★5.《ネタバレ》 解りにくそうでいて案外単純な内容なのだが、そういったことより何より、「面白くない!」の一言。
主演の男女二人は、それぞれ幼少期にトラウマになるような体験をしている。 そんな二人がある日、運命の出会いを果たす。
互いは共通の苦しい過去を持つことから、反発し合いながらも、互いを深く理解し、愛し合っていく。 お互いの苦しみを理解しているからこそ、ラストの海での入水心中へとつながっていくのだ。 これで愛し合う二人は全てから解放されるのだ、と。
まあ、こんな解釈しかできないが、いずれにしても、だからって別に感銘を受けることもないし、まして感情移入もできない。 それでいて、哲学的なセリフの垂れ流しが最初から最後までしつこく、ただ単に疲れるだけだった。
「フランス映画は理屈っぽくて小難しい」
そんな、一般のフランス映画に対するイメージを助長するような作品。
【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 4点(2009-07-14 00:10:08) |
4.不自然な出会いから何故か突然愛し合い、つまらないことでケンカして仲直りしてまたケンカの繰り返し・・・。出演者全員、揃いに揃って意味不明かつ基地外じみた行動の連発も、この時代のフランス映画のお約束。もう我慢の限界。1点! |
3.極めて特異な条件を背負った男女を並べると、それだけで面白い。ましてお互い惹かれあい傷つけあうのだから。海に入っていくラストはすばらしいね。たったあれだけなのに忘れられない。 |
2.《ネタバレ》 ソフィー・マルソー出演の映画ではスチューデントとならんで大好きな映画。始めて観た時は難解に感じたが、数回観ると結構シンプルなストーリーだと思った。ストーリーは、原作も読んだがそれほど大きく違わない。ラストの二人で海に入っていくシーンはとても美しい。 【ネコガタ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-27 17:42:45) |
1.見てる間何が言いたいのか大変悩みました。観終わって「愛とは訳が分からないものなのだ」と言いたいのだろうと理解し、それでも愛に身を投じざるを得ない業のようなものが描かれてるんだろうと結論。見てる間こんなに考えさせてくれる映画もあまりないです。印象に残り続けそうな映画です。 【PLANET】さん 6点(2004-06-13 18:38:15) |