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メッセージ

[メッセージ]
Arrival
2016年カナダ上映時間:116分
平均点:6.40 / 10(Review 94人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-05-19)
ドラマSFミステリー
新規登録(2016-12-18)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-07-22)【TOSHI】さん
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監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ
キャストエイミー・アダムス(女優)ルイーズ・バンクス
ジェレミー・レナー(男優)イアン・ドネリー
フォレスト・ウィテカー(男優)ウェバー大佐
マイケル・スタールバーグ(男優)ハルペーン
ツィ・マー(男優)シャン上将
中村千絵ルイーズ・バンクス(日本語吹き替え版)
加瀬康之イアン・ドネリー(日本語吹き替え版)
立木文彦ウェバー大佐(日本語吹き替え版)
原作テッド・チャン「あなたの人生の物語」
脚本エリック・ハイセラー
音楽ヨハン・ヨハンソン
ヒドゥル・グドナドッティル(チェロの奏者)
作曲マックス・リヒター“On the Nature of Daylight”
撮影ブラッドフォード・ヤング
製作ショーン・レヴィ
アーロン・ライダー
製作総指揮エリック・ハイセラー
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
編集ジョー・ウォーカー〔編集〕
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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54.《ネタバレ》 もとのタイトルのarrivalでよかったじゃん。ラスト見終わってのarrival含めての作品でしょ。英語わからなくてもGoogleで解読できるわ。
osamuraiさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-03 03:12:09)
53.《ネタバレ》 あの宇宙人たちは未来が分かり、3000年後に自分たちの星がえらい目に遭うから、地球人に助けてもらいたいので、
今のうちに地球人に”武器”を与える。

その武器とは抽象画みたいな墨文字。

それが読解できるようになると、未来が分かるというシステムらしい。



「さぁ人類の皆さん!ぜひ我々の言語をマスターして、その力で無事3000年後まで生き延びてくださいね♪」



かくしてあの言語の解読に成功したヒロインは、未来が見えるようになりましたとさ。
めでたしめでたし・・・ってなんじゃそらああああああッ!!!!!


つまらない。
いやほんとつまらない。ツッコミどころ満載。


特にあの宇宙人のタコ。ふざけてる。なめてる。

墨出して一緒にお話ししましょとか、もうコレってギャグの領域。


ヘプタポッドだと?
7本足で、ヘプタは7を意味するからヘプタポッドっていうのは、オクトが8を意味するから8本足のタコがオクトパスっていうのっぽくて面白いでしょみたいな、タコ偏愛主義者の自己満足なムードがイライラする。


そもそも未来が分かる言語を人類が理解できるようになったら、ヘプタポッド語の参考書とかドリルが出てバンバン売れちゃうだろうし、
カルチャーセンターで”ヘプタポッド語講座”で教えたりして世界中の人々が未来が見えるようになっちゃったら、占い師は全員廃業でしょう。



宇宙人どもは未来危機に陥る自分たちを助けて欲しいから地球人に未来予知能力を与えたけれど、
人類にとっちゃぁ、よそ者の宇宙人のことより
未来予測を使って金儲けに走るだけに決まってる、っていう未来を読めないのかこの宇宙人ども。

ヒロイン以外のジェレミーとウィティカにも、きっと何か後ですごい働きするって期待してたんですけど、特に何もなく。
存在感も薄い。

それこそジェレミーは「28週後・・・」での滅私的な活躍に涙しましたし、ウィティカは「パニックルーム」みたいな、優しい黒人を演じさせたら光るしで、この二人が軍人側として登場するなら、絶対、ヒロインを守って何かやってくれるぞ、と、タコに失望した自分は彼らに望みを託して期待をしていたのですが、最後まで特に、何もなく。


全体的に静かな雰囲気ですが、静かすぎて

「あなた、何を期待していたんですか?宇宙人とのファーストコンタクトの話しだと思ってたんですか?言語読解のプロセスで魅せる映画だと思ってたんですか?これは、もっと内省的な作品なんですよ・・・フッ」

って言われたようで、イライラする。

未来を知ったヒロインが、ジェレミーと結婚してもいずれ離婚することも、子供が生まれてもいずれ病死してしまうことも分かったうえで、あえてその未来を受け入れるという姿を見せ

「ヒロインのこの選択すごいでしょ、あなたにはできる?考えてみてよ。どうなの?え?」


っていうのが、この映画が言いたかったコトなわけですが、彼女の決断すごいでしょ、なかなかできるもんじゃないでしょ、というこれみよがしな主張も、それと価値観を同じにする人たちでなければ共感できない主張。 



いや、私だったら、あえて別離ルートなど選択せず、
別のひとと結婚して、健康な子供を産んで孫まで抱きたいと思いますがね。


実際にもう生まれてきてしまった後ならば、誕生後に余命を知ってしまっても、生まれてきた以上は腕に抱く子に愛着が芽生え育っていくから、生んだことを後悔しないけれど
まだ頭の中に見える未来図の映像としてでしか見えていない子供に愛着は生まれないだろう。

実際におなかに9ヶ月宿して苦しんで産み落として、この腕に抱き触れ合ったわけではないので、特に思い入れは生まれないはずだ。

そのあたりの女の思考回路を分かっていない、でも女の思考を分かってるつもりでいる、母性を神聖視しすぎちゃってる男の原作者が勝手にイメージし、提示する”母性”は、まったくリアルではなく、妄想と虚像でしかない。


淡々としたSF映画で思い出すのは「ガタカ」で、あちらは相当お気に入りだが「メッセージ」は思わせぶりなだけで説得力もなく、トリッキーなパズル構成とスノッブなところだけがハナにつく。

ヒロインの娘の名前がハナだけにね。
フィンセントさん [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-02-21 11:47:05)(良:4票)
52.《ネタバレ》 あまり風呂敷を広げすぎずに、宇宙人とのコミニュケーションに話を絞っているのが他の映画との違いが顕著で面白かったです。まだ見終わった所で話の内容を整理出来ていないのですが、亡くなった子供の話は元々映画本編の時間軸よりも未来の話でこれから救うって話なのかな?未来予知から未来を変えていく力を与えられたみたいですが、ありえない未来の出来事(中国の電話番号をゲットなど)から未来を変えていくというのはご都合主義的でやや腑に落ちない感じ。まあ他の漫画やアニメでも同じような展開は何度も見たことありますけど笑
映画大好きっ子さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2018-02-21 11:31:22)
51.最初に観た後では見逃していたり、よくわからなかった細かい点が、2度目で色々とつながって、より理解ができた。あんなに難解そうな言語を、あんなに短期間で解読できるのか?あと宇宙人の造形とかは気にならないけど、やはり主人公の見た目がもう少し前後で違いがあると、と思ったが、ラストの展開を考えるとあまり違ってもいけなかったんだろうな。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-02-19 09:57:26)
50.《ネタバレ》 後になってみればちゃんと理由があってのことだけど“殻”出現前は省いて話を始めるテンポの良さに惹きつけられた。が、これ以降はエイリアンに英語を教え、相手が出す文字を解析。これを繰り返して意思疎通を図る…という地味なもの。緊張感はそれなりに保たれているが、人によっては眠くなるのも致し方ないなぁと思いながら観ていた。また、中国の肩を持つ訳ではないが、どんな反撃をしてくるか分からない相手に先制攻撃を仕掛けるような真似はさすがにしないだろう。こういう点もやはり違和感はある。とはいえ原作未読の自分は綺麗に騙されたので終盤に満足感はあった。そして未来を変えることもできるのに、そうしなかった彼女の決断。悲しい物語ではあるけど「生まれてこない方が良かったのか?」と問うならば、力強く「そうじゃない」と答えてくれる。これはもう「母」の映画。愛に溢れた母の。
リーム555さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-02-18 23:41:29)
49.《ネタバレ》 ママと呼んでくる女の子の幻覚を見る女性言語学者と、墨で語るタコみたいな異星人との対話劇。異星人の綴るコトバは、いつも「マル描いてチョン」にしか見えないね。対話シーンは重厚で緊迫感があり、よく表現されていた。地道な対話の末に墨で綴られるコトバが解るようになり、さらに予知能力の特典までが付いてくる。その能力で堅物な中国軍の上将を説得して世界を救い、夫もゲット。暗い雰囲気だけど意外といいお話で良作。2017年の上位に進出するかも。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 7点(2018-01-17 01:24:53)
48.《ネタバレ》 まあ、各国が全て理性的な対応をしたら映画にならないのだろうが、どう考えても、動力も理解出来ないような巨大物体で来訪してる未知のモノに対して、圧倒的な科学力を有してると判断できないような政府は無いだろう。軍も軍なら民衆も簡単に暴徒化、好戦的過ぎ。これで宇宙人が技術提供してくれるって。
タコ星人が姿を現してテンション下がり、最後の種明かしで更に下がった。
ドンパチが少なくても、今のCG技術に頼ってるだけの駄作。その技術を女優のメイクにもっとかけて欲しかった。ところどころ幻覚っぽく出て来るのは、てっきり過去に娘を失ったのかと思ってた。大学の講義のシーンから40代半ばに見えてたから。
♯34さん [ブルーレイ(吹替)] 4点(2018-01-15 05:08:35)
47.《ネタバレ》 骨太のSFドラマ。淡々としていましたが、なかなか見応えありました。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2018-01-09 19:51:45)
46.《ネタバレ》 その昔、僕は英語を逆から訳すクセがありまして、だから英文が苦手で、嫌いで。でも、もちろん外人は英語を逆から読んでるわけじゃないので、じゃー、頭から読めと言われても、なんか、できん。まー、日本語にワザワザ変換して訳していたから、しょーがないか。でも、ある日、言語と思考の違いがテーマの本を読んで、日本人は結論を最後にもってくるけど、英語は、まず結果が先にあり、それが思考に影響を与えてるってのを読んだとき、僕の中で、英文に対する印象がガラってかわって、なんかフに落ちたってゆーか、ピタってきたとゆーか、それからは英語を日本語に変換するんじゃなく、単語の意味を理解するようにして、普通に頭から、直接、理解していくようにすると、英文を読むのが、昔ほど苦痛じゃなくなったことがありまして。日本語でも、学者とか頭のいい人が、結論を先に話してるのが、最近、特に気になっていて、結論言った後に、つまりこーゆことですと後から、詳しい内容を話すやつで、でもこーゆう人って、恐らく英語とか触れる機会が多いから、こんな話し方するだろなーって、要するに頭が英語的ってゆーか、この映画を観てると、そーゆうこと、なんとなーく考えちゃう。この映画の主人公は、宇宙人の言語を時間をかけて学ぶことで、徐々に思考が宇宙人的になっちゃって、でもそれは、物理的には不可能なことができちゃうってゆうトンデモ発想なんだけど、この飛躍がSFやなーって関心したんやけど、結局のとこ、そんなことどーでもいいほど、冒頭からなんか泣けてきちゃって、いや子供を失くした設定から入るのは、今の僕にはたまらんほど泣けてくる設定で、映画が始まってスグに映画にドップリはまっちゃって、だけど、結末のあの驚きと切なさには、もうそれ以上にボロボロ泣けちゃって、こんな泣ける映画やとは思ってなかったから、泣けまして、おめでとう。今年もヨロシクです。
なにわ君さん [インターネット(字幕)] 10点(2018-01-06 00:06:26)(良:1票)
45.《ネタバレ》 めちゃくちゃに綺麗な映像と、説明台詞のほとんどない静かな展開というドゥニ・ヴィルヌーヴ節全開の作品であり、もはや環境映像と化していることからやたらと眠気を誘われました。また、チマチマと作業をする数人の科学者と、宇宙人への即時攻撃を主張し始める軍部という構図はこの手の映画ではありがちなのですが、人類との間の科学力の差が圧倒的であり、どの程度の反撃を仕掛けてくるのかの予想も立てられない宇宙人相手に最初の一撃を繰り出すなんてことを主張する軍人がいるとは思えず、この辺りでもテンションが下がってしまいました。
ただし、ラストでネタばらしをされると、なんちゅー素晴らしい映画なんだろうかと評価が反転しました。未来と過去が同居し、因果関係が失われた人物の主観が見事に表現されているし、冒頭から挿入されてきた主人公のドラマの断片がここで見事に整合することの気持ち良さも相当なものでした。また、多くを語らないヴィルヌーヴの作風が本作には欠かせなかったこともネタばらしの後で判明し、映画を最後まで見ることって大事だなと思い知らされました。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2018-01-05 20:09:17)
44.《ネタバレ》 リアリズムSFとしてとても楽しめました。
アーサークラークの「宇宙のランデブー」とか、カールセーガンの「コンタクト」に通じるような設定。
印象的なシーンは、最初に言語学者の主人公があの物体の中に乗り込むとこかな。
入り口のところで、重力に逆らい出す様子とか、中に入ると霧の中からボワーンと異星人が登場してくるところとか、
ミステリアスな雰囲気がとても出ていて良かったですね。
異星人たちも、よくあるグレイタイプみたいなのじゃなく、巨大なタコ足みたいな形相で
しかも墨のようなものを出して意思表示するという。なんか新鮮でしたね。
世界平和を訴える内容になってると思いますけど、今までの宇宙人映画って
宇宙人と戦うことで人類が一致団結するみたいな、そういうスタイルで人類の調和を描くのがほとんどだと思うけど、
本作はそれとは逆の切り口で訴えてる。それもまた新鮮で良かったと思います。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2017-12-25 23:06:30)
43.もっともっと期待してしまった。
ちょっと分かりにくかった。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 6点(2017-12-04 00:55:35)
42.《ネタバレ》 面白く興味深く見れた。異星人との接触があったとしたら、まずぶち当たるのがコミュニケーションであるのは確実なので、そこにフォーカス。どんなオチに向かうのかドキドキしながら鑑賞。自分も言語の謎解きしてた。いろいろ疑問点や細部に粗いとこもあったけど、まず置いといて、素直に見てた。ルイーズの未来への切なさもあったし、良かったんでは。シャン上将との会話の場面の息をのむ感じはクライマックスに相応しい。内心音楽がいいなあと思っていたら、賞獲ってた!というよりこの作自体有名作品だったんですね。
タッチッチさん [DVD(字幕)] 7点(2017-11-29 11:03:16)
41.《ネタバレ》 なんか地味で退屈する映画でした。絵的にもちょっと暗すぎます。言いたいことは何となく理解できるものの、明らかにおかしな点が多すぎてシラケるほうが先でした。大きな矛盾がある以上、物語の理解以前の問題だったような気がします。未来の記憶から自分自身が出版した本をカンニングする件、シャン上将の電話の件(奥さんネタ)とか、もうほとんどジョークなのかと思いました。100歩譲って未来を思い出す(フラッシュフォワード)がアリだったとしても、それを活用しよう(これから起こる結果を変えよう)と考える人が出てくることは必然で、そうなると結局はもうパラドックスしかありません。

宇宙人モノで毎度思いますが、タコみたいな生物が人間より高等技術を使っているとかありえないと思ってしまいます。触手しかなくて唸るくらいしか声帯が発達していないような生物が、いったいどうやって文字を開発し乗り物を作っているのか?全く理解に苦しみます。そもそもなぜ猿(こちら側)が文字を解読しないといけないのか?高等技術を持っている側(宇宙のタコ)がもっと簡単に意思疎通できる仕組みを提供すべきだったし、そのほうが自然です。

ヘプタポッド語が広まってもなお、未来の旦那は自分自身の未来が見えていないようなので、全員が未来が見える訳ではないようです。色んな意味でちょっとご都合主義が目に付く映画でした。ハードSFが大好きなので宇宙船内の重力やその他描写なども素敵でしたが、根本的に私には合いませんでした。
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 3点(2017-11-27 11:55:07)
40.《ネタバレ》 評判が高かったけど、少し評判倒れかな。
一つの要因は、タコ型異星人だ。スミで字を書く発想は面白いと思うが、姿かたちはもう少し工夫しようよ。
それと、言語は意思の伝達手段として優れているとは思うけど、最初のコンタクトは数学じゃない?
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 5点(2017-11-23 14:20:52)
39.「プリズナーズ」の監督ということで、かなり期待して鑑賞..う~ん、ハズレだった..ビルヌーブ監督は、コテコテのヒューマンドラマの方が、得意なのでは..って言うより、そもそも脚本がダメダメでしょ..地球外生命体ものとしては、ツッコミどころ満載..手が込んでいるわりには、さほど驚きもなく、ドラマチックさもない..異色作と言っていい雰囲気は持っているけど、中途半端な〇〇が空回り..映画として、「策士策に溺れる」って感じに..残念!!
コナンが一番さん [DVD(字幕)] 6点(2017-11-19 15:46:06)(良:1票)
38.《ネタバレ》 ツタヤでレンタルしようと思ったら、全部貸し出し中で、こうなったら意地でも観てやると違うレンタル店まで行って借りて観ました。このサイトで評価の高いみなさんもおられるので、深いストーリーなのかもしれませんが、私にはしっくり来ませんでした。まあ、はっきり言って面白くなかったです。なかなかエイリアンと意思の疎通が出来ないこととすぐに攻撃的になる人類にイライラしましたし、(私が頭が悪いだけかもしれませんが)結局彼らの来た意味が分かりません。千里眼の主人公が、将来離婚する夫との結婚や亡くなることが分かっている娘を出産する選択をするのは、今の一瞬を大事に生きたいとういことかもしれませんが、これも理解できませんでした。とにかく、エイリアンは恐ろしいほうが面白い!
ぽじっこさん [ブルーレイ(吹替)] 4点(2017-11-18 16:52:16)
37.《ネタバレ》 言語学者が異星人の言葉の翻訳に挑戦するという基本プロットが提示される序盤。久々のハードSFであることと地に足の着いた画面設計も好印象でここまでは大いに気分が高揚した。しかしその上がった気分も肝心の異星人が姿を現したところで一気にしぼんでしまう。なにあの意外性の全くない造形。肌の質感がまるで地球上の既成生物のそれだなんて。なんで時間を超越してる存在が地球上の動物みたいな声で鳴くのよ。そんでイカ型だからスミで文字を書くってえのか?有り体な生物感からどうしても抜けられない、毛唐の怪獣観の持つ弱点がモロに出ていて泣きたくなった。本当にイマジネーションが貧困なのね。あんなのに比べたらウルトラマンのブルトンだの帰りマンのプリズ魔だのの方が数百年先を行っている。日本の怪獣で比べたらドゴラかバイラスってとこでしょうかね。最後まで付き合った印象から言うと、どうも制作者にはハードSFを作っているという自覚がないようだ。なんか肝心の翻訳作業も解読の理屈は曖昧なまま進んでしまうし、後半は愛がテーマの甘ったるいファンタジーになっちゃうし。まあただの暴力とサスペンスに汚染された最近のメジャーなSF映画に比べれば大分マシとはいえますが。
皮マンさん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-11-14 12:30:02)(良:1票)
36.《ネタバレ》 個人的には大好きな内容。とにかく映像とドラマの進行が、美しくそしてスリリング。めっちゃ好きになるはずなのに、この地球の命運はUSA様とチャイナ様によって左右されまっせ、と言わんばかりの強烈なメッセージを発信しているようで、どうしてもそこが、その部分が、なんだか俗物なレベルに下げてるように思えて仕方がない。全体的な作りが良いだけに、チャイナさまさまにゲンナリです。

北朝鮮は絶対に出さないのね。どうするんだろう、もしこういう状況になったら。あの国は?
Dream kerokeroさん [DVD(字幕)] 6点(2017-11-05 09:46:38)
35.《ネタバレ》 不思議で難解で惹きつけられる映画です。なんというか映画館で一度見ただけでは理解しきれませんでした。それでももう一度観たいと思う映画とそうでない映画がありますが、この映画はもう一度観てみたいと思いました。
珈琲時間さん [映画館(字幕)] 7点(2017-10-29 10:56:35)
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【点数情報】

Review人数 94人
平均点数 6.40点
000.00%
100.00%
244.26%
333.19%
477.45%
51313.83%
62122.34%
71920.21%
81617.02%
955.32%
1066.38%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.75点 Review12人
2 ストーリー評価 6.00点 Review14人
3 鑑賞後の後味 6.92点 Review13人
4 音楽評価 7.54点 Review11人
5 感泣評価 5.23点 Review13人
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【アカデミー賞 情報】

2016年 89回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞ドゥニ・ヴィルヌーヴ候補(ノミネート) 
撮影賞ブラッドフォード・ヤング候補(ノミネート) 
音響効果賞 受賞 
音響賞 候補(ノミネート) 
美術賞 候補(ノミネート) 
脚色賞エリック・ハイセラー候補(ノミネート) 
編集賞ジョー・ウォーカー〔編集〕候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2016年 74回
主演女優賞(ドラマ部門)エイミー・アダムス候補(ノミネート) 
作曲賞ヨハン・ヨハンソン候補(ノミネート) 

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