111.自宅で普通のテレビで、DVDで鑑賞しましたが、とてもよかったです。 内容はまさに青春真っ盛りという感じでした。自分はつい最近高校を卒業しましたがこのような”青春”は味わえませんでした。いろいろ細かく見ると突っ込みたいところはあるとは思うけど、鑑賞後、一昔前のジブリ映画を見た後の爽快感がやってきたような気がしました。そのおかげであまり気になりませんでした。 【田舎人】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-07-30 23:16:17) |
110.私が同年齢なのかもしれませんが、お世辞抜きで感動しました。私は中高一貫男子校なので青春は皆無です。ですが。やはり青春はいいですよね。うらやましい。ひとまず、 主人公はちょっと天然な女子高生。普通の家族。ちょっと田舎である風景。これがいい。そして、記憶や時間の大切さも教えてもらいました。そしてなにより親友の大切さ。主人公には親友がいます。言葉には表現できませんがとにかく、親友は大事だなと感じました。あと、主人公たちがいつも楽しそうにしていたこと。私は勉強に追われ あまり楽しく生活していません。今の日本では勉強がすべてだとかいう人がいますが、そういう人にぜひ見てほしい。主人公は本当にいつも目を輝かせているから。私も こういう顔になりたい。 などと感動してエンディングの歌に入るとまた歌もいい。こういうストレートな歌詞、本当にだめなんです。感動の二乗です。涙が出てきてしまいました。なんか暖かいもので全身を包み込まれた感じがしました。なに私はクサイこと言ってるんだろう・・。 でもそれくらい感動しました。ありがとうと言いたい。 【板橋島野&綿貫】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-07-30 21:32:13) (良:2票) |
109.清々しい夏の雰囲気を感じる映画でした。 ただあまりに清々しいので私のような薄汚れた人間には 少々見るのが辛いものがありました。 学生の頃に見ていたらおそらく10点どころか神映画として君臨したことでしょう。 【ぎぶそん】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-30 14:06:24) |
108.《ネタバレ》 ・実写のように丁寧にカットを積み重ねており効果を挙げている。 ・それが普通アニメ表現に慣れきった目には物足りない感があるのかもしれないが 本作にはマッチしている。 ・BGMとして使用されている「ゴルトベルク変奏曲」はかなり意図的に選択され いる。映画自体の反復的モチーフが、まさにこの楽曲の構成と合わせ鏡になって いる。冒頭とラストのキャッチボール・シーン、劇中に諸々の登場人物の口をか りて反復される「前を向いて」というモチーフは、まさにゴルトベルク変奏曲に おける「アリア」で展開される主題と重ねあわされているように思える。 ・映画としては、素直に楽しめるものとなっている。が、実は主人公の我儘としか いえない恣意的なタイムリープの使用の裏に、実に生々しい心理的なエゴが渦巻 いている。若い時期の特有のエゴを爽快感の裏に内包して、見終わったあとの サバケを確保したテクニカルな腕前に感服。 【ウンコマン】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-07-29 10:38:52) |
107.《ネタバレ》 面白かったです! いろんなテーマがうまく盛り込まれた、青春ストーリー。考えさせられるようなところも多かったです。最後のほうの「未来で待ってる」「走っていく」の解釈は、みなさんのレビューを読んで「なるほど!」と思うものがいくつかありました。いろんな解釈ができるオープンエンディングですね。矛盾点に関してですが「千昭が未来に戻れば、クルミを手に入れて、また会いに来れるじゃん」は、僕も思いましたが、千昭は未来のルールをおかしたから、もう会えないということなんでしょう。そういうセリフがありましたよね。「千昭がタイムリープを使った時、何故真琴の記憶が消えなかったのか」に関しては、実は真琴の記憶は消えています。千昭が戻した時間が短いためにわかりづらいですが、「あの2人、一回死んでるんだぜ」と、千昭が真琴に説明していることで、それがわかります。 【コウモリ】さん [地上波(邦画)] 8点(2007-07-27 14:49:21) |
106.《ネタバレ》 少女漫画の世界でした。ようするにハンサムな男2人が1人の女の子をめぐるラブトライアングルムービーです。金髪のヤンキー兄ちゃんがいきなり「オレは未来からやってきたんだ」なんて言い出します。おまえはターミネーターか。 【花守湖】さん [地上波(邦画)] 4点(2007-07-26 20:53:51) (笑:2票) |
105. いかにも高校時代の青春というのが描かれていて好感が持てましたし、絵も綺麗で良かったです。 ストーリーにつっこみどころは色々ありますが、素直に観て面白いと思いましたし、観て損は無いと思います。最終的に主人公は目標を持って生きることを決意したようですし、過去を何度もやり直す都合の良い人生よりも、一回の人生を楽しむという精神を感じました。タイムスリップとかいう話で面白おかしく味付けされていますが、結局は青春アニメです。 ただタイムスリップものはどうしても矛盾や穴が目立ってしまいますね。本作品は気にならない程度ではありますが。 【Balrog】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-07-26 20:09:09) |
104.《ネタバレ》 えっと、こういう青春モノは正直苦手です。 イマドキの若い子たちの風俗を全て否定するわけじゃないけど、なんだろうなぁ、軽いノリがカッコいいって信じてそういうふりをしているお子ちゃまたちの会話って、オトナがそれっぽく作っている映画で表現されると、なんか鼻に付くんだよね。今風を装っているんだろうけどそれが苦しいっていうか無理があるっていうか。 話も、タイムトラベラーなら全ての記憶を消してその時代への未練を残さないってスタンスこそがこの作品の真髄だと思っていたのにそれが根こそぎなくなっちゃっているのが残念だし。・・・ 知世ちゃんの実写版は未見なのですが、この作品の軽さが逆に実写版への興味を持たせてくれました。今度借りてみようかな・・・ 【ぞふぃ】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-07-26 17:26:13) |
103.《ネタバレ》 行き当たりばったりで簡単に過去に行ったりする時をかける少女、真琴。 そんなまっすぐな少女だから後半の必死さ、全力感が伝わってきました。 時をかける方法はユニークで笑えます。 未来から来た少年も真琴たちの世界の生活に馴染んでおり、ユニークでおどけた性格の彼だからこそ別れのシーンは爽やかながらも切なさも残りました。 あらすじだけ言ってしまえばありそうな作品ですが、綺麗な画を上手い構成で仕上げている良作で、オススメです。 【コショリン】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-25 17:32:46) |
102.芳山和子は知世ちゃんが声をやっていてくれたならばねェ、オファーはしてたんだと思うんだけど残念だなァ。今まで何度も作られてきた芳山和子版”時をかける少女”を大胆にぶち壊しながら、紺野真琴の”時をかける少女”を作り上げたのは見事。3人の前に進むと壊れてしまう膠着した関係性が、ずっとこのままだったらという青春の永遠性をより強くし、タイムリープというリセットボタンが永遠に続くやり直す事のできる今よりも、一度きりのやり直しの利かない未来こそが面白いんだと気づかせてくれる。ツッコミを入れるならばいくらでも入れる事は可能だけど今回は止めておきます。 【亜流派 十五郎】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-07-25 10:01:52) (良:1票) |
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101.《ネタバレ》 終盤までは結構テンポもよく楽しめましたが、タイムリープの種明かしとラストの締め方がどうも今ひとつ。原作がそうだから仕方がないのでしょうが、誰でも時間を超えられるのなら絵を見るという理由で過去に来るなどというのんびりしたことをしてる場合ではないような大変な未来になっていそうだと考えてしまいます。自分なら絶対悪さします、はい。 追加:ここのレビューを見て芳山和子ネタにようやく気づきました。そういうことも含めてのあの台詞なんですね。 【丸に梅鉢】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-07-25 02:07:55) |
100.《ネタバレ》 タイムリープの方法を理解した真琴が、初めて意識してそれを使ったシーン。前転ゴロゴロ。言い訳は「転んだ」。で、カラオケ10時間連続熱唱。このアホさ加減に思わず噴きました。そして同時に心を掴まれたのが分かりました。予想通り、それからはもう可笑しくて、切なくて。オッサンの自分が真琴に感情移入しまくりでした。さて物語の解釈について。いつものように勝手に想像(創造)させてもらいます。(当然の事実だったらゴメンナサイ。また誤読の場合もご容赦ください。)ハッキリしているのは、千昭が未来人だということ。そして未来は荒廃していること。彼が現代に来た理由は1枚の絵を観るためだと言う。そこで疑問。何故彼は絵の存在を知っていたのか。千昭は言っています。絵の存在が確認されているのは、「この時代、この場所、この季節だけ」だと。現時点で歴史的価値の無い絵が、これから有名になることは有り得ません。“しょうしつ”は消失ではなく焼失。彼が絵の存在を知るには、その絵を知る人(思い入れのある人)から伝え聞く以外に方法がありません。別れの場面、千昭は真琴に何故あんな注意をしたのでしょう。まるでこの先、彼女が飛び出して事故に遭うのを知っているかのような。それに何故キスをしなかったのか?ラブストーリーなら別れのキスは欠かせない。「未来で待ってる」とはどういうこと?この全ての疑問を満足させる答えは一つ。それは“千昭は真琴の血縁”。それも相当に近いはず。真琴あるいは芳山和子の子供か孫と推測します。母(祖母)の昔話で聞いた絵。それは“かつての世界の終わり”に描かれた希望の光。どうしても観たくて千昭はタイムリープしてきた。現代社会の終焉もそう遠い先の話ではないことになります。「未来で待ってる」は、「将来俺を誕生させて欲しい」ということ。そして今観られなかった絵を、未来で俺に見せてくれという意味。真琴は答えます。「すぐ行く。走って行く」と。彼女は知っている。誰よりも信じられる。未来は変えられることを。彼女はこれから起こる悲劇を、ただ待っている女の子ではありません。自分で行動するはずです。世界を変えるために。千昭との約束を守るために。“待ってられない未来がある。”そう、未来は誰もがすぐ手の届くところにある。(2008.7.19一部内容修正) 【目隠シスト】さん [地上波(邦画)] 10点(2007-07-24 17:50:02) (良:8票) |
★99.《ネタバレ》 テレビでやってたんで、期待せずに見てました。思ったより引き込まれました。最後に未来の再会を約束をするのですが、その後がないので、「終わりかよ!」と突っ込みを入れたくなりましたが。 いずれにしても、タイムスリップする機械ができる頃の未来というと早くても20年後とかそのくらいのことでしょう。そんな時に再び合えてもなあ・・と現実主義の私は思ってしまいました・・・まあ、会えないくらい先の話かもしれないし、そういう意味も含めてロマンティストには納得のエンディングかもしれませんね。 【シネマファン55号】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-07-24 16:03:26) |
98.初夏の爽やかな風のようなヒロインがGOODです。奥華子さんの挿入歌も甘酸っぱくて印象的です。ところで、原作はこんな話だったっけ? 【クロ】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2007-07-24 09:46:39) |
97.前々から評判は聞いていたので、かなり期待して見たのだけれど、まさに期待通りの作品だった。絵柄が素敵なのは言うまでもなく、それ以上に雰囲気作りが抜群で、5分と経たないうちに作品に引き込まれる。こういったタイムトラベルものは、物語が進むにつれて作品全体が破綻しがちだが、この作品に至ってはそれが一切見られない。しかも、時系列が複雑に入れ替わるというのに、観客を混乱させない物語運びの上手さには、圧倒させられた。機会があったら、もう一回見てみたいね。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-07-24 01:51:18) |
96.《ネタバレ》 物語へ引き込まれるような劇中の雰囲気・映像美はアニメ作品としては群を抜いていました。千昭との別れは感動的。しかし高校生の青春映画でちょっとしょっぱすぎかな…。 【獅子-平常心】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-23 22:58:42) |
95.《ネタバレ》 元の「時かけ」の派生シナリオという事で、ある意味今風にアレンジされているのかと 思って期待して観ました。 基本的に必要だと思われる要素は全て盛り込み、無理の無いスピードでうまく展開して きているのかなと。 タイムパラドクス物としてはかなり爽やかにまとめられているのではないでしょうか。 無駄にタイプリープの理屈や機械の構造やら未来の話を持ち出さなかったのが 突っ込み所を減らし、ストレス無く観る事ができた要因なのかもしれません。 思ってたより面白かったです。 録画しとけば良かったかなぁ。 |
94.いろいろ突っ込みたいことはあるものの、退屈するところもなく面白かったです。 私は完全に大人になっちゃってますが、中高生の時に見たら、もっと素敵な映画として心に残ったかもしれません。 あと、ちょっぴり不満なのは、おばさんの声を原田知世さんにしてほしかったです。 【カルーア】さん [地上波(字幕)] 7点(2007-07-23 12:43:15) |
93.《ネタバレ》 まあまあ無難だし、爽やかな展開だし、早い話万人向けな映画。 自分が高校時代もあんなバカ騒ぎみたいなのやってたなぁ~ってちょっとノスタルジー(笑)。 ただ、一方で微妙に物足りないというか、いろいろ謎が残りますね。 ※千昭は未来人で、ある絵を見る為にこの時代に来た→すぐ帰るつもりなら、何で真琴に告白したの? ※この時代に来て初めて自転車に乗ったり野球をした→それらしい描写が全然なかった。自転車なんか余裕で乗ってたし。もっと“こいつちょっと変?”みたいな伏線がないと、突然「未来人です」とか言われても納得出来ない ※そもそも物語最初の方を見ていると、千昭がタイムリープを知っていたようには見えない(笑)。 【selene】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-07-23 08:48:33) |
92.終盤手前の展開はショッキングなホラーだったなあ…。タイムリープにまつわる矛盾点が気になったり登場人物の考えがよく解らなかったり、疑問点などに関しては概ね皆さんと同じ印象。個人的に最も疑問に思ったのは、千昭が未来に戻れば(そしてタイムリープクルミを新たに用意すれば)また過去に来られる訳で、実際にはいろいろ問題があるのだとしても、真琴と千昭の間に微塵もその事が語られなかったことに不自然さを感じました。ブレーキの確認もせずに2人乗りをかました彼らが死んでも同情できねぇな、とか鬼のような事も浮かびましたが、全体的に面白かったです。ええ。本当。 【えむぁっ。】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-07-23 05:01:16) |