1.あまり詳しい内容を知らないで見た映画だったけど、かなりよかった。勿彈湶から帰ってきたもとやくざが、スモーキーという少年と九龍という男を殺そうと香港の町を探す、というのが大まかなストーリー。でも、そのやくざ、殺し屋といっておきながら、どうもただのおっさんにしか見えない。一体この男の目的は何なのか?てのがこの映画のテーマですかね。ふしぶしにいいシーンもあるが、チープなシーンもたくさんあり。流れ星のシーンはひどかった。殺し屋のヒョウって?と突っ込みを入れながら見てましたよ。スモーキーは結構売れてる俳優なのかな。なかなかの好男子だったが。30年ぶりにあったアナンは全く変わってなかったが、あれ実際どんな風なのかと下種の勘繰りをしてしまう。ただ、この映画の真のキーワードは想い出なんですが、これがなかなかいい感じの終り方で、ほのぼのとしてしまうんですな。最後まで笑いもあるし。余計と思われるエピソードが結構あるけど、まあそれがこの映画の深みを作っているような気もします。ケリーゥ船礇鵑筌后璽チーも出ている。さらにさらに、前回見た香港映画で舞台となっていたポートランドストリートが、再び出てきてちょっと嬉しかったもしました。こういう映画はきっとまだまだ探せば歩きがするので、いろいろ発掘していきたいなあと思ったりして。