座頭市血煙り街道のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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座頭市血煙り街道

[ザトウイチチケムリカイドウ]
1967年上映時間:87分
平均点:7.55 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(1967-12-30)
アクション時代劇シリーズもの小説の映画化
新規登録(2003-12-08)【紅蓮天国】さん
タイトル情報更新(2023-07-26)【イニシャルK】さん
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監督三隅研次
キャスト勝新太郎(男優)座頭市
近衛十四郎(男優)赤塚多十郎
高田美和(女優)おみつ
朝丘雪路(女優)ともえ
坪内ミキ子(女優)お仙
中尾ミエ(女優)みゆき
伊藤孝雄(男優)庄吉
小池朝雄(男優)前原の權造
磯村みどり(女優)おみね
松村達雄(男優)太兵衛
小沢栄太郎(男優)代官手附鳥越
千波丈太郎(男優)長吉
草薙幸二郎(男優)用心棒栗栖
田武謙三(男優)金井の万造
なべおさみ(男優)半三
戸田皓久(男優)江見真之介
藤山浩二(男優)五吉
水原浩一(男優)箕輪の惣兵衛
毛利郁子(女優)ふくべの仲居
杉山昌三九(男優)成山
寺島雄作(男優)
南條新太郎(男優)
玉置一恵(男優)
堀北幸夫(男優)
沖時男(男優)
小林加奈枝(女優)
山岡鋭二郎(男優)
西岡弘善(男優)
薮内武司(男優)
谷口和子(女優)
原作子母沢寛
脚本笠原良三
音楽伊福部昭
主題歌勝新太郎
撮影牧浦地志
企画久保寺生郎
配給大映
美術下石坂成典
編集谷口登司夫
録音大谷巖
照明山下礼二郎
あらすじ
座頭市は、旅で知り合った女性の遺言で、その子供・良太を父・庄吉のもとに届けることとなる。しかし絵師の庄吉は権造一家に監禁され、ご禁制の贋作を作らされていた。剣豪スター近衛十四郎との対決で話題を呼んだ、シリーズ第17作。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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20.《ネタバレ》 シリーズ17作目。しかし5年で17作って、当時の日本映画のハイペースさに驚くばかり。
座頭市観るのは2作目だけど、劇中突然歌い出したのには驚いた。シリーズを重ねるうちにそういう映画になってたのか?
歌は花のさだめ(2番)。歌うは中尾ミエでございます。本作公開が12月、レコードが年明け1月に出ていたようで、何かコラボだったんでしょうかね?
歌には驚きましたが、市のキャラクターは安定して魅力的。前観たのでは「メクラ」「ドメクラ」とイイように言われていたけど、ゲスト俳優からは「目の不自由な人」「おメクラさん」と、ちょっぴり配慮が見られた。

本作は小さな子供とのふたり旅。これがまた結構な悪ガキなもんだから、市相手に悪戯を仕掛けるんだけど、石ころの頃にはお互いに悪戯合戦になっていって可愛らしい。母・おみねの似顔絵を市が庄吉に見せるシーン。良太は悪戯のつもりで市を描いたんだろうけど、使われ方が上手くホロリと来る。

権造一味との殺陣の華麗さは見事。シリーズも回を重ねると、目新しさを出すのも大変だろうなぁ。
実力伯仲の赤塚との真剣勝負。市が庄吉を守るために刀を投げてしまう。他人の親子を救うために無防備で立ちふさがる市が格好いいし、対する赤塚が自身の負けを認めるのも格好いい。
K&Kさん [インターネット(邦画)] 6点(2023-05-31 23:30:32)
19.《ネタバレ》 もはやキャラクターと化した勝新の座頭市。本作は子どもと絡んでの安定の人情噺で泣かせます。もうベタでもいい。むしろベタを求めます。「ああーとんだことに関わっちゃったなあ」との市のボヤキを聞いて嬉しくなる。子どもを親に託して隠れて泣く市と一緒に泣く。時代劇、楽しいな。
そうそうたる女優陣の若き頃が見られます。それに近衛十四郎氏を見て息子の松方弘樹氏を想起する世代の方が今や多いでしょうね。そっくりなんだもの。どうにもバラエティ番組に出ていた松方氏の陽気ぶりがチラついて、集中を削がれちゃった。
tottokoさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-04-13 23:14:40)
18.《ネタバレ》 GYAOの無料動画で視聴。三隅研次を観るのはこれでたぶん4本目。
旅一座の興行や春画の密造・密売で荒稼ぎする芸能ヤクザと、それを規制すべく取り締まる幕府隠密とで繰り広げられる捕物(というより処刑抹殺)劇に、市が巻き込まれるという設定です。
春画を取り締まる幕府隠密は「血も涙もない堅物」って感じ。大島渚の猥褻裁判より10年前の作品だけど、ある意味では「表現の自由」をめぐる物語になっている。しかし、春画を描かされている絵師もなんだか「軟派な色男」って感じだし、芸能ヤクザの親分もコワモテというよりは「拝金主義のスケベ」って感じ。どこに正義があるのかよく分からない構図。そして市の立場はひたすら「子供への情」なのですね。
倒れ込みながらの殺陣など勝新の演技は一段と凄まじい。最大の見どころは、最終盤の「正義と正義のぶつかり合い」ですね。
それなりに美しいカットも見られるし、とくに大きな欠点があるわけではないけれど、歌謡ミュージカル風の序盤や子連れ人情劇としての中盤の通俗的な展開は、これといった見どころに乏しい。名作がひしめく大映時代劇のなかで、これが取り立てて傑出した作品とは思えませんでした。それから、オリジナルのせいかリマスターのせいかは分かりませんが、全体的に画面が暗くて、色彩の鮮やかさに欠けたのも不満です。
まいかさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-01-23 10:16:14)
17.なんか見終わったなぁって満足感がある。勝新はカッコ良く、剣は凄く、娘は可憐で、悪役はいかにもの様式美の時代劇。
雪降るなかでのラストの決闘は見ごたえ充分。
amickyさん [インターネット(邦画)] 8点(2023-01-14 14:41:21)
16.《ネタバレ》 三隈研次の座頭市。

今度は、子連れの旅である。
股旅もので子連れは、寅さんでもお馴染みだが、
とにかく股旅は、子どもにモテる。
自分のボロボロの草鞋はさておいて、子どもに新品の草鞋を買ってやる。
無敵の市の情がホロリと来る。

ラストの子どもとの別れ、眼の見えぬ座頭市の目に涙。

剣豪の公儀隠密が、カタギを守ろうとする市の必死の姿に
「俺の負けだ」と手配中の絵かき親子を逃がしてやるとこもグッときます。
トントさん [DVD(邦画)] 8点(2019-12-14 12:42:16)
15.《ネタバレ》 見たような筋書で時代劇っぽさを感じてしまいますが、今回はより分かりやすいのが良い。
勝新太郎演じる市の人柄と強さには見るたびに同じ男として憧れる。象徴的な雪が舞う中での最後の一騎打ちは、これだけは思いもよらない決着で、人の為に自分の命を懸ける者に超えられない強さを多十郎は感じたのかなあ。
さわきさん [地上波(邦画)] 6点(2016-12-14 17:48:49)
14.いつも同じメンバーで映画を作っているような大映ですが(笑)、今回は座頭市のライバル的存在に、近衛十四郎、ってのが意表をついてます。他にも、松村達雄とか、なべおさみとか、若干声の高い人を集めたんですかね。いやいや、一方では小池朝雄の顔も。
ひょんなことから子連れ狼となった座頭市。旅を続けるうち、ついに所在をつきとめた子どもの父親は、まーさほど悪くもなさそうなしょうもな悪事に巻き込まれていたのであった。
という訳で、座頭市の活躍と、敵か味方か何やらいわくありげな十四郎フェイスが炸裂します。
わりとストレートな展開ながら、子連れ座頭市のコミカルな姿と、十四郎サマの暑苦しくもケレン味あふれる表情が魅力的で、ラストも大いに盛り上がります。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-07-25 10:20:23)
13.うん、高得点どおり面白かったよ。
クロエさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-07-16 15:53:11)
12.《ネタバレ》 三隅研次監督の座頭市はとにかく殺陣のシーンが格好良いのですが、この作品もご多分に漏れず素晴らしい。特に終盤の雪が降りしきる中での座頭市と赤塚多十郎の一騎打ちには画面の美しさも相まって惚れ惚れします。約5分間という長い斬り合いの末、赤塚が仕込み刀を投げ飛ばした座頭市を見つめ負けを宣言するラストも良いです。
しかし子役の男の子の演技が個人的にキツかったです。まあそういう演技指導なのかもしれませんが、甲高い声でセリフ棒読みが繰り返されるので、結構ストレスでした。もうちょっとナチュラル演技は出来なかったのかな。
民朗さん [DVD(邦画)] 7点(2013-07-18 23:44:01)
11.《ネタバレ》 今回は用心棒の雇われ刺客がいやにあっさり死んだな…と思っていたら、最後にこんな大立ち回りが用意されていようとは。これはイイ。シリーズ中最高傑作の一つというのも頷けます。事務方武士や職人の世界が、さりげなく的確に描かれているのも好感が持てます。
番茶さん [DVD(邦画)] 7点(2011-12-05 23:34:49)
10.《ネタバレ》 宿場で子連れの女性と相部屋になった市。ところがその女性が病気で死んでしまい、残された子・良太を父・庄吉のもとに送り届ける羽目に…というストーリー。似たようなところで「血笑旅」が思い起こされるが、そちらは赤ちゃんで、こちらは5歳だったか6歳だったか、それくらいの子供。良太は市に飴玉だと言って石ころを差し出すなど、やんちゃな面もありつつ、市を頼りにし、甘える姿は可愛らしい。大変なことになっていた庄吉を救い出し、ようやく父子で幸せになれると思った矢先、赤塚多十郎が現れ、庄吉を斬るから引き渡せってなことで、やはり二人は戦わざるを得なくなる。一番の見せ場だけあって、実力伯仲の素晴らしい戦いになるが、そこに多十郎の部下?が現れ庄吉の命を狙う。その時、市の取った行動により多十郎は負けた。自分が多十郎と同じ立場でも、やはり市を斬る事はできなかっただろう。市と良太はもともと相部屋になっただけの関係だが、いつの間にか本当の親子のような絆で結ばれていた。そこまでして守ろうとする思いには引かざるを得ない。こういう決着もあるんだなと…。近衛十四郎の映画は全然見たことないから、イマイチありがたみが分からないんだけど、松方弘樹が親父さんにそっくりなのはよく分かった。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-04 10:00:12)
9.《ネタバレ》 勝新「座頭市」の産みの親である三隅研次監督によるシリーズ第17作!やはりこの監督のものは面白い。そして、何よりも殺陣のシーンの凄さ、殺気が漲っている。前半のなべおさみとの賭けごとのちょっとしたお遊び、勝新「座頭市」のユーモアも良い感じである。そんなユーモアを描きつつ、それでいて作品全体に漂う緊張感、美しい構図、映像的にもシリーズの中で上位に入るぐらいの美しさの中での緊張感漂うあの雪の中での二人の対決シーン!近衛十四郎演じる侍(赤塚多十郎)との一騎打ち!「侍なんてものは自分さえ良ければ、他人なんてどうなってもいいのかい?」と言う市の人間としてのあるべき姿、子供に対しての優しさ、子を持つ親への愛情が伺えるあのシーンのやりとり、赤塚多十郎との死闘に勝利し、去っていく市を追う旅先で出会った一人の男、そんな男庄吉の子供の涙、それを橋の下から見上げて涙する市、そう、これは時代劇ではあるけど、そこに流れる空気は、間違いなく家族の物語り!人間ドラマとしても見応え十分の作品です。
青観さん [DVD(邦画)] 8点(2007-12-19 21:27:18)
8.娯楽路線の座頭市としては、一番面白い作品がこれだね。みんないい仕事している。
座頭市は、子供が出てくると、ホント面白い。同じ三隅で『血笑旅』とかもよかった。勝新の89年のリメイクや、シリーズの最後から二番目の『折れた杖』のようなえぐさが勝ってる作品においてすら、子供が出てくると座頭市の表情が緩むところがたまらない。
いのうえさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-07-17 23:16:52)
7.第17作。「市、わしの負けだ…」去っていく近衛十四郎がめちゃかっこいい。同じ決着が付かない作品でも三船のと違ってこれしかないという決着です。近衛と勝新の間合いの交錯が生む高速の殺陣に痺れまくり。見てきた中では座頭市最高傑作。
バカ王子さん [DVD(字幕)] 9点(2005-10-29 21:03:07)
6.サイレント時代からの時代劇スター近衛十四郎との対決が見所のシリーズ第17作。脚本は東宝の「社長シリーズ」で知られる笠原良三。一番の見所はやはり、座頭市と赤塚の対決シーンだろう。まさにすごいとしかいいようの無い迫力である。
イニシャルKさん [ビデオ(邦画)] 9点(2005-02-28 17:43:53)
5.初めて見た座頭市だったのだが、勝新太郎のかっこよさにしびれた。旅先でただ知り合っただけの母親の遺言のために危険を顧みず父親を探す座頭市。たての緊迫がんがすばらしかった。
HKさん 8点(2004-08-14 12:21:49)
4.近衛十四郎は、スターらしい扱いを受けて役に就いています。脚本は、様々な舞台裏の事情が見え隠れし、多少荒っぽさがあります。が、亡き母と偽って描いた良太の絵が、実は市の似顔絵だった件などーー優れたエピソードにも支えられています。ラストを飾る殺陣は、スタッフ、キャストの実力と熱意が伝わってきます。
DONGYAOSさん 8点(2004-06-06 06:29:00)
3.初めて勝新太郎の座頭市シリーズを観たのだけれど、その存在感は流石という感じがした。飄々とユーモラスな風貌の中に見せる一瞬の殺気は、やはり一時代を気付いた勝新太郎という大俳優にしか醸し出すことのできないものだと思う。独特の間をもって爆発するようなその殺陣に圧倒される。
鉄腕麗人さん 8点(2004-02-26 11:41:58)
2.シリーズ第17作。監督三隅研次と座頭市演じる勝新太郎ががっぷり四つで進む中、朝丘雪路、高田美和、坪内ミキ子など彩りのある豪華キャストがうれしい本作品。ラストに用意された、座頭市と隠密剣士(近衛十四郎)とのお互い一歩も譲らない太刀さばきが圧巻で、そりゃもう鳥肌もの。殺陣と人間ドラマが渾然一体となっており、三隅演出の妙味には舌を巻く。その他にも見所は多く、とりわけ暗闇の中、駕篭(カゴ)が閃光と共に真っ二つに割れるシーンは、初見から30年以上経った今でも鮮明に脳裡に焼き付いています。
光りやまねこさん 8点(2003-12-19 17:05:08)(良:1票)
1.《ネタバレ》 うぬぬ・・・、す、凄ぇ。 殺気、スピード、力強さ。常人には理解できない高次元での、男同士の刀と魂のぶつかり合い。 このとき明らかに隠密である赤塚多十郎は、市との勝負に自分の任務異常の価値を見出していた。だが、市は自らの刀を投げ、仲間を救うことを選んだ。一人の剣士として、彼は嫉妬したのではないだろうか。この勝負を続けたかった、と。 この物語は、雪の中で一人の侍が経験した市に対する失恋物語である、などと考えたりもしてみた。てへ
紅蓮天国さん 7点(2003-12-08 17:05:47)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 7.55点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6210.00%
7735.00%
8945.00%
9210.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review1人
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