春のソナタのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
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(レビュー・クチコミ)
春のソナタ
[ハルノソナタ]
Contes des Quatre Saisons~Conte de Printemps
1989年
【
仏
】
上映時間:112分
平均点:
7.12
/
10
点
(Review 8人)
(点数分布表示)
(
ドラマ
)
新規登録(2003-07-27)【
シネマレビュー管理人
】さん
タイトル情報更新(2022-08-18)【
イニシャルK
】さん
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監督
エリック・ロメール
脚本
エリック・ロメール
撮影
リュック・パジェス
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8.
《ネタバレ》
エリック・ロメールですので劇的な展開も急速な盛り上がりも派手なスコアももちろんないです。
出てくるのは大体拗らせてる人ばかり、会話の内容もアカデミックというよりペダンチックで、お国柄なのかと。
しかし、なぜかその会話の応報というか流れが心地よく、不思議と退屈しないで観られてしまうんのもロメールマジック。実に不思議な作品でした。
【
クリムゾン・キング
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
7点
(2022-08-13 12:09:01)
7.
《ネタバレ》
高校の哲学教師ジャンヌ、18歳のナターシャ、ナターシャのパパ、パパの恋人エーヴ。4人の間でいろいろあったけど、最後の首飾りでナターシャをこじらせていた原因も解決し、なんかこれからうまくいきそうな予感。「人生ってステキ!」の締め台詞と同時にヴァイオリンソナタも加わって、春の訪れのように、ほんわかやさしい余韻に包まれました。
ロメールの映画では、交わされる会話のひとつひとつ、インテリアやファッション、フランスの街や美しい自然等、すべてが洗練されていて、この作品では特に「花」が印象的でした。
ジャンヌがナターシャの部屋に飾った花、別荘に咲くライラックなどの花々、そしてゲールからジャンヌに贈られた花は、恋人マチューの部屋でしおれていた花(=ジャンヌの精神状態)と取り替えられ、ジャンヌもナターシャ同様、こじらせていた自分から脱却したことを表現しているように思えました。
【
ramo
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
7点
(2022-03-11 20:33:37)
6.
春のようにふんわりしていて、何か芽生えそうな気配も帯びて、まさに春を感じる作品です。
ロメールですからドラマチックな展開はもちろん無い(笑)
耳に入ってきた知らない人たちの会話に興味をひかれるような。「わかるわかる」でもあるし「それはないな」と思うのもアリだし。
何も起こらないけど軽快で、今作もファッションや家具に見られるおしゃれセンスがとても可愛くて素敵です。
哲学トークをしながら肉を切るお父さんの不器用な手つきも、見ていてちょっと楽しいトコロです。
【
tottoko
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
6点
(2022-03-01 22:46:09)
5.
《ネタバレ》
平均点下げて申し訳ないんですが、ナターシャ以外に好きになれる人物がいなかったです。あと、軽めのラブシーンが気持ち悪くて"Ew!" "Gross!"と何回も叫びました。他の皆さんの評価を見る限り本当は良作だけど自分が楽しめてないだけなんだろうな、と思い煮え切らないです。
【
なす
】
さん
[インターネット(字幕)]
5点
(2020-05-20 15:56:11)
★
4.
《ネタバレ》
多感な女の子と、クールな女性の哲学の先生。鳥のさえずりのような会話は、いつものロメール節である。そして女の子が悩んだ後に、世の中の清さに「人生っていいわね」と一言。そして軽快なソナタが流れる、まさしく春なのです。
【
トント
】
さん
[ビデオ(字幕)]
7点
(2016-03-18 22:28:28)
3.
ひょんなことで知り合う二人の女。知的で大人の哲学教師と明るくてしっかりものの少女。それぞれに「悩み」というほどでもない事情がある。少女の事情は彼女の会話と行動がかなりストレートにそのことを露呈させる。一方哲学教師は大人ですからいちいち表面に出さない。でも会話の隅々に感じることができる。ロメールの映画は物語とは無関係にされる会話が楽しい。そしてその会話が登場人物たちを丸裸にする。登場人物たちが一同に(といっても4人)別荘に会し春のまどろみの中で会話する。それだけで春を感じ、ドラマを感じる。クラッシック音楽の挿入でまた春を感じる。
【
R&A
】
さん
[CS・衛星(字幕)]
7点
(2006-10-10 16:16:50)
(良:1票)
2.
計算されつくされた一つ一つのセリフに驚いた。言葉を本当に大事にしている作品。言葉はキッカケである。人間は不必要な事を言う生き物。しかし、その一言一言にはその時の感情や思想、下心が隠れているし、その行間を読む行為が真のコミュニケーションなんやろうな。ごく普通の大人の恋愛の一場面なのに、お互いの交錯する気持ちがリアルで、まるで覗いてるみたい。喫茶店の隣のカップルの喧嘩に聞き耳立ててるあの感じ。あと、この作品の中で、女がパーティーに来た理由を聞かれ、「キュゲスの指輪」の話を使って説明するシーンがある。衝撃を受けた。自分も同じことを考える事が結構ある。別に来たくはなかったけど、その場にいるはずの無い自分がいる面白さ。見えない誰かが、朝から俺の事見てたら訳分からんやろうなぁ、ってあの感じ。ってか、これ映画だよ!?そこまでやるか!?ってぐらい共感というか・・・リアルすぎるんやろうな。
【
ハッシーふりかけ
】
さん
[ビデオ(字幕)]
9点
(2006-05-03 16:57:30)
1.
ロメールの中でいちばん好き。だって可愛いから。春の町なみも、女の子の服装も、物語の結末も、みんなかわいくて愛おしい。
【
まいか
】
さん
9点
(2004-03-18 01:51:45)
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【点数情報】
Review人数
8人
平均点数
7.12点
0
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0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
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0.00%
4
0
0.00%
5
1
12.50%
6
1
12.50%
7
4
50.00%
8
0
0.00%
9
2
25.00%
10
0
0.00%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
10.00点
Review1人
2
ストーリー評価
10.00点
Review1人
3
鑑賞後の後味
10.00点
Review1人
4
音楽評価
10.00点
Review1人
5
感泣評価
Review0人
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