12.《ネタバレ》 これを見たのは中学生の時。一番の印象は、大学生ってなんと勉強するのかという驚き。実際は、そうでもなかったが。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-12 23:02:46) |
11.ハーバードロースクールという雲の上の人々が織りなす人間模様が実に見応えがあります。教授の存在感が凄い。学問に対する峻烈さ、生徒の名前を覚えようとしない姿は無機質な冷たさを感じるものの、生徒全員のスタンディングオベーションを受ける姿に気安く見せない人情を持ち合わせている事が見て取れ感動しました。 |
10.《ネタバレ》 中坊のときこの映画を観て、「大学生ってこんなに勉強しなけりゃいけないんだ」と恐れおののいたものですが、実際に入ってみるとあまりの緩さにびっくりしたもんです。まあ日米の大学教育の質はだいぶ違いますし、同じ学部とはいえ自分が入った某私大とハーヴァードを比べるなんてそりゃおこがましい限りですし、日本だってハードに勉強している大学生は存在していることはもちろん承知しております。でも邦画にはこういう勉強をテーマにして大学生活を描いた映画が皆無(とくに文系)という事実は、ある意味恐るべきことかもしれません。 小説の映像化だそうですが、よく出来た脚本です。ティモシー・ボトムズは決して上手い俳優じゃないですけど、この最後まで名前を教授に覚えてもらえなかったハート君は大好演でした。この映画は言うまでもなく『セッション』とプロットが似ています。『セッション』は教師と教え子の生きるか死ぬかの死闘という感じでしたが、こっちはあくまで人間関係の戦いに終始していますのでよりあり得るお話でリアルと言えます。この鬼教授役がジョン・ハウスマンなのですが、たしかにすごい演技だと思いますけど、劇中これだけ無表情で通してオスカー演技賞をゲットしたというのはある意味で偉業だと思います。残念なのは教授の娘役のキャラに魅力がないことで、最後まで感情移入できない女だと思いました、ハートがこの女に惹かれるのがちっとも理解できないんですから。 自分は初見のときハート君と娘の関係をキングスフィールド教授は気づいていたんじゃないかと思ってましたが、最後の最後になってもハートの名前を認識してなかったことでその回答は得られました。でもそういう疑問を観る者に抱かせるということは、この脚本と演出の巧みなところなんでしょうね。「son of a bitch!」とハート君に罵られて、「君はかなり知的なことを言った」と返す教授は、やはり大人物です(笑)。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 8点(2017-01-02 23:56:53) (良:1票) |
9.《ネタバレ》 講義の初日からハイペース、ハイレベルの質疑応答が始まる。うはぁ~これはたまらん。いきなり血祭りにあげられたのが、主人公のハート。でもこの講義についていくための猛勉強の末、試験前、パニックになっている寮の中での質問攻めにあうハートは軽くそれに答えていくほどの実力がついてくる。噂に聞く、入学してからも大変と言うアメリカの大学(大学院?)生活が覗ける。図書館にもぐりこんで教授の学生の頃のノートを見たり、講義の質疑応答についていけない挫折感から自殺を図る友人がいたり、なんだかんだで勉強と教授の娘との交際を両立させちゃったり、とか色んなエピソードがあって、2時間退屈せず観られた。主人公のハート君はてっきり落ちこぼれるのだろうと思っていたが、A評価の優秀な成績をとっちゃう。ニューシネマには落ちこぼれ映画が多い中、これは珍しいサクセスストーリー。面白い!でも全部の法律を一人の教授(この人、変人なのか?偉人なのか?)が教えるのかなぁ。ハーバード大学の大学院ってそうなの? 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2010-10-21 09:03:38) |
8.《ネタバレ》 ひたすら勉強し続ける学生、そしてそれに精神的スパルタともいうべき試練を与え続ける教授(もっとも、彼にとっては「それが当然」で、特に厳しくしているつもりはないのだろうが)というだけの構成で映画を一本作ってしまっているのが凄い。こんな作品はほかにあるんでしょうか。いろいろな場面で、さりげない一言ですべてを表している教授の造形が見事。学生たちは描き分けができているとはいえないし、進行も平坦なようにも思えるが、この壮絶な世界を何もひねらずにそのまま対象としてしまった制作者の根性の前には許す。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-05 02:27:11) |
★7.《ネタバレ》 大学でもっと勉強していれば、もっと響いたと思います。授業や勉強以外のストーリーがイマイチでした。 【色鉛筆】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2008-03-10 07:37:24) |
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6.カレッジもの、超一流ハーバード大法学部での青春群像。 ハウスマンの教授は素晴らしい。又授業風景および質疑応答の厳しさ、難しさ、日本の私の大学の比ではない。 エリートはこうして創られる。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-06 23:50:06) |
5.《ネタバレ》 日本にも法科大学院が根付いてきました。なので、この映画の理解がしやすくなってきましたかね。この映画は、日本に法科大学院がなかった頃の公開だったため、ロースクールの基礎知識がない人に大量に誤解を生じさせました。というか、今でも誤解している人が多い映画です。これは「大学」ではなく「大学院」の映画です。この辺の予備知識がない人が、アメリカの普通の大学の様子がこうだと誤解しまくったのです。アメリカには、大学に「法学部」はありません。4年制の大学を卒業した人のみが、法科大学院というところで法律を学びます。だから、この映画の学生はみんな歳を食っていたんですね。しかもこの映画の舞台はハーバード・ロー・スクール(HLS)という、「世界で一番有名な法科大学院」。言うまでもなく、HLSは世界の英米法(コモンロー)では最高峰。ここで優秀な成績を収めれば、英米の法曹界のエリートになれるというものです。そういった大学院の内実を恋愛絡めて描こうとした意欲的な作品です。日本にはうまくあてはまるものはないんですが、あえて言えば、東大ローで予備試験に在籍合格を目指すようなものです。だから、普通のアメリカの大学の物語ではないんですよ。 これはアメリカではかなり好評だったらしく、テレビ・シリーズにまでなりました。好評を博しただけに、勉強の映画でありながら、迫力もありスピード感もあって引き込まれ度は高いです。ソクラテスメソッドのやり方や細かいところで「あれ?」と思うところもあるし、One Lなのに、恋愛を絡めた描写などは非現実的かなと思いますが、演技もなかなかしっかりしています。また舞台となるHLSの建物や周辺の情景描写などは美しく、それだけでも楽しめます。「ある愛の詩」と同じキャンパスを舞台にしていますので、比べてみるのも一興です。 なお、「推定無罪」などの原作者スコット・タローが「ONE L」という本を出しています(邦訳は早川文庫)。スコット・タローが実際にHLSに入学して経験した最初の1年を描いてますので、この映画の背景を知るためには最適です。 【えんでばー】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-01-13 20:34:11) |
4.私も女子大生だけど、、、アメリカの大学ってこんなに厳しいんだ…ってびっくりした。私があの大学にいたら、もう辛くてやっていけないと思う。日本の大学ってあんなに甘くていいのだろうか…。ホント、私って甘いんだなあ…と、そう思いました。 【あしたかこ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-19 05:07:22) |
3.《ネタバレ》 内容はまずまず面白かったが、紙飛行機飛ばして、これにて一件落着、というオチが安易すぎ。知らない世界を知れたという点では良かったが、最後が爽やか過ぎたせいで、それまでのストーリーが嘘っぽくなってしまった。ジョン・ハウスマンの演技はさすが 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2005-04-21 03:07:25) |
2.自分にはあのラストを理解する事は出来ないが、あれだけ頑張れる何かを見つけたいもんだ・・・。 【am】さん 5点(2004-02-18 12:42:05) |
1.性と学園生活、いわゆるアイビー・リーグの東部名門大のキャンパスに焦点を当てた映画。A.ガーファンクルの演技はやはり素人臭い。アイビー・ファッションに興味のある人にはお手本となるかも。 【Mr.MONK】さん 4点(2003-12-15 20:12:38) |