★84.「ローマの休日」をはじめ多くの素晴らしい後継映画が出来た今となっては資料的価値しか感じられませんでした。 神田うのとかマリエとかのヨタ話に一時間以上付き合わされた感じでした。このサイトに「全部見なければ評価不可」という縛りがなければ確実に途中で止めてました。(点数を付けられなくてもいいから、レビューを書けなくてもいいから、「あまりにヒドクて途中で見るのを止めてしまった」人数という項目を入れるわけには参りませんかね...) 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-02-10 10:59:16) |
83.《ネタバレ》 当時にしてはスタジオを飛び出してロケを多用している分かなり頑張った作品だと思う。ストーリーも要所がしっかりしており、観ていて飽きない展開となっている。しかし、既視感が幾分もあり(この作品のせいではなく、この作品を真似る作品が大量生産されたためだと思うが)、特別面白いとは思わなかった。ラブコメがあまり好きではないのもあるが、色褪せぬ名作というには、後続作たちがあまりにも邪魔をしていると感じる。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-12-28 23:49:14) |
82.《ネタバレ》 70年前の作品とは思えないほどのスピーディーな台詞の応酬が印象的。私にとってのポイントは2つ。第1は、キスしそうになって止めたときの何ともいえない両者の表情、そして一瞬の切ない雰囲気。第2は、ヒッチハイクの後、朝食をおごる申し出をゲーブルが断ったときの両者の表情。男のつまらぬ意地と、女の「それに気づいてしまった」戸惑い(と、ちょっとした嬉しさ)がにじみ出ています。最後の方で、主役が父親になってしまったのが残念。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-11-22 03:20:08) |
81.あちこちにご都合的な展開や設定があるし、何より男側が彼女に惚れるに至る描写(あるいはバックストーリー)がないので、どうにもすっとぼけた内容にうつる(女側は世間知らずのご令嬢という設定でとおるかもしれないが)。 偶然出会った二人が恋に落ちるなんていかにも映画的なものですが、説得力が無ければ意味はない。 映画的でロマンチックなエピソードってだけで評価が上がるのなら、いくらでも名作は生まれてますよ。 やっぱり古い映画の評価はあまり信用できないな・・・。 と、辛口でしたが、男女の舌戦や窮状への対応、すれ違い展開はそれなりに楽しめました。 構成や設定に対しての不満もちょっとした配慮で修復できそうなものが多いので、それなりの採点を。 【カラバ侯爵】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-10-02 12:03:49) |
【なますて】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-18 15:05:20) |
79.《ネタバレ》 ラブコメというジャンルは凄い。時代を超える普遍性があります。当時の時代背景等の知識がなくても、すんなり入っていける。『ローマの休日』然り『お熱いのがお好き』然り。本作もそんな古典ラブコメの名作とのこと。もっとも自分はそんな事も知らずに鑑賞したのですが、これが滅法面白い!そして上手い!例えば、娘が所持金4ドルの状態で1ドル60セントのチョコレートを買おうとするところ。これだけの描写で、彼女の人となりが伝わってきます。探偵相手に2人で芝居をするエピソード。ここで一気に2人の距離が縮まります。何十回の気楽なデートよりも、たった1回共に苦難を乗り越えるほうが、絆が深まる。よく分かります。そして後々唸らされたのが、序盤での主人公のある台詞。彼は世間知らずな娘をたしなめるために、こんな言葉を投げかけています。「何でも金で解決できると思うな」。これは、娘の父親が婚約者に多額の慰謝料を払う部分の伏線でもあります。“金で解決できないものがある”は、すなわち“解決できるものは大して重要ではない”ということ。このエピソードひとつで、これまで語られることが無かった婚約者の人格を想像することができます。彼を殊更におとしめることなく、“金目当て”であったことを匂わせる。2人を快く祝福するためには、婚約者は“嫌なヤツ”でなくてはなりません。もっとも、これはひとつの解釈。婚約者は泣く泣く彼女を諦めた可能性もありますし、金の力無くして2人は結ばれなかったのも事実。二重の意味で「金の力で~」は深い台詞になっていると思いました。ラブコメとして優れたフォーマット。ニヤニヤクスクス、ときに大笑い。やきもきしつつもハッピーエンド。見事な恋物語であり喜劇を堪能させてもらいました。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-05-21 18:21:09) (良:4票) |
78.実に楽しい映画です。久しぶりに観てみましたが、やっぱり良いですね。 【かっれ】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-04-29 09:38:22) |
77.《ネタバレ》 ラブコメの古典にして傑作(にして、記念すべきブー鳥のレビュー1本目) タフだけど下品じゃない、ワルだけど悪人じゃない主人公と 美人なのか???けど魅力的ではある、世間知らずなお嬢様が恋に落ちるってそれだけの話。 そこに金持ちの頑固親父やら頭空っぽの恋敵やら実はいい人の上司が彩りを加える。 それだけで、あら不思議!!100分間が素敵な時間に早変わり(笑) 会話がオシャレで小道具使いも上手、不幸になる人もいない。 数々の“お約束”を作った、ラブコメの教科書のような本作、「古い」って理由だけで観ないのは損ってもんですぜ旦那!! 自信を持ってハゲメンド(激しくリコメンド)いたします。 【ブー鳥】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-12-26 00:09:03) |
【ケムール人】さん [インターネット(字幕)] 10点(2006-11-15 11:15:07) |
75.いい映画!クラーク・ゲイブルはこういう役柄もできるんですね。ちと話ができすぎな気もしますが、確実にコメディの傑作です。 【トナカイ】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-10-29 23:52:44) |
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74.初めて見たのに、そんな感じが全くしないのは、この作品に影響を受けた物語がいかに多いかということの証ではないでしょうか?最初は反発しあいながらも、徐々に惹かれあう主人公の2人の軽快なやり取りは見ていてとても楽しかったです。 ラストの展開も「こう来たか!」と思わせるもので、非常に良かったです。 まだ見てない方は、予備知識無しで見てみて下さい。とても楽しめる作品です。 【TM】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-06-16 11:15:24) |
73.なんてことない恋愛ものですが、主義を貫いている主人公がいいです。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-11 11:15:42) |
72.《ネタバレ》 この映画を観た夜は必ず恋の夢を見る。我儘令嬢コルベールを、ほっとけなくなるまま世話をやく新聞記者ゲーブル、いつか自然に惹かれあうお互いに気付き・・・はぁ~っ、古典であっても演出がシャレてて古い映画を観てる感覚さえ忘れ去ってしまう珠玉の一編。バスの座席をめぐる攻防、パンの食べ方やヒッチハイクのどうでもいいことに講釈たれるゲーブルの楽しさ、夢見心地の"ブランコ乗り"の合唱、懸賞金目当てを追っ払う怒涛のアイデェア&演技、そのキラめくシーンの数々。クラーク・ゲーブルの演技は今観ても素晴らしくモダン。ラストシーンも含め全てが完璧だが、ただ一つ終盤のドタバタした展開、ここだけがあまりにも惜し過ぎる。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 9点(2006-06-09 06:41:06) |
71.こういう観た後すぐ忘れちゃうんだけど、観てるときは顔がにたにたするのを止められないって映画、大好き。 【paraben】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-22 16:26:09) |
【ホットチョコレート】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2006-05-21 07:45:19) |
69.この映画を初めて見たのは学生時代、名画座の3本立てです。「ウエストサイド物語」、「草原の輝き」と重い作品2本を見て疲れ切ってしまい、もうやめて帰ろうかどうしようかと迷いつつもせっかくだからと見てみて大正解!!。それまでの疲れも一気に吹っ飛び実に気分よく映画館を後にしたことを思い出します。全編通しての軽妙洒脱な雰囲気に酔い、ラスト間近での編集長の気遣いにほろっとし、そして、伏線回収というべきラストで思わず喝采。まさにロマコメの古典的名作です。 【はやぶさ】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-02-23 22:34:16) |
68.ローマの休日と同じ?と思いながら見ていましたが、こちらの方が前なんですね。終盤のドタバタした辺りはなかなか楽しめました。ラストシーンもかなり風変わりな感じでよかったです。 【maemae】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-02-23 20:30:22) |
67.当時映画を観た男性達は、エリーがヒッチハイクするシーンで興奮していたんだろうな。 【Miranda】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-02 00:08:10) |
66.すいません。あまり面白くありませんでした・・・ 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2005-12-17 22:30:04) |
65.《ネタバレ》 エヴァンゲリオンのアスカはこの映画知ってたのかなぁ?と、しょうもないことを考えつつ観ましたが、初めて観た気がしないほど、後の映画に真似され続ける映画です。台詞が粋で、テンポも軽快、見せ場もたっぷり。クローデット・コルベール演じるエリーは、気が強くて、わがままで、美人じゃないけど、とてもエレガントでチャーミングです。途中からピーターをじっと見つめる姿が増えてきて、だんだん綺麗に見えてきます。バスを降りてから、川を渡って野宿する辺りは、背景までがきらめくように綺麗です。そして、文句言い放題だった彼女が人参をかじるシーンが秀逸でした。ゲーブル演じるピーターは機知に富んで、ユーモアがあって、紳士的です。正体を知る前から、なんとなく気にかけ、とんだ女に引っかかったと文句言いながら、エリーの世話を焼く姿が本当に上手いです。モーテルでのお芝居夫婦喧嘩(←上手かった)でブラウスのボタンを外したり留めたりしていたところで、実はもう深みにはまってたって感じがしますし、歯に挟まったワラを取ってあげてたところは、もうすでに実質的夫婦でしたね。エリーを迎えに車でモーテルへ向かいながら、浮かれて歌う姿が最高でした。ヒッチハイク等、有名すぎるシーンの数々は言うに及ばずですが、実は2人の間にキスシーン1つすらないのに(未遂あり)、ここまでロマンティックなコメディを作り上げたキャプラ監督もすごいです。実はとても粋でいい人だった(笑)編集長とエリーパパも良かったし、2人の姿を登場させずにハッピー・エンドを演出したのも憎い演出です。ジェリコの壁の上品でエロティックなオチには、思わずみんなにんまりしちゃうんじゃないでしょうか。最後にピーターに一言、♪曲芸の飛行機乗り♪に勝って、おめでとうございます♪あと、ドーナツの食べ方は私も実践してます。 【くなくな】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-12-06 01:54:41) (良:2票) |