1.やんちゃな弟が、兄の病気をきっかけに目覚める映画。
思ったほど号泣しなかった、というのが正直な感想。
ただし、序盤から泣かせてくるのと、全体的に泣かせる場面が多い。
軽めのパンチが多く、一発逆転の渾身のパンチが弱い。
ガツン!と泣ける山場のシーンもあるにはあるが、いまひとつ弱い。
題材に反して、重く暗くなり過ぎず、いい感じにまとまっている。
素なのか演技なのかわからないくらい、弟役がいい味出してる。
原題直訳の「アンニョン、兄ちゃん」のほうがタイトルに相応しいと思う。
安売りされた言葉の安易な邦題がつけられてしまったのが残念。