虹をつかむ男 南国奮斗篇のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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虹をつかむ男 南国奮斗篇

[ニジヲツカムオトコナンゴクフントウヘン]
1997年上映時間:112分
平均点:5.80 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-12-27)
ドラマコメディシリーズもの
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タイトル情報更新(2024-05-19)【イニシャルK】さん
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監督山田洋次
助監督阿部勉【監督】
キャスト西田敏行(男優)銀活男
松坂慶子(女優)松江
吉岡秀隆(男優)平山亮
小泉今日子(女優)祝節子
哀川翔(男優)祝清治
星野真里(女優)平山咲江
角替和枝(女優)平山綾
笹野高史(男優)平山肇
八木昌子(女優)祝文子
田中邦衛(男優)祝幸吉
倍賞千恵子(女優)絹代
小籔千豊(男優)サブ
岩崎ひろし(男優)
原作山田洋次
脚本山田洋次
朝間義隆
音楽山本直純(音楽監督)
撮影長沼六男
製作松竹
TBS
プロデューサー中川滋弘
深澤宏
平野隆
配給松竹
美術出川三男
編集石井巌
録音岸田和美
松本隆司(調整)
照明熊谷秀夫
その他大庭秀雄(劇中映画「雪国」(1965 松竹)監督)
宮崎駿(劇中映画「風の谷のナウシカ」(1984 徳間書店)監督)
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5.《ネタバレ》 バブル弾けた後の不況の中での日本映画。映画館オデオン座も閉館、閉塞感のありそうな状況の中、カっちゃんの底抜けの明るさで全編盛り上げる。しかし「男はつらいよ」シリーズと違うところがヒロイン松坂慶子を持ってきて決定的になる。寅さんの時は、ヒロインの松坂慶子が同じ部屋に寝ていて、誘ってきているのに、寅さんは逃げる。しかしここでは同じ松坂慶子をヒロインに持ってきて、カっちゃんは人妻と分かっていて手を出す。その辺がもうシリーズ不可であることを決定づけており、その後、山田洋次は学校シリーズ、藤沢周平シリーズへと作品を展開させていく。渥美清がいかに傑出した力量の俳優であったことを山田監督も痛感したのかもしれない。でも西田敏行のキャラクターも存分に活かされており、さすがは「釣りバカ」での扱いなれた山田監督の料理技だった。山田監督に駄作無し。本当にそう思わせる。
トントさん [ビデオ(邦画)] 7点(2017-04-02 23:29:13)
4.《ネタバレ》 前作は渥美清さんへの追悼という意味もあって映画に対する想いがふんだんに詰まっていましたが、本作は主人公の職業の移動映画館主という設定程度で映画愛というよりも恋愛をテーマにしている感じです。
主人公の夢から始まる失恋コメディ、寅さんっぽいですが明らかに山田監督が今まで撮って来たコメディ映画の縮小再生産となっています。

渥美清さんと西田敏行さんとでは言葉通り役者が違いますし、西田さんでは表現しきれない所があったと思います。
渥美さんと比べて軽いキャラクターの為に松江との一晩の恋が成立した事は自然に描けていて良かったと思いますが、後日松江の家を訪ねた行為を船上でバカな事だったと反省するシーンは見ている側に哀愁を感じさせなければ成立しないのに、余りそれが感じられないので西田さんの残念な演技に対する哀愁とは別の悲しさを感じてしまいますし、活男が本当にデリカシーのない単なるバカな男にも見えてしまいます。
西田さんには西田さんの活男が有りそれを演じていたとは思いますが演技の深さのようなものが渥美さんとは決定的に違う印象でした。

西田さんと渥美さんを比較したら酷とも言えますから、それ以外の所でアドバンテージを取る必要があるので山田監督が脚本を今迄以上のものにしなければいけないのにそうはなっていません。
笑いもパワー不足ですし要所々々を引き締めるメッセージもそれ程響くものもなくシリーズを通してのテーマである映画愛に対しても失速してしまっています。

また、祝一家は奄美の島の人には見えませんでしたし、特に田中邦衛さんの配役は疑問に感じてしまいます。
演出に関しても作品のメインとなる映写機が壊れて活男と節子が歌い出し島民が島唄で踊るシーンや、最後の東京の亮と奄美の活男の虹に関する会話等も盛り上がりに欠けていた印象でした。

渥美さんという山田監督の脚本の行間まで演じきってしまう役者さんが居なくなってしまった今は、監督がきっちり行間の思いまでも脚本で書ききらなければ作品の質をキープ出来ないのではないかと思ったのと同時に、山田監督作品での渥美さんの存在の大きさを改めて感じてしまいました。
しってるねこのちさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-07-16 17:57:02)
3.小泉今日子いい!西田敏行歌うまいな
ホットチョコレートさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-02-17 20:07:25)
2.山田洋次の迷走を感じる。喜劇で環境破壊等々の説教臭さをストレートに出しちゃイカンよ。これではシリーズ化は無理だろう。役者もオールスターで豪華ではあるんだが、メリハリがない。
東京50km圏道路地図さん [DVD(邦画)] 4点(2014-02-16 23:55:19)
1.前作同様、かなり楽しめた。
『男はつらいよ』シリーズより、ある意味面白いかも。
少なくとも吉岡秀隆に関しては、『男はつらいよ』シリーズよりもらしさが出ている。
にじばぶさん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-10-14 17:37:37)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.80点
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100.00%
200.00%
300.00%
4240.00%
500.00%
600.00%
7360.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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