病院で死ぬということのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
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(レビュー・クチコミ)
病院で死ぬということ
[ビョウインデシヌトイウコト]
1993年
【
日
】
上映時間:100分
平均点:
5.33
/
10
点
(Review 6人)
(点数分布表示)
公開開始日(1993-07-24)
(
ドラマ
・
医学もの
・
ドキュメンタリー
)
新規登録(2003-09-08)【
シネマレビュー管理人
】さん
タイトル情報更新(2019-12-13)【
イニシャルK
】さん
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監督
市川準
キャスト
岸部一徳
(男優)
山岡医師
山内明
(男優)
塩野谷正幸
(男優)
七尾伶子
(女優)
脚本
市川準
音楽
板倉文
撮影
小林達比古
製作
テレビ東京
企画
千葉茂樹
美術
間野重雄
録音
橋本泰夫
照明
中村裕樹
あらすじ
末期がんの4人の患者・家族と山岡医師・医療スタッフの関わり、「告知」を淡々と描く。ドキュメンタリーフィルムを交え、ホスピス医山崎章郎氏のベストセラー 「病院で死ぬということ」「続病院で死ぬということ」を映像化。
【
みんな嫌い
】さん(2003-12-23)
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6.
《ネタバレ》
誰にでもあり得る『死』を強い作家性で現代社会の日本で如何に進められているか。といった趣き。「実際の終末医療が違う場合は多々あるのだろうが、この様に進む例も実在するのだろう」という説得感は感じ得れた。
病魔が進み、その後、いきなり死後の病室のシーンになるのが驚く。
実際の『終末』を描くことはどんな描写、撮影を用いても作為に過ぎず、バッサリ取り除く事はひとりの作家の選択として正解と考えます。
【
reitengo
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
6点
(2010-12-22 13:03:49)
★
5.
ターミナルケア(終末期医療)の現場を淡々と描いた作品だが、あまりに無難というか、ステレオタイプな末期ガンの描かれ方に、何ら感動をおぼえなかった。
末期ガンの現実なんてのは、もっと凄まじく「過酷」であり、又、生命が最後の輝きを見せるという面において、これ以上なく「美しい」ものだ。
それがどうだろう、本作はその「過酷さ」と「美しさ」の両面とも描ききれていないではないか。
大体、あんな離れた位置に置かれたカメラでオブラートに包んだ様に撮って見せても、終末期医療の空気感なんて伝わって来ようはずがない。
これからガンに立ち向かうべき人達、これからガンと立ち向かうかもしれない人達がこの映画を観たとして、何のヒントが得られるというのだろうか。
こんな傍観したような映像からは、何の救いも得られないし、なんら魂も伝わってこない。
むしろ見ない方が良いと言えるかもしれない。
同じ末期ガンを描いた作品として、『ヨコハマメリー』が頭に浮かぶが、こちらの方が断然良かった。
『ヨコハマメリー』は、まさしく、末期ガンにおける生々しい残酷な現実や生命の神秘、そして人が死に直面した時、その人のそれまでの人生がどう噴出するかなどについて、ありのままを描いていた。
本作は、あらゆる面で手ぬるい。
人生最後の美しき輝きや、死に向う過酷な時間経過などを、表現しきれていない。
よって、ダメダメな作り物映画である。
いかにも小説である。
しかし、ただ一つだけ本作に共感をおぼえたことがある。
それは、「愛」というものが、人を死の恐怖から救うという結論である。
終末期医療においては、この「愛」というものが存するという事こそが、唯一の救いとなるのである。
【
にじばぶ
】
さん
[ビデオ(邦画)]
2点
(2009-11-05 21:10:41)
4.
こういう映画を非難するのは難しいが、難しい問題を強引に「感動」にしようとした偽善や商業主義を感じる。原作が立場性と作為性を明確にして、一本筋が通っていて、読者を引きつけ考えさせるのに対して、この映画は、「なんとなく救われた気持ちになる」というのが問題か。
【
みんな嫌い
】
さん
5点
(2003-12-23 17:49:23)
3.
「病院で死ぬということ」は現代社会においては至極当たり前のことと言えると思う。しかしながら、そこは常に健康に生きてきた日常とは異質なものであるということを、今作は徹底的なリアリズムで見せつける。そこに安易な感動や悲しみはなく、生と死というものの日常的でありながら、とてつもなく非現実な営みが繰り返される。それこそすべての映画に通じる本質的なドラマ性なのかもしれない。
【
鉄腕麗人
】
さん
8点
(2003-11-30 13:13:32)
2.
人間の死を、徹底的に引いた画面で淡々と見つめていくんだけど、その”引いた映像”にこそ逆に作為がプンプン臭う。時折挟み込まれる何気ない日常風景も、諦観というんじゃない、死に対してはこういった”何気ない生の風景”こそがふさわしかろうと、それが死にゆく者にとってどれだけ残酷なものであるかに無自覚な、生臭さが鼻につくばかりだ。市川準という監督は、本来極めて悪どく「野心的」な人なんだろう。わずかに取り柄(?)と言えば、どんなに良心的な医療現場であろうと、そこで「死ぬということ」とはどこまでも非人間的かつ非日常的であるということを、(映画の意図とは反対に)実感させてくれることだろうか。何だよ、この映画。
【
やましんの巻
】
さん
3点
(2003-09-16 14:33:36)
1.
病院の病室で生き、死んでいく様をほぼフィックスで撮り続ける半ドキュメンタリー映画。ストーリー性がほとんどないこの映画に物凄く感慨深さを感じることができる。それは人間の生死そのものにただならぬドラマとテーマがあるからにほかならない。
【
スマイル・ペコ
】
さん
8点
(2003-05-29 16:59:20)
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【点数情報】
Review人数
6人
平均点数
5.33点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
1
16.67%
3
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16.67%
4
0
0.00%
5
1
16.67%
6
1
16.67%
7
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0.00%
8
2
33.33%
9
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10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
8.00点
Review1人
2
ストーリー評価
5.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
6.00点
Review1人
4
音楽評価
2.00点
Review1人
5
感泣評価
2.00点
Review1人
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