43.《ネタバレ》 ストーリーはとてもオーソドックスな上、細部に突っ込みたい所が色々あります。ヨーロッパの感性との違いでしょうか、一人の子どもを譜面持ちにさせっ放しとか、凶悪な問題児に特に対応しないんかい、とか校長の横暴ぶりがてんで甘い、とか。紆余曲折もなしに合唱の仕上がりが県優勝レベルに上手い、とか感激してるわりに生徒の手紙を全員分拾わない、とか。モランジュったら人生を変えてくれた恩師の名前を忘れてるって、そりゃないだろうよ、とか。そもそも回想式にする意味あんのか、とか。 ところがですね、こんだけ文句を言いつつも、全編に流れるユルイ空気はなんとなく心地よくさせるのです。ジェラール・ジュニョ演じるマチュー先生、この手のお人よしで善良なキャラクターに私はめっぽう弱くて、彼の苦労が報われてほしいと願わずにいられませんでした。悪ガキらに先生の素朴な愛情が伝わるのを見るのは嬉しいものです。 それに、プロ合唱団による美麗なコーラスは耳を介しての至福そのもの。アマチュアの歌声じゃないじゃん、というプロット上の齟齬についても、まあいいじゃないかという気持ちになります。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-04-21 00:25:13) |
42.よくありがちなストーリーだけど それなりに面白い。 |
41.ストーリーは目新しくはないがまずまず。歌声も本物の合唱団が歌っているので美しい。だが合唱指導は無茶苦茶、あれで上手になれるわけがないのに、映画ではあっというまに上手くなる野が不思議。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-09-04 05:53:29) |
40.《ネタバレ》 視点がおかしいんですよね。「あの先生誰だっけかー。」と回想するシーンからこの映画は始りますが、その後はずっと先生視点。最後にちょろっと現在のシーンが入りますが、この最初と最後は果たして必要なのかどうか。もし必要とするならば、この映画は彼の語りで彼に感情移入させる形でないとおかしい。次に最初と最後をとりあえず脇に置いといて先生視点で見ると、これまたおかしい。まずモランジュが特別扱い過ぎて、他の生徒に全くと言っていいほど光が当たっていない。これは子供時代の自分がその他大勢だったからひがんでいるとかではなく、題材が合唱なのにこれではおかしいだろうという事。もうひとつは脇に置いてあった最初の最後のシーン。先生が主役ならこれらは不必要ということ。見始めてすぐ「あ、これバティニョールおじさんだ!」と期待値上がったんですが、見事に裏切られました。 【オニール大佐】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-02-16 18:21:14) |
39.監督クリストフ・バラティエは製作者ジャック・ペランの甥御さんとか。 それもあってか「シネ・パラ」のようなノスタルジー。 フランスで大ヒットしたのは個人主義なあの国ではクールな映画が多くてこういった学園人情モノはあまりなかったせい?と思える普通さで、良作ではあってもまだぎこちなくて未熟な感じもしてしまいました。 みんなのコーラスはきれいですが忘れられないってほどでもないし。ジェラール・ジュニョ演じるマチュー先生(いいセンセなんだけどね。 ××した時はかわいそうだったぁ)も「バティニョールおじさん」に較べると品行方正でおとなしめ、自分の監督作品じゃないから好き勝手はできないとは思いますけど。 ダントツ美声のモランジュが発表会の時に柱のかげでイジイジしてたのは面白かった、それと紙ひこうきは全部ひろってあげてほしい気もしたのです。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-21 00:00:06) |
38.《ネタバレ》 設定、ストーリーに真新しさはないものの、合唱の素晴らしさ、特にメインの子の歌声の綺麗さに感動できる映画でした。 音楽の力で大きく変わった一人の子どもの人生と、少しだけ影響を受けたその他の生徒たち。譜面台の子や無実の罪の子など少し釈然としない感じもある種のリアリティかなと思いました。 【なこちん】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-01-13 04:43:56) |
37.おそらくはこのくらいの時代だと体罰主義、管理主義をモットーとする教師はふつうにいただろうし、ましてや寄宿学校となればいっそうその趣向が強く現れもするだろうと思うんだけど校長一人をこうまで悪者にしちゃうってのはどうなのだろう。ま、悪者はいいとしてもだったらせっかくの悪者の管理体制下における子供たちの萎縮がいまひとつ伝わらないってのはもったいない。悪ガキの孤独で寡黙な反抗はたしかにこの異質な管理社会が生み出したもののように見えるが、新任教師のありきたりな通過儀礼でもあるクラス全員が教室でバカ騒ぎといういかにも健康的な悪ガキ集団といった描写は恐怖政治下にある学校の風景に合わない。ここでの歌を歌うという行為は自由の象徴なのだから歌に行くまではとことん閉鎖的でなきゃその自由さが伝わりにくい。あと、回想シーンのどこか中途半端な終幕はけして悪くないのだが、そこから現代のシーンでうまく締めてくれないもんだから中途半端さだけが印象に残ってしまった。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-06-14 15:26:08) (良:1票) |
36.音痴という理由で楽譜台にされてしまった彼とモンダンの行く末に少し不安が残りました。マチューのような先生は生徒に光を与えるが、他方では影も与えやすい存在。この校長は少し行き過ぎかもしれませんが、ある程度生徒と距離が離れたところにいるような人も必要。だからきっとこんな先生ばかりでもうまくはいかないんでしょうね。 でもいなくてはならない、いて欲しい先生だと思いました。 【ちゃじじ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-07 01:26:32) (良:1票) |
35.《ネタバレ》 すでに多数指摘されているとおり、少年たちが突然コーラスが上手くなりすぎ、立ち直りが早すぎです。コーラスの力で作品としての印象は良くても、人間ドラマとしては完成していません。生徒たち1人1人も、もう少し個性的に造形できなかったのかね。それをせずに先生が頑張って生徒を更生させたとかいっても、あまり説得力がありません。あと、校長もステレオタイプすぎですね。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-08-14 03:19:40) |
34.子供たちの生い立ちや、合唱隊に参加して先生への信頼感が生まれる過程などのディテールが丁寧に描かれてはいないが、トータル的には心を打つ出来映えとなっている。ただ、みなさんも投稿している通り、楽譜持ちの子や、最後に放火するワルなどに対する先生の対応がとても気になるし、ラストのニューシネマのトトが出てくるシーンは必要なのかと思いました。歌はどれも素晴らしかった。 【marsplay】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-08-14 00:28:06) |
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33.子供たちは本物の合唱団だそうです。どうりで上手だと思いました。曲もとてもきれいで、かなり好きです。ニュー・シネマ・パラダイスのトト(大人時代)を見つけました。この映画でも似たような役柄です。製作も彼ですから、もう一度あんなのがやりたかったんですかね。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 4点(2009-02-11 21:22:09) |
32.《ネタバレ》 問題児ばかりで監獄のような寄宿学校に音楽を愛するマチュー先生が赴任してくる。そして心が荒んだ子供達に歌を教えます。子供達に歌を教え始めると、いきなり子供たちは目を輝かせ熱心に練習に取り組みます。でも、こんな簡単にはいかないはずで、もう少し先生と子供達が少しずつ心を通わせ、先生との間に信頼関係が生まれ、歌の素晴らしさを知っていく過程が描かれていれば良かったかな、と思いました。ただ、子供たちの歌声は本当に美しく、それだけでも観てよかったと思いました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-12-27 01:59:15) |
31.《ネタバレ》 感動できる映画って聞いてたわりには何てことはない作品でした。不良少年がコーラスで意外な才能を発揮するとか、新任の先生が来て生徒が心を開くだとか、ドラマとかで散々見た展開なのであんまり心には響かなかったですね。ただ、少年の美しい歌声は一度聴いてみても損はしないと思いますね。昔、文化祭で残って練習したのを思い出しました。 【taka-104】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-01-20 18:18:29) |
30.予想していたストーリーとは違っていたが、良作です..先生ものとしては、どこかで観たような、設定、展開ではありますが... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-08-31 14:42:39) |
29.《ネタバレ》 ストーリーは悪くないが、話にパンチがない。合唱や子供たちが次第に先生に心を許していく様子が心地よいが、それ以外はほとんど何もない。これだけ多くの子供たちが出てくるのだから、もう少し子供の個性やエピソードを活かした作品にしてほしかった。 【超甘味王】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-07-28 12:34:33) |
28.歌はきれいだけど、ストーリーに説得力があるわけではないですね。ふつうに楽しめるけれどそれだけ。似たようなノリなら断然スクール・オブ・ロックだなぁ。 【小原一馬】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-14 01:54:26) |
27.公開時に、会社の後輩がガラにもなく「感動の作品っす!!」とか言って勧めてたんだけど、観てみりゃなんのことはない、ほとんど現実味の無い物語、コメディ一歩手前の映画。どうしようもなくガラの悪い生徒達を、合唱でラクラクと纏め上げ、一方、生徒達の方も不気味なほど歌が上手かったりする。音楽というものをナメとんか~。という気も(ホンの少し)しないではないけど、ま、面白いから、いいか。楽しい映画です、ハイ。映画の最初は画面が暗くて登場人物の表情が見えにくいのが、映画の進行とともに画面が明るくなり、表情が活き活きと伝わってくる(ような気がしたが、気のせいかもしれない。うひょひょ)。ラストも、あの、窓から子供たちの手が出ているのが、なんか素朴で、しかもちょっと意外性のある素朴さでもあって、いいなあ、と思った。 【鱗歌】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-24 22:54:08) |
★26.《ネタバレ》 途中までは非行少年たちを歌で更正させていくイイ話だなぁと思って観ていたら、 どんどん話しが違う方向に・・・・ 先生が不純な動機で子供たちを教えているようなのであのロマンス話はいらない。あの問題児も歌の才能がありそうだったし、校長先生も更正しかけたのだからまとめてハッピーエンドにしてほしかった。 ああいう展開がヨーロッパ映画なのかもしれないけど、個人的に不満だった。前半は10点満点、後半は2点で平均で6点とさせていただきます。 【こまごま】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-25 09:04:50) |
【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-12-06 23:54:09) |
24.いまいちあの教師に感情移入できない。結果良い方向に行っただけでは?まぁでも美しい映画だと思う。 【miso】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-02 21:26:21) |