56.《ネタバレ》 グロくてダークな部分を綺麗な映像と明るい音楽でカバーしてる寓話。 独特の雰囲気が癖になる、たまに見返したくなる作品です。 今回、数年ぶりに見ましたが、何度見てもあの先生は気持ち悪いです。 慣れませんね。 でも、それがあるから、ツムジの苦しみが痛いほど伝わります。 雨の中で怯え悶える演技にも、毎回感心します。浅野忠信、この頃から凄いと思います。 charaのプロモみたいなシーンも度々ありますが、二人はいい雰囲気で絵になります。 サトルは気の毒ですね。 映画としての評価は微妙ですが、また忘れた頃に見ると思います。 【nanapino】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-06-07 22:36:30) |
55.《ネタバレ》 冒頭、こいつ!ぶっ殺すみたいな看護婦が登場したりして期待させる始まり しかし良かったのは教会で神父に会うぐらいまでで後は淡々とつまらない展開 いらいらさせる映像をただ並べただけに思える 伊藤かずえの存在とかその典型か 悲惨な状況に美しい音楽とかいつもの岩井俊二節だが今回は完全にすべってる感じ なによりも主要キャスト3人に最後まで感情移入できないのが最大の問題だ かわいくない この子達を何とかしてやりたいとかの気持ちになれない 悪いが死んでも何も哀しくない 空しさだけを感じて哀しさを感じない たびたびあげるCHARAの嬌声もイライラさせる 岩井俊二は95年から96年にかけて作品を大量に連作しているので今作はちょっと間違ったんじゃなかろうか エンディングも有りがちなラストで意外性を感じない、しかも美しさも感じない 少なくともここは美しくなければ意味がないだろう 実験的な映画だとすれば実験なんだから失敗もしかたがないと言うことか ただし、この作品がマヌケだからといって岩井俊二の才能を疑うものでも無いことは確かだ 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-12-16 16:14:19) |
54.《ネタバレ》 良くも悪くも、岩井俊二らしい映画でした。自分にとっては「リリイ・シュシュのすべて」と同じ、「衝撃的過ぎて2度と観たくないけど、映画としては悪くない作品」です。観てからかなりの年月が経っていますが、美しい映像が未だに記憶に残っています。 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-07-25 17:25:42) |
53.一日目は観てるのだるくなってきて途中で止めて、2日目に残りを鑑賞。 物語が絶望的につまらなかった。 【紫電】さん [ビデオ(邦画)] 2点(2009-02-12 16:44:00) |
52.《ネタバレ》 岩井俊二の映画は、好きな部分と嫌いな部分がいつも混在しているが、本作はその振り幅が最も大きい。物凄く不快でありながら、同時に、魂を揺さぶられるような感動を味わえる。観るときのコンディションに激しく左右されそう。あの先生は本当に気持ち悪いな。首の骨が折れる音も、インパクト大。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-05-15 23:00:52) |
【Yoshi】さん [ビデオ(邦画)] 2点(2008-03-22 07:24:59) |
50.嗚咽寸前のグロさが、美しい自然や音楽にうまくマッチしている、まさに岩井節がぷんぷん漂ってくるような作品。賛美歌を歌うCocoがなんとも可愛らしい。みんな若いですね。そして味のある演技をしてくれてます。浅野さん演じる、ツムジの葛藤が苦しい。今は亡き、サトル役の橋爪さんの純粋な目での演技はすごい圧迫感。不思議な短い映画でした。ラストが好き。ものすごい奇麗でした。 【未歩】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-29 11:48:59) |
【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-10-10 18:19:08) |
★48.Charaと浅野忠信が結婚するキッカケとなった作品。有名な、「地球最後のキスシーン」は、観てるこっちが恥ずかしくなるくらい、Charaの浅野忠信に対する溺愛ぶりが伝わってくる。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-09-04 09:28:29) |
47.《ネタバレ》 印象画のようなはっきりとしていない、観る人によって捕らえ方が異なる映画だと思います。 また、大衆的でなく観る人を選ぶ作品ですね。 岩井俊二監督らしさはあるものの人気どうこうではなく、撮ってみたかった作品でしょう。 施設から出る事を禁止されており、塀の上だけはいいと判断しピクニックに出掛ける。 3人とも子供のように無邪気に、しかし悩み、救いを探す。 他にはあまりない独特な雰囲気でした。 【コショリン】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2007-07-25 17:21:01) |
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46.3人はある意味救われたのかもしれない。見てるこっちは全く救われないけれど。 【ぷりしら19号】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-07-15 15:50:26) |
45. 「リリイ・シュシュのすべて」もそうだけど、画面に散りばめられた断片が素晴らしい。コントラストの高すぎる空。風に揺れるシーツ。夕焼けの突堤。塀の上を延々と歩く姿。どこかで見たことがあるような、どこにもないような光景。ノスタルジーに浸るための映像。その手段としての映画。 【小塚】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2006-12-26 12:58:13) (良:1票) |
44.高校生のときに見ましたが、本当にショックを受けたのを覚えています。首が折れる音が聞こえたり、はっきりいってトラウマです。映像は美しく、ストーリーもイノセント(行き過ぎてるけど)ですばらしいと思います。へたなアダルトビデオより少年たちに影響与えるでしょう(悪影響かいい影響かは判断できかねますが・・・)心に余裕のあるときにトライした方がいいですよ 【サイレン】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-10 12:28:55) |
43.最後が衝撃的。。途中からうすうす気がついてはいたけども。それにしても後味よくないけど、きっとラストが自殺じゃなかったら、きっと納得がいかないと思う。純粋すぎるが故の行動だろうし。それにしても首がごきって折れる音はかなり寒気が。。一瞬本当にときが止まりました。さすが岩井さんて感じの映像美でしたね~ 【キャラメルりんご】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2005-08-02 15:20:21) |
42.《ネタバレ》 僕が小学生だった頃、自宅の塀の上を歩いて一周する冒険をしたのを思い出した。自分の家と隣の人の家との間に塀がある。北側の塀は家と家のスキマだから日の光は当たらずじめっとしている。南側の塀には行く手を阻むかのように姫りんごの木が枝を伸ばしている。枝には沢山のケムシがいるので、僕は引き返す日もあった。 この映画を観て、岩井を含め、多くの人は塀の上を歩いていたのかもしれないと感じた。それは大人になると(体が大きくなって家と家のスキマを通ることができなくなると)やらなくなる行動である。精神病院にいる彼らは、子供の頭で、塀の上をピクニックすることを考える。今日の彼らには友達と女の子がいる。楽しい。いろんなものを見る。大いなる世界への憬れ。こうやって子供は大人になっていくのである。人間の成長を雑にグロテスクに捉えた作品である。だからこそラストの自殺は絶望的な余韻を残す。岩井のセンスをまじまじと感じる。 |
【DELI】さん 6点(2004-09-01 21:56:54) |
【太郎】さん 9点(2004-07-16 10:08:39) |
39.とても特異な物語というか、クールで独創的な世界。内容も映像も芸術的。ある意味囚われの身の主人公達、ボロボロの衣装をまとっているのに、どうしてあんなにもファッショナブルに映るのだろうか?CHARAと浅野はこの世界観の中に違和感などこれっぽっちも無く、キャラがぴったりハマっていた。 【smiLey'70】さん [ビデオ(吹替)] 7点(2004-07-14 22:01:59) |
38.いや~いいでしょ、好きですよ(笑)たまんねえ、これぞ岩井節。いつもの映像美も去ることながらプロットもぶっ飛んでる。ちょっとこれ軽く衝撃受けました。うん、凄い。 |
37.こうやって見ると、この国は塀ばかりだな。何がそんなに怖いんだろう? 【紅蓮天国】さん 6点(2004-05-20 17:47:51) |