24.《ネタバレ》 冒頭で、木村佳乃が師匠におめこを見せる・・・・・なんて書き方をしたら、下品だセクハラだと大騒ぎする輩が増えた世の中、おめこをエロよりも笑いのネタにしてしまう上方の気質をうまく表現していたと思います。通夜の台所で茂子がまじめに「あんなことしてショックで死期を早めたのでは?」で多香子が吹き出し、美紀が「あー、おそその話!」で、あーちゃんが吹き出すシーン、面白過ぎてここだけ何度も見返しました(笑) これ、松鶴師匠と一門(上方落語界)をイメージしているのでしょうが、安易に関西の芸人や落語家をキャスティングせず、演技力のある俳優を中心に据えたのが正解でしたね。ただ、堺正章が尼崎の鉄工所の社長というのは無理があるというか、関西の人なら「ちゃうちゃう!」とツッコんだのでは?(笑) 通夜&下ネタばかりで、さすがに途中からは飽きてきたものの、関西人の面白さを俯瞰的にうまく捉えていたのは、中島らものセンスでしょうか。若い頃には「しょーもない。笑えんわ」と思っていた艶笑噺の粋、少し理解できた気がします。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2015-02-24 21:56:15) |
23.《ネタバレ》 お下劣極まりない。 序盤まで(おそそのエピソード辺りまで)は、まだ良かったけど・・・ 後は、もう単調で・・・ 下ネタは嫌いじゃないんですよ、私は。 寧ろ好きな方なのに、ちっとも笑えないし面白くない。 ふと、しかめっ面で観ている自分に気づいたくらいでした。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 3点(2012-01-09 16:31:08) |
22.タダでさえ退屈な設定なのに、くだらん下ネタでさらにヒドイ事になっている。木村ヨシノの屈託無さがいいくらい。 |
21.《ネタバレ》 これだけお通夜の連続だと、観ていてかなり単調な印象。テンポや画的にもう少し抑揚がほしかった。結果的にラストも盛り上がりに欠けていた。中井貴一は結構なハマり役で好演していたし、他の俳優陣もそれぞれ良かったが、堺正章の登場で一気に粗が見えてしまって残念。鉄工所の社長が一番の芸達者だったのでは、観ていて冷めてしまうというものだ。 【ポテサラ頂戴】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-10-10 17:00:25) |
20.おっさんばっか集まってのお通夜コメディ。ストーリーはなく、最初から最後まで下ネタの小ネタの嵐。冒頭は面白かったが、しつこすぎる下ネタはイマイチ笑えず退屈。下ネタだけで映画を撮ってやるという意気込み(違う?)はいいけど・・・うーむ。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-07-07 14:39:26) |
19.いやー実におしい映画だ。 寝ずの番を一人目の師匠で終わらせておけば 最高傑作だったのに。。 いやー実に下ネタが多すぎだ。 【突っ込み】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-21 14:57:48) |
18.《ネタバレ》 “ウィット”や“ウエット”に富んでおり、随所でニヤリとさせられます。もちろん爆笑もある。役者陣もみな上手い。「楽しめなかった」と言えばウソになります。ただ、エピソードを積み重ねただけなので平坦な印象は拭えません。「そそ」と「かんかんのう」といった目玉を、序盤に使ってしまったので中盤がやや薄いか。それでも「歌合戦」からの畳み掛けはお見事でした。ポイントはラストの電車踊り。あの輪の中に入れたか否か。一緒に踊れた人は、本作を十分に堪能できた人。一門や、堺正章、監督と同じように内輪に入れたということです。(一緒に踊っていたけれど、蛭子能収は外の人だと思う。)残念ながら自分は内に入れなかった組。このチェックは結構厳しい。それ相当の人生経験を必要とします。年を取っているだけではダメ。もちろん、そういう経験をしているから偉いと言う訳ではありません。観ている景色が違うだけ。夕日が美しいと思う人もいれば、車のフォルムにみとれる人もいる。どの景色が美しいかは、それぞれが決めればいいと思う。ただし、監督は多分そう思っていない。(不遜な言い方で申し訳ないですが)謙虚さが感じられない。この景色が世界で一番だと信じて疑わない。「楽しめない奴はイキじゃないね」と自信満々です。主義義主張のない監督よりは100倍マシ。だけどその強い自信の前に、弱い人間は萎縮してしまう。江頭に爆笑し、ダチョウの竜ちゃんに腹を抱える自分のセンスがダメなんじゃないかと思えてくる。(いや実際ダメなんですけど。)内輪に入れて共感できた人には素晴らしく心地いい世界。ただ敷居は驚くほど高いと思います。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-10-25 19:57:59) (良:1票) |
【もとや】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-08-28 15:03:27) |
★16.部分部分のギャクだったり描写であったりは充分に楽しめます。それは役者さんの力であったり原作の面白さであったり、なによりもそもそもの上方落語界&松鶴師匠の面白さであるわけです。ところが映画が進むにつれて、やむことのない下ネタの連呼に最初は大笑いしていたわけですが次第にゲンナリとさせられます。もうそれはいいから他の笑いはないの?的な。なにやら感じさせてくれるもの、しんみりとさせてくれたり懐かしい気分を抱かせてくれたりはするのですが、下ネタオンパレードがそういう気分をぶち壊してしまいます。2時間の分量の中で下ネタのバランス感覚が適当でなかったということでしょう。残念。ですが、最初の監督作品であること、そして何よりこの手の映画はほとんど本邦初であったということもあって仕方ないのでしょうね。次回作には大いに期待できます。 【Sean】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-08-15 18:39:44) |
15.《ネタバレ》 下ネタもいやらしくならなくて結構笑えた。関西弁のおもしろさも楽しい映画。テレビではオンエアは無理でしょうね、ちんぽやおめこの大合唱では・・・・ 【KINKIN】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-15 17:43:44) |
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14.観終わった後なんかとても元気がでた。大人が通夜の席で一生懸命下ネタ言って笑ってって最高だった。決してイヤな気持ちにならないし。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-14 18:10:31) |
13.《ネタバレ》 邦画史上類を見ないといえる脚本の下品さとは裏腹に、万人に訪れるであろう「死」に対しての慈愛に満ちた作品。 こんな「お通夜」にしてくれるなら、死ぬのもそんなに悪くないのかも。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-01-25 13:29:37) |
12.《ネタバレ》 大胆な題材を打って出たマキノ監督の真意に対して脱帽。 【成田とうこ】さん [試写会(邦画)] 8点(2007-01-10 03:14:20) |
11.豪華出演陣タイプの日本映画の範疇で9点です。 中井貴一は、キャッシュカードのCMで実証済み、 私的には、お笑いが合っている。 この映画の落ちは?? と途中、心配になりましたが、 きっちりと、落ちも付いています。 何かと、セクハラ、セクハラを騒ぐ時代に、 スカットさわやか映画を作ってくれました。 これって、テレビじゃ放映されないだろうから、 ぜひ、DVDで見てください。 【オドリー南の島】さん [DVD(邦画)] 9点(2006-12-24 09:46:24) |
10.3人のエピソードにする意味もわからないし、役者のテンションについていけなかった。下ねたも面白くもない。これを面白いと感じるのが年をとるということのなのだろうか。 【HK】さん [DVD(邦画)] 4点(2006-12-17 23:18:54) |
【NIN】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-11-16 08:15:56) |
8.とくダネ!でおずぎさんが絶賛していたのでDVDで見てみましたが、ストーリーに抑揚がない気がして、ちょっと退屈と感じてしまいました。 【六爺】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-11-04 23:14:44) |
7.師匠の死を弔う、落語家一門の通夜での大騒ぎを描いただけの映画かと思いきや、次々と突発的に生じる後日談もあり、原作を知らない者にとっては少々意外であり、またその事が巧みな映画的構成力により、ひとつの魅力ともなっている。かつて、伊丹十三が斬新な発想による「お葬式」で鮮烈な監督デビューを果たしたのと同様に、津川雅彦念願の監督デビュー作は、しかしながら似て非なるものだった。強烈さと言う意味ではこちらの方に軍配が上がるかも知れない。終始繰り返される下ネタ自慢が映画の本筋かと勘違いする程の徹底振りは、所詮、芸界(芸事)は大なり小なり、こういった艶話のみで成り立っているのかと、ついつい考えてしまう。それに世間で誤解を招く恐れもあるぞ。落語のとりわけ艶笑小噺は、オチ(もしくは下げ)にチラッと表現されるのが粋と言うのならば、冒頭の“聞き違いエピソード”だけでも下ネタの役目は十分だと思うのだが・・・。しかし、それではこの作品の存在意義がないという事なのかも知れない。マキノ雅彦初監督作としては及第点だと思うが少々ハメ外し過ぎで、芸達者な出演者たちの熱演で救われている感は否めない。それにしてもこの映画、“通夜”で“艶”話と洒落てでもいるのだろうか。 【ドラえもん】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-05-14 18:30:32) (良:1票) |
6.下ネタのオンパレードでしょ。付き合いたてのカップルが観に行ったら結構気まずい映画かもしんない。面白いところもあるんだけど、替え歌が聞き取りにくいのと、しつこいのがちょっと気になった。 【ブン】さん [映画館(邦画)] 5点(2006-05-14 17:18:46) |
5.《ネタバレ》 マキノの甥で沢村国太郎の息子だろ、もうちょっと「間」を研究しなさいよ。役者やったら最高の「間」が作れるのに惜しい。友情出演の三枝師匠以外吉本使わなかったのは矜持があったんだろうけど、関西言葉のニュアンスの違いが出せないから無理がある。京都出身の岸辺“サリー”一徳、兵庫出身の笹野高史などが押さえてるから格好はついたけど、中井貴一はいっぱいいっぱいだし、堺“巨匠”正章が尼崎の人演じるのはなしでしょ。堺駿二を踏まえての起用だったとは思いますが… 蛭子は論外!! ただし、藤“緋牡丹”純子様の芸妓踊りが観られたのは大収穫☆☆☆これだけでも観る価値はあります。らもさんの原作は腹かかえて笑ったけど、そこまでは行っておりません。イントロのテンポが抜群だっただけに残念。しかし、観客、ジジババばっかだったけど、ほとんど笑わないんでやんの。わかんねえんだか、おもしろくねえのか、力一杯大笑いして浮いちゃった私でした。 【shintax】さん [映画館(邦画)] 5点(2006-05-09 19:40:22) |