43.犯人の傲慢さが強い分、コロンボに細かくやり込められたときのカタルシス大きい。オープニングとラストの音楽でのタイプライターの音の使い方が素晴らしい。しかしながらコロンボ未見の人にはお勧めできません。色々見どころありますが、肝心のラストの仕掛が弱すぎます。 【代書屋】さん [インターネット(吹替)] 6点(2021-02-16 12:08:44) |
42.たまたま新聞のテレビ欄見てたら、コロンボ見つけたんで見てみた。タイトルは聞いたかとあるような。昔から刑事コロンボは好きで観てたのですが、相変わらずのらりくらりと犯人を追い込んでいくのは面白いし、小池朝雄の声がそもそも好きなので、シナリオは凄くベタやけど特にゆーことなし。来週もあるみたいなので、録画予約しとこ! 【SUPISUTA】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2019-02-12 17:54:25) |
41.古畑任三郎にもこういうエピソードがありましたね。中盤まではとても面白かったです。ラストはもう一捻りあるかと思ったので拍子抜けでした。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 7点(2016-02-11 20:43:04) |
40.《ネタバレ》 人気ミステリーシリーズを共同執筆している作家の仲間割れ殺人だが、スピルバーグ監督を起用したのにこのシリーズにしては出来が今ひとつ。 犯人の追い詰め方がいつもより鋭さとしつこさに欠けるためか、コロンボの存在感がなんとなく薄い。 タイプで打って引き出しに入れられた紙が四つ折りになっていたこと、死体を見つけて慌てているはずなのに手紙を開封していたことに引っかかったのは良かったが、それ以外が物足りない。 ラストは証拠もないのに犯人の自白で、消化不良の幕切れ。 コロンボは意図的に第一の犯行手口をフェリスのアイデアとして褒め、第二の犯行手口をフランクリンのものとして酷評。 共同執筆で唯一フランクリンが考え出したアイデアというコンプレックスをついたとはいえ、それで自白するのはあまりにも子供っぽくて不自然。 強請ろうとして殺された雑貨屋のおばさんのキャラは妙にリアルでよかった。 シリーズ化されて一作目だが、パイロット版の前二作のほうがこのシリーズの面白さがしっかり出ている。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-10-16 20:10:59) (良:1票) |
39.《ネタバレ》 いやぁ結構初期の頃の作品ですね。 コロンボの若いことといったら! 落ち着きもあってちょっとダンディ、吹き替えの声も石田さんじゃなかったんですね。 なんか変だなぁとゆーか、やはり初期は石田さんも抑えめの演技だったのかな?って妙なことばかり気にしてたら単なる勘違いでした。 さて作品の方ですが、なかなか面白いトリックでしたね。 本人が電話でハッキリ居場所を言ってるのに殺されたのは違う場所。 それまでの流れも自然で良かったと思いますが、最後がめちゃくちゃあっさりしてましたね。 なんだかもったいない印象が残りました。 結局は本筋とあまり絡まなかった、お店のおかみさんからの脅迫→殺害の件ですが、あれはあれでこの作品の雰囲気を創っていましたね。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2013-09-07 19:40:16) |
38.《ネタバレ》 若き日のスティーブン・スピルバーグ監督が手がけたことで知られる「刑事コロンボ」の一篇。推理作家を犯人としているだけあってトリックが巧妙で、前半はかなり面白かったのだが、ラストで犯人があっさりと犯行を自白しただけで決定的な証拠もないまま逮捕されてしまう展開はかなり物足りなく、ミステリードラマの結末としても弱い。もっとちゃんとコロンボと犯人の対決を描いたほうが面白かっただろう。またこのラストの犯人の自白のせいで、前半に殺された被害者(犯人とコンビで推理小説のシリーズを書いている相棒。そういえば小説ではないが、このシリーズも二人の人間によって生み出されている。)も自分がメモに書いたことくらいおぼえておけよと突っ込みを入れたくなってしまったし、後半の脚本ははっきりいってお粗末。スピルバーグ監督のきをてらったような演出は彼らしいとは思うが、作品としては凡作の域で、スピルバーグ初期の作品というネームバリューがなければ、シリーズ最高傑作などという冠はつかなかったのではないかと思う。(このシリーズまだそんなに見たわけではないが。)同時期のスピルバーグ監督の低予算のテレビ作品である「激突!」は、他国では劇場公開もされるほどの大傑作で、彼の映画の中でいちばん面白いと思っている作品なのだが、本作はあれと比べるまでもない出来であることは言うまでもない。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2013-01-31 01:03:04) |
37.《ネタバレ》 このラスト、やっぱりダメでしょう。この犯人は異常にプライドが高く、自分ではすぐれたトリックを考えられないと言われた結果、「あれは自分が考えた、だからすべてわかっている」と答えてボロを出したとされていますが、あらかじめそうした知識を以て見ても、そんな人物には思えません。なのでこちらはなにがどうなったのか理解できず、鳩が豆鉄砲を食ったようキョトンとするだけです。これはシナリオが悪いのか、演出が悪いのか、おそらく両方でしょう。あと、マフィアに罪をなすりつけるのに、嬉々として自分から説明していては、かえって怪しまれるというものでしょう。こんなに駆け引きが下手でよく交渉係が務まったと感心します。犯人のフランクリンに関しては破綻が多いし、魅力も感じられません。スピルバーグの演出は、アップを多用したり光を使ったりと、画作りは面白いのですが、すでに述べたように人物造形はうまくいっていないようです。第1の事件のトリック自体はいいのですが。 【アングロファイル】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-01-26 20:41:12) |
36.おもしろいことはおもしろいけど、えっ、これで犯人逮捕?という感じ。後々のシリーズの巧妙さと違って、自白だけじゃ。でも演じている役者さんたちは良かった。ジャック・キャシディはもちろんだが、2番目の被害者となったラサンカ夫人のバーバラ・コルビーも良い。あの特徴ある顔は覚えやすい。36歳で亡くなったそうだが・・・。 【ESPERANZA】さん [地上波(吹替)] 6点(2012-07-11 14:34:45) |
35.これはもう、若き日のスピルバーグの野心、というものを味わえばそれだけでも十分に楽しめちゃう作品でして。ビルの窓から見降ろす光景から室内の光景へ、という、めまいがするような冒頭シーンから、気分はもうヒッチコック。細かくカットを割ってみたり、長廻しやってみたり、人物配置にこだわってみたり。いっそ本作を観るにあたっては、ストーリーを気にせず、犯人が誰かも気にせず(これは明白なので気にする必要は無いけど)、カット割りとか、背景の窓外の光景とかを見ているだけでも、愉しかったりしちゃいます(時間や予算がもっとあれば、照明技術なんかももっと良くなったのでしょうが)。では内容に関してはつまらないのか(私はどうもこのシリーズが苦手なのです)、というと、いや、本作、ミステリとしてもなかなか面白い。脚本にも恵まれたんじゃないですかね。連続殺人モノで、しかもその二重殺人がちょっとシャレたラストに効いてる、というのが心憎い。犯人は例によって脇が甘く、犯行は発覚するべくして発覚したという印象はありますが(まあ短い作品ですし)、トボけた味わいのコロンボが(室内でもコートを脱がず、コート着たまま料理なんぞしてる)、チクチクと犯人の痛いところを突きつつ、最後に猛然と犯人を名指しし対決していく過程、実にスリリングな仕上がりで、「もしかしてコロンボシリーズって、本当は面白いのか?」とか、つい思っちゃうところでした(いや、実際、面白いのかも知れませんが・・・苦手なもんで)。 【鱗歌】さん [地上波(吹替)] 8点(2011-12-06 23:12:43) |
34.《ネタバレ》 悪い作品ではないと思いますが、なんといっても最後が弱すぎると思います。決定的な証拠を突きつけて観念させるのではなく、犯人のプライドを操作して自白っていうのはちょっとねぇ・・・。それまではかなり面白かったのに、ラストがああいう内容だなんて、脚本、前半はジムのような人が、ラストはケン・フランクリン先生のような人が書いたのかな? 【ramo】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-09-25 00:31:24) |
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33.ピーター・フォーク追悼特集で見ました。世間の評は、スピルバーグバイアスがかかってんじゃないのか? と思ってしまいました。まぁ、面白くなくはないんですが、ラストがねぇ・・・。しかし、被害者も、相棒の唯一の使えるネタと同じ手口、忘れるとは思えないのに、簡単に乗っちゃうもんかねェ? 猜疑心の強い私にはちょっとあり得ない展開。そもそも、口八丁なだけのゼンゼン使えないヤツとコンビを組むこと事態が謎。プロデューサー能力があるとはいえ、キッチリ役割分担されていた様子もなし。そこのいきさつが分からないから、被害者がただただお人好しのもの書きバカにしか思えず・・・。雑貨店のオバチャンは、普通に喋っても歯茎が3センチくらい出てて怖かったし。コロンボの魅力もイマイチ描ききれていないような・・・。パイロット版の方がゼンゼン良かったですね。初回がこれで、よくシリーズが成功したものです。まあ、この後、数々の名作が生み出されたのですから、文句はこれくらいにしておきますか。ごちそうすると言いながら、しっかりホットドッグの領収書をもらうところは、警部らしかったかな。彼の命日が私の誕生日でありました。きっと、これから、私は毎年、誕生日を迎える度に、ピーター・フォークを心の中でそっと偲ぶことになるでしょう。どうぞ安らかにお眠りを。 【すねこすり】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-07-08 00:16:55) |
32.スピルバーグもコロンボも大好きなんですが、その巧妙なトリックに対してのオチがちょっとイタダケナイ。 【aksweet】さん [DVD(吹替)] 3点(2011-01-19 06:13:13) |
31.《ネタバレ》 面白いと言えば面白いが、イマイチ追い詰める感が薄いというか最後がちと弱いような印象ですね まぁシリーズ化第1作目ということで、そこらへんの物足りなさは仕方ないカナ 若きスピルバーグが本作品の後にあの「激突」を撮影することになる と、いうことでそういう観点ではひじょうに感慨深い作品でアリマスデス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-04 00:21:15) |
★30.《ネタバレ》 スピルバーグが監督したというので観ました。田舎のスナックのおばちゃんのギトギトした表情がすごい。スピルバーグって結構、映画監督なのに、顔のアップをよく使うんだよね。これはテレビ映画だから使っているのは当たり前なんだけど、この頃の手法を映画に取り入れたんだなぁと思った。ラストはシンプル。犯人が可哀そうなくらい追いつめるコロンボではなかったが、まぁ面白かった。 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-12 16:40:32) |
29.《ネタバレ》 犯人が徹頭徹尾、コロンボに対して居丈高に接していたのは、本当は自分が作家でないというコンプレックスの裏返し。そして、弱いラストは、最初の殺人のアイディアこそ、オレが作ったと言いたい自己顕示欲が後押しちゃったためと思いたい。ゆすりにかかる田舎の商店のおかみさんというキャラクターは秀逸。コロンボの作品は、ほとんど再見にたえるものばかりであり、全シリーズまとめて10点を上げたい気持ちだが、どうして個々の作品は5~7点になってしまうのだろう。 【なたね】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2009-10-10 01:24:39) (良:1票) |
28.《ネタバレ》 放送された前日に「スピルバーグ自作を語る」という、本人が90分間喋り続ける番組を観ました。 今回のコロンボは、スピルバーグ自ら自信作と語っているほどで、名作「激突」の製作に漕ぎつけたきっかけにもなったそうです。 聞き逃すと忘れてしまいそうな細かいセリフから犯人を嗅ぎわける推理ですが、この推理だと、殺された作家の奥さんも共犯として考えられるんじゃないかという気もしました。 出来として他のエピソードより、ずば抜けた話しとはいえませんが、20代という若さで、これだけきっちりとしたドラマを作り上げたスピルバーグは、やはり天才であります。 最後に口に出した犯人のセリフも、観る者の心に突き刺さるものを感じました。 ピーター・フォークさんのご冥福をお祈りします。 今回、NHK総合テレビのアーカイブスに選ばれた理由は、やはりスピルバーグ絡みと視聴者にとっても印象に残るものがあったからだと思います。 二人目の犯行は、ちょっと酷だったかもしれませんね。 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2009-10-09 05:35:17) |
27.ただただ、ジャック・キャシディを堪能する作品です。自信に裏打ちされたエレガントな立居振舞と語り口、冷酷非情な凶悪さを併せ持っている事を示す彼の眼に俳優の凄みを感じ、惹かれて止みません。軍門に下る姿も彼らしいので、その決め手が極めて弱い点が何とも惜しいです。 |
26.《ネタバレ》 やはりラストが弱すぎるでしょうこれは。それまでの運びは悪くないんだから、最後にびっくりするような仕掛けがあれば相当優れた作品になったと思われるのに残念。あと殺される場面で被害者が犯人の方を見てしまうのは絶対おかしい。その瞬間に「ケン、何するんだ!」って叫ばれたら電話してる奧さんに聞かれて終わりじゃないか。電話している最中に撃つのなら絶対バレないように慎重に後ろに回ってズドン、とやらないと……。あとラサンカさんが殺される場面の表情が秀逸だった。 【空耳】さん [DVD(吹替)] 4点(2009-03-14 23:40:50) |
25.《ネタバレ》 コロンボシリーズの魅力は冴えない風貌でヨレヨレのコートに身を包みボロボロのクルマで犯人邸に乗り込むコロンボが富も地位もある犯人に執拗に食らい付き追い詰めていくところにあるのですが、その点から見ると今回の犯人役のジャック・キャシディはコロンボの犯人役が実によく似合う俳優さんだと思います。この後も度々シリーズでコロンボの相手を演じる事になるのですが、彼のゴージャスさを漂わせる雰囲気や品を感じさせる立ち振る舞いで、度々コロンボの相手役に抜擢されるのにも頷けます。で、今回は確たる証拠が無い中、犯人の高いプライドを巧みに操って自白に追い込むコロンボ。お見事です。 【とらや】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-02-15 19:58:37) (良:2票) |
24.原作者のリチャード・レビンソン、ウィリアム・リンクを始め、脚本のスティーブン・ボチコなど製作スタッフが全シリーズの中でも最も気に入っているエピソードがこの作品らしいですが、そういう事実を踏まえた上で観たら以前より面白かったです。実質上コロンボの第一作目でもある本作は、監督の若き日のスティーブン・スピルバーグがその才能の片鱗を見せ付けます。ヒッチコックを意識した緊迫感ある犯行シーン、丁寧な描写。そして犯人役のジャック・キャシディの如何にも楽しそうな、ある種応援さえもしたくなる軽快な悪役ぶり。新鮮さに満ちたアイディアから、まさしく傑作と呼ぶに相応しい一本だと思いますが、こういう予備知識を仕込んだ上での鑑賞はやはり正当ではないと思うので、元のままの点数で採点させて頂きます。 【かんたーた】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-12-30 15:47:34) |