24.《ネタバレ》 つまらないとは思わなかったけど、75分を無理矢理90分に延ばしたような尺で、ちょっと退屈でした。 間違いなく選挙には勝つとわかっているのに、犯行の動機が愛人関係という、あまりにバカバカしい理由なのが残念でした。 歯医者、検問、ガソリンスタンドでの小切手のやりとりとか、私にとっては退屈で間延びしたように感じました。 犯人も拳銃を二丁持っていて、最初の殺人とラストの狙撃の銃が違っていれば、逮捕されることはなかったろうにと思いました。 【クロエ】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2020-08-30 00:50:48) |
23.《ネタバレ》 これは、すごいいいんじゃないですか。笑ってるのか、泣いているのか、他の表情なのかわからない、議員候補の犯人がいい。ほとんどノーミスでコロンボをあしらうんだけど、選挙プロモーションビデオの撮影の際に少しスキを見せるのがいい。人生を掛けた大きな目標に届こうとしている(有利な選挙戦を終えようとしている)時に、また小細工をするのが好き。いい犯人じゃないですか。コロンボも解決パートは出来過ぎなような気がしますが、歯医者パートや車の検問パートとか好き。「別れのワイン」、「2枚のドガの絵」と同点で、ワタシのコロンボ作品第2位にします。【追記①】2位が多いな。【追記②】夏に見るとコロンボは暑苦しいな(コート)。熱中症に気をつけてね。 【なたね】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2020-08-21 19:29:03) |
22.《ネタバレ》 上院議員補欠選挙を控えて、スキャンダルにならないよう愛人の秘書と別れるように迫る選挙参謀。 言ってることは妥当なので、殺すほどの理由にはとても思えなかった。 ヘイワードが上着を十日前にオーダーしたのは、あらかじめ上着がダメになることがわかっていたのではという疑惑。 例によってコロンボがしつこく疑問をぶつけていくので、ヘイワードがジワジワ追い詰められていく様が面白い。 人違い殺人ではなく最初から参謀を狙って待ち伏せていたと推論するコロンボに、ムキになって反論するヘイワード。 「自分が狙われたのではないとわかれば安心するだろうと思ったのに」 コロンボの言葉に一瞬フリーズするヘイワード、こういうコロンボの術中に嵌っていく描写が素晴らしい。 窮地を挽回しようとして打った手がやぶ蛇で、コロンボに見透かされてトドメを刺される。 役者の違いを見せつけて痛快なラスト。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-11-03 20:37:25) |
21.《ネタバレ》 なかなかうまくできた話ですね。 選挙戦を前に参謀を亡きものに! 秘書との不倫を継続したいゲスな上院議員の犯行ですが、なかなかよくできたトリックでした。 現実にはうまくいく可能性は低そうですがw 入れ替わりのロジック、護衛を証人に使うあたりは小賢しさ満点。 選挙戦を戦ってるとは思えない余裕っぷりでした。 さも自分の身代わりとして参謀が殺されたかのようにでっちあげましたが、そのあとが良くない。 全然命を狙われてる恐怖感がないんですから。 そりゃコロンボに目を付けられますよ。 しかしこの殺人に関してはなかなか尻尾をつかむことができません。 結局は策士、策に溺れる的に、自滅した格好ですが、それもコロンボがじわじわ真綿で首を絞めるように追い詰めた結果でしょう。 実にスタンダードなコロンボ作品と言っていいんじゃないでしょうか。 最後の最後までどう詰ませるのか、ドキドキできて、あなたを逮捕します、でピシャリ! すっきりさわやか正しいコロンボ作品です。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-09-16 14:48:19) |
20.《ネタバレ》 今回はコロンボというキャラクターを知るにはもってこいのエピソードとなっていて、自分のようなシリーズ初心者には嬉しい。歯医者のシーンやガソリンスタンドの店員と話すシーン、車を止められて修理を促されるシーンなど見ているとコロンボが実に愛嬌のあるキャラクターで、魅力的な人物であることが伝わってくる。内容的には上院議員である犯人の犯行動機がやや弱いし、爆竹を使って狙撃されたように演出するというのもいささかマヌケな気がしないでもないが、コロンボのキャラクターのおかげか、最後まで安心して楽しむことができたし、この前見た「構想の死角」よりも面白かった。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2013-02-03 13:42:07) |
19.《ネタバレ》 コロンボシリーズの中で、かなり好きな作品です。子供の頃に初めて観た時「すっごく面白い!」という印象があったせいか、今でも楽しめます。よくよく見ればツッコミどころもたくさんありますが、全体の出来としては高いクオリティを持った作品だと思います。ラストは、さすがコロンボ!痛快でした。 【ramo】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2012-10-02 15:18:13) |
18.シリーズの中でも、わりとオーソドックスな作りの部類に入るエピソードかと。 アリバイ工作は決して目を惹くものではないが、入門編としてなら悪くもない。 コロンボのキャラと、しつこいシーンは相変わらず笑えた。ラストは今一つだったけど、 これもコロンボに追いつめられた犯人側の心理を思えば、それなりに楽しめるかな。 【MAHITO】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-08-10 11:34:08) |
17.《ネタバレ》 既に線条痕検査まで済ましているコロンボに、技ありといったところか。しかし、爆竹はナシだなぁ。 【aksweet】さん [DVD(吹替)] 4点(2011-06-11 00:23:56) |
16.《ネタバレ》 口をあんぐり開けた(笑)歯医者シーンからスタートする本作 ちと殺しまでの動機が弱いというか説明がないので、長年の相棒を殺してしまうか?的な疑問はのこりつつ 犯人の仕掛けたトリックを確実に崩していく様は流石(さすが)コロンボ 最後の決め台詞もビシッと決まり、警部お見事デシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-06-06 08:29:31) |
15.この作品は、コロンボ自身の、あの癖のある愛すべきキャラをこれでもかと、あちこちのシーンで展開してくれているのが楽しいです。歯医者でのシーン、現場に駆けつけた時のシーン、初めて犯人とサシで対峙したときのシーン、仕立て屋でのシーン、ポンコツ車を警官に止められた際のシーン、スタンドでの店員とのシーン・・・。これだけ鋭いながらもボケまくりのシーンを並べておいて、あの緊迫感に満ちた鮮やかな幕切れのラストシーン。見事な対比が、後味の良さを演出してくれています。犯罪自体は動機もトリックもいささかお粗末だけれど、本作はコロンボの人となりを堪能する作品だと思います。 【すねこすり】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2009-11-06 10:56:50) |
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★14.最後の犯人の狂言が雑ですね。爆竹なんてすぐ見つかるだろうし。議員のヘイワードが秘書のリンダを犯人に仕立てるんじゃないかとハラハラしてました。コロンボシリーズの中では、あんまり憎らしい犯人ではなかったですね。 【トント】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2009-09-15 23:33:47) |
13.《ネタバレ》 ヘイワードさん、相手はコロンボ警部ですよ!あんな重大な証拠を残したままで外出しては勝ち目はありません。でも、これも警部の犯人を焦らせてボロを出すのを待つ粘り勝ちですね。ラストは一言、「あなたを逮捕します。」がビシッと決まりましたね。 【とらや】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-06-08 20:33:21) |
12.コロンボの捜査が、最初から、犯人を決め打ちし仮説捜査をしているということを前提にみるようになると、最初は感心したこうした作品には、ややぼろがみえるようになってくる。 【みんな嫌い】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-05-09 08:44:57) |
11.《ネタバレ》 はっきり言えば犯人が墓穴を掘っただけだが(もちろんそれを見逃さなかったコロンボが一枚上だったとも言える)緊迫感満点のラストが見事だ。銃声の後の大混乱の中で犯人が怒声でコロンボを何度も問い詰める、その最後の問に「いいえ」と否定するところからドラマはコロンボの独り舞台になってしまい、最後の「あなたを逮捕します」まで、そこにいる全員、さらに画面のこっち側の視聴者も皆コロンボのセリフにじっと聞き入ってしまうしかない……。お見事。それから全然関係ないけど、どこかに犯人のセリフとしてドラマを崩さない感じで「御隠居」って入っていればよかったんだが……(汗)。 【空耳】さん [地上波(吹替)] 7点(2009-03-05 04:51:58) |
10.《ネタバレ》 揺さぶりをかけてボロを出すのを待つ。 ひとつのパターンですが、犯人をあの行動へ向かわせるような誘導をコロンボが仕掛けるぐらいの流れがなければ彼の活躍としては弱いと思う。 【カラバ侯爵】さん [DVD(吹替)] 7点(2007-11-22 15:31:00) |
9.上院議員を目指す者らしく目的の為には手段を選ばず、周到な計画で犯行に及び、発覚の恐れを微塵も持たないヘイワード。コロンボは一歩一歩追い詰めて行き、詰めの部分は「果報は寝て待て」とばかり彼が墓穴を掘るのを待っているようでした。ヘイワードが自分から動いてしまったのはコロンボを恐れてなのか、見くびってなのか、ラストのぐうの音も出ない表情から自分は後者だと思います。自分は愛人は若いだけでヘイワードがそうまでしても失いたくないという魅力を感じる事が出来ませんでした。コロンボは犯行の動機も見抜いていたようで今回の犯人は相手にとって不足があったのではないでしょうか。 |
【taron】さん 7点(2004-08-24 21:06:57) |
7.これも犯人とコロンボの対決が十分に味わえる作品ですね。しかし今回のコロンボはしつこい!(いつもだけど) 中盤、犯人とオフィスで対決する場面なんか、「あと、もうひつだけ」って3回は言ってますからね。よく犯人も怒らないで耐えていたもんだ。それにしてもこの犯人はダメですな。何がダメかって、まず動機がイマイチ。殺すほどのことでもないでしょう。それにコロンボと話しているとき、顔に出すぎ!あれじゃあ犯人だってのがバレバレですよ。 それから、気になったシーンがひとつ。コロンボが洋服屋でスーツの布を選ぶシーンに注目していただきたい。「警部!葉巻葉巻!焦げてますよっ!」 【きのすけ】さん 7点(2004-06-08 11:35:18) |
6.ピーターフォークとジャッキークーパーの丁々発止の演技合戦。アリバイ作りのために犯人がガソリンスタンドの話を弁舌さわやかにコロンボに説明するところが大好きだ。かなり、細かく構成して喋ったつもりなんだよ犯人は。被害者が時計をいつも5分進めていたことも、うまく利用して、真犯人は現場から車で5分走ってガソリンスタンドで電話をかけた。電話ボックスに入って、小銭を取り出し電話をする時間を考えれば、ちょうど真犯人が電話をかけてきた時間になると自信満々で言うんだけど、コロンボの「いえ、ガソリンスタンドはガソリン切れで8時に店を閉めてるんです」という言葉で、いっぺんに絶体絶命の危機に陥る。あの時、犯人よりもドキッとした。 【ひろみつ】さん 8点(2004-06-02 22:39:29) (良:1票) |
5.犯人がやる事すべて雑ですね。アリバイを確かにしたかったんだろうが犯行声明のTELしなきゃよかったのに。暗闇で撃たれたように見せかけるとか、背中から撃つとか、もっと細工しておかないと。ラストもあんな細工して部屋空けちゃダメに決まってるでしょ、コロンボが今までどれだけ他人の家勝手に上がりこんでたか誰か教えてあげなよ。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2004-04-28 17:03:34) |