17.初見時はそんなにはまらなかったが、中古で売られていたDVDを何故か買ってしまい、また観た所かなりツボにはまってしまった。 富永監督の作品はどれも怪しげな世界観でハマる人はほんとにハマると思う。 とにかくヘンテコな人達によるヘンテコな物語が展開されており、馬鹿馬鹿しいんだけどなんか引き込まれてしまう魅力がある。特に浅野忠信と美波が演じるエセ兄妹の存在感が半端ない。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 8点(2018-02-15 22:51:35) |
16.舞台でみたら面白かったんだろうなあ・・と思わせる作品。舞台なら迫力に押されて無駄なことを考えず、素直に楽しめた気がする。つまり、なんだかわからない。登場人物の誰にも共感できない。それぞれの役者がいい味だしてることはわかるが、笑うツボも見つけられず、うんとうなずけるセリフもない。自分には難しすぎたのかな? でも、嫌いじゃないし、悪い作品ではないと思いますよ。 【フラミンゴ】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-09-09 06:37:19) |
15.全く期待せずに観たら予想外に面白かったので、良い拾い物をしたという感じ。端的に言えば、うだつのあがらない2組のカップルが繰り広げる長編コントの様な映画である。浅野忠信と美波と山田孝之がボケまくり、小池栄子がそこにひたすらつっこむという構成。小池栄子が美波の顔に妊娠した腹を突き付けて脅すシーンや、浅野忠信が天井裏から「破水してるぞ」「救急車を呼べ」と畳み掛けるシーンには腹を抱えて笑ってしまった。ただし、これといったテーマが読み取れなかったので、そこまでの高得点をあげられないのが残念。 【オルタナ野郎】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-12-15 18:50:44) |
14.4人の登場人物から成る物語で、舞台も非常に限定されている。 物語のほとんどは、古びた平屋で展開される。 そこに暮らしている男女は、恋人同士でもなく、家族でもない。 とても複雑な動機と成り行きで、二人は5年もの間、暮らし続けている。 その近くに引っ越してくる夫婦。 夫は無職でだらしなく、妻は腹ボテで怒りっぽい。 その夫婦が、先述の二人と絡み、物語はこれら4人を主軸にして進んでいく・・・ とても複雑で、不思議な人間関係が構築されている。 良い言い方をすれば奥が深い、悪い言い方をすれば分かりづらい。 これは好みの分かれる作品に違いない。 私的には、どれも理解に苦しむ登場人物達ばかりで、理解に苦しみながら鑑賞した末、いつの間にか終わってしまった、という感じ。 特に感慨深いものは感じられなかった。 つまり、ツボにはハマらなかった。 ツボにはまれば、この作品が持つ独特の異空間に吸い込まれたかもしれない。 そう思うと、何だか、恐ろしく潜在的能力の高い作品に感じられる。 いや、気のせいかもしれないが。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-11-21 23:50:37) |
13.邦画独特の漫画ノリなんじゃこりゃ映画。4人が良い味。やっぱり小池栄子うまいね。こういうテイスト嫌いではないがオススメはできないf^_^; 【movie海馬】さん [地上波(字幕)] 5点(2012-04-08 17:28:24) |
12.登場人物が絶妙に気持ちの悪い変人ばかりで面白かった。ものすごく好みの分かれそうな作品ですが、私はすごく好き。いくつかコーヒー吹くような破壊力のある名台詞があり、何度もそのシーンを観たくなってしまう。 【lady wolf】さん [試写会(邦画)] 7点(2012-03-08 09:10:56) |
11.映画で爆笑したのは初めてですが、こんなものどう評価していいか分かりません。心の余裕があるときなら楽しめる。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-12-29 21:34:03) |
10.《ネタバレ》 「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」といい、本谷有希子は強烈かつユニークな登場人物が繰り広げるヘンな話がうまいなあ。 みなさんもおっしゃってるように、山田孝之のセリフ「そこんところは積極的に麻痺していこうよ」はすごい。めちゃくちゃ笑ってしまった。 【eureka】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-12-21 15:18:48) |
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9.《ネタバレ》 観てる側に何をどう感じさせたいのかわからない。がんばって観ていればそのうちわかってくるのかと思っていたが最後の最後まで意味がわからないまま終わった。何が面白いのかもわからない。登場人物全員が気持ち悪い。クスリとも笑えない。全く自分とは合わない、という一言に尽きる。 【虎王】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-11-19 18:53:58) |
8.《ネタバレ》 変人ですね、登場人物が! 浅野忠信のキャラ、最高。 美波の依存性、最高。 山田孝之のダメっぷり、最高。 小池栄子のズケズケっぷり、最高。 人にはススメづらいですが、『観た?』「観た!観た!」って感じなら話題には事欠かなさそうな映画です。 【ろにまさ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-09-28 04:35:29) |
★7.《ネタバレ》 始まって10分もしないうちに失禁と嘔吐って…すごい映画を引き当てたものだ。暇つぶしに観るつもりだったのが、途端に目が離せなくなってしまった。最近良い仕事をしている小池栄子とメガネがお似合いの美波が素晴らしい。それに比べ、男共はホント馬鹿だな。「そこんところは積極的に麻痺していこう」って、すげえ台詞!! 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-09-15 18:55:26) |
6.《ネタバレ》 主役の4人、良かったです。ところどころ面白いセリフもあって楽しめました。この本谷有希子という人の原作は「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」もそうですが、かなりとんがっていて好き嫌いがはっきりでそうです。 私はどちらかというと好きです。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-07-04 21:42:33) |
5.《ネタバレ》 乱れる山田孝之 (嫁がいるくせしてwww) 暴れる小池栄子 (妊婦のくせして ‥ ^^;) 待つ美波 (えっと、ひょっとして高木美保さんですか? ‥^^;) 機を伺う男 浅野忠信 (普通に喋れよ プフ おもろい) わりと普通だった夫婦に変な偽兄妹が大接近 (大接近といっても実際のところは逆バージョン。小池たちのほうから勝手に飛んで火にいる夏の虫? 最近その弾けっぷりがすごいことになってきた女優小池栄子が目当てだったのですが、今回意外と小池はおとなしめ (?) そのぶん美波がすごいことになってます。多少の過剰演技だって許せる範囲だ。浅野忠信の変人っぷりについてはもう論外ww。 その他、名言として、山田孝之の「そこんところは積極的に麻痺していこうよ」 これはヤバイ。すごい滑らかセリフだ ニートだって捨てたもんじゃないな。あんたほんとその台詞ってすごいっすよ 自分なんてもうそんな台詞口にする機会も無いんで手遅れなんだが 知ってりゃ是非とも使ってみたかったよ ほんと名言だと思うよ 尊敬にも値する。 【3737】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-06-26 17:52:40) |
4.現実感のない場所で起こる、どうでもいい人たちのどうでもいい話なんだが、これが結構笑える。 美波の演技はストレートにおかしい、後の3人はじわじわおかしい、それ以外の登場人物はほぼ皆無だが時間が長くないので十分観れる。 美波は演出の面白さ、小池栄子はキレっぷりの演技力 山田孝之の「そこんところは積極的に麻痺していこうよ」、浅野忠信の「救急車を呼べ」「足治った」など秀逸な台詞 各シーンは面白いが全体的には、まとまりすぎていて何か不満な感じが残る作品。 それにしても小池栄子はますます凄い女優になってきた。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-05-23 10:13:09) (良:1票) |
3.かのパビリオン山椒魚を撮った監督だから警戒していたが、超面白かった! こんなすげー面白くて笑える脚本かけるんじゃん!(上から御免) 原作のおかげ? にしても、面白かった! いやー、ドロドログチャグチャとした人間関係なのに、とにかく笑えてしまう。 この作品の手触りは同原作の「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」に近い。 やっぱ原作の貢献度は高いんだろうな。 4人だけしか登場人物が出てこなく、みんな声をやたら張っていて演劇っぽくもあったのが、余計おかしさを強調していたのだろう。4人のぶっとんだキャラクターの掛け合いがとにかく気持ち良い。 心に残る映画でもないけど、久々に邦画のコメディでこれだけ面白いものを観たような気がする。 【すべから】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-11-03 19:54:46) (良:1票) |
2.くすくす笑えるところは有ったものの‥‥。愛ではなくて憎しみでつながる、というアイディアはすごく興味深いんだけど、オーバーな演出が目立ちすぎた。演劇の映画化ということで、それを持ってきたのかもしれないけど映画的な味わいは皆無だった。もっと画として魅力が欲しかった。ただこんだけぶっ飛んだ映画は久々に観ました。この映画を観た後の話題に困ることはないでしょうね。 【Balrog】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-11-02 17:02:48) |
1.登場人物は4人の男女。映画の大半はほぼ一室で繰り広げられる。原作はあの「劇団、本谷有希子」の本谷有希子だ。なるほど舞台劇のような設定。とは言ってもその一室の窓を割って小池栄子を乱入させる痛快さは映画ならではの興奮があった。セリフも大袈裟で説明っぽいのだが、何故だかあまり不自然さを感じない。小池栄子の説明を帯びた怒声は説明を帯びることによって攻撃力を確実に増大させているし、山田孝之の説明を帯びた口説き文句は説明を帯びることによって断れない状況を確実に作っている。にしてもあと二人、美波と浅野忠信のギャグのような誇大演技はどうよ。この二人は変な人なんだけど、変を通り越して浮いている。その立ち過ぎたキャラによって映画館ではそこそこに笑いをとってたんだけど、その笑い、いらんよ。美波が、男に誤解させないために着用しているスウェット上下に対し私がずっとずっと思ってたことを山田孝之が代弁してくれる。「逆効果だよ」と。とくにスウェットの上をインされた日にゃ・・・ 【R&A】さん [映画館(邦画)] 5点(2010-10-29 15:33:54) |