12.母親がクソ。クソ過ぎる。弱い人なんだろうけど、だからと言ってクソである。映画としてはレオポルドやスティーブンの由来の『ユリシーズ』を読んでみた方が理解しやすいのかもしれない、そんな少し難解な映画。でも好きな系統の作品でした。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-05 17:25:07) |
11.《ネタバレ》 肩を落としている主人公の影が印象的な作品だった。生んだ母親は罪の意識から事実を認めず、子は「母が自分を殺した」と言う。そして「自分が彼を殺すのだ」と。親子の和解は得られぬままエンディングを迎えるが、これも"レオ"という物語の一つ。物語を聞いてくれる人間がいるうちは人生捨てたものではない、という言葉を思い出す。彼にもそういう相手がいることが救いだった。願わくば母の祈りが届きますよう。濃すぎない、やさしい色合いの青がよかったと思う。 【Gerty】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-06-22 02:32:20) |
10.《ネタバレ》 観ていて引き込まれる感じはあるのだけど、ラストの展開までは「おっこれは」とおもわせるんだが、何故か完全消化できなかった。登場人物の描き方も良く、飽きさせない分、もったいないなーと思ってしまった。こったラストシーンは評価が分かれるのでは。でも佳作には違いない。 【カボキ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-17 05:03:55) |
★9.感動モノと期待して観たのですが、難解モノだったとは。役者がいまいちでした。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2008-12-07 11:07:48) |
8.B級映画に出まくってるデニス・ホッパーがこんな映画にでるとはねぇ。ちょっと意外・・・と思ってたら役柄が・・・・、、、出た意味、納得。罪の意識で苦しんでる母親を見るのはものすごい哀れですが周りも周り、荒れてます。こんなところから両親から愛されることもなく感情を持たない人間が育っていくこともあるという怖さを感じました。ジョセフ・ファインズとレオポルド役の子役さんがいい味出してます。 |
7.《ネタバレ》 デニス・ホッパーの、そそるサディストぶりだけが救い。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2006-12-13 20:04:41) |
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6.《ネタバレ》 美しい映像であるがゆえに、余計悲しくなる母子の話です。ずっと、息子に目をそむけていた母親でしたが、初めて向かい合ったときに息子から完全に拒絶されます。あの後、彼女はどうしたのでしょうか?と、いろいろ想像してしまいました。そして、誰もあの親子を救うことはできなかったのでしょうか・・・・。なんだか、いろいろ考え去られる映画でした。 【さら】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-12-08 14:42:57) |
5.悲しい半生。映画としてはちょっと弱いかもしれないけど、見せ方によって個性を持たせている感じ。見応えはあると思います。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-10-28 10:23:01) |
4.コメントしにくい作品ですねぇ・・・。とりあえず、産まれてきた子供に罪はない。それを分からずに「産まれてくるべきではなかった」と決め付け我が子を冷たくあしらう母親に対して、ただ無口になるしかない子供の姿。そして、彼が青年になろうとする時に起こる事件・・・とても痛々しい映画でした。「手紙」をキーワードに、過去との対話、過去との決別、そして来る未来に思いを馳せる、そんな一筋の光明を見出した最後の場面は気に入っています。 【ライヒマン】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-10-02 21:49:07) |
3.《ネタバレ》 アイデアが素晴らしい。囚人と少年の交流を時間軸を変えながら描いていく。もし時間軸を変えずに、因果律に従って出来事を並べれば、全く違う物語になっていただろう。この「もし違っていたら」という仮定をしたときに光るものがアイデア。退屈な物語もアイデア次第で名作に化けるものだ。この物語では手紙も重要なアイテム。手紙の意味を知るとき、すべての謎が解ける。 【028】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-05-06 17:25:32) |
2.《ネタバレ》 息子を愛したくても罪の意識からそれができない、母親を愛したくても自分の存在があやふやでそれができない。二人の心のすれ違いが、残酷なほどに痛々しい。彼の母親に対する愛情表現は、落ちるところまで落ちてゆく母親を否定もせず、黙ってただ受け入れること。母親にとってはむしろ、息子から罵倒されたほうがどんなにマシだったか。証言台の後、刑務所の面会室でお互いの存在の意味に気付いた時にはすでにドン底、もはや二人の間は取り返しのつかない距離が離れてしまっている。惨い、あまりにも惨い。昔の少年へ最後の手紙を書き終え、自らの過去にも決着をつけ、広大なミシシッピーを前に新しい人生を歩みはじめる彼がとても美しく、これからの寂しくも明るい未来が見えるようだ。寡黙で強く、どこか影を感じる主役ジョセフ・ファインズの演技がいい。唯一感情を露にしたシーンでは、包丁を片手にドスの効いた台詞が恐かった。透き通るような青空など要所のカットがとても美しく、また観てみたいと思わせる良い映画だった。 【six-coin】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-04-18 12:48:00) |
1.あら、1人目?紹介する感じのほうが良いですよね。えぇと、期待せずに観たためか、カナリのヒット作!回想シーン?あれっ?同時進行!?という感じで、ストーリー進行も構成も凝っていてラストまで楽しめまス。光と影を巧みに使った映像、あれれ?な位置からのカメラアングルは素人目に見てもセンス良し◎ストーリーそれ自体もなかなか深みがあって楽しめる、映画館で観るよりは、お家ムービー向き?な一見の価値アリの作品でした。久々に好みの映画だったので、この点数でス♪ 【SAEKO】さん 9点(2005-02-24 01:53:17) |