66.喉の奥に梅干しの種が詰まっているような気分にさせられる映画。 極めてひとりよがりで、独創性が高いわけでもなく、見る価値はない。 本監督の力量は確かで、この一作でケチをつけられるようなものではないが、本作は人に見せるようなものではない。 【浅田荷葉】さん [DVD(字幕)] 1点(2019-03-31 01:28:43) |
★65.《ネタバレ》 うん?何故か笑ってしまった。 考えるんじゃなくて、感じる映画ですかね。
タダでさえこんがらがってる脚本を、さらに編集で切ったり貼ったりするうちに こんな混沌な映画ができてしまった。 たけし版「8・1/2」という感じでしょうか・・
でも映画を見せる技術は、本当に引き出しの多い人ですね。 フェリーニの方は映像画面の演出で見せたけど、 たけしのこの映画は、笑いやエンタメ、バイオレンスの演出で最後まで 見せますもんね。 天晴れだと思います。 【トント】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-08-19 19:36:40) |
64.takeshiという名の芸術パズル。この難解なパズルを解こうとするか解かないかはあなた次第。 |
63.予想通り平均点は低いし、評価も辛口な人が多く、武映画の中でも評価が別れる 映画でもある。解りにくい映画ではあるから見ていても楽しいとかワクワクするとか笑えるとかというものなど一切無いが、武映画らしい不気味さは十分に見る事ができる。何人もの武が出てきては武自身が夢を見ていて、それを映像化しているこの世界観はやはりどこか変で不気味だ。これは武自身が見た夢の中で繰り広げる訳の解らない世界を映像化する事により、映画とは物語だけを楽しむ単なる娯楽だけじゃないんだよとでも言ってるみたいに思えてならない。物語だけを追っては解らないだろうこの武独自の世界、まるでフェリーニの映画みたいな解らないんだけど何故か見入ってしまう世界、武だからこそ撮れる映画だろうし、武じゃなければ考えられない映画でもある。 【青観】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-02-24 21:50:39) (良:1票) |
62.シュルレアリスムとしては発想が凡庸。大衆映画にはほど遠く、芸術としてもありふれた妄想の域を出ていないと思う。画も面白味に欠ける。画がつまらないシュルレアリスムはつまらないの典型だと思います。 ダリやブニュエルにはほど遠く、近いのはケラリーノ・サンドロヴィッチ。 【エウロパ】さん [DVD(邦画)] 5点(2014-01-17 21:10:10) |
61.《ネタバレ》 映画を観ていて迷子になったような気分でした。 【ぐうたらパパ】さん [インターネット(字幕)] 3点(2013-11-10 08:32:00) |
60.《ネタバレ》 デビットリンチのようにイメージで見せてくれるわけでもなく、ひたすら意味のわからない話が続く。 【afoijw】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-10-07 23:26:45) |
59.前作『座頭市』の反動から制作されたと思われるアブストラクト北野映画。支離滅裂なストーリーなのに観ているうちに延々と愚痴を聞かされている気分になってくるから不思議。ふたりのタケシは監督自身の客観的な虚像(世間的評価)と主観的な実像(自己評価)という事なのかな?一人歩きする世界的名声と裏腹に振わない興行収入、そして次回作の制作費を捻出するための資金繰り。色んなしがらみから抜け出して自由にやりたい、という思いとそれを許さない周囲の期待とプレッシャー。巨大な看板(パブリックイメージ)を背負い続けるというのはそれだけで大変な事なんでしょうねぇ。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-08-12 20:50:28) |
58.《ネタバレ》 よくわかんないようでいて、でも結局は夢オチで片してる感じなので案外まともまってるのかもしれないですね。理系の人らしく、方程式みたいな構成だと思う。一つの夢が、(夢)でそこに×もう一個の(夢)が、、みたいな入れ子構造。だから、難解なようで意外とすっきりしてるかも。一つ一つの台詞や展開も、むちゃくちゃなようでいて一応意味があるんだと思う。ビートたけしは、それこそピエロのようにテレビで道化師を演じることに仕事上の鬱憤がたまってるのかもしれない。それを映画で憂さ晴らししたかったんじゃないかな。それまでは商業的なことも考えて作られてた映画も多かったけど、一定の地位を確立してようやく自分の好き勝手に作れる映画が出来た。それはそれまでの自分を壊す内容であり、実際この映画自体も、後半になってくるとどんどん自壊してくる。そりゃもう見てて呆れてしまうぐらいで、批判意見が多いのも頷けるんだけど、個人的にはその次の「監督・ばんざい!」のほうがさらに自壊っぷりが凄まじかったように思うので、これはまだ比較的大人しかったほうだと思う。ただ、タップダンスのシーンはちょっと長かったかな、、、。その後のDJ&おっぱいの切り替えショットは良かったけど(笑)。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-08-27 23:17:28) (良:1票) |
57.《ネタバレ》 明らかに、デビット・リンチの「マルホランド・ドライブ」を意識した作品だろうけど、いかんせん才能の差が際立ってしまっている。悪夢のようなシュールな世界を構築しそれを芸術の高みにまで昇華するということと、無茶苦茶すればそれで後から意味なんか付いてくるだろうという浅薄さを、明らかに履き違えている。それでもタクシーのシーンなどは光るものがあったので、この点数。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-06-14 16:28:47) |
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56.北野武監督の「芸術家三部作」の一作目。方々で酷評されていたので死ぬほどつまらないのではないかと覚悟を持って見たのだが、案外楽しめた。ネタ的には押井守監督の「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」に近いものがあるのだが、あれと比べるとインパクトが薄いにもかかわらず、ふたりの「たけし」が出会うことによって起こるたけしの創造するイマジネーションの世界に見ているうちにだんだんと引き込まれた。お笑い芸人から大御所タレントとなり、映画監督としても巨匠と呼ばれる存在になったたけしだが、本当はコンビニのアルバイトをしながら売れない芸人のままでいたかったのではないかと思ってしまう。また、この映画を大ヒット作である前作「座頭市」の次回作として手がけたのも、「座頭市」で世間一般についた「売れる映画を撮る監督」というイメージを覆したかったのではないかと思う。大ヒット作を世に送り出してしまうとその次の作品は二番煎じを狙った映画であってもおかしくないのに、本人がその大ヒットや自分に対する周囲の評価に戸惑っているふうにも見え、「おいらはそんなたいそうな人間じゃないんだよ。」というそれらに対する返答(反論)をこの映画一本使ってしているように見え、たけしの人間性も少し垣間見えた気がして、ちょっと興味深かった。でも、世間的に駄作と言われている(それもたけしはそうなることを分かっていながらわざとやっているのかもしれないが。)理由もよく分かるので、今まで見たたけし映画の中ではもっとも他人(とくにたけし映画を一本も見たことがないような人)には薦められない映画だろうなあ。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-09-29 15:15:00) (良:1票) |
55.《ネタバレ》 ハイ、邦画観ましょう第3弾 で、実は北野武作品初鑑賞です 感想、、、うーーーむ なんか難しい なんとなく予想はできてましたが…ある意味予想通りな内容ではアリマシタ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 2点(2010-11-01 22:51:01) |
54.《ネタバレ》 評判の悪さも納得の意味不明映画。 意味不明でも難解でもいいんだが、その中に脱力するしかないコント映像や、タップダンス等をだらだら挿入してくるもんだから、どんどん観る気力を削がれていく。 正に悪夢。 映画館で見させられたら怒るよな、こりゃ。 京野ことみもおっぱい出し損だ。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 2点(2010-10-05 11:20:38) |
53.《ネタバレ》 意味はわからなかったけど、後半銃で撃たれまくり死にまくり。混乱した頭が多少はスッキリしました。 【ライトニングボルト】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-01-10 12:18:05) (笑:1票) |
52.デヴィッド・リンチを彷彿とさせるような(特にマルホランド・ドライブか)、悪夢的映画。・・と書くと見応えある作品に仕上がっているように見えるが、実際のところはマルホランド・ドライブのような重厚さは感じられず、ただただ監督が好き勝手に夢をぶちまけているような作品に思えた。 刺激的なシーンがいくつもあるのだが、やはり北野ブルーの中にパッと光るような刺激があるからこそ驚くのであって、この映画のようにただ連発されるとだんだん慣れてきてしまって、逆に感覚が鈍ってくる。 整理するとおそらく・・・ 「大物スターであるビートたけし」が夢を見る →夢の中での自分の分身像である「売れない役者北野」。 さらにこの売れない役者北野がコンビニバイトのうたた寝中に夢を見る →それは血まみれの男から奪った拳銃で滅茶苦茶やった挙句、最期には自分自身である大物スタービートたけしをも刺し殺す夢 このような、「夢の中のもうひとりの自分が見た夢」という設定で複雑に映像化しているのだと僕は解釈した。 監督が自分自身をぶっ壊したいっていう願望の現われなのかな・・。 残念な事は、難解な映画だが頑張って自分なりに理解出来たからといって、別に特別な感情も湧いて来ない事。 ドラッグムービー的な中毒性も、単純に映画としての魅力もあまり感じ取れなかった。 なんだか残念。 ちなみに「TAKESHIS’」は「たけし、死す」だそう。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 3点(2009-12-11 15:38:26) |
51.めくるめく混沌の中、「どうする?」と問われた北野武は銃を放つ。今の僕にはできそうもありません。 【njld】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-09-24 18:00:46) |
50.出だしだけは、まあまあいい感じだったのですが、どんどんひどくなっていきます。大むかし流行ったようなコテコテの不条理劇。そこには「新しさ」も「難解さ」もなく、もはや「北野武らしさ」さえも、ありません。北野監督には、今後、「3-4x10月」のような名作を、あと1本でいいから、撮ってほしいものです。 【コウモリ】さん [地上波(邦画)] 1点(2008-09-22 23:18:16) |
49.僕の人生にも岸本加世子的おばさんが登場し、僕を混乱させる… 【フッと猿死体】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-02-16 08:44:46) |
48.話の方向性が見えないため、見ている方は置いてけぼりで意味不明に感じてしまう。ただ一つ一つのシーンはギャグもあって割と面白く、飽きはしなかった。これまでのたけし映画と比べると残念な部類と思う。 【もんでんどん】さん [地上波(邦画)] 4点(2008-01-25 15:50:24) |
47.たとえ北野武作品でも本作品は頂けない。意味がよく分からないし、なんといっても面白くない。当方の理解力不足といえるかもしれないが、凡人にも分かる作品でなければ自己満足作品といわれても仕方が無いだろう。評価は1点に相当するが京野ことみのヌードに+2点で3点献上。 【クロ】さん [地上波(邦画)] 3点(2008-01-24 18:54:36) |