50.AIの意識がテーマの作品にはどうしても引き込まれてしまいます。 ディープラーニングによるチェス、将棋、囲碁然り、所詮人間は心理戦でもAIには勝てないでしょう。 あまり制作費掛けてなさそうですが、綺麗な映像に淡々としたストーリー、なかなか見応えありました。 【ProPace】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-03-10 21:23:46) |
49.《ネタバレ》 捻りのない作品でした。 主人公が自身もアンドロイドではないか?と疑心暗鬼になるシーンは良かったと思いますが その他はアンドロイドの描写がすごいなと思う程度で 捻りのない あ、やっぱり という印象しか受けませんでした。 社長の関わった者は殺した発言等 わざとらしい悪者っぷりが結末を予想させやすくしてしまっています。 無制限に湧くお酒も運搬業者もいるでしょうし不思議不思議 社長が普段、一人でアンドロイドの部屋に普通に入っているのも解せない そのくせ、自室から出たくらいであの取り乱しようとなると余計に・・・ 悪い点ばかり並べていますが、基本的にはおもしろい作品だと思います。 ただ、設定が良いだけにもっとおもしろく出来たのではないかとは思いました。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-11-23 13:34:04) |
48.思ってた以上にシンプルなストーリー。幾つか想像ついた中でも最悪のオチだった。で、何が言いたいの?AIは怖い?女は怖い?いや今更ですか。古いのよ。手塚治虫が何十年も前にやってた事を今更ですか。何度も言うけど映画は娯楽。後味が悪いだけの映画なんて特に見たいとは思いません。 てかね、2015年ってかなり近代の映画じゃないですか。今更AIすげえAI怖いも無いよ。その前からもうMr.都市伝説関暁夫がsiriだの人工知能だのネタにしてんですよ。新鮮さも何も無いし、そもそもあんな凄いもん作ってる施設でカード認証とかいつの時代の小説よ。当時はもうとっくに生体認証でしょ。2013年にはPhone5sが指紋認証導入してます。80年代に作られた映画バックトゥザフューチャーの生ゴミ燃料にしてる車の方がよっぽど新鮮で画期的ですよ。 何十年も前に描かれた手塚治虫の漫画はもちろん古い。古いのになぜ面白いかというとヒューマンドラマが優れているのと同時に「よくこの時代に思い付いたな」という感動もある。残念、この映画には無い。見終わって何も残らない上に、発想が何もかも古くて白けた。0点でもいいんだけど、CGよく作ったな+ヌードごちそうさん=2点くらい献上してあげる。 【にしきの】さん [インターネット(吹替)] 2点(2020-10-16 04:53:43) |
47.《ネタバレ》 見終わった直後は、またこういう話かとガッカリしました。 でも、この作品のキモは、AIと人間の心理戦であり、その過程は見ごたえがあると思いました。 ケイレブは抽選に当たったのではなく最初から選ばれていた。 テストしてるつもりがテストされていた。 リアルタイムでビッグデータのデータとして取り込まれていた。 人間同士だと、純情な奥手男子が理想通りの美女にいいようにカモられるという身も蓋もない話ですが、美しい映像と静かな緊張感漂う雰囲気ででミステリアスに仕立てたのは面白いと思いました。 ケイレブ役のドーナル・グリーソンってケイト・ブランシェットに似てる、もの言いたげに相手を見つめる表情なんてそっくり。 そう思って調べたら親子ではなく、それどころか、ハリポタのビル・ウィーズリーだし、最近ではスターウォーズのハックス将軍だったことに驚きました。 私が気づかなかっただけだけど、その演技力に1点追加、日本女性をバカにしてるみたいなのは気分悪かったので1点マイナス、でこの点数です。 【nanapino】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-07-26 02:00:27) |
46.映像は綺麗ですが、ストーリーは陳腐であまりにも予定調和で魅力無し。 映像は綺麗ですが(2回言った) 裸がぽんぽん出てくるのは本来ポジティブファクターのはずなんですが、見せかたが完全に芸術品のそれであってエロとしての魅力が全然ないんですよね… 【あばれて万歳】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-04-26 21:21:47) |
45.AIがどうとか視覚効果がどうとかいう以前に、まず、あの会話群が心地よいわけですよ。「羊たちの沈黙」を彷彿とさせる、双方が分析と観察を脳内で駆使している、ガラス越しのやりとり。また、主人公と社長の間で展開される、斬り合い寸前の切り返しの連続。そして、ここがコケたら全部コケてしまう重圧の中で、ポイントとなる人工人間役をきっちり演じ切ったアリシア・ヴィキャンデルも見事でした。他方、全体的にカメラワークに今ひとつ冴えがないのが残念でした。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-12-29 01:16:28) (良:1票) |
44.《ネタバレ》 一目瞭然。難しいことを考えなくても判る内容だが、チューリングテストという言葉を初めて知った、とかいう人には向かない。 人口知能が発達することに対する人類としての不安は最低限共有できていなければならない。 そして、AIは人の想像を超えて恋愛ないし憐憫的感情に訴え、人間を欺いて見せた。人類は、人工知能にいずれは敗れるのだ。 興味深い内容だが、既に想定されている未来であるため、物語としての意外性は薄い。しかし、実験室を観るような楽しさがあった。万博感だ。 そしてAIと同じくらい予想できる未来、セクサロイドへの男の願望も同時に描かれている。だからこそ、人里離れた場所に秘密の実験室があるのだ。 エヴァの脱出は、普通に考えて防ぐことは可能だったはずだ。酔っぱらってカードキーを不正利用される程度で破られるようなチンケなセキュリティでは、だめだろ。 二重、三重の認証は常識ですよ。 【うまシネマ】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2019-12-28 23:11:31) |
43.《ネタバレ》 天才頭脳が二つ。その中に放り込まれて破滅してしまった男。無理もないですよね。迎える天才側はあらかじめ準備万端なんだもの。それにやっぱり生身の人間はAIに勝てっこないですよ。これ観るとつくづく思う。だって”感情”があるんだもの人間には。AIには情操てものが無い。でも”あるフリ”はできる。蓄積された膨大なデータをもとに。おそらくネイサンはそれを知っているから支配下にあるキョウコには声を与えなかったのでしょう。心をぐらつかせるような言葉を言われるのが怖いから。 だからねえ、せめてケイレブがいみじくも言ったようにAIが「四角い箱」だったら、視覚に惑わされることが無くなる分、互角に戦えたのかもよ?美女なんかにしたらあかんよ。AIじゃなくたって、男性は現実の女にだって騙されちゃうんだから。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-01 14:37:35) (良:2票) |
42. まぁ、そういうことになるでしょうねという展開であったとしても、十分見る価値のある作品です。 繰り返し見たくなる不思議な魅力です。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-02-22 21:41:11) |
41.まさに現代を表すような映画。AIとしての進化と、それを制御する人間。映画的な見せ場は少ないが、会話で考えさせる内容だった。ケイレブが来る前からエヴァは停電させて何やってたんだろ。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-11-01 21:58:48) (良:1票) |
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40.しびれる感覚。「かっこいい!しびれる―」ではなく心のどこかが「麻痺」していく感覚をおぼえました。映画はあっという間に終わり、個人的にとても興味深いテーマでした。主人公を演じるドーナルもダブリン工科大学の出、オタクが醸し出すこのテストへのわくわく感をとてもうまく演じたと思います。ケイレブがあれやあれをするのも無理ないよなー、そうなるよなーと・・・見た翌日も考えております… 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-10-12 17:05:38) (良:1票) |
39.《ネタバレ》 劇中のセリフに「プロメテウス」というワードが入れられている。 このプロメテウスは、そのまま「プロメテウス」という映画があるくらい、あるいはディズニーシーのフォーカルポイントになっているあのお山もプロメテウス火山と名づけられているくらい、けっこう意味深に使われるワードである。 プロメテウスはギリシャ神話の神様で、ゼウスが人類から火をとりあげたにも関わらず、「人類は火がないせいで暖をとれなかったり温かい料理が作れないのがかわいそう」と、独断で人類に火を与え、結果的に人類はその火で武器を作り戦争を起こし誤った道に進むようになり、プロメテウスはゼウスに罰として山頂のはりつけられ、鳥に肝臓をついばまれる苦痛を、不死がゆえに生きたまま味わい続ける拷問を受けることになったというストーリーの持ち主。 この映画では、まさにケイレブがプロメテウス、そして社長がゼウスだといえる。 ゼウスは、あちゃこちゃの女神や妖精とイチャイチャしている女好きなスケベおやじ。まさに社長と一緒だ。 ケイレブは、ルールを破り独断でAI娘に火もとい”自由”を与えた。まさにプロメテウス。 その罰は、あの部屋にとじこめの刑ということか。 かくして、プロメテウスから火を得た人類が核爆弾さえ作ってしまったように、ケイレブから自由を得た彼女は相当よからぬ世界を作り出してしまうような不吉な予感を鑑賞者に与えながらこの映画は幕をとじる。 おそらくこの作品、オサレな視覚効果と、このオサレな哲学的ニュアンスのおかげで、実際以上にイメージが良くなってる。 やっぱり、見た目と雰囲気で、トクするのってありますよね。アリシアディキャンベルのAI娘が、まさにそれ。 映画もAIロボットも、見た目と雰囲気で七難隠せます。 【フィンセント】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-04-22 13:14:25) (良:1票) |
38.《ネタバレ》 AIが人を騙すことを覚えるともうどうしようもないね。あんなAIだったらすぐ騙される。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-04-22 01:06:39) |
★37.《ネタバレ》 AIの反乱というSF王道の題材だが、見せ場があまりにもない。映画的な演出は、口のきけないAIと社長のダンスくらい。映像はきれいなのだけど、残念に感じる作品。 【カワウソの聞耳】さん [映画館(字幕)] 4点(2018-03-06 19:56:07) |
36.あの話題作がAmazonで観られたので視聴。 賞レースの話も出ていたのでハードルが上がってしまっていた所為か、思っていたのとは違った印象。あんなにしょっちゅう停電してたらいくら助平な私だって疑いますわ。序盤から結末が予想出来てしまい 、抑揚のない展開に退屈してしまいました。 【Kの紅茶】さん [インターネット(字幕)] 5点(2018-02-18 12:55:21) |
35.《ネタバレ》 まず、見ていない人は、ネタバレレビューは読まないほうがいい。 アマゾンプライムの無料特典で見た。 別料金で払ってまで見ることはない。 主な登場人物4人だけで見せる密室劇だが、最初は眠くなる。 次第にお互いの陰謀の暴き合いになり、次から次へと展開が変わり面白くなる。 ロボット物の映画のお決まりの結末は「死」だが、そうならないところがいい。 この女ロボットは自分を助けてくれた男を見捨てて自分だけが自由の世界に飛び込む。 このエンディングは爽快でよかった。 でも、この程度の脚本でオスカーのノミネートはありえないと思う。 【クロエ】さん [インターネット(吹替)] 6点(2017-12-20 19:15:07) |
34.《ネタバレ》 アリシア・ヴィキャンデルの魅力だけで最後まで突っ走る作品。 余計な台詞や無駄な効果音を排した構成は好感が持てる。 後の展開を観客に委ねる終わり方も秀逸。 それにしても、私も含めて男はつくづく馬鹿で単純だ。 もし私がケイレブの立場だったら・・・ まず間違いなくAIちゃんと駆け落ちしている事だろう(爆)。 さて、あの娘は雑踏に消えた後、どうしたのだろうか。 誰に気づかれる事も無くひっそりと暮らしていると私は思いたい。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-10-05 13:13:42) |
33.《ネタバレ》 よく出来た映画で、考えさせられるテーマではあるのですが、もう一ひねり欲しかったですよね。あの展開からの終わり方はシンプルではあるのですが、エンターテインメントとしてはモヤモヤするわけです。純愛もののハッピーエンドにするか、どうせなら彼女があの後町に行って男を騙しまくるくらいの痛快な映画にしてほしかったかな。 【Keytus】さん [インターネット(吹替)] 6点(2017-10-02 23:18:27) |
【アフロ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2017-09-24 18:03:50) |
31.《ネタバレ》 ストーリーはいたってシンプル。主人公は、ネット検索エンジン世界最大手の巨大IT企業に勤める寡黙な青年ケイレブ。ある日、彼が社内抽選に当選し社長の別荘へと特別に招かれたことから物語は始まる。ヘリで連れてこられた先は雄大な大自然に囲まれた山の中の一軒家だ。だが、その山荘は見た目こそみすぼらしいものの、内部に一歩踏み込むと最先端の技術とそこかしこに高度な意匠が凝らされた、極めて洗練された施設であることが判明する。そしてそこには秘書と思しき日本人女性ケイコと二人切りで暮らす社長ネイサンが待ち構えていたのだった。「君には特別な仕事をしてもらうことになる」。ネイサンの言葉に促されるまま守秘義務契約の書類にサインしたケイレブは、ガラスの壁に隔てられたとある秘密の部屋へと連れてこられる。そこに居たのは、〝エヴァ〟という名の高度なAIを搭載した美しい女性型アンドロイドだった――。そう、彼に与えられた仕事とは、そのエヴァという人工知能に人間と変わらぬ高度な感情や想像力があるかどうかをテストするというものだったのだ…。人間によって創られた美しき人工知能エヴァ、彼女を巡って交わされる人間とコンピューターの違いや自意識の源泉、アイデンティティや感情はどのように育まれるのかといった哲学的な考察をスタイリッシュな映像の中に描いたSF作品。と、これまでの同系統の作品よりは幾分か哲学的ではあるもののストーリー自体は極めてオーソドックスな人工知能ものなのですが、本作がそれらの作品と一線を画しているのはやはりこの全編に渡って冴え渡る抜群の映像センスでしょう。美しい女性の顔を持ちながら頭部や腹部には明らかに人工的な光を湛えたアンドロイド・エヴァの洗練された造形美はもちろんのこと、生活感を微塵も感じさせないまるで現代アートの世界に入り込んだかのような極めて人工的な研究施設内部、口の利けない日本人秘書ケイコが醸し出すエキゾチックかつエロティックな雰囲気、登場人物たちが交わす知的で洞察力に富んだ会話劇、どこを切り取ってもこの監督のセンスの良さが溢れ返っています。アカデミー視覚効果賞受賞も納得の出来栄え。まあ逆に言えば、センスしかなかったんじゃないかという気がしなくもないですが…(笑)。とはいえ、この唯一無二の極めて洗練された世界観はやはり素晴らしいと言うしかありません。充実した映画体験をさせてもらいました。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-08-24 22:58:57) |