17.《ネタバレ》 まるでケネディは暗殺されるために、ダラスに赴いたかのよう。キリストの処刑を彷彿とさせるようなところも(そんなのワタシだけ?)。死ぬためにパレードしているような気がするんだ。他のケネディ大統領暗殺をモチーフにした映画も見て考えてみたい。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 6点(2021-07-21 14:17:28) |
16.《ネタバレ》 ロバート・ライアン目当ての鑑賞。バート・ランカスターとの共演も印象薄く残念。ケネディ暗殺の仮説に基づく陰謀話で動機が曖昧なものの、さもありなんと思える内容。警護のお粗末さ(ホントに?)に唖然となる。関係者18名の不審死(ホントに?)に「責任者出てこい」と言いたい。2039年真相が明かされる日を待つことにします。 |
15.《ネタバレ》 たぶん本作がケネディ暗殺陰謀説を唱えた最初の映画だったと思います。テーマがこれですからメジャーのマークがいっさい出てこないインディーズ映画で、おまけに反骨の人ドルトン・トランボが脚本を書いていますからもう全編ピリピリした緊張感に満ち溢れています。まるで8ミリ映画のように解像度の低いフィルムを使っているのは低予算のせいかもしれませんが、それを逆手にとって記録フィルムを本編に挟み込んだ構成はドラマ部分の緊迫感盛り上げに多大な効果を上げています。陰謀の黒幕は情報機関の関係者らしき人物たちがテキサスの石油王らしき人物を抱き込むというフィクションです。この図式は現在流布されている陰謀説のどれにも該当しないものですが、案外その陰謀説自体がこの映画にインスパイアされた妄想である可能性もあります。なんといっても強烈なのは「その後の三年間で18人の証人が死んだ、この出来事が起こる確率は10京分の1であると保険専門家は計算している」という最後のナレーションで、こんな衝撃的なことを淡々と語られたら誰もが陰謀説を信じてしまいますよ。その効果はオリヴァー・ストーンの『JFK』なんか目じゃありません。そう、『JFK』と違って陰謀側の行動を淡々と見せ続けるだけに徹したトランボの脚本の威力なんです。近年になって18人死亡説にはかなり怪しいところがあるということが研究によって明らかにされています、しかしプロパガンダとして考えるとこの映画の脚本の破壊力は絶大だと思います。 【S&S】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-03-11 22:44:36) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 まぁこんな映画を造り、世に出してしまうアメリカという国がすごい。このケネディ大統領暗殺をモチーフにした映画なら「JFK」が有名だけども、本作の存在は知りませんでした。観て思うけどやけに生々しい…これ以上なくズバリじゃないのかなと思うほど。。。真実はどこにあるのでしょうか??気になるところでゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-06 11:32:13) |
13.これが真実だと言いたい訳では無く、オズワルドが犯人では無いことを言いたい作品なのでしょう。暗殺の真相は未だに闇の中ですが、陰謀が存在したことは確かだと思っていて、本作を観るとそれ以外に無いような気になります。 ちょっと視点がズレますが、陰謀説は数多あるけどオズワルドを気の毒に云う意見を聞いたことがない。大統領の命と較べたら軽いのでしょうけど、オズワルド君の人生って…、と思いました。 自分の鑑賞視点が定まらず、とても点数が付けにくいという意味で5点です。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-01-27 01:10:12) |
12.ケネディ大統領が狙撃され、犯人として逮捕されたオズワルドも2日後に射殺されたニュースは当時大変なニュースだった。そして真相もわからないままに幕引きとなると陰謀論が続出、その中で作られた映画だ。だが実写フィルムとともに見てるとそれが本当のことらしく思えてくる。大変ショッキングな映画だった。後にJFKを見て陰謀説の確信がさらに高まったのだが・・・。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-12-29 22:35:19) |
11.淡々と進められるストーリー、今だからみんな知っている事実でも、この時代にこう映画にされると、心底凄いと思う。昨日、JFK暗殺から50年目、2039年に何が出てくるかまた、楽しみになった。 【min】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-23 21:08:10) |
10.いろいろなことが億劫でもやもやする夜に観たい映画は、凝り固まった主観を解放してくれるような壮大なSFか、自分の日常生活からは遠い骨太の社会派ドラマであるような気がする。 昨夜はそんな夜だったので、帰宅途中にレンタルショップに寄り古い名作を揃えているコーナーからこの映画を選んだ。 ジョン・F・ケネディ大統領の暗殺事件については、様々な陰謀説が存在することも含めて一応知っているつもりだが、残された多くの謎と合わせて、時代背景やJFK自体の人となりも詳しくは知らないので、あくまで近年史に残る最大級のトピックスだという認識の範疇を出ない。 ずうっと前にオリバー・ストーンの「JFK」も観たが、僕自身が子供だったので内容は殆ど覚えていない。 そういう“知ってるつもり”な事件の「裏側」のみを描いた今作は、あらゆる意味で衝撃的だったと言える。 残されたあらゆる謎と矛盾と証拠を集めて描かれる陰謀の様は、非常に説得力があり、暗躍する黒幕たちがあまりに淡々と時代の寵児となった自国大統領の暗殺を画策する様子は、リアリティが増すと同時に重々しい恐ろしさを感じた。 結局のところ何が真実なのかということは分からないけれど、歴史に残る自国の負の事件の事実を突き詰め、たった10年後に一つの映画としてエンターテイメント化してしまうアメリカという国のパワーは、善し悪しは別にして「とんでもないなあ」と思わずにはいられない。 ラスト、総てを終えた陰謀の中心人物が平然とビリヤードに興じる様が、正義も悪も超越した人間のおぞましさを表しているようで、とても恐ろしかった。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-09-20 23:58:40) |
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9.JFK暗殺の陰謀説ーオリバー・ストーンの「JFK」が有名ですが、「JFK」が真相解明に挑む側から描いたのに対し、こちらは当時の映像を効果的に挿入しながらドキュメンタリータッチで陰謀の黒幕や実行部隊の動きを描く事で陰謀説に迫った作品。冒頭から陰謀の黒幕が集まり、JFKが邪魔だという結論に達し、オズワルドを犯人に仕立て上げ暗殺のストーリーを練っていく様子を実に淡々と見せる。誰も声を荒げず、感情的にもならない冷静さが不気味さを醸し出し、実際にこんな感じで陰謀劇が進行していったのだろうかと思わされます。陰謀の黒幕や実行者の横のつながりや動機の描写は弱いものの、JFK暗殺の陰謀説を”あの日”から10年の時点で、これだけの仮説を立てて真相に迫ろうとした90分。本作に関わった者達の熱い想いが今に見ても伝わってきます。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-04 02:43:44) |
★8.《ネタバレ》 「ジャッカルの日」は史実を知らなくて観たので、最後どうなるのかドキドキして観たが、これは有名な、あまりにも有名な事件なので、緊張感はなかった。同じつくるんなら、暗殺の事実を知った人間が阻止しようと動いていたくらいのドラマも欲しかった。ただ黒幕が着々と暗殺を指示している話(セリフが多い!)だったので、ちょっと退屈だった。黒幕が大物ならば「ゴッドファーザー」くらいの格調ある雰囲気を出さしても映画的には面白かったのでは、とも思う。ドキュメンタリー風の仕上がりは当時は新鮮だったのだろう。評判になったので、自分もこの映画のタイトルは子供ながら覚えていた。でもケネディ暗殺の事実がうやむやにされそうな時にこんな映画をつくってしまえるのも、アメリカの良さなんだろうなぁ。 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-04 00:15:04) |
7.《ネタバレ》 30年前にこれを観れば、あまりの決め打ちな内容に、民主党支持派にも共和党支持派にも、かなりの衝撃があったんだろうが、情報が一通り出尽くした感のある現代に観ると、ケネディー暗殺入門映画、極右勢力編、くらいのもんでしかない。わかりやすいのはいいんだが、知ってる話だけが延々と続くので退屈。 バート・ランカスターも、かつての二枚目スターのオーラなし。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-01-17 06:38:51) |
6.「ジャッカルの日」の大ヒット以降、「、、、の日」なる邦題の映画公開が相次ぎました。本作のタイトルは時流に乗った安っぽいタイトルだと当時思いましたが、今となっては時代を感じさせてなかなか良いかなと感じています。さて、ケネディ大統領暗殺を正面からどうどうと描いた娯楽作品です。制作の本気度は、配役から十分に伺われます。実写フィルムを巧みに織り交ぜ、うまくコンパクトにまとめてあります。つっこみどころがあって、B級テイストも漂うのですが、史実がベースである重みがあるし、何より面白いです。暗殺を題材にした映画の中では上位にランクしたいですね。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-01-07 13:37:48) |
5.緊張感があっていいけど、暗殺に至るまでのアプローチがもっと欲しかった。 【PAD】さん 7点(2004-07-10 17:45:31) |
4.実際の映像を取り入れながらセミドキュメンタリータッチで緊張感を上手く高めている。どこまで本当なんだろう?と謎は深まる一方でした。 |
3.ケネディとキング牧師という正義と良心の象徴をアメリカは生み出したが、同時に二人を暗殺してしまうという過ちも犯してしまう。これは、大統領暗殺の真相に迫るサスペンスだが、映画での推理に納得できる面も十分ある。また、「私には夢がある」というキング牧師の名演説が実際の映像で見れるのもこの作品の大きな価値となっている。真相は未だ闇の中であるが、いつの日か明らかになるのだろうか。 【パセリセージ】さん 7点(2004-01-15 23:56:17) |
2.事件後10年の時点でここまでのものを作り上げたのは見事。実際の映像を巧みに組み込んだ構成が、後々まで残る印象を与えている。ただし、陰謀の動きそのものは丁寧なものの、肝心のその前提(そこまでのことをするに至った経緯)の説明が弱いのが難点。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2003-12-01 02:57:44) |
1.実際のニュース映像も含んだドキュメンタリー的要素も含んだJFK暗殺事件を追った今作。なかなか見ごたえがあり、リアルすぎて逆に怖かったですw |