★8.《ネタバレ》 石井監督の後の作品『シャニダールの花』にも通ずる内容。 超新星爆発とか磁場とか、科学的なものに結び付けようとはしているが、とにかく神秘的過ぎる内容にダウン気味。
監督の言いたかったことは、水に対する恩を忘れるな、ということだろう。 水を無駄にすると、こういう仕打ちに遭うぞ、という警鐘を鳴らしている。 これが、かなり神秘的なストーリーでもって語られているから、観ていてかなりしんどい。 90年代の作品だが、既に古臭い感じがしてしまう。 90年代といえば、そんなに昔じゃない気がするのだが、なんだか自分自身が古臭い時代を生きていたように思えて、なんとも言えない気分になった。
にしても、当時15歳だった小嶺麗奈の神秘的な美しさ、これは唯一の見物。 この頃にしかない少女の輝きを拝むことができた。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 2点(2016-03-20 22:30:37) |
7.博多の街を愛する人間が、その才能を遺憾なく発揮して撮った作品。水の描写が瑞々しく美しい。映像でこんな美しい博多の街は、見たことありません。これは博多を愛している人にしか撮れないでしょう。博多っ子なら是非見てください!できるなら山笠が始まる前のこの季節に。あ、でもストーリーは期待しないほうが無難です。アニメやサブカルで一時期流行したセカイ系を先取りしたような話。 【Nujabest】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2009-06-26 09:40:21) |
6.小嶺麗奈さんっていい女優さんですね。眼に力があって、透明感があって、神秘的な役をとても上手く表現していました。TVのドラマなどではちょっと嫌な役が多かっただけに、このように主役クラスで映画にどんどん出て欲しいところです。しかし、ちょっとストーリーが薄い、そして無理な感じがします。説明がないのは、観る側に判断しろということなんでしょうけど、ちょっと難しいですね。映像の良さで見応えは十分ですが、もう少しなんとかならなかったのかな?夏の美しさはいいと思います。 【fero】さん 5点(2003-11-27 14:52:01) |
5.小嶺麗奈がけっこういいんだよねえ。石井聰互はこういう世界を撮りたかったとは知らなかった。逆噴射家族という名作がありながら、この動から静への転換はすごい。嫌いじゃないです。でも作品的には、NHKの同名ドラマの方が勝ってるかも。 【如月CUBE】さん 6点(2003-09-23 01:36:31) |
【亜流派 十五郎】さん 0点(2003-07-22 12:36:55) |
3.好きじゃないです。タイトルは綺麗ですよね。同じ題でBSドラマがあったんですが、そっちの方が好きですね。(笑)青春映画の重い雰囲気は本当に重い。 【もちもちば】さん 4点(2003-07-15 00:48:33) |
2.90年代に商業映画の世界に復帰した石井聰互監督の、今のところぼくが最も好きな映画。J・G・バラ-ド的な終末感に彩られながら、ひとりの少女が世界を救うという『ナウシカ』的ストーリーは、驚くほど美しいイメージの連続で陶然とさせてくれます。日本映画でここまで美しい映像を見せてくれるのは、間違いなく石井作品だけだ。 【やましんの巻】さん 9点(2003-07-14 18:31:10) |
1.ストーリーは?だが、水を主題に徹底した映像美を追求している。あとデビュー間もない小嶺麗奈が可憐。 【EJR】さん 7点(2003-04-07 11:26:01) |