愛と宿命の泉 PART I /フロレット家のジャンのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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愛と宿命の泉 PART I /フロレット家のジャン

[アイトシュクメイノイズミパートワンフロレットケノジャン]
Jean de Florette
ビデオタイトル : フロレット家のジャン/愛と宿命の泉 パート1(DVD)
1986年スイス上映時間:122分
平均点:8.33 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(1988-04-23)
ドラマシリーズもの
新規登録(2004-09-21)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2019-09-11)【Olias】さん
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監督クロード・ベリ
キャストイヴ・モンタン(男優)セザール
ジェラール・ドパルデュー(男優)ジャン
ダニエル・オートゥイユ(男優)ウゴラン
マルガリータ・ロサーノ(女優)パティスティーナ
脚本クロード・ベリ
ジェラール・ブラッシュ
撮影ブルーノ・ニュイッテン
配給松竹富士
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9.《ネタバレ》 「せむし」なんて言葉は子供の頃の童話にあったくらいで、久々に聞いた。元公務員のジャンが畑違いの農業に手を出し、思わぬ水不足に悪戦苦闘。ただ、ウゴランと伯父のパペが下心から泉を隠さなければ、何の問題もなかった。ジャンが事故死することもなかったとなれば、二人の罪は重い。親切そうなふりをして、泉の湧く土地を安く手に入れようと悪だくみしている姿は外見通りに醜い。その心の醜さにジャンはまったく気づいていなかったが、直感的に嗅ぎとっていた少女の目が印象的。

都会から田舎にやってきたジャンは、うさぎを飼ったりカボチャの種を植えたり井戸を掘ったり、一人で夢を叶えようと奮戦するところは何だか「北の国から」の五郎さんを彷彿させる。ところが、身体的なハンデに加えて呆れるほどの運の悪さがじれったい。
そんな夫を支える健気な妻に、天使のような少女となれば、自然とこの一家に肩入れしてしまう。それだけに、欲にまみれた二人が望み通りにジャンの土地を手に入れるさまは、ムカっ腹が立ってしかたない。
ラストで薄汚れた大人の真の姿を知った少女の救いようのない悲嘆にどっぷり感情移入してしまう。

PARTⅠだけでも一応成立はしているが、伏線がすべて回収されるのはPARTⅡ。ⅠとⅡがセットになった作りなので、続きを見ずにはいられない。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 9点(2015-02-02 21:57:19)
8.《ネタバレ》 ほぼ世の中のノーマークなこの映画(連作)。たまたまエマニュエル・ベアール繋がりで発見し鑑賞。あら?エマニュエルは次ででるんだ、なーんだ残念とちょいとがっかり。まぁせっかくだからと観てましたが・・・・、、、。。。これはすごいよ、こんなに続きを観たくなったのは久しぶりかも。点数はまだ続編みてないこのPART1のみの点数です。やられたー早く続編観たい~~すぐレンタルで借りてきます(笑
Kanameさん [DVD(字幕)] 8点(2014-03-28 12:56:12)
7.男の仕事にかける執念と情熱、それを理解し支える家族。
それらを豊かな自然を背景に描いたヒューマンドラマの逸品。

年齢の割には老けきったイヴ・モンタンには、かなり驚いた。
最初、どれがイヴ・モンタンなのか分からなかった程だ。

少女マノンを演じた8歳の少女が実に美しい。
大人の奮闘する様子を、静かに陰から見つめるその横顔に、純粋なる美しさを感じる。

第二部へと続いていく本作だが、続きを観たいと思わせるラストの演出も巧みだ。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-08 11:28:45)
6.気のせいでしょうか、邦画やアジアで同じテーマで映画化されたら滅相暗~い映画になっていたろうに、、、と思ってしまいました。一気に後半も観られるとてもいい作品です、お勧めできます。
HRM36さん [DVD(字幕)] 9点(2011-01-07 07:13:54)
5.都会から農村に家族を連れて移り住んだ善人で働き者のジャン。美しい妻とマノンという名の利発な娘という絵にかいたような幸せな家族像。農業に成功するには水が必要。その水をめぐるジャン一家と隣人の物語。第1部はジャン一家が苦闘する様子とそれを陰で見つめながらある計略を練る隣人。最終盤まではそんな様子を淡々と見せていくのみですが、この隣人とジャン一家の人間模様は実に見応えがありました。第1部は計略が成功したかに見える隣人の姿と悲痛なジャン一家の姿というラストを迎えますが、内に秘めたる強い意志を感じさせる娘の表情で話は終わります。これは確かに新たな物語の始まりでもある。第2部のタイトルは「泉のマノン」。そう、この娘の名前です。このマノンと隣人と、泉をめぐる新たな物語に期待が高まるラストです。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-03-03 21:09:32)
4.《ネタバレ》 ジャン(G・ドパルデュー)は水が無いばっかりに努力も報われず家族を残したまま死んで行きました。
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-03-03 00:51:59)
3.《ネタバレ》 国内公開時は、Ⅰ・Ⅱまとめて上映されてたような・・・。さて、もっともらしい邦題、仰々しい二部構成、しかもそこで泉をめぐる愛憎人間模様が展開されるとなれば、壮大かつ華麗なドラマ絵巻を期待してしまうところですが、予想に相違して、なかなか地味な内容です。カメラはひたすらジャンの地道な農作業を追い続けます。立ち枯れた作物のショットなどどきっとするところもありますが、大自然の脅威や作業の過酷さがフィルム内に適切に切り取られているかというと、そうでもありません。一大重要場面のジャンの死のシークエンスなど、コメディチック(!)ですらあるし・・・。というわけで、何かが起こりそうで起こらないまま、Ⅱに続きます。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-25 02:49:10)
2.《ネタバレ》 この映画はすごいです。タイトル通りの映画です。まず前半にあれっと思ったところも、後半を観るとちゃんと整理されてます。久しぶりにこんないい映画を観た。この感動の思いのたけは、PARTⅡのレビューに書きます。観て、損はない1本です。
トントさん [ビデオ(字幕)] 10点(2008-05-08 00:15:18)(良:1票)
1.《ネタバレ》 泉をめぐる不思議な物語です。20年ぐらい前映画館で見て以来お気に入りの映画です。久しぶりに見てもやはりいいですね。
 その身体的ハンディから村人から疎んじられても頑張るジャン。夫を信じ支える美しい妻と娘。夢と希望に燃え頑張る一家のその姿は、思わず涙すら誘われます。
 タイトルのとおり「泉」が物語のキーワードです。タイトルは「愛と復讐の泉」でもいいかもしれません。ラストシーンはせつないですね。泣きながら走ってゆく少女が悲しすぎます。
パオ吉さん [DVD(字幕)] 9点(2007-07-28 23:05:49)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 8.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7222.22%
8333.33%
9333.33%
10111.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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【ゴールデングローブ賞 情報】

1987年 45回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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