165.まともに批判する気も起きないくらい質の低いいい加減な映画。はじまった瞬間につくりものくさい背景に唖然とし、その後、リアリティのかけらもない、専門学校の新入生が、何でもいいから書いてみろといわれて書いたようなベタなセリフが延々と続いていく。きちんと描けば面白そうな題材だし、実力のある俳優さんをこれだけつっこんでできたのがこれかと思うと悲しくなる。 【小原一馬】さん [地上波(邦画)] 0点(2007-10-19 23:18:40) (良:3票) |
164.《ネタバレ》 これは一体どこで泣くのだろう。浅い。描き方も台詞も。形だけなぞっている。キャラクターの行動の動機付けが浅い。 例えばあれだけ反対していた母親が娘の踊っている姿を見て、街中のストーブを集め出す。簡単すぎるだろう。もっと複雑な思いがあるはずだ。それをちょっと踊りを見たから180度考え方が変わるというのは安直以外の何物でもない。 先生としてやって来た松雪が、最初は高飛車でこの田舎町をバカにしていたのが徐々に町の人と理解を深めてゆき、考え方も変わってくる。これはいいと思うのだが、岸部一徳が「あんた、いい女になったな」とつぶやく。これがいらない。松雪が変わったのは見ていれば解るんだよ。それをいちいち言葉で言ってしまうところが、あざとさを感じるというか、センスがないというか。「ほらほら、この人変わったんですよ!」という、見ている人へ対しての「押しつけ」になっている。 しずちゃんの両親もしっかり描いておくべきだろう。一度も出てこないで、いきなり事故で死んだと言われても感情移入できない。 あそこでしずちゃんが「踊ります」と言うだけで周りのみんなも「踊ろう!」と、乗っかってくるのも不自然だ。 言葉が、その人の心の奥から出てきたものになっていない。人はそんなに単純じゃない。 【カタログ】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-10-18 13:14:17) (良:4票) |
163.実話ベースと聞いて興味津々で見たけど、先生の経歴とかも違うみたいだし、あの酔っ払いぶりはベタなドラマみたいでした。 もう少し感動できるかと思ってたので、残念。 ただ、蒼井優のフラダンスは良かったと思います。相当練習したんだろうなぁ~。 【☆きなこ☆】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-10-16 18:43:58) |
★162.基本的なストーリーは「ウォーターボーイズ」。 ただし作りはこっちのほうが丁寧だったので没頭度合いが違った。 意外と大雑把にストーリーが進んだけれど、 その分120分でキチっと終わったので好印象ではあった。 中盤にとても気に入ったシーンがあったので1点プラス。 【邦画好き】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-10-15 20:04:40) |
161.《ネタバレ》 炭坑町にハワイアンリゾート計画という通常ありえないような取り合わせであれば、そもそも、誰が、どのような想いからそんな無謀な計画を推し進めたのかというのが当然気になるのだが、そんなことは一顧だにしていない、いきなりフラダンスありきで始まるオープニングに唖然。その後も、講師が泥酔して登場するとか、最初に集まったのが意図的なほどイモくさい人たちであるとか、講師が実は借金取りに追われているとか、設定なり演出のやることなすことがいちいち陳腐なのです。友人との別れとか、講師を駅で引き止めるシーンとか、そんな二流テレビドラマのような部分に時間を割くのであれば、なぜもっと練習や技術向上やチームワーク形成の部分、もしくは会場建設の準備の部分を描写しないのでしょうか。勢揃いのダンスシーンが見られる後半は多少マシになりますが、それはフラダンスの力であって、映画の力ではありません。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2007-10-14 23:08:27) (良:4票) |
160.思っていたよりずっと良かった。貧しかった古い日本の田舎に泣けたし、自分や町の未来のために健気に頑張るフラガール達とそのダンスも良かった。また、蒼井優さんなかなかやります。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 9点(2007-10-11 08:27:30) |
159.《ネタバレ》 ストーリーはベタだが、キャラを絞って丁寧に描いているので、安心して「王道」ぶりを楽しむことができました。何よりも寂れつつある炭坑の町を舞台にしながらも、「自分のために踊りたい」というフラガールたちのまっすぐなところが気持ちいい(これも映画的には非常にベタな設定だけど)。不満は、必ずしも練り切れていない台詞と、クライマックス・シーンの演出。蒼井優のダンスにフォーカスした発表会になってしまっていて、最後にどんなふうに登場人物たちの気持ちが重なり合うのかっていう部分が弱かった。エピソードの積み重ねで盛り上がった自分の気持ちを持って行く場がなくなって消化不良な感じ。これは、他の「・・ボーイズ」やら「・・ガールズ」の類似作品全般に言える不満だけど。俳優がいかにがんばったのかは、DVD特典あたりで見せてもらえばいいものであって、映画本編ではやるべきではないように思う。 【ころりさん】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-10-09 13:25:40) |
158.《ネタバレ》 シャル・ウィー・ダンス×スウィングガールズというところですか。基本的に面白いんで見られる内容ですけど、真新しさはないし先の展開も読めてしまうので、まぁ可もなく不可もなくな映画ですね。 【Nerruc】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-10-08 20:03:08) |
157.《ネタバレ》 【訂正懺悔編】 一日経って、3点から7点にUPしました。理由は末尾に。 薄いいいぃぃぃ〜〜〜ッ! 感想はもう、これに尽きる! (詳細はブログにて) 【エスねこ】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-10-08 19:25:28) (良:1票) |
156.《ネタバレ》 炭鉱街の再生の話ではなく、素人女性のダンス訓練話なんでしょうね。 テーマがそこだと思うと環境に関する説明が雑なのも納得です。 だから、最初は邪魔していた周りの人がどういう気持ちでハワイアンセンターの オープンを迎えたかについて説明不足でもしょうがない。 でもダンスについての見せ方は発表会的なのはあまりよくなかったと思いました。 ベタな展開でも受けているのはやはり新鮮なのか、それとも女優が綺麗だったからか。 松雪泰子は良かったです。 【飴おじさん】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-10-08 16:27:59) |
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155.《ネタバレ》 フラダンスよりも、何よりも炭鉱で命をかけて働く母ちゃんの「おらはずっと汗水たらして働くことが仕事だと思ってて、それがすべてだと思ってた。」という台詞が一番ズシッと重かったです。それから妹思いで顔を真っ黒にして働くトヨエツは凄く良かった。炭鉱の娘達にとってフラダンスは希望そのものだっただろうけど、炭鉱という背景が濃すぎてフラのインパクトがかすんでみえた。でもラストのフラダンスは見事で格好よかった。ウオーターボーイズ、スウイングガールズと同じシリーズのようだけど、これが一番良かったかな。 【civi】さん [地上波(字幕)] 5点(2007-10-08 03:03:40) |
154.「遠い空の向こうに」と「リトル・ダンサー」だと言う批判もわかる。確かに、何か見たことあるなあと思ったら、っていう気持ちになるなら、そういう作品が出るだろうな。でもねえ、そういう観点で批判するなら何か忘れてませんか?そうです。「ブラス」ですねえ。炭鉱に音楽だし、だいたい題名でわからない?かぶっているでしょう「ブラガール」。 【パセリセージ】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-10-07 23:57:44) |
153.この映画が、なぜに世間でこんなにも評価が高いのかが不思議です。特に目新しい話じゃなく、展開もベタベタ。よく言えば卒の無い作りですが、悪く言えば工夫の欠片も無い。「ウォーター・ボーイズ」、「スウィング・ガールズ」、そしてコレ。そろそろお腹いっぱいなんですけど……。ただ、1つだけ、この映画を観て良かったことがある。「フラダンスには手話的な要素があるのよ」って、あの振り付けの意味を教えてくれたこと。へぇー、フラダンスってそういう意味だったんだ! +1点! 【TERRA】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-10-07 23:54:48) |
152.これだけ話がベタ過ぎるとコメントもベタベタになっちゃうなぁw 見終わった感想としては『今日はどうもありがとうございました・・(-_-)』 各俳優の演技としては『別に・・(-_-)』 邦画としての未来は『特にないです・・(-_-メ)』 まさに沢尻節で締めるとこんな感じの作品でしたよホンマw 【sting★IGGY】さん [地上波(邦画)] 3点(2007-10-07 23:10:44) (良:2票)(笑:1票) |
151.《ネタバレ》 とてもあっさりとしていて、泣き所もあり、良質の映画だと思います。しかしやはり既出路線の感が否めないのは仕方ないのでしょうか。題材によるところがとても大きいと思います。松雪泰子、蒼井優、豊川悦司、富司純子が素晴らしかったです。ヤシの木のくだりは必要だったのかな? あくまで軽く表面をなでる程度にストーリーは進むので、炭坑とかの部分に深みを感じませんでした。そこがマイナスですが、全体としては良かったです。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-07 17:45:41) |
150.蒼井優の美しさ、身のこなしは毎度素晴らしいと思います。でも蓋を開けてみれば結局は相変わらずな日本映画。「シャル・ウィ・ダンス?」「天使にラブソングを」「七人の侍」等々の既出感がずーっと頭をよぎってたし、笑わせたい、泣かせたいしか頭にないのか、なんだかバランスの悪さを感じました。思慮に欠け過ぎる炭坑マン達にもイライラしっぱなしだったし、泣き顔をこんなペースで延々見せられても唯々引いてしまうだけ。落として落として最後にフラダンスでちょいと上げる、これじゃあちょっとスッキリしない。 【Kの紅茶】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-10-07 12:51:16) |
149.同性ながら、松雪泰子の美しさにも演技にもうっとりしてしまいました。この人のドラマも映画も見たことがなかったんですが、あそこまでしっかり演技ができる女優さんだとは思いませんでした。蒼井優がソロで見せる踊りも気合いが入ってました。 【☆Tiffany☆】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-10-07 03:56:00) |
148.静ちゃんが端役かと思ったら結構重要なポジションで、 泣かせ所を持っていってます。コレは意外。 キャラの掘り下げが今一歩で、サラリとまとめ流してる感がある。 スポットを当てる部分が局地的過ぎてる気がする。 厳しい時代というのが伝わりにくい。妙にアッサリ風味。 反対住民の根底にある思いや、それに伴う衝突等を深く描写しないと。 訛りや勢いで端折る前に、ストーリーに揺るぎない芯が欲しかった。 変に長かった割には強く心に残るシーンに乏しかった気がしないでもない。 【HIGEニズム】さん [地上波(字幕)] 6点(2007-10-07 01:03:04) |
147.《ネタバレ》 昭和40年の福島県いわきという閉鎖的な時代の閉鎖的な田舎を舞台に、未来に生きる人々の輝きを嫌味無く描いた見事な作品です。こういう映画に対して、細かなディテールに何1つケチを付けずに感動出来る自分に嬉しくなる作品です。 とにかく無駄なエピソードが何ひとつなく、伏線も全て「人との心の繋がり」という意味で生きていて、出演者も軒並み素晴らしい演技をしていました。先祖代々から受け継いだ炭鉱の仕事をしながらも、フラダンスの練習に頑張る妹を温かい目で見守る兄役のトヨエツ、都会を追われた身でありながら、いわきの地元の人々との触れ合いにより少しずつ優しさを取り戻す先生役の松雪さん。頑なにフラダンスを反対しながらも、娘の頑張る姿に徐々に閉鎖的な考えを取り払うお母さん役の冨司純子さん。そして何よりフラガールの皆さんのあの頑張り。何度見ても目頭が熱くなります。泣けるシーンがふんだんです。お兄ちゃんが酒場で先生に「たった一人の妹を宜しく頼む」と頭を下げるシーン、紀美子をフラダンスに誘った親友との別れ、町を追われる事になった先生に向かってホームでフラダンスの振りをするフラガールの熱い気持ちに触れるシーン、そして最後の見事なチームワークの演技と蒼井優ちゃん演じる紀美子の情熱的なダンス! 無理にアラを探してケチをつけるような作品ではありません。未来を見据えて頑張る1人1人の真剣さと演技、人々の絆に素直に涙したい。そして落ち込んだ時にはフラガールのあの笑顔とダンスに心から酔いしれたいです。 |
146.松雪泰子演じる先生と生徒たちのバトルと最後のダンスシーンが特に好きです。爽やかな気持ちで見ることが出来ました。あと最初の方、深刻なシーンにも関わらずうまく笑いを誘う場面が多々あって、上手いなぁと思いながら見てました。 ただ、炭鉱側の描写がもうちょっと欲しかった。。よくできてるんだけど、ちょっと単純にまとめすぎたような気もします。爽やかに見れる分、ちょっと深みが足りなかったかなー。 【うらわっこ】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-10-07 00:25:39) |