやらせたら、ディズニーは天下一品! ただ、コメディ要素が強めなので、シリアスな場面が軽くなっちゃうところが残念といえば残念。とは言え抜群の演出力で、城が完成するシーンはうおぉーっと目を奪われた。 お姉さんが最強な上、悪人でない時点であまり酷いことにはならないというのが予想できてしまう分、絶望感をもっと煽って欲しかった。小悪党なんかじゃなくて、もっと明らかな『脅威』があれば違ったんだけど。 ストーリーは地味だが、結末のつけかたは今までのディズニー作品の常識とは、一味違った。また一段高みに上がったようだ。 できるだけ音響の良い映画館で是非。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-03-22 18:22:31) |
14.ラプンツェルで4点しかつけなかった自分。 この映画は、同じディズニーの同系統の映画と思われるのに、勇んで見に行った。 理由は、CMで主題歌「Let it go」を見て聴いて、大ファンになったから。 だから、当然、字幕版。 字幕のアニメを映画館で見るのは初めてだ。 映画館に入ってビックリ。大人しかいない。時代劇見に来たのかと思った。 よく考えたら、字幕版と吹替版があるなら、子供は吹替版選ぶに決まっているから、当たり前なんだけど。 しかし、かなり低年齢層向けと思われるこの映画。 それが公開2週目というのに、シネコン一の大箱が大人だけで満員になっているのは、かなりシュールな光景だった。 まあ、自分もそのうちの一人なんだけどね。 さて、肝心の中味。 期待通り、「Let it go」のシーンは最高でした。 悲愴感漂う場面だったのはちょっと意外だったけど、それでも涙タラタラ流れちゃって恥ずかしかった。 ただ逆に、「Let it go」以後は冷静になっちゃって、「背景がリアルすぎて、かえって不自然だな。新八犬伝(昔NHKでやっていた人形劇)見てるみたいだ」とか「歌のシーンでも話を進めるのは偉いな。ミュージカル特有のわざとらしさが少ない」とか「お話が説明無く進みすぎ。やっぱり低年齢向けだな」とか、いろいろ考えてしまったけど。 それでも、映画史に残る名曲シーンがあって、その後も破綻無く物語終わらせているから、充分に秀作と言えると思う。 【まかだ】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-03-22 00:15:13) |
13.このタイプの映画はあまり見たことがなかったのですが、曲の疾走感、映像の美しさとも素晴らしかったです。 【Yu】さん [映画館(吹替)] 8点(2014-03-20 12:41:10) |
12.ディズニーらしい伝統のプリンセスものです。なのですが素直に褒められないです。ストーリー、設定が粗い このシーンいるかとかこのシーンはもっと掘り下げてほしいよねっていうところがけっこうあるので入り込めないのです。ラプンツェルであんなに出来たのに。画力と細部の表現力は素晴らしいので残念でなりません。 |
11.《ネタバレ》 歴代ディズニー興行収入No.1!の宣伝文句にあおられて、大いに期待して見に行きましたが・・・最高というところまではいかず、普通のよい映画でした。主役はアナなんですが、呪われた運命の姉を持つ妹にしてはあまりに能天気すぎて、途中の冒険の場面はずっと感情移入できずで、彼女が死にかけるところからようやく盛り上がってきました。どう考えても、エルザの苦悩の方を中心に描いたほうがよい映画になった気がしますが、それだと子供向けにならないか。あまり集中できない間、ずっと私の興味を引き続けてくれたのは、ヒロイン一人王子様役二人のディズニーには珍しい三角関係をどう解決するのか、でしたが、これもいとも簡単に一人が悪役に転じてしまったのは、残念でした。 歌は良かったと思うのですが、近所の映画館は吹き替えしか上映がなく、DVDが出たら英語でもう一度観たいです。 【Northwood】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-03-18 21:37:47) |
10.《ネタバレ》 昨年末に娘を連れてアメリカ国内の映画館で鑑賞。完全なこどもの付き添い気分だったので、「こどもの間で流行っているらしい」という情報のみで事前チェックなし。久々のピクサー以外のディズニー映画を映画館で見ましたが、意外といい・・・というか、いまや超有名な「Let It Go」のシーンは映画館で初めてみて、もう号泣。歌詞も、エルサが抱えてきた苦悩からの解放を描いてて本当にすばらしい(日本語版のこのシーンをYoutubeで見て、松たか子さんの歌はすばらしいと思いましたが、あの日本語歌詞は本来の意味を全く伝えていない・・・「姉」「長女」としての苦悩の部分が伝わってこないのが残念)! 正直、この映画はこのシーンがピーク。あとは、既存のプリンセスものの図式をうまくずらした展開はなかなかだし、オラフはキュートなキャラで「Some people are worth melting for」は名台詞でしたが、脚本全体はちょっと荒っぽく、残念な展開も少なくない・・・。なんか記録的な大ヒットとあとで聞いて、そこまでの映画かどうかはちょい微妙です。あとで知りましたが、日本では予告編でLet It Goのシーンをノーカットでオンエアしていたとのこと。でもあれは、その前の流れがあるからこそ感動的なわけで、あそこだけ見ても、まあ「いい曲だね」とか「CGきれいだね」で終わってしまうのが本当に残念。事前情報ぬきで、あのシーンを映画館で見て号泣できた私は幸せ者でした。あのシーンを最高の環境で見たいという理由だけで映画館に行く、というのもアリだと思います。 【ころりさん】さん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2014-03-18 01:27:28) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 アニメーションとして魅力がとっても溢れている作品でした。天候によって様相をガラリと変える雪の造形、動き方がとても愛らしい雪だるまのオラフを始めとした魅力的なキャラクター達、普通の城は勿論のこと氷の城の細部までの描き込まれ方、本当に綺麗なアニメーションでした。 また結構今までのディズニーが作ってきたプリンセス物のアンチテーゼとして作られている作品でもあると思いました。アナは外国の王子に一目惚れしてその日に婚約までしちゃいますが、後にクリストフに「出会ったその日の内に婚約だって?大してそいつの事を知らないじゃないか」と呆れられます。まぁ実際にその通りですよね。婚約した理由として考えられるのは「境遇が似ている」「相手がハンサムだった」くらいしか思いつきませんもの。それに兎に角本作のプリンセスはアナもエルサも能動的です。暖炉で死にかけているアナは、クリストフが自分に会いに向かってきている事が分かっても、自分から彼に会おうと足を動かす。エルサも自分の境遇を呪いつつもあらゆるアクションを起こし運命を回避しようとする。とても今日的なプリンセス像だと思います。今時、男におんぶにだっこのヒロインって余り魅力的に映らないでしょうからね。 これは難点と言うか好き嫌いの問題ですが、私としてはディズニーのミュージカルと言うとアラン・メンケンのスコアをつい思い出してしまうので、本作のスコアも「Let It Go」を始めとしてとても良いと思うのですが、ちょっと曲調が今風なのは気になりました。今はそれが主流だし自分が懐古的なのも分かっているのですが。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-03-17 19:11:48) |
8.《ネタバレ》 もはや超有名なエルサの『Let it Go』ですが、確かに名曲ではあるのですが、ディズニー=アラン・メンケン世代としてはなんというかポップすぎてディズニーのおとぎ話の世界には違和感がある気がする私は考えが古いのかな。あのシーンの映像が素晴らしいだけに、メロディーラインが耳に馴染みにくくてバランスが悪いと思いました。 本編ですが、従来のディズニーの常識をいろいろ覆しています。 でも一方で、主要人物が死ななきゃ奇跡が起きないとか、ハッピーエンドへの持って行き方が強引で最後の最後で物語にのめり込めなかったりとか、その辺りがやっぱりディズニーなのであります。 エルサの「良い方向への覚醒」をきちんと描いてくれていたら感動もひとしおなのですが。中盤での彼女の苦悩がよく表現されていただけに残念です。 ディズニーだからと期待のハードルを上げるのか、下げるのか、観客によって見方はいろいろでしょう。私はもう少しだけ頑張ってほしかった。 【denny-jo】さん [映画館(吹替)] 7点(2014-03-17 08:39:40) (良:1票) |
7.《ネタバレ》 話としては非常にベタ。よくある話。 困った問題も、「愛の力」で解決とか、身を挺して愛する人を守る、その姿に涙とか、うーん、ベタだなあ。発想が古いなあ。クサイし。 登場キャラクターも主人公アナ、恋人役の男クリストフ、ちょっとした小動物(?)の雪だるまも、特にひねりもないどこかで見たようなキャラばかり。アナとクリストフにしても、最初はケンカしてたけど、冒険中に徐々に仲良くなって最後は結ばれる、ってのももうさすがにベタすぎ。 でも、まあそこそこ楽しめる映画だった。 キャラは確かにベタなんだけど、うまく作ってる。主人公にも感情移入できる。お姉さん王女の悲哀も胸に来る。雪だるまくんも愛嬌を振りまいてて可愛い。劇場では笑い声、子どもは大喜び。 話もベタなんだけど、自分は元々涙腺が弱いせいか最後はちょっとホロリと来てしまう。アナとお姉さんとの悲劇やその後の確執をうまく描いて感情移入させてるだけに、ハッピーエンドは嬉しい。 あと、話は確かにベタなんだけど、最後の「愛の力」は、男の愛情でなく、あくまでお姉さんの愛情であったのもよかった。童話のように、王子様(的な男)のキスで・・だったら、お話はぶち壊しだったろう。 映像のクオリティも高い。特に雪や氷の表現はこの映画のキモだろうが、とても綺麗。 まあ、やはり、ベタでありがちな作りはネックで、大人が見るには少々物足りないものを感じるかもしれないが、子どもと一緒に見るならおすすめ。私は大人どうしで見ましたが(笑) 【椎名みかん】さん [映画館(吹替)] 6点(2014-03-16 22:54:40) |
6.《ネタバレ》 とっても良かったわー。 両親が死んでドア越しにアナが歌う「Do you want to build a snowman?」でアタシはすでに大号泣、自分の特殊な能力をコントロールできないばっかりに大好きな妹を遠ざけなければいけないエルサのやるせなさに共感しまくりよ。 それなのにアナったら会ったばっかのハンスにうつつを抜かしてバカなコト言い出すもんだから…エルサの魔法がみんなにバレたのはすべてアンタのせいよ!!ってアタシはけっこうイラッときてたんだけど…アナはホラ、なに不自由なく幸せに育っちゃったもんだから天真爛漫すぎるのよね、きっと。 まあその後はよく頑張ってたから許すわ(←何様)。 それにしてもハンスはディズニー史上最っ低な王子様ね。 コイツに比べれば『美女と野獣』のガストンなんてカワイイもんだわ。 あーあ、アナとハンスの「Love is an open door」とってもステキだったのに、コイツの裏切りのせいでケチがついちゃったじゃないのよ! …クリストフはとっても等身大な感じでステキだったし(アレ?クリストフが歌ったのってスヴェンとのデュエット?だけ??)、王子様のキスじゃなく姉妹の愛で氷が溶けるラストも良かったし…最近のディズニーはあんまりお伽噺すぎなくてイイ感じね。 雪の映像もとーってもキレイだったし、話題の日本語版も気になるし、DVDが出たらゼヒまた見たいわ。 あ、「Let it go」の素晴らしさは言わずもがな、よ! 【梅桃】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-03-16 19:52:57) |