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モラン神父

[モランシンプ]
Leon Morin, Priest
(Léon Morin, prêtre)
1961年上映時間:130分
平均点:7.14 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-11-22)
ドラマモノクロ映画
新規登録(2009-12-01)【もっつぁれら】さん
タイトル情報更新(2024-10-02)【にじばぶ】さん
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監督ジャン=ピエール・メルヴィル
キャストジャン=ポール・ベルモンド(男優)レオン・モラン
エマニュエル・リヴァ(女優)バルニー
パトリシア・ゴッジ(女優)バルニーの娘フランス
脚本ジャン=ピエール・メルヴィル
撮影アンリ・ドカエ
製作カルロ・ポンティ
ジョルジュ・ドゥ・ボールガール
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未見の方は注意願います!
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7.《ネタバレ》 持っているものがアレっぽち!
ここで生活していく気持ちのない人に説教されても、
そりゃ胸には響きませんよね。
神さまに捧げているから、何もいらないってことでしょうか。
カトリックって厳しいんですね。

モラン神父が女性に興味を持たれてるとこから、どんなドラマが展開するか?
そこがポイントでした。
神と女性、これを描いた映画は、古い映画ですが、「雨」という名作があります。
しかし、この映画は、ひたすらまじめな神父でした。
ただ、若さの価値を、あまり考えてない発言が多いですね、この人。

彼女の涙は、神父のけなげな気持ちが神さまにのみ独占されてるからでしょうか・・
「来世」を重んじる思想は、今を大事にしないのでは?
次の赴任地へ旅立つ神父さんは、神の世である世界全部が、ひとつの生活地点となるのでしょうか?
土着に生きる女性には、理解できないズレが面白かったです。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2024-10-02 00:35:56)
6.《ネタバレ》 メルヴィル監督作品なので鑑賞したものの、カトリックの話なので感情移入できず。
ストーリー展開自体は悪くはない。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 5点(2022-06-04 19:48:16)
5.キリスト教的な価値観を多分に含みながらも、十分に理知的で普遍性ある対話を通して、人間関係が変化・深化していく様を丁寧に描いており、かなり見応えが有る。古い映画で、非常にシンプルな(飾り気のない)演出をされているため、もし現代であればもう少し画的な美しさとか音楽とかで文芸的な趣を足せるのではないかと思ったり。十分にオススメできる良作だが。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 7点(2019-11-15 23:30:47)
4.じわじわとした会話の積み重ねは、実に品があって心地良い。前半は周りにあれこれと人がいたのが、いつの間にかいなくなっているという集約の構成も巧妙。ただ、その後に何か変化があるかというと特にあるわけではないので、結局は最初と同じ状態のまま終わってしまったという感も拭えないのだが。
Oliasさん [DVD(字幕)] 6点(2019-07-23 01:09:26)
3.《ネタバレ》 モラン神父が語る神は興味深いものでした。それ以上に印象深かったのが思慕を超えて、ぬくもりを感じたい触れ合いたいせめて手を繋ぎたいという欲に、姿を見つめる事さえ叶わなくなる報いを与えられる切なさでした。「来世で会おう」泣ける言葉です。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2013-02-02 01:09:32)
2.《ネタバレ》 久しぶりにキリスト教、というかカトリシズムを正面から考えさせてくれた映画でした。『勝手にしやがれ』で無頼漢を演じていたのとほぼ同時期のベルモンドがこんなストイックな神父役をしていたなんて、やっぱこの人ただ者じゃないです。 短いシークエンスをつないで行き、シークエンスの替わり目には画面を暗転させる編集がこの映画の特徴。モラン神父とバルニーの信仰をテーマにした会話は、宗教に無頓着な自分には知的な掛け合い漫才みたいに感じられたのが不思議です。結果的には悲恋に終わるバルニーの恋ですけど、「いつかまた会おう」「またって、あるのですか?」「この世ではなくあの世で」という最後の会話にはホロリとさせられました。 バルニーの娘役は『シベールの日曜日』のP・ゴッジです。
S&Sさん [DVD(字幕)] 8点(2012-12-28 20:21:36)
1.モノローグのナレーションを活かし、男女の機微を静かに見つめる作風は、デビュー作『海の沈黙』の趣向と非常に似通う。

様々な対話の劇によって映画は進行するが、神父(ジャン=ポール・ベルモンド)とベルニー(エマニュエル・リヴァ)の対話においては、古典的な「心を通わす」切り返し編集は抑制され、距離を置いて二人をツーショットで捉える構図を中心に展開される。(告解室の二人の構図が特徴的だ。)

「切り返しの排除」あるいは不徹底と、そして特に神父側の心理を表象させない自制的な人物造形(表情と仕草とリアクション)によって、悲恋を予感させながら緊張感を呼び込んでいく。

そして、結部のシーンの静かな情感の高ぶりが素晴らしい。
階段上にある神父の部屋。風が窓を震わせ、戸を揺らしている。向かい合う二人の対話。アンリ・ドカエのカメラは二人をどのように捉え、どう切り返すのか。正面中央に大きく据えられる神父と、距離を置いて中心からずらされるベルニー。その非対称の視線劇がせつなく印象深い。

※バルニーの娘役で、マリエルとパトリシアのゴッジ姉妹が共演。幼少期と少女期をそれぞれ愛らしく演じている。
ユーカラさん [DVD(字幕)] 9点(2011-07-09 22:09:20)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.14点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5114.29%
6114.29%
7228.57%
8228.57%
9114.29%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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