8.《ネタバレ》 どうしてもスポーツを競技として見てしまうため、肉体美の鑑賞は二の次になってしまう。従って個人だろうが団体だろうが、より完成度の高い現代競技の方が手に汗握るに決まっている。ではなぜこの映画は今なお存在するのか。穿って観たからかもしれないが、純粋なアスリートの精神を政治的に利用したに過ぎないと見做さざるをえない。鑑賞後に複雑な気持ちにされられた作品。 【★★★1/2】さん [DVD(字幕)] 1点(2022-10-19 22:35:09) |
7.《ネタバレ》 「民族の祭典」も見ています。「民族の祭典」が陸上競技だったのに対し、こちらはその他の競技なので、競争ではなく、採点で争う競技が多いため、協議中の緊迫感などは伝わりづらいと思います。そのため、演技の出来を競う競技はスローで、競争する競技は早回しでの映像にするなど、工夫をしていますが、スポーツを見るうえでの醍醐味は薄れていると言えます。ただ、スローモーションの映像でもくっきりとした映像を見られるあたり、技術的な部分では目を見張ります。 【shoukan】さん [DVD(字幕)] 6点(2022-07-23 17:31:29) |
6.これと「民族の祭典」のカメラワークは、神の領域に達しているように思う。 【ashigara】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-07-09 14:14:57) |
★5.スポーツというものには、根源的に美しさや感動というものが内在しているので、ただそれを撮るだけでも良いものが出来上がるのは当然のことです。
しかしながら、本ドキュメンタリーはその枠を超えた素晴らしい出来栄えです。 レニ・リーフェンシュタールの実力を垣間見ることができました。
序盤の男子体操選手の筋肉の躍動感に息をのみ、馬の障害レースで顔がほころび、最後のプール飛び込みで優雅な気持ちになれる。
スポーツ・ドキュメンタリーの枠を遥かに超えた傑作です。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-31 20:47:15) |
4.記録映画を通り越した芸術作品だと思う。選手の躍動感や臨場感は素晴らしいものがある。選手(ほとんど軍人)が泥んこになって争う馬術が面白かった。 【こまごま】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-12-27 23:07:48) |
3.なるほど、単なる記録映画じゃないのね。冒頭から木々や小川の自然映像をコラージュする等、早くもレニ・リーフェンシュタールの天才振りを見せ付けています。まるで30年代のソビエト映画を彷彿とさせるような荒々しさに、スローモーションの美しい映像は観ていてこちらは何もしていないのに「スポーツするって気持ち良いな~」と思えてしまいます。特にフィナーレを飾る高飛び込みの迫力は圧巻!そのまま感動のクライマックスへと一気に突き進む。我らが日本人もけっこう活躍していて嬉しい、これは第一部『民族の祭典』も絶対に観たいと思います。 【かんたーた】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-20 10:33:22) |
2.民族の…は陸上主体でこちらは様々なスポーツが出ていた気がします。【あろえりーな】さんにいう一人で何種目もやってるってのは十種競技の選手ですよ。日本人が陸上の三段跳び、幅跳び、棒高跳びなどで活躍してるのは驚きです。葉室選手の200m平泳ぎ金メダルはスゴイけれど、バタフライが一緒に泳いでるのがもっと驚きです。前畑ガンバレも確かこの大会だったが映像は見られずチョッと残念。男子100m自由形で銀・銅なんて今では考えられないような成績に脱帽です。全体的な雰囲気としては民族の…よりアスリートの肉体美を感じさせてくれる映像です。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2005-02-02 22:50:27) |
1.プロパガンダどうこう言われますけど、純粋に見ればあぁ、美しいなぁ、て思います。この頃は一人で何種目もやったりしてたんですね。なんでもやっちゃう選手に驚きました。日本の選手も結構出てますね。この頃からすでに水泳は得意だったのか、、、。 【あろえりーな】さん 6点(2004-07-09 03:01:29) |