14.よくわる映画。 展開がわかってしまう。医者の教材にはいいのでは。 |
13.《ネタバレ》 病気になったとき、けがをしたとき、今までと同じはずの風景が、まるで違う景色に見えてくることは確かにあります。ですがその感覚っていうのは、当事者にしかわからないもので、非常に言葉にしづらい抽象的なもののはずなんです。その感覚をこんなにリアルに感じ取ることができるなんて、すごいことだと思います。 検査や診察の結果を妻に言い出せないでいるジャック(ウィリアム・ハート)。車椅子に乗ることを拒否するジャック。不安、プライド、孤独、焦燥感。ジャックの複雑な感情の起伏が、時にはジャックの目線で、時には妻や患者仲間のジューンや同僚の目線を通して画面から絶えず発信されてくるのです。 この映画では、1シーン、1シーンが、どれも重要なメッセージを伝えてきます。ものすごく丁寧で、ものすごくリアルで、ものすごくアツくて、それでいてものすごく静かなドラマです。心揺さぶられる物語です。 そして、ラストの屋上のシーン。 ジューンから届いた一通の手紙。 それをわざわざ屋上へ行って読むジャック。 そしてその手紙の内容が・・・。 うわー。やられたー。 この手紙・・・一生忘れることのない手紙になりそうです。 今まで見たことがある中でも、ベスト3に入るラストでした。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 10点(2013-05-09 04:27:29) |
12.《ネタバレ》 この女流監督は『愛は静けさの中に』の人で、喋れなくなることに関心を持っているのか、これではウィリアム・ハートの外科医が喉頭ガンになる。自分が患者になることで正しい医者になる、って話。でもどうだろう、医者なら習慣の中ですでに納得しているようなことを、今さら新鮮に驚かれても困る。患者をいちいち人間として捉えていたんじゃやっていけないのは想像できるし、患者だって煩わしい。病気の患部という部分に解体して付き合うことで、互いにある程度気安さも感じられてたんじゃないか。それをことさら新鮮に怒ったりして、なんだこいつ、と思ってしまう。颯爽と廊下を行く医者のときの眺めと、患者になっての寝台車からの眺めの対比、なんかがある。仲の悪かった同僚に手術を頼むと、「あなたの喉を切りたかったんだ」と言うユーモアが良かった。全体、ツルッとした「いい話」で面白味に乏しい。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-09-25 09:25:33) |
11.「シカゴ・ホープ」のキャストが勢ぞろいとまではいきませんでしたが、大満足。その上個人的に大好きなエリザベス・パーキンスも出てました!健康で元気な時は自分が癌になるなんて思いませんが、誰もが明日は我が身かも?この意味を知る上ににも一人でも多くの人に見てほしい作品でした。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-26 22:58:10) |
10.こういう体験をすべての医者ができればいいと思います。医者に限ったことじゃないかもしれないですが…。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-08-23 19:04:22) |
★9.《ネタバレ》 いたって普通の反応を見せているだけだし、だらだらしすぎ。 てっきり途上で夫婦の話に展開させるのかと思いきや、そちらの問題はほったらかし。にもかかわらず何となく解決させちゃうし。 それにあのおっさんの術後の態度や行動を見ると本質的なことには何も気付けていないとしか思えない。 何とも浅はかなドラマ。
個人的には死んじゃう女性は少女の方が適任だと思う。 あんなおばさんがあんな青臭いことを言うのにはどうにも違和感がある。 【カラバ侯爵】さん [地上波(吹替)] 0点(2007-10-11 16:25:02) |
8.なかなかの作品だと思いますが、お話がきれいすぎて「まあ、こんなとこだよね」という印象を持ってしまいます。それと、奥さんのメンタリティーや関係が、感情移入しにくい。◆シカゴ・ホープのアダム・アーキンが耳鼻咽喉科医で登場し、愚直で誠実な医師を演じているのが、少し笑えました。◆日本ではMRIの台数がやたら多いと問題視されますが、ジューンのように手遅れになるよりは良いのですかね?だけど、早期発見したからって、助からない感じですけど。 【みんな嫌い】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2004-03-19 15:13:24) |
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7.レビュー数少ないし、しかも見た方達は結構よい感触みたいなので付けづらいけど、12年程前見た時の自分に従ってこの点数です。映画の途中で席を立ちたくなった程退屈だったのはこの映画だけかもしれません。余りにもスローな展開と、だから?と言いたいような転身ぶりが私には合わなかったのだと思います。もう一度見てみたいと思えないのでやはりこの点数で…。 【あかりん☆】さん 0点(2004-01-19 03:24:16) |
6.エリザベス・パーキンスが末期がんに侵された患者役を体当たり演技していたのが印象的でした。なかなか見終わってしみじみくるものがありました。 【fujico】さん 8点(2003-10-09 12:33:12) |
5.1年前に観たけどまた観てみたいと思える作品。ウィリアム・ハートはハマリ役だったと思う。 【まるこ】さん 8点(2003-04-16 02:34:48) |
4.私にとっては絶対にはずせない名作なんですが、レビュー少ないですね。残念。 医療過誤やドクター・ハラスメントがホットな話題である今、医師の人間性やモラルに関心の高い人は多いでしょうから、そういう人にはぜひ見ていただきたいです。 米国の大病院の雰囲気、手術や診察の様子、さまざまな医師たちといった、ディテールも興味をそそります。 オーソドックスな美人女優、エリザベス・パーキンスがすごく印象的な役で出てきますが、主人公と安易に恋愛なんかに陥らないところが、大人のテイスト。 ウィリアム・ハートはひいきにしてる俳優の一人ですが、中でもこれはベスト2くらいに気に入ってます。 ラストの少し手前、屋上のシーンが私は好き。 鮮やかに迎えるラストは意外とさわやかです。 関係がよくなかった夫婦が、夫の病気を通じて変わっていく様子にも、ぐっときました。 社会派映画なのかそうでないのかというあたり、軸足がブレているように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、医師を等身大の人間として描いている点に好感が持てます。 【おばちゃん】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2003-03-21 05:11:03) (良:2票) |
3. 冒頭の頭蓋骨切開シーンで「It's show time.」とか言っている鼻持ちならない医者が、バカ正直で要領の悪い同僚を侮蔑していたのが、いざ自分がガンを患うや「他の奴らは信用できない。」と、その同僚に執刀を頼む展開は…よーく考えてみたら山崎豊子の「白い巨塔」そのものジャン!!まぁ、ウィリアム・ハート扮する主人公は財前ほどイヤらしくはないし、同僚も里見助教授ほどのインパクトはないけどね。女性患者との交流とかも絡むのでパクリかどうかは迷うところ。 【へちょちょ】さん 6点(2003-03-06 18:16:13) |
2.なんとなく黒沢明の「生きる」を思い出した。久しぶりに観てみようかな、かなり重たいけど・・・。 【眼力王】さん 5点(2002-04-02 00:13:27) |
1.別に医者の世界の内幕を描いたわけではないが、自らもガンの患者になってしまったかつては傲慢だった医者が一人の女性患者との交流を描きます。何だかいろいろ考えさせられる作品でした。 【チャーリー】さん 9点(2001-03-09 17:38:32) |