パラダイス・アレイのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パラダイス・アレイ

[パラダイスアレイ]
PARADISE・ALLEY
1978年上映時間:109分
平均点:7.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマスポーツもの
新規登録(2004-12-18)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2013-03-20)【イニシャルK】さん
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監督シルヴェスター・スタローン
キャストシルヴェスター・スタローン(男優)コスモ
ケヴィン・コンウェイ(男優)
アーマンド・アサンテ(男優)レニー
ジョー・スピネル(男優)
トム・ウェイツ(男優)
アン・アーチャー(女優)アニー
玄田哲章(日本語吹き替え版)
羽佐間道夫(日本語吹き替え版)
今西正男(日本語吹き替え版)
弥永和子(日本語吹き替え版)
柴田秀勝(日本語吹き替え版)
西尾徳(日本語吹き替え版)
幸田直子(日本語吹き替え版)
原作シルヴェスター・スタローン
脚本シルヴェスター・スタローン
音楽ビル・コンティ
作詞キャロル・ベイヤー・セイガー"TOO CLOSE TO PARADISE"
作曲ビル・コンティ"TOO CLOSE TO PARADISE"
主題歌シルヴェスター・スタローン"TOO CLOSE TO PARADISE"
撮影ラズロ・コヴァックス
ロバート・M・スティーヴンス[撮影](カメラ・オペレーター)
製作総指揮エドワード・R・プレスマン
美術ジョン・W・コルソ(プロダクション・デザイン)
ジェリー・アダムス〔美術〕(セット装飾)
ヘアメイクマイケル・ウエストモア(メイクアップ・アーティスト)
編集イヴ・ニューマン
録音ビル・ヴァーニー
スタントバディ・ジョー・フッカー
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3.《ネタバレ》  
――TOO CLOSE TO PARADISE――
何度も何度も観ていた映画だけど…最近、DVDで購入した逸品をもう一度。
タイトルは…男の夢と哀愁を誘うこの作品と、そう…あの曲。

――パラダイス・アレイ(1978年)

まぁ、正直に言うとBlu-rayでは売ってなかったのでDVDで観直したんだが、気づいてなかった(もしくは忘れていた)事がある。
なんと……アレだ!DVDの日本語吹き替え版が存在していたって事だ!

ヒャッホー!やっぱ初めて観たのはTV版だったので、余計に胸に来るぞ!
思えば…独りぼっちで深夜の時間帯。
帰宅の母親を待ちつつ、俺はあの映画にハマっていた。
まだロッキーを完全に把握すらまだだったのに、スタローンだけじゃなく兄弟にまで魅せられた。

ああ、カルボニー兄弟と(日本語の)キャストたち…。
ロクデナシの兄、「シルヴェスター・スタローン(玄田哲章)」と……病気になりつつも仲間を護る「アーマンド・アサンテ(羽佐間道夫)」。
そして身体は最強でも優しい性格の「リー・カナリート(タイガーマスク)」が末弟で、あの”佐山サトル”の優しい声が、あの映画のシーンには……うん、燃えて来るじゃないか。
3人の人生の佇まい…まだうまく把握できないくらいの人生だが、俺は常に彼らを愛している。

思えば、次兄であるスタローンを演じたのは「玄田哲章」さん、そして長兄(アーマンド・アサンテ)が演じて、何故か羽佐間道夫さんの声で「ランボー」で演技してたのもあり少し笑えちゃう。
更には、末弟のリー・カナリートが「タイガーマスク」の吹き替えまで演じていたのが再度、素晴らしい。
正直、タイガーマスクにとって、この演技は上手なのか下手なのかってのは良く解らない……だが!あの優しい感じの雰囲気が、ただ異常に似合ってる。
闘ったレスラーのフランク・マクレー役は「ビッグ・グローリー(今西正男)」さんの黒人巨漢ファイターも人間味が厚いじゃないか。
昔、その後にアンブリンで「ニューヨーク東8番街の奇跡」を観たが…うん、温和だけど優しくて強い黒人が大好きだった人。

そして作曲 は素晴らしき音楽を奏でる「ビル・コンティ」だ……そう、シルベスター・スタローンが、あの"TOO CLOSE TO PARADISE"で強く胸を奏でた名曲だ。
あの敵役なのに”憎しみを感じさせない「フランキー(西尾徳)」”を演じた男……そう、屈強なテキサス・ブロンコ「テリー・ファンク」の永遠も…。

彼の復活、そしてあの演技を…ただ忘れない。
いや、忘れてはならない。

     *

     *

闘うだろう人は、ずっと永遠だ。
例え、魂の永遠が終わると知っていても。

――生きて欲しい。
それは”勝利”や”敗北”ではなく…”闘い続ける”為に。

悔しくても明日を捨てずに…”生き続けて”欲しいのだ。
それは男が生き続けるために…今はずーっと。

生きて欲しい。
生きて欲しいのだ…!

辛くて困難でも…

ただ、人は生きて欲しいんだ。


.
映画の奴隷さん [DVD(吹替)] 8点(2023-12-14 05:32:27)
2.《ネタバレ》 レスラー映画って少ないんですよね。
ミッキーロークの「レスラー」とか「カリフォルニアドールズ」とか・・

それを「ロッキー」のスタローンが監督。
同じく下町風で、いい塩梅に仕上がってる。
しかもスタローンは、強い弟の美味しい役はやらず、
ちょっと調子のいい次男役を好演。

これが後で効いてくる。
下町の苦さを一番味わう役どころ。
今までの敵役レスラーと酔っぱらうシーンは名場面でしょう。

派手さはないけど、中々の佳作です。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2018-06-23 19:18:02)
1.《ネタバレ》 やはり隠れた「迷」作か。ロッキーで大成功を収めた後、野心を持ってスタローンが初監督した作品。イタリア系移民の3兄弟の絆と友情そして賭けプロレスをテーマに描かれている。スタローンは2番目の兄弟で、兄役はアーマンド・アサンテ。スタローンが抜擢したといわれているがその後「探偵マイク・ハマー 俺が掟だ!」などコミカルな役もこなし、「ジャッジ・ドレッド」で久しぶりにスタローンの敵役として再共演もしている。弟役は確か、本当はボクサーだったような記憶。映画ではその体格を生かし、テリー・ファンク・ジュニア扮する悪役レスラーに戦いを挑む。ちなみに本作のテレビ放映で弟の吹き替えはタイガー・マスク(佐山聡)。「気は優しいけどすこしおつむが…」という役どころが妙にはまっていた。珠玉の名作「ロッキー」の脚本はスタローンでないのではと疑っていた当時、本作を見てその疑念が晴れた気がした。この作品にも、つつましい生活がさりげなく描かれ、ロッキーのテイストがどこかしら漂っていることは間違いない。
フランク・マクレー扮する老いたレスラーがスタローンと親しくなり酒を飲んだ後、「久しぶりにいい気分だ。だから一番いいときに死にたい」とあっという間に夜の川へ飛び込んでしまうシーンはかなり切ない。小さな幸福を大事にしたいやるせなさが妙に胸を打つシーンだ。初見から20年以上たつ作品だが、なぜいまだにそんなことを覚えているんだろう。不思議な作品だ。 ちなみに主題歌はスタローン自ら熱唱、ちょっとゲイっぽい感じが「?」。やはり隠れた「迷」作だ。
やしきさん [地上波(吹替)] 6点(2006-05-25 16:21:50)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6133.33%
7133.33%
8133.33%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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