★7.いやぁ~、やっと見られた!! 最寄りのツタヤでもなく、いつも行っている隣町のツタヤでもなく、更に遠いツタヤまで借りにいった作品。
監督は、『地球で最後のふたり』『わすれな歌』のペンエーグ・ラッタナルアーン。 タイの監督だ。 『地球で最後のふたり』好きな私としては、見ないわけにはいかない。
日頃、サスペンス系はあまり見ないが、そんな私でもしっかり楽しめた。 舞台になるアパートの雰囲気が好きだ。 いかにもタイしている。
それと、主人公の女性が素敵! スレンダーでファッショナブルだ。
細かく言えば不満な部分も多少はあるが、全体的にみて十分に楽しめた作品であった。 やっぱり、この監督は素晴らしい。 ますます、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督のファンになった。
サスペンス好きの方、タイ・バンコクの独特な雰囲気が好きな方、スレンダーな女性が好きな方へ、是非オススメしたい一本だ。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-08-30 23:59:01) |
6.《ネタバレ》 出てくる警察もやくざもあまりにもバカが多い。みんなが勝手な勘違いをし続けていくのは見ていておもしろい。ただもっとコンパクトにまとめられたはず。 【θ】さん [DVD(吹替)] 8点(2006-12-19 09:51:21) |
5.「トゥルー・ロマンス」と「ロック・ストック~」を足したような感じ。構成や雰囲気は真似っこと言われても仕方ないが、ただのパクリ屋に書ける脚本ではない。帰宅すると大金が家の前にあった。普通なら怖くて手を出さないであろうが、その日は丁度リストラされた日。この辺の流れが意外と丁寧で細やか。「シャイニング」や「ソナチネ」からいただいたような画もあったけど、余計なことしなくても十分面白い映画が作れる人。次回作がとても楽しみ。 【ラーション】さん 8点(2004-05-29 01:00:54) |
4.おもしろいじゃないか。これ。。ただし、最後が何気なく終わってしまったのと、ちょっと長すぎたかなってところが残念だったけど。とりわけ、冒頭のリストラシーンなんてとても緊迫感があって好き。 【3737】さん 8点(2004-03-03 18:49:08) |
3.《ネタバレ》 あのアパートや底なし沼の雰囲気はタイでないと出せない感じがする。 警官もギャングも全てお馬鹿キャラ。日本で同じ様な設定にするとかなりナンセンスな作品になるだろうが、そんな事を感じさせないあのカオスな臨場感は最高!英国人でもない主人公がダイアナ妃に憧れてる設定はイマイチだった気もするが・・・。 【わーる】さん 8点(2004-01-21 02:13:40) |
2.「タイのタランティーノ」という監督の冠に興味を惹かれて観てみた。私が生まれて初めて観たタイ映画。といっても確かに監督の冠に嘘はなく、アジアの大地的な匂いと言うかエキゾチシズムを武器にしない、ハリウッド風味の娯楽映画になっている。ただ、風景の独特さや、リストラをくじで決めるくだりなど、タイっぽい要素も(あの国は、軍隊の徴兵の有無もくじで決めるんだよ)。ついでに言うなら、タランティーノ…というより、ガイ・リッチーの「ロック、ストック&~」とかなり内容が似ているような気がした。タイ映画と聞いて、オリエンタルな映画なんだろう、というような先入観を持って観たらかなり裏切られます。なかなか機知に富んだ面白い映画です。 【ひのと】さん 8点(2003-12-16 19:26:35) |
1.タランティーノ、もしくは日本のSABU監督作品を思い起こすような、日常の破錠によるバイオレンスな展開がシニカルなユーモアと衝撃に溢れタイのこの新鋭監督に力量を感じた。汗が染み出るようなじっとりとしたタイの空気感が異様な緊張感に拍車をかける。なかなか魅せるタイ映画だった。 【鉄腕麗人】さん 7点(2003-12-08 16:58:41) |