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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声

[グラディエーターツーエイユウヲヨブコエ]
Gladiator II
2024年上映時間:148分
平均点:6.33 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2024-11-15) (公開中)
アクションドラマアドベンチャーシリーズもの歴史もの
新規登録(2024-09-16)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2024-11-21)【TOSHI】さん
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監督リドリー・スコット
キャストデンゼル・ワシントン(男優)マクリヌス
ペドロ・パスカル(男優)アカシウス
コニー・ニールセン(女優)ルッシラ
デレク・ジャコビ(男優)グラックス
ティム・マキナニー(男優)スレックス
武内駿輔ルシアス(日本語吹き替え版)
大塚明夫マクリヌス(日本語吹き替え版)
山寺宏一アカシウス(日本語吹き替え版)
沢海陽子ルッシラ(日本語吹き替え版)
宮野真守ゲタ(日本語吹き替え版)
梶裕貴カラカラ(日本語吹き替え版)
岩崎ひろし(日本語吹き替え版)
青山穣(日本語吹き替え版)
山路和弘マキシマス(アーカイブ映像)(日本語吹き替え版)
出演ラッセル・クロウマキシマス(アーカイブ映像)
原作ピーター・クレイグ(原案)
デヴィッド・スカルパ(原案)
デヴィッド・フランゾーニ(キャラクター創造)
脚本デヴィッド・スカルパ
音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
撮影ジョン・マシソン
製作デヴィッド・フランゾーニ
リドリー・スコット
ダグラス・ウィック
ルーシー・フィッシャー
製作総指揮ローリー・マクドナルド
ウォルター・F・パークス
配給東和ピクチャーズ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
美術アーサー・マックス(プロダクション・デザイン)
衣装ジャンティ・イェーツ
編集クレア・シンプソン
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1
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9.《ネタバレ》 23年越しのシリーズ第2弾。レジェンド・マキシマスのムスコによる、帝国軍に殺害された妻の復讐劇。お母ちゃんは、前作では若かったが結構なおばあさんになったお姫様。コロシアムでの剣闘シーンは迫力あった。だけども肝心のファイナルバウトは、実はワルかったデンゼルとの泥仕合。ちょっぴり拍子抜けやな。偉大なる前作には及ばねえ。もう一度観る。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2024-11-24 03:01:51)★《新規》★
8.《ネタバレ》 数年前にこれを製作すると聞いたときの感想は、「無茶な企画するなあ。駄作の爆誕まちがいなし。」でした。
しかし、それほど悪くない出来だったと思います。
確かに、あまりにもご都合主義的な話の展開だったこと、コロッセオのバトルシーンからリアリティがほとんど失われてしまったこと、軽率なお母ちゃんの行動が危機を招くプロットが二番煎じだったこと、悪役と主人公両方の考えが終盤まではっきりしないため、ラストのカタルシスがちょっと物足りないこと、などのマイナス点がありました。
しかし、ほとんど不可能と思われるこの企画をまずまずの物語に仕上げた力量には素直にプラス1点です。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 7点(2024-11-21 00:48:51)《新規》
7.《ネタバレ》 まず冒頭の前作のあらすじ動画が素晴らしい。簡潔だけれどアート的でもあって、でも前作の流れはクリアによみがえる。で、本編。対立構図が単純だった前作と比べると、政治劇の要素も濃くなり、そこでデンゼル・ワシントンが素晴らしいくせ者っぷりを発揮しています。あまり明確には語られないけれど、おそらく元奴隷でそこから権謀術数を駆使して這い上がってきた男。ただ権力が欲しいというよりは、「この世界のありよう」に対する復讐や破壊衝動みたいなもののほうを強く感じる。彼の行動の数々は、ローマ帝国を「終わらせる」ことを目的としてきたと考えると、いろいろ腑に落ちる。一方で、主人公ルシアス=ハンノは、それでもこの世界に可能性を見出したい人で、その対比が見事なラストでした。ただ、ルシアスは勝利したとはいえ、ここから帝国の「再興」はほぼ不可能でしょう。もう腐るところまで腐ってしまった指導者たち、倫理よりも刺激を求める大衆、そこでハンス・ジマーをバックに「夢」を語ったところで、どこか空しく響いてしまう。熱血歴史劇っぽいのに、ラストの寒々しい感触は、リドリー・スコット御大の真骨頂だったと思います。

ただ、前作と今作の大きな違いは、この間に『ゲーム・オブ・スローンズ』という文字通りの「ゲーム・チェンジャー」が存在してしまっていること。ドロドロ政治劇も、絡み合う復讐心も、痛そうな剣闘(これはむしろ元祖は前作だが)も、憎たらしいサイコな若い皇帝も、どうしても既視感が先に来てしまう。コロッセオでの船上戦(文字列だけだと何言ってるかわからない)とか、びっくり映像はあるけれど、2作目でありかつGOT以降ということで、新鮮な驚きは少ないままでした。あと、ハンノがルシアスであろうことは観客もみんな知ってる(公式もそう言ってる)のに、物語中ではそこは「謎」っぽく扱われて、何をどこまで誰が知っているのかがはっきりしないまま、物語が進んでいくのがなんだか居心地が悪い。だいたいルシアスがマキシマスの子であることは前作では匂わせていたけど明言してたっけとか、マキシマスは妻と実子のいる天国へみたいなラストだったのに、天国でマキシマスも複雑な心境なんじゃないかと余計なことまで考えてしまった。
ころりさんさん [映画館(字幕)] 7点(2024-11-19 18:49:08)《更新》
6.《ネタバレ》  Atmos上映で視聴。前作グラディエイターは好きだったものの(ラッセル・クロウは好きな役者さんなので)本作はビジュアル的にもパッとしないし歴史スペクタクル映画ってとても金がかかる上、前作と同レベルでも評価が下がるいばらの道で、とはいえ好きな題材ではあるのであまり……というかまったく全然期待せずに見た感じです。

 期待されてそれ以上に乗り越えてくるのはバーフ・バリくらいのものでしょうか。マッドマックス怒りのデスロードもどうか。いずれにせよエネルギーをタメにためて前作を上回る期間が要るので、なんでいまさら続編と思わなくもなかったですが、水準以上の続編を作るのに期間がかかるのもわからなくはないと思ったりなんかしていました。


 で、率直な感想としては、意外と良かったです。


 中盤のあの運命の対決辺りからギリシャ悲劇的なドロドロした展開に突入し、そこで目が覚めた感じです(そうでなくちゃ! と思った)。

 そこから先、主人公が様々なしがらみから英雄として成長していき、見た目も凛々しく見えるようになってくるのが、主人公の成長物語としてわりと違和感なく観られました(私は)。

 エンドがエンタメ的にカタルシスが足りないと言われるだろうけど、本作は悲劇物語的、史実に多少は準拠した歴史ものなので、安易に王座について終わりとかだと歴史改変になっちゃうし、今の時世、完全なフィクションではなく史実に準拠したような話が安直に悪い奴をぶっ倒してハッピーエンドというのは、現実に鑑みて全く共感しがたい所があり、あのような結末を選ぶのは、私自身がそういう話が好きなのもあって絶妙に良い感じに収まって良かったと思います。

 加えて、歴史スペクタクルものに現代的価値観の夢を語らせる話って、本当に実現しちゃったら歴史が変わっちゃうので、結局悲劇的終わりで夢絶たれるんでしょう? と個人的に冷めちゃう部分がいつもいつもあるのですが、本作はもう一歩踏み込むところまで描いてるのがちょっと革新的かなーと思い、挑戦として面白かったです。

 ただまあ物語としては面白いけど、リアルな状況を考えると、あの物語が終わった直後に周りにいた人々があの先どうするかというとどうしたらいいかわからず国全体として混迷せざるを得ないのではないか、巨悪は倒したからあとは知らないっていう終わりは主人公自身がテロリストそのものじゃないのか(笑)というのもあって、そこはメッチャ批判されるだろうなあと思います。

 あとアクション部分については、とてつもなく金がかかるのでスケールダウンするだろうなと予想してたのですが、各種趣向を凝らして盛りだくさんでかなり楽しい感じになってたので、わりと満足できました。

 それから、デンゼル・ワシントンは素晴らしい怪演で際立ってて良かったです。
 敵役の二皇帝も含めて、悪役がそれぞれ個性味あふれて良かったですかね(主役が地味目なのもあり、補って楽しまされたかなと)。

 あと、要所要所で前作のテーマ曲でもある「Now We are Free」がガシガシ鳴るのが、私のとても好きな曲なので非常に嬉しかった感じです。

 それから「R-15」と付いてる通り表現が少々グロ目なので苦手な方は注意されると良いかもしれません。

 そんなところです。
simさん [映画館(字幕)] 8点(2024-11-18 06:32:20)《新規》
5.《ネタバレ》 前評判が良かったのでちょっと期待しちゃいましたね。たしかに悪くはなかったんだけど、そこまで言うほどのものかとも。約2時間30分と長い上映時間にも関わらず飽きることなく最後まで観れたことは評価したい。そして映像は圧倒的で文句のつけようはないし、役者さんたちもみな素晴らしかった。特にデンゼル・ワシントンのひょうひょうとしたあの感じはさすがでした。ただなんていうか、クライマックスが近付くにつれて段々と尻つぼみしていく話そのものが、なんか面白みに欠けるというかスケールダウンしていくというか、とにかくもっと最後は大軍勢同士の激しい戦いで幕を下ろして欲しかったかな。ちょっと肩透かし感は否めなかったです。

そもそも前作の主人公のマキシマスと先の皇帝の長女との間にいつの間に子供なんていたんだ?前作にルシウスがマキシマスの子供だって分かるようなそんなシーンあったのか?...う~む...。それにマキシマスが前作で非道な皇帝を倒したのになんで息子を逃がさなきゃ行けないのかもちょっと説明不足。逃がさなきゃいけない経緯がよくわからなかった。なんであのまま皇帝の座につかせなかったのかも...。


次から次へと名のある人物、将軍や皇帝が殺されていっちゃうから、その時点で全体的に重みのない軽い感じになってしまっているようにも思える。で、元凶の大本であったデンゼル・ワシントンが警護もなにもなしで一人で一目散に逃げ出して行くからもうめっちゃ小者に見えちゃって、もう小者に成り下がってしまった奴を倒してもそこまで高揚感が湧き上がってこないんです。やっぱりラスボスは手強くてやっとの思いで倒してこそなんじゃないかな。まあ彼の最終目的は皇帝になることではなくローマを没落させることだったから、一人で逃げるのはわかるとしても、あそこまで綿密に事を遂行してきた慎重派がいくら予想外の出来事が起きたからって取り乱しすぎじゃないのかと。自分の味方となってくれる兵がいるのになんでわざわざリスクの高い1対1を選ぶのか?あれは完全に物語を終わらせるために選ばれた「演出」でしかなく、それが見えちゃうのがちょっと残念でした。

あとグラディエーターたちの指導員であり教育係みたいな彼。彼って別にそこまで憎たらしいわけでもなかったし、普通に任務を遂行してただけなのに、最後にあんな殺されかたされるなんてちょっとあんまりだよ~でした。

これは蛇足なんですが、劇中に「三途の川」と表現される場面があって、あれ?「三途の川」て仏教じゃないのか?なぜローマに?と思って鑑賞後に調べてみたら、「ステュクス川」という呼称で、あの世とこの世を渡っている川とされているそうです。宗教が違っても同じような思想なのが感慨深いです。

最後に総評として、何だかんだとダメ出し的なことも言ってはきたけれど、まあそれでも娯楽作品として気楽に観れるし映画ならではの迫力もあってまあまあではありました。はい。
Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 6点(2024-11-17 21:14:00)《更新》
4.《ネタバレ》 前作も実は、完全版は劇場公開版より少し長くて約3時間…という長尺だったのですが、今作も今般の公開版でほぼ2時間半…という(史劇映画としてはむしろ適切に思えるレベルの)大作にはなってます。しかし、冒頭から決して諸々のクオリティ自体は低くないものの、残り1時間位までは正直、まずは殆ど「前作と同じ話」+且つはまたあらゆる面で何もかもが「軽い」という、ごく残念な方の印象が強くって、率直に全く面白く観れては居なかったですね。前作の時代より更に深まった筈のローマの混迷の様子も、そして何より主人公の「怒り」にも、とにかく全く体重が乗っていかないのですよ。主人公のハンノ=ルシアスに関してはまた、その怒りをぶつけて殺すべきがアカシウスではないコトだって最初っから分り切ってるじゃあないですか(という意味でも再び白けてしまって)。

ただ、残り1時間を切った頃からは、その辺はむしろ「トリック」と言うべきモノだったのではないか…と思えるホドに、前作とは全く違った話になってゆくのですよね。その部分の仕掛け+運び方自体は、実は前作の冒頭=端緒からも繋がって居たと思える様な、両作を通しての普遍的なテーマ(の描き出し)にもソレが見えてくるかの様な、非常にテクニカルな好い仕事だったとは思われるのです。しかし、私自身はまた正直、ソコにも(否、ソコにこそ)あまり共感は出来なかった⇒何故なら、今作が(否応無く)史劇である以上は、またソレこそが「幻想」であるからだ(⇒我々は確かに、この後もローマの堕落は最後まで止まらなかったと知ってしまって居るからだ)としか言い様が無いのですね。今作のラストに描かれるローマの勝利というのは、それこそ彼らが劇中で都度口にするローマの(或いは人類そのものの)「見果てぬ夢」でしかなくて、私はむしろソレがそう描かれたこのクライマックスからは、ペーソスかノスタルジィか、その類のナニかしか強く感じ取れないのです(⇒重ねて、今作が「史劇」であるからは)。そしてもし、そういったモノを描くコトもが、今作の目的の一つだったとしたら、ならばそれは(勝利ではなくて)むしろ、敗北を描く方の映画ではないかな、とさえ思ってしまったのですよね。結論的には、終盤はやや史劇の手を離れて、むしろファンタジックに・地から足を離してゆく様に終わっていっちゃったな…という感覚が(再び)強いですね⇒その辺りについては、端的なストーリーそのものも、少し雑で整合性に欠けるきらいが強かったとも感じますし。

思ったのはやはり、史劇こそ・史劇にこそ、描かれるべきはむしろ唯「人=人の在り方」だ、というコトです。そして尚、ある「理念」に依って、その「人の在り方」自体の軽重をも定められると、もし考えているのだとしたら、私はそれは、人間性に対する「傲慢」ですら在るかも知れない、と思ってしまったりもするのですね。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 6点(2024-11-17 14:15:28)
3.20数年ぶりの続編という事で大した期待はしてなかったんだが、思いのほかクソ真面目に作られててちょっと引いた。。
前作もそうだったが貴種流離譚+番狂わせのバトルという流れは変わりなく
それに時代に合わせたVFXが壮大なスケール感を醸し出しててザ・映画!という雰囲気は凄く好感が持てる
ただ物語のテーマとして流れる復讐としての主人公の怒り度合は前作ほど感じられず
まぁこれは主役のポール・メスカルの表情が優し過ぎて怒りのエッセンスが薄すぎた感じかな
その分、ラッセル・クロウの怖い顔は作品に大いに貢献してたと言うべきか
デンゼル・ワシントンの存在も結局出自は何だったのかと色々調べてみても単なる奴隷上がりとしか出ず
この辺も前作の繋がりとしてプロキシモと何らかの縁の深い部分を盛れたら良かったのだが
単純な異端児扱いなのでもったいないとは思いつつも齢70にもなる名優の演技に花を添えたとも言うべきか

・・・それにしても、レビュー少なすぎなのが一番気になった
巨匠リドリー・スコットの作品でありながら、レビュー一桁台って。。。やっぱ過疎ってるんすかねココ( ;∀;)
sting★IGGYさん [映画館(字幕)] 5点(2024-11-17 12:46:14)
2.《ネタバレ》 スケール感に凝った大作であるが、うーんいまいち。後付けで盛りまくるヒーロー感。偶然過ぎる親子の再会。演説がうまいって事になっているがさほどでも。双子の皇帝がいい味出している所は良かった。
ほとはらさん [映画館(字幕)] 6点(2024-11-16 15:27:16)
1.《ネタバレ》  150分の上映時間も長くは感じませんでしたので、一定レベルに達している作品だとは思います。
 でも、CGサルとサメはちょっと興醒め。
 ローマの夢を取り戻すという大義を掲げているようで、結局、私憤?
 ローマに対するスタンスも定まっていなかったように見えてしまったのは、ちょっと端折りすぎたのでしょう。
 1作目が良かったから期待しすぎてしまったようです。
ぶん☆さん [映画館(字幕)] 6点(2024-11-15 22:54:21)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5111.11%
6555.56%
7222.22%
8111.11%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 6.33点 Review3人
4 音楽評価 7.00点 Review2人
5 感泣評価 5.00点 Review2人
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