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世界の全ての記憶

[セカイノスベテノキオク]
TOUTE LA MEMOIRE DU MONDE
1956年上映時間:21分
平均点:7.50 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
ドキュメンタリーモノクロ映画ショート(短編映画)
新規登録(2009-03-11)【ミスター・グレイ】さん
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監督アラン・レネ
音楽モーリス・ジャール
撮影ギスラン・クロケー
あらすじ
フランス国立図書館に迫る。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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2.『マリエンバート』へ向けた練習のような習作。ひたすら移動し続けるカメラ、記憶の詰まっている迷宮として図書館を捉える。後半は、新刊が棚に置かれるまで、という文化映画的なのだが、台車の移動、エレベーターの上昇、係りの人がボーっと立ってたりして、かなり意図的な演出がなされていると見た。無表情の人々。移動し続けるってことは、立ち止まって対象を一点に絞らない意志の表明であり、観察ではなく観賞ってことなのか。これから何かを発見していこうとしている気分、というか。図書館好きにとっては、裏側が見えて文化映画としても面白かった。思えばこの手の記録は映画の初期からドキュメンタリーの基本で、たとえば英国の『夜行郵便列車』なんてのは、手紙が私たちの手に届くまでの夜の旅を見せてくれたし、普段の生活を支えている(しかし滅多に目にすることの出来ない特殊な)仕事場を、覗かせてくれる興味ってのが、ドキュメントの基本中の基本なんだな。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2010-12-26 19:35:23)
1.おそらくナレーションだけを聞いていても理解できるでしょうが、映像だけでも十分に理解できるような作りになっています。 整理し保管する過程で見せる螺旋階段や棚の反復が、人類の積み重ねてきた叡智の膨大さを物語っています。図書館は脳内のようであり小宇宙のようであり、それぞれの資料が存在を示すために閲覧者が現れる日を今か今かと待っている…図書館とはまさにこんな場所です。広大にして閉ざされた狭い空間で人類は知識を支配しつつも支配されているというような皮肉もきいています。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 8点(2009-03-11 18:29:58)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.50点
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600.00%
7150.00%
8150.00%
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