7.印象に残る作品も多くあり、質が高く監督陣のセンスの良さを感じることが出来ました。ただし、オムニバス作品は僕はどうしても消化不良を起こしてしまう。まあ割り切って観るしかないのだが。 【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-15 08:24:56) |
6.短い話の集まりなので集中力が途切れても途中で止めて見直せたのでお手軽ではあるが、いまいち起承転結のない話が多く、それで終わりかと唖然とすることもあった。中には見入ってしまう話もあったが、映画館で集中して見ればもっと違う感想を持ったのであろうか。 【HK】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-05 00:14:46) |
5.《ネタバレ》 18もあると、短編集というより俳句集で、なんだかよくわかんないうちに、え、これだけ? で次に移ってしまうのもある。何だったんだろう、と考えてる暇はない。ということで、けこう疲れる。私は途中で休み、二度に分けて見た。記憶に残っていることを列挙すると、1移民の話が多かった、今現在の切実な問題なのだろう。2チュイルリーを描くのに、ずっと地下鉄の駅構内ですますコーエン兄弟の皮肉。3ムラカミの小説は、ああいったニュアンスで受容されているのか(ムラカミの小説だったら、男が内心で「やれやれ」と言うところ)。4パントマイムのやつで「一緒にしないでくれ」と叫ぶ同囚に笑った。5イライジャ・ウッドは「シン・シティ」といい、暗いイメージがけっこう合う。6豪華配役陣ではジーナ・ローランズの貫禄が一つ抜けている。7ラストのおまけで、全体がオムニバスからアルトマン的群像劇にも見える仕掛け。8これを複数人で見た場合、見終わってから一つずつ思い出していくゲームができると思った。最後の方まで出てこないのは、あれかあれか。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-02-02 12:23:57) (良:1票) |
★4.《ネタバレ》 漫画でいえば、12ページ位の短編が、この映画の一つの話くらいかな、と思って、観てみました。18編全部観終わると、何か物足りない気もします。個人的にはニックノルティの話が一番好きです。パンチが効いてる。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-01-16 21:41:32) |
3. パリの町並みを楽しみつつ観る映画です。一つ一つの話は本当に短く、正直覚えていないのもありますが、そうそうたるメンバーが出演していて楽しいです。 印象に残ったのはじいさんとばあさんが離婚の話をするのとか、奥さんが病気になる話、パントマイマーのやつは本気で笑いこらえました。あと最後のパリが大好きなおばあさんの話も良かったです。 休日かなんかにパリを思いながらゆったりと観ると、とても楽しめると思います。 【Balrog】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-07-29 23:05:26) |
2.2時間で18作品って多すぎかな?とも思いましたが、「一つの断片からそれ以上の多くを読み取ること」が映画の文法だと考えると、こういう短編って実は映画らしい映画と言えるのかも?等と思ってみたりも。短いからこそ色々と想像を繰り広げられるのがまた楽しい。全部が良かったわけでもないですが、どの作品も個性があって面白いです。 |
1.雑誌でこの映画のことを知ったのが去年夏ごろ。パリ好きの私としては観ずにいられない。HPで舞台やそれぞれの区を調べて、この間パリ行ってきました。初めて行ったときは、アメリの舞台を巡り、今回はこの映画の舞台を歩き回りました。そして帰国後鑑賞しました。オスカー・ワイルドの墓やモスク、モンソー公園など、行ったところがたくさん出てきて興奮でした。実際のパリはフンやゴミで意外ときれいではないことを知っているけれど、映画だとロマンスの街として最高の存在になっているところがすばらしい。実際のパリも、現実感があるし、街並みはやはりどこを歩いても絵になるし、町歩きに疲れたらカフェが素晴らしい。本当にパリ、ジュテームです。この映画は、映像を眺めているだけでも十分価値があります。それぞれの話で印象深いものも勿論ありますが。 【Michael.K】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-26 18:00:38) |