舞台恐怖症のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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舞台恐怖症

[ブタイキョウフショウ]
Stage Fright
1950年上映時間:110分
平均点:6.36 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
サスペンスモノクロ映画犯罪ものミステリー小説の映画化
新規登録(2004-02-17)【放浪紳士チャーリー】さん
タイトル情報更新(2023-07-26)【TOSHI】さん
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監督アルフレッド・ヒッチコック
キャストジェーン・ワイマン(女優)イヴ・ギル
マレーネ・ディートリッヒ(女優)シャーロット・インウッド
リチャード・トッド(男優)(男優)ジョナサン・クーパー
アラステア・シム(男優)ギル提督
シビル・ソーンダイク(女優)イヴの母親
アンドレ・モレル(男優)バイヤード警部
パトリシア・ヒッチコック(女優)チャビー・バニスター
アルフレッド・ヒッチコック(男優)通りでイヴを見つめる男(ノンクレジット)
荘司美代子イヴ・ギル(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
沢海陽子シャーロット・インウッド(日本語吹き替え版【PDDVD】)
鈴木貴征ジョナサン・クーパー(日本語吹き替え版【PDDVD】)
脚本アルマ・レヴィル(脚本補足)
ラナルド・マクドゥガル(ノンクレジット)
音楽ルイス・レヴィ(音楽監督)
作詞コール・ポーター挿入歌"The Laziest Gal in Town"
エディット・ピアフ挿入歌"La Vie en Rose"
ミッシャ・スポリアンスキー挿入歌"Love is Lyrical"
作曲コール・ポーター挿入歌"The Laziest Gal in Town"
ミッシャ・スポリアンスキー挿入歌"Love is Lyrical"
挿入曲マレーネ・ディートリッヒ"The Laziest Gal in Town"他
撮影ウィルキー・クーパー
製作アルフレッド・ヒッチコック(ノンクレジット)
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
衣装ミロ・アンダーソン(ノンクレジット)
クリスチャン・ディオール(マレーネ・ディートリヒの衣装デザイナー)(ノンクレジット)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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14.《ネタバレ》 マレーネ・ディートリッヒが圧巻の貫禄だが、内容はパッとしない。
後年のヒッチコック作品に比べると、奇抜さが無いというか、オーソドックス過ぎる内容。
にじばぶさん [インターネット(字幕)] 5点(2021-09-23 19:22:22)
13.ディートリッヒとヒッチコックの組み合わせが興味深かったのですが。綺麗なお肌!以外に印象に残らず。ハラハラもヒリヒリもする事ない起承転結。ウトウト閉じかけた瞼を何度も見開かせてくれたマイケル・ワイルディング(河原純一投手をもうちょっとオトコマエにしたような)とアラステア・シムの初めてお目にかかるお二人に2点ずつ。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 4点(2021-06-15 02:48:27)
12.《ネタバレ》 ハリウッドに渡ったアルフレッド・ヒッチコック監督が、イギリスに戻って撮った映画「舞台恐怖症」は、いろいろといわくつきの映画のようで、ヒッチコキアンからの評判はよくないようですが、私はそこそこ楽しめましたね。

何と言っても一番の見どころは、「マレーネ・ディートリッヒ」ですよね。この女優の代名詞のような大女優が、この映画でも実に妖艶な魅力を振りまいています。
役柄も舞台女優ということで、なおさら臨場感がありますしね。短いですが、歌を歌うシーンまであります。

この映画は「嘘」について考えさせられる部分があります。冒頭で、主人公のイヴ(ジェーン・ワイマン)の恋人ジョナサン(リチャード・トッド)が、人を殺してきたと告白し、その再現映像が出てきます。
この告白に嘘があるわけなのですが、それをそのまま映像として、我々観る者に見せてしまったのはヒッチコック監督の失敗だと言われていて、なるほどなと思いました。

登場人物のつく嘘はいいけれど映像の嘘はいけない、ということなんですね。
確かに、そうなのかもしれませんが、ただそれだけの理由で、この映画を失敗作だと言うのは少し言い過ぎではないかと思います。
ヒッチコック監督自身も、冒頭の回想シーンについては反省していたそうで、そこは弘法も筆の誤りということもあるわけなので、大目にみたいと思いますね。

いわくのもうひとつは、ジェーン・ワイマンです。ディートリッヒのあまりの美しさに嫉妬して、自分も途中からどんどん綺麗な格好をして画面に出てくるようになってしまった、という撮影裏話には思わず笑ってしまいます。
いくら頑張っても、大女優には勝てないと思いますけど、ヒッチコック監督は、ワイマンの我儘を聞いてあげたということなんですね。

ヒッチコック監督の映画には、そこはかとなく漂うユーモアのセンスがあって、それがたまらない魅力になっていると思います。
ただ、彼の映画が全部、目も覚めるような傑作ばかりというわけではないことを、この映画が教えてくれているような気がします。

しかし、ディートリッヒの美しさ、冒頭のいわくつきの回想シーン、射的で人形を取るシーン、隠しマイクを仕込んで劇場全体に声を響き渡らせてしまうシーンなど、見どころもたくさんある映画だと思います。
dreamerさん [DVD(字幕)] 6点(2019-04-12 14:47:37)
11.ヒッチコック自身があれは失敗だったと反省の弁を述べたという、偽りの回想シーンで知られる作品。
しかしヒッチコックのこのミスリードが意外と本作を面白くしていたと思います。
女優を演じる大女優ディートリッヒがその貫禄を見せつけている作品でもありますが、
衣装や装飾品など、ディートリッヒを引き立てるアイテムにもかなり気を配っていることが感じられます。
それにしてもヒッチコックはサスペンスの中にユーモアやロマンスといったお楽しみを挿入するのが巧い。
もう1つ、初見のヒッチコック映画のお楽しみ、”ヒッチコックを探せ!”。
本作は今回初めての鑑賞でしたが、初見でしっかりヒッチ登場シーンが確認できたことでも嬉しい作品でした。
(結構なお顔のアップで登場するので難易度はかなり低めではありましたが・・・。)
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2017-09-29 17:59:17)
10.《ネタバレ》 ヒッチコックは失敗作だと言ってたけど、面白かったですよ。確かにサスペンス色は薄かったけど・・。それは、あのマレーネデートリッヒを相手に友だちを守るためにあれこれ動き回る主役のジェーンワイマンがあまりにも健康的な女優なので、ラブコメみたいな映画に感じてしまうから。クスクス笑ってしまう場面が多く、愛すべき作品だと思います。中でも女中になりすましてデートリッヒ宅にもぐりこみ、そこに恋人のスミスが来てしまうとこなんか、サスペンスというよりラブコメのそれであり、ハラハラドキドキといった感じではないですもんね。どこか三谷幸喜を思い出した。彼もこの作品からインスピレーション受けてるんじゃないかな?それにヒッチコックも楽しく創ったんじゃないかな?て感じがして、失敗作というのは、愛すべき子供をうちの子ダメなんですよ、という親心からかもしれないですね。でもヒッチコックてありとあらゆる女優を自分の映画に出して、ちゃんとヒッチコックの映画にしてしまうんだからスゴイよね。
トントさん [ビデオ(字幕)] 7点(2017-03-26 10:20:42)
9.《ネタバレ》 偽のフラッシュバック映像に真なるフラッシュバック映像が対置されてもいいではないかとも思えるが、それはない。前者のみがある。ベタになるからだろうか、この理由は深そうである。とにかく毎回大実験のヒッチコック工房だ。二兎を追うヒロイン自体が「宙吊り」のなかに居る、そういうサスペンス。
ひと3さん [DVD(字幕)] 8点(2012-10-13 11:23:46)
8.《ネタバレ》 よく言われる「回想の嘘」よりも、ジョナサンの中途半端な恐怖が、不可解。
全般にヒッチコックにしては珍しく、人間心理の襞を描いていて面白いと思うのだが。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 6点(2011-04-26 08:01:15)
7.《ネタバレ》 マレーネ・ディートリッヒ☆ジェーン・ワイマン この両女優の共演は見どころですね。モノクロながら「光」を重視した(と思いました)映像、、、特に印象的な顔のアップの瞳の美しさは特筆すべきかと。ヒッチコック的映像の美感覚を感じました作品でアリマシタ
Kanameさん [DVD(字幕)] 5点(2010-01-30 21:51:05)
6.映画とは関係ないですが、ジェーン・ワイマンの若い頃はなんとなくサリー・フィールドのような雰囲気でスミス刑事役のマイケル・ワイルディングはニコラス・ケイジをソフトにしたような色男、リズの元夫というのも頷けます。
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-11-16 13:10:58)
5.公開当時、かなりの不評でヒッチコック自身も失敗作だったと言っていたということを聞いたことがあるけど、けしてそんな酷い内容でもなければ、つまらないわけでも勿論、なくて、この映画は何と言ってもマレーネ・デートリッヒ!この人の存在感だけでも十分、楽しめる内容で、ある意味、地味な扱いをされがちなものの、そこはヒッチコック監督らしくメガネを使っての変装、更にユーモアの要素も取り入れて、ヒッチコック映画らしさを観ることの出来る映画であります。
青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-29 22:25:43)
4.《ネタバレ》 大好きですわ~。足元から映されてデートリッヒ登場。「この女、ウソついてるに決まってるやん。その手にはのらんでぇ。」ハイ、その時点からあほぅな私はうんと楽しめるわけです(笑)。デートリッヒ最高ですわ。お針子さん(古い?えっと、衣装屋さん)に投げるウィンクなんて絶品。6つ釦のテーラーも私が選ぶ女もんスーツのベスト2です。流行しました(たぶんね。紛いモンを昔オバサマ族がよう着てた。)。またどうやったら中年のデートリッヒが最も美しく映るのか、ちゃんと考えて光もたーーっぷり当たってます・・と書こうとしたら、彼女自身が照明に注文つけてたそうな。はぁー恐れ入ります。こんな女優、当時でも稀ーネ・デートリッヒ。やっぱりスゴイネ(↓すみませーん)。
でもヒロインはあくまでもジェーン・ワイマン。大物に潰されないないよう踏ん張ってしっかり演じているのがとても感じ良いです。謎解きの脇で彼女の家族にも心あたたまったり、笑ったり、、ほんにおもしろいわ。’普通のスミス氏’ことマイケル・ワイルディングもハンサムやしね(←リズの元ダンナ。1人/マイケルという名の3人の夫たち/のべ8人の夫たち。笑うわ)。
クライマックスのリチャード・トッドの迫力も素晴らしい、が、ある意味、呆然・・「シャレード」はここから来たのか?今頃気付いた私、ぐやし~。
かーすけさん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-13 14:54:41)(良:1票)
3.昨今の映画においてウソのフラッシュバック作品なんて珍しくもなく、気に留める程のものでもない気がしますが、当時は問題作だったんですかね。デートリッヒは貫禄十分、美しさとヒールな狡猾さの対比が良いですね。キラキラ光るアクセサリーの数々、あんなに光るってのは全部ホンモノなんでしょうか?凄いね、スゴイね、スゴイネ・デートリッヒ。人間関係や恋の行方などサスペンス以外の部分も楽しめる良作。
亜流派 十五郎さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-13 13:01:36)(良:1票)
2.マレーネ・ディートリッヒ、存在感ありすぎ。
STYX21さん 6点(2004-03-20 19:11:27)
1.《ネタバレ》 「嘘つきフラッシュバック」(真相とは違う回想シーン)を使った事でヒッチコック自身から断罪されてしまった不幸な作品。でもこれ、観てる間はバックステージものとしても内容が面白いので、最後まで飽きさせません。ディートリッヒにちゃんと歌わせているのも抜け目ないし。モノクロで派手な見せ場とかはないけれど、愛すべきサスペンスの小品。
放浪紳士チャーリーさん 7点(2004-02-22 13:25:25)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 6.36点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
417.14%
5214.29%
6428.57%
7535.71%
8214.29%
900.00%
1000.00%

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