2.《ネタバレ》 アキ・カウリスマキ監督の作品とはあまり縁がないせいか、僅か4分間という尺の中で工員たちの生き様が凝縮されて語られていることは受け止められたものの、正直言って感銘を受ける域には達しませんでした。
映画館?(これは8ミリ映写機かな?)で映し出されているのは、エンドロールにもあるように1895年のリュミエール兄弟による世界初の実写映画「工場の出口」ですね。本作は2007年の作品。シンプルに「工場の出口」へのリスペクトとして、昔も今も本質部分は変わらない工場の姿を描いた作品と捉えるのが正解でしょうか?
難解ではないのに難解な作品を観てしまった感覚です。ここでの評価には適していないようにも思える作品でした。なので5点献上します。