2.《ネタバレ》 信じていた宗教に、「親がユダヤ人ではない」というだけで突き放される。
信仰心より状態を重視する宗教とは、何なのだろう。
母は現実をすぐ受け入れる(受け入れようと努力する)のに対し、父親は初めて事実を知った時に途中で退室したり
その後もなかなか受け入れなかったりと、男って生き物は弱いんだなぁ…と。哀れだな、と。
「歌」というものは、どんな境遇にあろうと人々を結びつける力があるのではないか、そんなことを感じさせられた。
イスラエルとパレスチナ、どちらにも肩入れしていない描写が良かった。