23.《ネタバレ》 キャリー・マリガンが可愛い、というだけみたいな。 なんでピーター・サースガードなんだろ?なんかしっくりこないし、他は英国俳優なのになんでデヴィッド役だけ アメリカ人のピーター・サースガード??実際もアメリカ人だったとか妻子持ち中年男本人と容姿が似てたとか? 校長がエマ・トンプソンていうのは豪華ですね。 サリー・ホーキンスにロザムンド・パイクまで出てるのね、それなのになぜピーター・サースガードだったんだろ? 16歳のジェニーがいいように騙されるのはわかるけど、両親まで丸め込まれちゃうんだもん。 自叙伝の映画化らしいけど妻子持ちの怪しい商売してる中年男に騙されたっていう話を「17歳の肖像」なんて邦題つけるのもどうかと思います、 それでも天下のオックスフォード大に合格できたってとこが重要なんですかね?でも立ち直る過程が随分簡単に描かれていて 観てるこっちは特に高揚感も満足感も得られませんでした。 しかしこれがアカデミー作品賞にノミネートっていうのもどうなんでしょうね。 【envy】さん [インターネット(字幕)] 4点(2023-03-24 00:24:58) |
22.《ネタバレ》 中二病ヒロインと、ロリコンおやじの物語。 ヤク中のように怪しげに目がすわっているピーター・サースガードは、「フライトプラン」や「スケルトンキー」などタチの悪いペテン野郎役が多く、彼がヒロインと恋仲になった時点からこれを恋愛映画とは見ず、この映画のカナメは このオヤジがどれだけの大悪漢かを見せるところだろうと思いきや、若い女に手を出してばっかの懲りないおやじという、なんともいえない小物だったというまとめかたにガッカリでしたね。 彫刻家のロダンが42歳時に付き合いだした愛人カミーユはその時19歳で年齢差24だったが、10年愛人としてずるずるとつき合わされ破局した後は、彼女は精神を病み、彼女自身も彫刻家だったがその道も失い、一生結婚も恋愛もせず、家族とも疎遠になって一生を精神病院で終えた悲劇のヒロインで、ロリコンおやじの毒牙にかかった少女のストーリーとしては彼女のほうがよほど面白い。 まあ、冷静で学問を崇拝する校長にエマトンプソン、そして夫に何度浮気されようとヒョウヒョウとしている仙人のような妻にサリーホーキンスを配置するあたり、この映画は、中二病のヒロインの更生物語にしたかったんだろうなとも思うが、更生を描くところが10分足らずで、「そこはダイジェストかい」って思うほどあっけなかったのが雑な印象。 タイトルで「Education」って言ってるくらいなのだから、映画としてはミニマムな95分のせめて3分の1くらいは更生の過程をしっかり描いてくれないと。 これでアカデミー賞で作品賞を含めいくつかにノミネートされているというのもよく分からない。アカデミー賞って、作品賞のノミニーにちょくちょく10代の主人公の甘酸っぱ系の作品を選んできますけど、10代の青春物語ってだいたいたかがしれている(恋愛、学業、友達、家族という4大要素をねりこんで最後はハッピーエンド。)ので、10代モノはもともと苦手の領域ですね。 この映画は、大好きな英国が舞台だというから鼻をつまんで見ましたけど、想像以上に酷かったです。 【フィンセント】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-03-21 07:02:37) |
21.《ネタバレ》 キャリー・マリガンの存在の安定感にはなかなかの素質を感じさせますが・・・肝心の脚本が、もう実に安直で、底が浅くて。あんだけ分かりやすく怪しさ満載だったら、普通どこかで誰か(本人含む)が気づいてどこかで止めるでしょ、としか言いようがありません。せっかく達者な俳優陣を脇役で揃えていながら、実力を出すべき場面が見当たらない。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2017-10-23 02:16:56) |
20.《ネタバレ》 女学生をたぶらかすだなんてゲスの極みオヤジじゃないかよ しかもゲスの不倫だ よって許せやしねぇ 倫理的にいって腹立たしく感じる。 でもキャリー・マリガン、幼く見せても実際のところは17でも18でもなく この時23であったワケだから まあそれならそれでもいいか ってな気持ちにもなってしまったことはいちいち言わないでおく事とする。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-05-09 00:40:14) |
19.《ネタバレ》 教養小説的自伝だし、頭のいいマセタ美人女子高生が妻子持ちの中年男に騙されるというたいした話でもないので、作品としての盛り上がりには欠けるが、それが逆にリアリティーがあってよかった。多少は美化されているだろうし、実際にはもっとドロドロとしたヒドイ事もあったのだろう。主役の子も女子高生にはちょっと無理があるが、中々の存在感で魅力もある。 テーマは「人生の退屈をどうやりすごすか?」なんだろうけど、高校生にそんな事がわるわけでもなく、人生に折り合いをつけて生きているある種のマトモな大人たちの対比はよかった。私利私欲で騙す大人も居たが、救ってくれる教師や、常に味方でいてくれる親もいて、環境的にはよかったんだろうな。肝心の挫折からの切り替えしというか復活への過程の描写が弱いので、そんな簡単に気持ちの切り替えは無理だろうと思わせる所が難点かな。あと、邦題もどうなのかと。 |
18.《ネタバレ》 途中まで恋愛映画だと思ってました。そのため、デイヴィッド役絶対ミスキャストだ!顔だってなんだかしまりがないし体系もだらしないし!どんなにひどいことする役でもせめてカッコよかったら感情移入できるのに!って思いながら見ていました。でも、これ恋愛映画ではなかったんですね。後半で納得。少女の成長物語だと認識してからは、年上でお金持ちのおじさんっていったら、あれくらいの風貌の方がリアルだし実際その上顔までイイなんてことまずないし、、と妙に配役に納得。彼氏ができたことみんなに言っちゃうとことか、わざと指輪見せびらかしちゃうとことか、17歳だなーって感じです。 【はちまろ】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-03-26 15:15:19) |
17.《ネタバレ》 キャリー・マリガンみたさに鑑賞したが、彼氏役がイケていないので映画の魅力が1/3。それにしてもキャリーは不幸な役が多いなあ。次はラブコメも観てみたい。校長先生がエマ・トンプソンとは気がつかなかった。年取ったね。で、映画の設定は何年代? 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-01-26 23:04:14) |
16.《ネタバレ》 なんか不快な映画。若い娘に手を出すおっさんも気持ち悪いが、それよりも、過去をどこか誇らしいものとして捉えているにちがいない原作者(成功者)の、愛も恋も裏切りも知らずに勉強一筋で生きてきた少年少女に対する、お門違いな優越感が透けてみえるところが嫌らしい。主演のキャリー・マリガンは素晴らしい女優だと思ったが、鼻持ちならない雰囲気は出ていても、少女らしい可憐さはまるで感じられない。相手の俳優もダンディー、不細工どっちつかず。悲劇でもなけりゃ喜劇でもない、感動もしない。どこに焦点をあわせ、何を見るべきか全くわからなかった。 【よーちー】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-08-31 12:44:52) |
15.《ネタバレ》 ゲスな男に騙される女が悲しい。汚い物に目をつぶり快楽に溺れるのが悲しい。ゲスなくせにその一瞬は本気だった男が悲しい。そんな出来事を勉強になったような気になって自己防衛するのが悲しい。そんな穢れを隠し男を騙す女が悲しい。騙される男が悲しい。リアルだから、そしてそのサイクルに俺もいるから悲しい。騙したり騙されたり。本来のテーマではないけど悲しいのだからしょうがない。 あの先生もそんなことがあったのかなとか考えると物凄く気分が沈む。 |
★14.《ネタバレ》 もっとひどいペテン師じゃないか、家ごと持ってかれるんじゃないかとヒヤヒヤして観てました。まぁ不倫男もひどいですけど、彼女も社会「勉強」したんですね。それが原題のeducationってことなんでしょう。格差社会にあって、勝ち組演じる中身のない奴っていると思う。そういう奴が、どんな人生の仕打ちを受けるか、見てみたかった。 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-05 19:23:38) |
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13.《ネタバレ》 退屈ですが、面白い映画でした。ステレオタイプなようで、変則的のようにも感じる。少しぐっときたのが、復学の要望を出すのにキャリー・マリガンが、校長室のソファーにちんまり座っているところ。彼氏とその仲間及び、学校という両方の社会から切り離されて心細い感じと、ちんまり座っている感じの映像と物語の調和、そして、切り離されたからこそ感じる彼女自身の存在感(それがまあ、ちんまりしているわけですが)にやられました。好きな映画です。 【アイランド・ジョー】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-05-14 00:02:47) |
12.《ネタバレ》 スウィンギングロンドン前夜のUKの雰囲気というのは新鮮でした。「不良」が「テディボーイ」だったりするトコとか、サブリナパンツをヘップバーン風に着こなすトコとか。そういった美術面は素晴らしかったです。ストーリーは中盤まで男性側、女性側の視点がバランスよく配置されていたのですが、終盤は「男ってダメな生き物よね」的な視点を押し付けられ、一方的に感じ、やや退屈しました。自叙伝なのでそうならざる負えないのかなぁ....。 【reitengo】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-08 13:07:54) |
11.少女の成長物語で意外と楽しめました。アルフレッド・モリーナがいい味出してましたね。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-04-11 19:11:33) |
10.主演のキャリー・マリガン、とても魅力的でした。物語は中盤辺りまで、どうなってしまうんだろう!?とドキドキしながら見れました。でも、自分は完全に恋愛映画として見てしまっていたので、後半は消化不良でした・・・。ラブストーリーというよりも、少女の成長の物語でしたね。 【たけたん】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-03-09 04:20:54) |
9.《ネタバレ》 まず60年代英国の雰囲気が素晴らしい。ストーリーもデイヴィッドの怪しさにつられる形で、結構ドキドキして楽しかった。自叙伝が元だから最悪のケースは排除されるにせよ、ピーター・サースガードはいかにも…な顔してる。また、一流大学を出ても夢を持てない時代だったようで、そう考えるといくらかはジェニーに共感できるし、最後に見せる父親の優しさにもぐっときた。先生とのエピソードも良かったが、簡単にやり直しが出来てしまったのは拍子抜け、そこだけ残念かな。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-03-01 20:14:08) |
8.《ネタバレ》 主演のキャリー・マリガンは確かに可愛いんだけど、ティーンには見えなかったです。学歴偏重の父親への不満から始まり、女性にとっての学歴を全否定して自分で梯子を外し、あげくに宙ぶらりん。秘密がばれた後のデイヴィッドとの遣り取りがテーマになるんだなと予想していたら、なんと泣き寝入りで終わり。オイシイ話には裏があるだけでした。「勉強することにどんな意義があるのか?」という命題は、程度の差こそあれ誰もが抱く疑問なだけに、あの展開で普通に復学するだけでは肩透かしを食らった気分です。夢見がちな若者には教訓になるかもしれないけど、子無しの中年には観るべきところナシでした。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-02-26 20:08:30) |
7.《ネタバレ》 キャリー・マリガン超可愛い。 大学での彼氏に隠し事は・・・ バージンじゃないのはバレるんでは?? 【まいるどへぶん】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-22 23:53:47) |
6.《ネタバレ》 原題に「教育」とあるように、いわゆる勉強をすることだけが教育なのではなく様々な経験を通じて成長していくこともまた教育であることを教えてくれる映画です。 まだ第2次世界大戦を引きずっているようなどこか閉塞感漂うイギリス社会の空気がこの物語のほろ苦さ、そしてキャリー・マリガンの存在感溢れる演技と上手くマッチしていて惹きつけられました。 まあ、うまい話には何かあるということですね・・・・・。 【TM】さん [DVD(吹替)] 7点(2010-11-18 00:16:49) |
5.《ネタバレ》 ミニーマウスとバブラブなんて気味の悪い呼び名を囁く、責任のないただ甘いだけの日々がどうも鬱陶しい。親もだらしがなく、その点見ていて勉強になった。痛い思いをしたけれど、一念発起で有名大学に入学して大人しく暮らしております、と映画は終わってしまい、それで一件落着なのか、彼女は出来事から何を学んだのか、あの眼鏡の先生から勉強以外に学んだことはなかったのか、と見たかったところは飛ばされていて不満が残った。ロザムンド・パイクのおつむの足らないバービー役は、なかなか可愛らしかった。 【のはら】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-25 18:40:31) |
4.《ネタバレ》 まず美少女高校生を演じ、アカデミー主演女優賞まで取ったキャリー・マリガンについてですが、映画が始まった直後は「ちょっと高校生役は無理なんじゃ……」と思っていたのですが、場面場面で彼女が見せる表情がとても魅力的だったので、最後にはジェニーがめちゃ可愛いと思える程に。ストーリーは、普通に考えると、中年オヤジに遊ばれる女子高生という陳腐な物なのですが、主人公のジェニーが「インテリの世界に憧れている」「家が保守的な考えのオヤジに支配されている」「少女から大人の女に変化していく状態」である事により、単純な恋愛映画では無くなっているのが面白いと思います。あと素晴らしいと思ったのが撮影と編集です。ジェニーの理想であるデイヴィットの世界に不安を覚える程、不安定になる画面は視覚的に面白い。 最後の父親が差し出す紅茶とビスケットが、今までの放蕩生活で味わった豪華な食事より美味しそうに見える所に、この映画の言いたい事が詰まっている気がします。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-08-31 22:12:33) |