★8.《ネタバレ》 ジョン・ル・カレの原作ものと言うことで観ました。 「裏切りのサーカス」は、痺れましたもんね~
「ナイロビの蜂」は、ル・カレものっぽくなかったのだが、 本作は、スパイ小説の名手と言える一品に仕上がってます。
時は、ゴルバチョフの時代。 ロシアから極秘情報を渡された作家(ショーンコネリー)が、 英国と米国の諜報機関から、そのままコンタクトをとれとなって、 そこに美人妻が現れた~!!という話。 これね~、「ロシアより愛をこめて」を意識してんじゃないって感じのキャスティング。
1990年ごろのロシアの街が、たっぷり味わえます。 何や、ヨーロッパみたいで、文化的な街なんやな~と至極、感心。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2024-09-21 21:19:43) |
7.すばらしくよくできた映画。サスペンスもの、恋愛ものが好きな人におすすめ。暴力描写や性描写はなく、家族でも安心して見られます。ただし子供にはちょっと難しいかも。アクション要素はゼロなので、それを期待してると裏切られます。ショーン・コネリーのカッコよさは言わずもがな。ケン・ラッセルのきれきれキャラにびっくりしましたが、ほんとのスパイにも案外ああいう人がいるのかもねと思わされました。 【えぴおう】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-07-24 20:12:48) |
6.ソ連がらみのスパイものだがKGBが悪役でなく、西側の情報局がもっぱら悪役という珍品。ソ連のひんやりとした街のたたずまいが美しい。たまたまなのか狙ったのか、それともいつもこうなのか、ほとんど曇天で、リスボンと対照される。あとダンテ役のクラウス・マリア・ブランダウアー、臭みギリギリのところもあるんだけど、うつろな感じがいい。でもスパイサスペンス映画としてはもっと単純なほうが好きだな。イスラム過激派という次代の悪役が登場するまでの過渡期の手探り状態を映画史的に確認することは出来る。S・コネリーがCIAの尋問に対しておちょくるあたり楽しい。M・ファイファーがレニングラード攻防戦の説明をしているときに、コネリーがアイラヴユーと言いつつ寄っていき、彼女が無視して説明し続けるところとか。ジェリー・ゴールドスミスのひんやりとしたジャズっぽい音楽はいい。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-09-02 10:00:01) |
5.<ロシア・ハウス>とはロシアの英国情報部のことらしい。 配役人も素晴らしくきたいしたが・・・。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-04-02 22:31:30) |
4.《ネタバレ》 スパイ物でショーン・コネリーが出ていれば、かなり激しいアクションを期待した小生がアホでした。各地でのロケ風景がよかったので1点、ジェリー・ゴールドスミスの美しい音楽に1点のみしかあげられませんでした。ミシェル・ファイファーという女優さんに魅力を感じなかったのも印象が薄い原因かもしれません。しかし、結局は、わけのわからない中年男女のロマンス(?)映画だったのかなぁ・・・? 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 2点(2007-08-24 22:58:11) |
3.ダンテの扱い悪いなぁ…。でも現実にはこんなものかもしれません。あと、どこをきっかけにカーチャがバーリーに惚れたのか、謎です。全体としてだらっとした印象を受けるのは、スパイであるところのバーリーが情報を引き出す際、直裁に尋ねるからでしょう。もっと、かまをかけるとか、話題を誘導するとか、巧みな話術を見せれば楽しめたのではないでしょうか。そのほうが彼の魅力も引き出せたと思います。 【虚学図書之介】さん 4点(2004-06-08 11:03:46) |
2.2時間が凄く長く感じました。地味な内容でした。モスクワなどの景色が綺麗でしたね。 【ギニュー】さん 3点(2004-05-12 22:11:33) |
1.長期ロケを敢行したロシアの風景が一番の見物ですね。ストーリー自体は割りとスリリングなんだけど、ソ連の軍事情報を巡る西側と東側の駆け引きという、只でさえ難しいテーマを殊更に難解に描いちゃった感じ。諜報合戦の緊迫感も上手く描けてないように感じたし、ラブストーリーの部分も不要かな。 【Fuzz】さん 3点(2004-02-01 19:01:19) |