★6. 《ネタバレ》 愛とは拘束なのか、いう問題を大島はずっと追い続けていて、夫は妻を拘束したい、妻はマックスを事実上拘束している、って図式。面白くなってくるのは誕生パーティのシーンからかな。カリエール好みの状況。犬の鳴き声で種類を当てているところにマックスの鳴き声が。上流社会とチンパンジーの取り合わせがカリエール的。シークエンスの終わりをアッサリさせてすぐ次につなげてうまさを出しているところが多かった。『戦場のメリークリスマス』ではフェイドアウトを多用していたと思うけど、今回はなかったんじゃないか。演出スタイルがどんどん変わっていくのが、まあこの監督のスタイルで、長回しの『日本の夜と霧』があれば、短いカットの『白昼の通り魔』もやってみる、といった感じ。探偵の二度目の登場「相手はサルでしたよ」がおかしい。鍵穴から覗けばいいのよ、と言われた夫も含めてすべて鍵穴に消えていくラスト、何かずるいって気もしましたけどね。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-05-10 11:57:42) |
5.ごめん、無理! 【永遠】さん 1点(2004-08-19 02:48:32) (笑:1票) |
4.「愛の嵐」の頃に比べると、ランプリングも老けちゃったよね。自動車に乗るチンパンというのも奇妙な絵です。大島渚はこれで何を撮りたかったのかわからない(苦笑)。 【オオカミ】さん 5点(2003-11-30 18:32:36) |
3. あのー、コレってフランス映画だけど…。シャーロット・ランプリング扮する人妻とチンパンジーの間に愛が生まれ…って言っても、チンパンジーぬいぐるみバレバレなのに、開き直ったかの如く出ずっぱりだし、シチュエーション・コメディかと思ってたらマジだし。大島渚ってナニ考えてんだ??? 【へちょちょ】さん 4点(2003-01-30 14:08:39) |
2.偏愛もここまでくると笑うしかない。僕は終始笑ってしまった。おかしい、おかしいよ、変だよこの映画。 【あろえりーな】さん 6点(2002-08-10 16:37:59) |
1.「戦メリ」より、「御法度」より好きです。この映画のキッチュな感覚を愛しています(笑)。 【3Mouth】さん 9点(2002-05-15 00:01:42) |