26.《ネタバレ》 先日、沖縄からの来客とお会いしたので記念に書いておく(映画と無関係だが)。 最初から大体の結末は予告されているが、終盤で事情が明らかになってみればやはりその通りである。その後にまだ少し時間があったのでもうひと捻りあるかと思っていたらそうでもなく、そのまま力押しして終わったような形だった。単純な保護しか考えていなかった祖父に比べ、母の愛情はより深く周到だった、といった作り込みはなされており、決して悪い話ではないのだが特に感動を催すほどのこともない。従って、どちらかといえば風景や設えなどの映像美と、ただ愛らしいだけではない個性的な女優としての蒼井優をしっかり見ることが重要なのだと思われる。 また登場人物のうち友人役で出演していた比嘉愛未は、最近の主演映画(「飛べ!ダコタ」2013)を見るとかなりいい感じに年齢とキャリアを重ねていたようだが、この映画ではまだ18歳くらいで超絶美形かつモデル体型なのが印象付けられてしまった。この人の演じる登場人物は、どうも最初から主人公にライバル意識を持っていたようであり、そのことからしても最後は主人公が島へ帰らないことで全体が調和するよう予定されていたようである。 ほか劇中では地元民のような人々が台詞付きで登場していたようだが、中でも「おばあ」と呼ばれていた人の容貌と発言には何ともいえない風格があって忘れがたい。 全体として絶賛する気にはならないが、けっこう好意的に見られる映画ではあったので、ここは少しだけいい点を付けておく。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-01-24 17:47:32) |
25.予想通りの展開だったけどそれなりに楽しめる映画 |
24.見所は蒼井優の感情の篭った泣きの演技。それ位しかない。 ストーリーはよくある島旅立ちものであり、ベタすぎる展開が続くのであまり意外性はない。 私の嫌いな無理矢理泣かせようとしてくる演出(手紙のくだり)はあまりのしつこさで正直しんどい。一番泣けたのは、東京に行った主人公が一人淋しく送られてきたクッキーを食べる場面。あんな薄暗い部屋で食べなくてもいいじゃないか、わざとらしい。けど切ない。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-07-22 16:34:28) |
【黒ネコ】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-04-05 21:49:56) |
22.《ネタバレ》 映像がきれい。そしてちゃんと泣ける。蒼井優もうまい。でもテンポが悪いのと、演出がくどいのと、オチがかなり最初のほうで読めてしまうのが、残念。あと、本当の島民を使ったのか、「ど素人」みたいな人がたくさん出てたのだけど、そこが逆に芝居くさく感じた。芝居が出来ない人に「芝居」させちゃだめでしょ! 【コウモリ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-12-04 00:11:51) |
21.《ネタバレ》 うん、よかった! まるで時が止まっているかのような竹富島の美しい風景も素晴らしいんだけど、…このテの展開に弱いんだよなぁ 親の子を想う気持ち 静かだが優しく暖かい島の人のまなざし 蒼井優はじめ素晴らしいキャスティングと手紙の重さを感じた次第でアリマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-02-23 12:34:58) |
20.《ネタバレ》 沖縄・竹富島は綺麗だし、蒼井優にも文句はない・・・ でも毎年、誕生日毎に手紙で励まされ、二十歳になってから現実を知らされる残酷さよりも・・・ 幼いとはいえ、亡くなるまで(その手紙を書いている、その瞬間までも)そばに居れる方が幸せな気がするんですけど・・・ ちょっと理解出来ない母親の行動に、とても感動なんて出来ませんでした。 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-02-21 15:55:11) |
19.《ネタバレ》 3年ほど前にも観ていて2度目の観賞。その間に実際に竹富島に行って来ました。沖縄の離島はみんな似た風景なのかと思っていたのですがそれは大きな勘違いで、あの家並みは竹富島だけのものです。あの島に何日かいると、コンクリートとアスファルトで固められた自分の職場近辺の風景がとんでもなく不自然なものに感じられます。長く都会で過ごした者に憧れを抱かせるに充分な魅力がありました。ということで、竹富島ファンの甘口レビューです。最初からタイトルでオチをバラしているんだから、それがバレたからってこの作品の価値が落ちることはない。幼くして母を亡くした主人公をおじいを始めとして周囲の島民が全員で見守り、真相を知った主人公を全員で励ます。何より、主人公が母の死を全く疑っていなかったことが純朴な島民気質の顕われでもある。その風土を描きたかった作品だと思います。対照させるのが東京でのアシスタント仕事。いや、自分の仕事があれに近い世界なのでよく分かります。カメラマンの人柄にもよりますが、アシスタントを罵倒しながら仕事を進める人を何人も見てきました。あの描写はリアルです。「自分が何をやっているのか分からなくなる」と言った主人公の言葉は、東京で働く人には少なからず覚えがあるのでは。そこも妙に印象に残った作品でした。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2011-02-21 00:50:52) |
18.これでもかと言わんばかりに泣かしにかかるので逆に泣けない、みたいな感じですかねえ。 でもやっぱり郵便局の全国ネットワークって大事だよねえ。 【鳥居甲斐守】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-02-01 20:46:30) |
17.沖縄の風景と蒼井優にはケチのつけどころはないですが、それ以外はひたすら平凡で退屈な映画でした。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-07-07 14:25:56) |
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16.《ネタバレ》 バレバレのオチを含め欠点だらけの映画ではあるが、役者が良いので最後まで引っ張っていってくれました。竹富の島民の暖かさにはうるっときましたが、ラストの手紙のくだりは流石にクドすぎて早々にネタばれしていることもあり苦笑してしまいました。蒼井優に+1です。 【ParaP】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-09-13 01:56:38) |
★15.綺麗な映像の数々ではあるが、そもそも実際の“竹富島”という島の光景自体がとても綺麗なものなので、これは“そのまま美しく撮れている程度”にすぎない。
つまりは、映画作品として考えるならば、もっと美しく撮れていなければ不足なのではないだろうか。
語弊はあるかもしれないが、“現実の美しさを過大に表現した映像”を期待していたのだ。
そういう観点からすると、“映像”に関して言えば、いまひとつというところだろうか。
しかし、もっと問題だったのは、映像以外の演出レベルに関してだ。
現地の人を採用し、リアリティを出したであろうことは容易に推測がつく。 しかし、もう少し演技指導をつめて欲しかった。
それに、あまりにも子役の演技がひどすぎるのも難点。 子役といえど、最低の演技レベルはクリアーしていて欲しかった。
そして、何と言っても一番問題なのは、“竹富島”を舞台にするシーンが前半の40分で終わってしまうことだ。
2時間近くある上映時間の中で、“竹富島”を舞台に繰り広げられる時間帯は、最初の40分だけなのだ。 その後は、主人公が東京に渡ってしまう為、主な舞台は東京になってしまう。
これは、普通の作品ならば、別に何も問題とするところでないであろう。
しかし、この作品を観ようと思った人達は、きっと“ジャケット”やその“タイトル”から、“美しい竹富島でのおはなし”を期待し、この作品を選んだに違いない。
なのに、この時間配分は一体・・・
出来栄え的には難点の多い本作ではあるが、“竹富島の美しさ”と“そこに住まう人々の素朴”さ、そして“その独特なる文化”を伝える作品であるという点において、非常に評価できる作品であると感じたからだ。
“竹富島”が好きな方、“竹富島”に行ってみたいと思っている方には、是非オススメしたい邦画である。
そして、主演を演じた“蒼井優”であるが、特別に美人であるとか、演技が上手というわけではないが、独特の魅力を持った女優さんだと思った。 今後の彼女の活躍に期待したい。→映画『フラガール』でブレイクしたようですね!おめでとうございます! 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-01 21:36:56) |
14.アイデアはいいのですが、脚本が弱いと思いました。美味しい材料はいっぱいあるのに、中途半端な料理では、素材が生きていないという感じです。非常に惜しいですね。唯一、蒼井優の素晴らしさだけは伝わりました。 【ジム】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-04 19:24:09) |
13.まあ、これはストーリーを追うような作品じゃなくて、ただひたすら蒼井優を鑑賞する作品なわけだけど、それでもラストはちょっと涙腺が緩んでしまいましたよ。 差出人の名前だけで住所がわかると思い込んでたりして、島の人らしい素朴な側面を垣間見せつつ、へこたれず頑張る芯の強いところもあって、なかなかの好演でした。 少し残念だったのは、島と東京の距離感が無かった点でしょうか。 交通の便が良くなったとは言え、いくつもの交通機関を乗り継いでやっと辿り着く遠い場所のはずなので、その辺りの距離感にもう少し時間を割いても良かったかも知れない。 そうすれば、心配して遥々やって来てくれた人への感謝の気持ちも高まっただろうし、島に戻るということの重さも増したのではないだろうか。 それでも、まあ、全体的にはよく纏まった雰囲気のいい作品に仕上がってると思う。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-21 11:25:36) |
12.《ネタバレ》 僕の大好きな竹富島の桟橋からの美しい夕日が出てくる映画なのですが、ラストで泣けなかった人にとっては、「タイトルで先にオチ言ってるやん」と冷静にツッコませる作品です。僕は「ここは泣くところですよー」的なシーンが苦手なので、泣けませんでした。とはいえ、竹富島の景色や写真等、綺麗なシーンが多く、ユルい雰囲気は出てます。手紙を読み終えた翌日の朝食のシーンが好きです。 【Fukky】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-05-09 03:10:31) |
11. 悪人がいないとか、きれいすぎるとか、そういうことを言いたい人がいるのはわかります。けれど、たまには悪い人が出てこない作品を見たいと思う人もいるんじゃないかなぁ。風希の幼なじみの男の子は切ないなぁ。これからどうするんだろう。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-04-30 17:58:17) |
10.《ネタバレ》 すぐに内容が読めちゃうですが、思わずウルッとしました。景色が綺麗(*^_^*) 【うさぎ大福】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-19 22:51:32) |
9.ワンアイデアで山もなく終わる。しかも、タイトルでそのアイデアすらもネタバレさせてしまっている摩訶不思議。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 1点(2007-01-16 08:34:46) |
8.すっごい王道なんだけど、だからこそ心温まるものを感じた。普段、人間関係のしがらみの中で苦しみもがき、ストレスを抱える現実の日々の中で、いい人しか出ない映画の世界に2時間浸り、ほんの少し癒され救われました。蒼井優ちゃんの自然な演技にも好感が持てました。 【憲玉】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-12-19 23:36:40) |
7.竹富島の人々が持つ「うつぐみの心」とは、お互いの生活を確認、励まし合う風習であるという。忘れかけていた大切なものを再び発見したような懐かしさで胸がいっぱいになった。東京で真実を知り戻ってきた風希が、島の皆から慰められるシーンは本当に泣ける。当初、オジィの表情の乏しさに戸惑った。嘘を吐き続けなくてはならなかった無表情、また思いを上手に表現できない不器用さと捉えることもできるが、なぜこの俳優を起用したのか疑問に思えた。しかし最後、風希が島に戻った翌日に、ふたりで朝食をとるシーンでの繊細な眼差しの演技に、それまでのモヤモヤしたものは、すっかり晴れてしまった。心憎い演出でした。 【ヒロポン】さん [DVD(邦画)] 8点(2006-10-21 12:14:12) |