140.《ネタバレ》 まずは冒頭の娘の誕生日パーティーが効いている。 離婚した妻は今では大富豪と再婚し、娘と一緒に暮している。しかし娘を溺愛する気持ちは不変。 歌手に憧れる娘のためにカラオケマシーンをプレゼント。 しかし・・・。その直後に再婚相手のプレゼントが登場。何と馬だ。 もう娘はカラオケマシーンのことなど忘れて馬に夢中。 娘を思う気持ちは誰にも負けない。しかしそこに漂う哀愁・・・。 そんな娘が旅行先のパリで誘拐され命の危険にさらされる。オヤジはもういてもたってもいられない。 「狼よさらば」をはじめとするデス・ウィッシュシリーズのブロンソンを思い出しますが、 「娘のためなら俺はエッフェル塔だってぶち壊してやる。」の台詞がカッコいい。 あとはひたすら娘のために闘うリーアム・ニーソンの最強オヤジぶりを堪能する映画。 娘に危害を加える奴は誰だろうと、武器がなければ拳でボコボコにする。 そして銃を手にすれば容赦なく悪党どもを殺りまくる。 アクションサスペンスですが、終始安心してニーソンの無敵ぶりを楽しめる。 テンポの良さ、シリアスさとエンターテイメントのバランスの良さもお見事です。 そして無事救出した最愛の娘と一緒のラストシーンを迎える。キムちゃん、いいパパじゃないか。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-01-22 23:43:37) (良:1票) |
139.《ネタバレ》 娘を溺愛しているために心配しすぎる父。口出ししすぎて嫌われるというよくあるタイプ。ところが過剰とも思える心配が的中してしまうこともある。 ストーリーはいたってシンプル。人身売買組織に捕まった娘を救い出す元CIA職員。なんだか「24」のジャックバウアーとかぶる。娘の名前もキム。キムを救うためにはどんな手段でも使う。相手が人身売買に関わっている悪人とはいえ、片っ端から殺していく鬼のような無双。 味方にすればこんな頼もしい人間もいないけど、もし彼女の父親がこんなのだったら絶対嫌だろうな。 【飛鳥】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-12-20 10:10:51) |
138.《ネタバレ》 「お前が誰か知らない。目的も分からない。身代金が目的ならこれは確かだが金は払えない。だが言っとくが俺には高度で専門的な力がある、長年仕事で身につけて来た力だ。それでお前のような連中を追いつめて来た。今すぐ娘を返すなら見逃してやろう。お前を探し出さない、後を追う事は無い。返さないなら…お前を探し出す。必ず見つけ出し、この手で殺す。」「がんばれ」 そして親父は頑張ってしまった。どっかのバウアーと同じ名前の娘を連れ去られたリーアム・ニールソン演じるブライアンは頑張ってしまったのだ。 その長年仕事で身につけて来た高度で専門的な圧倒的パワーを使い居場所を迅速で冷静に突き止め、邪魔な連中を皆殺しにし、悪い奴も皆殺しにし、ついでに人身売買のシンジケートも潰してしまった。次から次へ悪い奴の在処を見つけては次の場所へ移り、そして本当の巨悪が見えてくるこの過程はとてもテンポが良くひと時も目を離す事が出来ない。そしてリーアム・ニールソンのどこにでもいそうなか弱そうに見えるおっちゃんが次々と悪漢をあの世に送って行く様は痛快そのもの。 もちろん娘の居場所を白状しない奴には情け容赦が無いのもグッと来る。なんせその悪が殺してもいいくらいスッゲェ悪いからこんなにグッとくるのだろう。 そんなこんなでパリの巨悪をぶっ潰しそれなりの幕引きで収まりよく、コンパクトにそしてシンプルに興奮する時間を提供してくれました。面白かったです。 そんで娘を誘拐されたらハリウッドではすなわち「皆殺し映画」になるという事もわかりましたね。 【えすえふ】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-10-28 00:54:15) (良:1票) |
137.《ネタバレ》 見てからしばらく経ったので箇条書き。 ・処女性を重視するのが男目線な作品(娘は処女のまま救出、性に積極的だったアマンダは死亡 ・女は男を所有したがらないが、男は女を所有したがる それでビジネスが成り立つのだろうが、男のその欲求は気持ち悪い ・娘を害するものは全部敵と見なす父親、突き抜けていて良い |
136.《ネタバレ》 最近はイクメンが流行っているが、まだまだ家庭より仕事を一番にしているオヤジは存在する。この映画の主役もそんなオヤジの一人で、そのために妻とは離婚し、妻は一人娘とともに違う男性と家庭をもっている。前半、そんなオヤジが、今は愛する一人娘を喜ばせるために色々やるんだけど、もと妻は冷たく、娘も一応喜ぶけど、やっぱり無神経なとこもある。ここで僕らは、このオヤジの哀愁漂う空回り具合を見て、このオヤジに感情移入させられる。仕事がんばってきて、娘のことを誰よりも大切におもっているのになー、なんか寂しいよなーと。そして事件は起こる。娘が何者かに誘拐されるのだ。普通なら、これから大変だぞーって感じになるのだが、このオヤジは普通じゃなかった。元スパイだったのだ。娘が誘拐される時、彼女はこのオヤジと電話中だった。そして誘拐される時にオヤジが、この娘に電話である指示を与えるのだが、その内容で僕らは、このオヤジがスパイでもかなり優秀なとんでもないオヤジだとゆーことがわかる。感情移入していたオヤジが実に頼もしく見えるこの瞬間、僕たちのハートはもうこの映画にコントロールされてるわけだ。そこからのオヤジのテキパキさと破壊力といったら、もうカタルシスの連続である。敵は組織で巨大で得体が知れないので、言うなれば、会社や学校でいじめらて、その会社や学校自体をぶっ壊すほどの快感が得られるのである。しかも、この無敵のオヤジに危機的状況もちょいちょいいれてくるので、ドキドキ感もわく。ドキドキとカタルシスのつるべ落としにより最後まで全く飽きることなく映画を楽しめたのである。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-06-20 02:35:01) (良:1票) |
135.《ネタバレ》 ○割とシリアスだが、リーアム・ニーソンの無双映画なので、がんばれおっさん!ぐらいのスタンスで見るのがいいかな。○アクションシーンはここ最近のアクション映画の詰め合わせって感じで特に目新しさはない。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-17 17:19:56) |
134.《ネタバレ》 娘が誘拐されそれを追う元CIA職員の主人公の話。 内容はありがちなアクション映画。 リーアムニーソン無双を眺める映画ですね。 【Dry-man】さん [DVD(吹替)] 5点(2015-04-10 21:41:10) |
133.《ネタバレ》 情報戦の側面がある前半(携帯越しの親子の会話とか、チンピラにからまれるふりをして盗聴するとか)は、そこそこ目を見張る部分もあったのですが、後半は特に目新しさのない銃撃戦+肉弾戦になってしまいましたね。それと、最初のところでもっともらしく96時間とか言っていながら、途中からまったく残り時間は関心がなくなっているようなのですが・・・。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-01-18 03:42:14) |
132.娘に超甘の異常に強くて冷徹な主人公が、息もつかせぬ展開で動き回って、あっという間に結末を迎えます。サスペンス感十分の見応えのあるアクション映画です。リアリティと中味は殆ど感じられませんが。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-01-16 23:39:48) |
131.凄くテンポが良い、というか間奏が無い歌をずっと聞いている感じ。 これだけ展開が早いと飽きることなく最後まで辿り着いてしまう。アクション映画の予告編が90分ぐらいやっているような、そんな作品。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-01-09 22:11:50) |
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130.《ネタバレ》 良かった。前半はサスペンス要素が多く、事件の謎解きを楽しめた。後半はアクションシーンが多く、でもしつこくない程度で、テンポがいい。事件の背後にあるのもトラフィッキングで、なかなか現実的で裏社会のブラックさを堪能することができる。キムがブライアンに言ったI love you, dad.も旅行前と生還後では意味が違うでしょうね。ブライアンの表情は元諜報員らしくあまり喜怒哀楽は見せなかったけど、そのぶん安堵したときやキムを抱き寄せた時に垣間見れる笑顔が印象的だった。 【カジノ愛】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-14 03:33:48) (良:1票) |
129.面白くはないがクソ映画でもない。単純に強いおっさんの話だ。シンプルなアクション映画好きな人にはいいかも。 |
128.《ネタバレ》 最後までリーアムに違和感が残る。ジャックバウアーと比較するからかな?意外性もなく、ストーリーも単純で、総じて好みではない。 【ドクターペッパー】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-10-15 22:29:51) |
127.「結構面白いっす。」 そんな軽い感想が残るお手軽映画でした。スタイリッシュでサクサク進みますし、電話の一件などカッコいいパートもあります。でもなんだか軽いんですよね。。ストーリーも予定調和で、ラストもまるで定番時代劇のようなお手軽具合でした。TVで放送されていたら観ても損はありませんが、裏を返せばその程度かも。。 【2024/2 追記】 TV放送が録画されていたので久しぶりに見ました。皆さんおっしゃるようにとてもよく出来ていて、軽快で無駄をそぎ落としたスピーディーな展開は見ていて気持ちが良い。しかし初鑑賞時同様、、ご都合主義過ぎる展開が悪い意味での”軽さ”に繋がってしまっていて残念です。 特に気になるのがやはり娘キム(マギー・グレイス)と母親(ファムケ・ヤンセン)のバカさ加減。17歳であれば引退したパパ(旦那)の以前の仕事が何であったのかはある程度察しがついているハズだし、誘拐直後にサム(リーランド・オーサー)との電話に普通に割り込む母親の雰囲気からは、どう考えても彼女は元旦那の以前の仕事内容をかなり知っていたようなそぶり。むしろ母親のほうこそ17才の一人娘の海外旅行にはより慎重にならないと変ですよね。元旦那が親として、またプロとして苦言を呈している時は過剰に煙たがっておいて、誘拐されたとたんに「必ず連れ戻して!」はちょっと虫が良すぎます。 また、せっかくの「96時間」が上手く生かされておらず、できれば「24」のようにタイマーを設置するとかして猶予時間を煽って欲しかったですね。それから、他の娘さんたちは速攻で売春宿かシャブ漬けなのにキムだけ無傷なのもちょっと都合よすぎでした。ハイティーンでバージンってのは寧ろブスの可能性も捨てきれず・・ 色々ご都合主義が目立った惜しい作品です。ブライアン(リーアム・ニーソン)は本作でも文句なしの素晴らしさでした。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2014-09-25 15:37:09) |
126.面白かった!『お父さんは心配性』ハリウッド版って感じ。あんな事件でもなければ普段は鬱陶しいだけの干渉パパですね。しかしパパはスーパーパパだったのだ。残念なのは娘にまったく華がない事。そのせいで途中途中で娘かな?って思う子と区別が難しかった。でも銃撃戦ばかりじゃなく実践も豊富で尺も短くまとまっていてスカッとする作品でした。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-28 17:04:22) |
125.《ネタバレ》 この映画の特徴は、何といってもこういうアクションもののお約束をさらりと無視しているところでしょう。 【普通】「悪かった!撃たないでくれ!」→居場所を聞き出すなり何なりする→去る【96時間】「悪かった!撃たないでくれ!」→撃つ 【普通】人質がいては撃てまい→銃を置くなり何なりしてその後の展開に【96時間】人質がいては撃てまい→撃つ 的な。そのシンプルさが素晴らしい。 アクション映画らしく、無駄にだらだらせずスカッとまとめた構成も良かったです。 【53羽の孔雀】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-12-17 01:44:51) |
124.わるくはないんだけど、アクションは全部どっかで見たような感じだし、ストーリーも、展開もどっかでみたような・・・。純粋な娯楽映画としてもちょっときびしい。 【まさ】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2013-10-11 19:59:43) |
123.93分というあまり長くない上映時間の中で、アクションを矢継ぎ早に展開され、最後まで飽きない映画であった。また娘を攫われた父親の怒りというのも共感しやすい動機である。リーアム・ニーソンが元CIAという役柄に比して、大して強そうに見えない(強そうに見せることが出来ていない)のが極めて残念 【よいしょ】さん [地上波(吹替)] 5点(2013-09-21 16:24:39) |
★122.《ネタバレ》 娘「来てくれたのね。私を助けに…」。父「命がけで守る」。そのためなら、一直線に冷徹にも残虐にも無闇やたらにも凶暴にもなれるって、娘を持つ父親の「ありたい姿」じゃないですか。「パパ、愛してる」ってだけ言われたい、父親のための映画。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-18 11:42:17) |
121.《ネタバレ》 リーアム・ニーソンが演じるお父さんに存在感がない。この場合の存在感とは、リアリティの話ではないです。敵のみなさんが幻覚と戦って勝手に負けているように見えます。お父さんはこの映画の登場人物たちの想像上の人物なのではないでしょうか。誘拐された娘(お世辞にも可愛いとはいえない)と不安と緊張に雁字搦めになった母(ジェームズ・ボンドの首を太ももで閉めてた人)の苦し紛れの妄想が具現化した存在なのでは…この映画、実はホラーかもしれません。 【カニばさみ】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2013-08-15 12:23:48) |