7.《ネタバレ》 壁に空いた穴を通して手紙を渡しているから、てっきりお互いに会う事が許されないカップルなのかと思いきや、後ろにはちゃんと扉があったりするところで笑ってしまいました。
ロープにぶら下がって隣の家の中に入り込むっていうネタは、隣り合った空間を効果的にギャグに生かすという、これこそがまさにキートンのお家芸!キートンの本領発揮!と言える必殺技でしょう。
しかし、自分が言うまでもなく本作の最大の見どころは3人肩車じゃなかった、3人立車であります。
もはや、サーカス団員もビックリのウルトラ曲芸!
凄いのはキートンだけじゃなかった。脇役やキートンに担がれるヒロインまでもが超人級の活躍をしている事に驚かされます。
練習でヒロインが何度落ちただろうかと想像するだけで彼らの映画作りに対する熱意と並々ならぬ苦労が伺えるというものです。