関東緋桜一家のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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関東緋桜一家

[カントウヒザクライッカ]
(純子引退記念映画 関東緋桜一家)
1972年上映時間:102分
平均点:7.00 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
アクションドラマヤクザ・マフィア
新規登録(2004-05-23)【鉄腕麗人】さん
タイトル情報更新(2015-01-19)【イニシャルK】さん
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監督マキノ雅弘
助監督清水彰
キャスト藤純子(女優)鶴次
鶴田浩二(男優)旅清
高倉健(男優)倉元信三
若山富三郎(男優)東風斉呑竜
菅原文太(男優)由次郎
待田京介(男優)銀次
伊吹吾郎(男優)秀吉
山城新伍(男優)藤助
長門裕之(男優)新吉
嵐寛寿郎(男優)新堀辰之助
南田洋子(女優)仲居
金子信雄(男優)警察署長
笠置シヅ子(女優)
八名信夫(男優)ドブ辰
野口貴史(男優)勘蔵
堀正夫(男優)頭取
八汐路恵子(女優)おせき
中村錦司(男優)老番頭
成瀬正(男優)喜久次
石山健二郎(男優)大黒屋利兵衛
汐路章(男優)バカ熊
天津敏(男優)大寅
林彰太郎(男優)富松
山本麟一(男優)小寅
名和宏(男優)常吉
唐沢民賢(男優)勝五郎
遠藤辰雄(男優)鬼鉄
水島道太郎(男優)河岸政
渡瀬恒彦(男優)安吉
桜町弘子(女優)お志乃
木暮実千代(女優)お勢
藤山寛美(男優)福太郎
片岡千恵蔵(男優)吉五郎
脚本笠原和夫
音楽木下忠司
撮影わし尾元也
製作岡田茂〔東映〕
企画俊藤浩滋
日下部五朗
配給東映
美術富田治郎
編集宮本信太郎
録音佐々木稔郎
照明増田悦章
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1
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4.《ネタバレ》 その方面ではある種、史上最強・空前絶後のオールスター超豪華キャスト!と言って好い映画でありましょう。要するにぶっちゃけ「顔見世公演」みたいなモンで、でもそのワリには(思ったよりも)お話も整理が付いていて分かり難くもなく楽しく観てゆけます(火事場・盆茣蓙・修羅場諸々だとか、期待する見せ場も大体網羅はされており)。まあ、役者の方々のそれぞれはごくいつもと同じ様な役回りを演ってるのでその意味でも頭には入ってき易いかと(=いつもの悪者はフツーにまた悪者だし、善玉はまあ善玉だしで)。

ただそーは言っても如何せん、後半のカチコミ(オーラス)までの30分弱くらいはちょっと流れが重いかな、とも。まあコレも、嵐寛寿郎・鶴田浩二・片岡千恵蔵(+若山富三郎も)といったごく「大物」の方にもシッカリ見せ場をつくってかにゃならん…というコトで、鬼鉄一家と「に」組がイザ喧嘩しそーになると片岡千恵蔵やら鶴田浩二やらが都度仲裁に入って来る…てな始末で(⇒に組は冒頭で明らかに鬼鉄に河岸政が殺されてるのですから、思えばそもそもこの流れ自体がちょっとまどろっこしいですよね)。そして(コレも)そもそもこの辺て、一番肝心な藤純子その人の出番があんまし無くなってんじゃねーか!とも思いますよね。

まあ、それでもやっぱ肝心の藤純子にしたって冒頭は芸者⇒後半は火消の親分(髪型が変わってるのがまたナイス)の両構えで、修羅場でもピストルぶっ放したり槍振り回したりモチロンポン刀でも大暴れしますし、またオーラスの流れとかだってそこそこすんなりと好く出来ていたとも思うのですね(=藤純子の「皆さん、お世話になりました」の台詞への繋がりも含めて)。そして、ソレこそが「やりたかったコト」でもある…というその辺はどれもとても上質にやれていた、と思うのです。結論、やはり一点足しておくコトにはナンの躊躇もありませんですね。良作です。
Yuki2Invyさん [DVD(邦画)] 7点(2022-06-07 22:33:13)
3.《ネタバレ》 オールスター競演抗争もの。
丁度同じ年にアメリカで「ゴッドファーザー」が公開されたのは、偶然か?
マキノ監督なりにあの作品に喧嘩を売ったのではないか?

敵も味方も腕に覚えのある剣客をそろえて、
組同士の抗争ものである。
そして我らが藤純子は、組の頭として最後は大立ち合いを見せてくれる。

女性に殺陣をやらせたらどうなるか?
マキノ監督と藤純子の真骨頂である。
時代は明治末期。時代考証も見ものである。

藤純子が富司純子に代わる最後の作品でもある。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2020-03-15 22:19:15)
2.《ネタバレ》 ええ、うんちく的なことは、ぐるぐる大先輩にお任せして、そうだなあ!これが藤純子の引退、マキノ雅弘監督をはじめとする共演者全員にそして、それまで応援してくれた皆さんに向けてのメッセージと取れる終り「皆さん、ありがとうございました。」ていう時の藤純子、その他にもとにかく藤純子が本当に美しい。作品としてはマキノ雅弘監督にとってはこの程度の出来はごく当たり前のような作品なので、特別凄いとは思えない。それでも流石マキノ雅弘監督、主役の藤純子だけでなく、脇を固める俳優の描き方、魅力を引き出す演出力は素晴らしいものがあります。殴り込みのシーンなんて、お決まりと言えばお決まりのパターンなんだけど、それでもやはり殺気が漲っていて凄い。鶴田浩二を助けに来る高倉健なんて、どこか同じ監督の最高傑作の呼び声高い「昭和残侠伝死んで貰います」の花田秀次郎みたいで、凄まじいほどの迫力!それにしてもこれだけの豪華な顔ぶれが観れるだけでも作品の出来云々は別として、見て損のない作品だと思う。
青観さん [ビデオ(邦画)] 7点(2007-02-16 20:57:24)
1.《ネタバレ》 えーっと、僕は藤純子主演の仁侠映画を観るのはこれが初めてで、あんまし詳しくはないのだけれど、一応一人目のレビューっつう事で、ウンチク的な事を少々。この作品は東映の仁侠映画でトップスターだった藤純子の引退記念作品(80年代に“富司純子”の名前で再デビュー)で、監督は彼女のデビュー作も撮ったマキノ雅弘。んでこの作品以降、やくざ映画は従来の勧善懲悪的な任侠路線から、生々しいやくざの姿を描いた実録路線に方向転換していくってなわけで、日本映画史上も重要な作品であったりもするのです。

ただ、マキノ監督自身はどうやらこの作品に不満もあったらしく、また、興行的には大ヒットしたものの、ラストの藤純子の「みなさん、お世話になりました」という台詞(いわば、自分を育ててくれた仁侠映画、およびファンへの「訣別」とも読めるわけですね)に対し、多くのファンの心境は複雑なものだったそうな。

ただ、にわかファンの僕からすると、こんだけ当時のトップスターが勢揃いしているにもかかわらず、きちんと作品がまとまってるっていうのは、単純に凄いなーと思います。各キャラクターの見所もツボを押さえているし、何つったってアータ、藤純子が美しすぎるのですわ。前半の可憐な芸者姿、後半で一家の跡目を継いだ後の凛々しい姿、そしてラストの立ち回り!当時のファンの思い入れや心境は分からないけれど、今藤純子の魅力を堪能するには充分な作品であるのです。
ぐるぐるさん 7点(2004-07-16 19:06:31)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
74100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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