墓地裏の家のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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墓地裏の家

[ボチウラノイエ]
QUELLA VILLA ACCANTO AL CIMITERO/THE HOUSE BY THE CEMETERY
1981年
平均点:5.17 / 10(Review 6人) (点数分布表示)
ホラー
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タイトル情報更新(2004-01-18)【シネマレビュー管理人】さん
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監督ルチオ・フルチ
キャストカトリオーナ・マッコール(女優)
脚本ルチオ・フルチ
ダルダーノ・サケッティ
特殊メイクジャンネット・デ・ロッシ
特撮ジャンネット・デ・ロッシ
あらすじ
故・フロイトステイン博士は、人体実験で悪名高い人物だった。歴史学者のノーマンは、自殺を遂げた同僚の後を継いで、妻と息子を連れ、博士の所有していた屋敷へと引っ越す。次々と怪現象に襲われる一家。地下室で見つけた墓石と、謎のあかずの扉・・・果たしてその奥には、一体何が秘められているのか?
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6.ルチオ・フルチという監督は、キレイな映画を撮るヒト、だと思っています。確かに、グロテスクでキタナイ殺害シーンやゾンビ描写があったりしますけれども、基本的には画面は透明で明るく、暗がりのシーンですら上手く光が取り入れられていて。
この作品なんかも、そうですね。キレイです。ただしキタナイシーンはとことんキタナイ(笑)。
墓地近くの一軒家に越して来た、親子3人。そこにいろいろな怪異が発生する。開かずの間の地下室。少年の前に現れる謎の少女。何と、家の中にお墓がある、という、あまりにも事故物件過ぎる展開。謎は互いに、わかったようなわからんような関連を持ちつつ(合理的な説明がなされないのがオカルト映画らしさ)、ついに、わかったようなわからんような恐るべきクライマックスへ。
このクライマックスのしつこさも、いいじゃないですか。中盤のコウモリの襲撃も大概しつこかったですが、それを上回るしつこさ。キタナさも最高潮に。それでも、バッチいだけに陥らないのが、フルチ作品の真骨頂。
幻想的でありつつも、地下に蠢く死人、というイヤらしい具象性も兼ね備え、キレイさとキタナさをうまくブレンドして一定の纏まりに結び付けた手腕、なかなかお見事でした。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-09-15 08:39:22)
5.《ネタバレ》 オープニングの蜘蛛の巣だらけの家に入り込んで何愛し合っとんねんもっと場所考えろやとツッコミをいれたくなるのにそこで頭から血がドバーッ!ナイフぐさぁ!これも頭から血がドバーッ!うん、全く意味わかんけどしょっぱなのグロさはフルチらしさ全開。でもそっからミステリーなのかジャッロなのかどっちつかずな感じで殺しのシーンをねちっこく見せるのが印象的に残るぐらいだしコウモリ襲撃シーンをもっとねちっこく見せるのもいまいちよくわかんない。ノロノロと歩くのに逃げれないフロイトシュタイン博士にノーマン一家がボコボコにされる映画ですがラストはパラレルの世界に飛んでいったのだかどうなんだか。後半20分のジャッロの見せ方はいいし蛆虫の写し方もなかなかよかったのでその辺からいきなりとっちらかして話を飛ばすのは・、はい、ちょい無理矢理すぎますね笑
M・R・サイケデリコンさん [インターネット(字幕)] 5点(2023-10-12 20:09:39)
4.40年前の作品なので、当時観たらかなり怖かったのでしょうが、今観ると嘘っぽい感丸出しですね。恐怖感というより、笑ってしまいます。。。でも少年の演技や音楽は良かったです。怪しい感じでいながら普通に殺されてしまったアンがきれいでした。。。
みるちゃんさん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2020-11-16 07:23:22)
3.《ネタバレ》 引っ越した先の家の地下に昔っから化物が居た、てだけの話で、色々と適当なのに加えてラストがまるで意味不明なのも相当に酷い。ごく終盤までショック描写も(フルチとしては)非常に地味で(コウモリ一匹であそこまで血みどろに大騒ぎしなくてもイイでしょ、なんて思ったり)、そこまでは質感としてはグロ映画というよりかつてのジャーロに近いサスペンス的な感じ(しかし、恐怖も謎解きのスリルもまるで盛り上がっていかないボンクラではあるが)。

最終盤、遂にお目見えした肝心の化物の造形はそこそこだし、得意のウジ虫シーンもあってそこはそんなに悪くない。あと男児の子役が可哀そうなくらいブチャイクだが、逆に女児の子役はエラい可愛い(まあこいつの正体もイマイチ謎なのだが)。しかし総じて、ちと見所が薄い完全な駄作。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 3点(2020-07-18 04:29:52)
2.《ネタバレ》 フロイトシュタイン博士、かっこいい~!数あるゾンビ・キャラクターの中でも屈指の造形。腹を刺したら大量の蛆虫が湧き出てきます…オエッ!ラストにあっさり両親殺しちゃう強引なアンハッピーエンドもフルチ先生らしい。『地獄の門』や『ビヨンド』に比べれば地味な出来だが、全体に漂う陰惨なムードは捨て難い。
フライボーイさん [DVD(字幕)] 5点(2007-11-04 10:31:52)
1.ルチオ・フルチの「ゾンビ三部作」の一本。『ビヨンド』『サンゲリア』とはテイストが異なり、ヨーロッパ的な耽美な演出が目立ちます。もちろん殺害シーンは悪趣味ですが、ゾンビの数も少ないし、一番正統派ホラーっぽいのではないでしょうか(彼にしてはですが)。ストーリー的には破状していて、そもそも本筋がないうえに、洋館から見下ろす少女、謎のメイド、不気味なコウモリなど、思わせぶりな伏線(?)が収束せず、置き去りにされています。不思議にも「結局何だったの?」というそれらの断片が、ずっと印象に残ってたりしてます。ホラーとは「雰囲気勝ち」なのかもしれません。その意味ではタイトルは満点です――実際には、墓は家の中にありますけれど(!)。
円盤人さん 5点(2004-01-27 19:15:13)
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【点数情報】

Review人数 6人
平均点数 5.17点
000.00%
100.00%
200.00%
3116.67%
400.00%
5466.67%
600.00%
700.00%
8116.67%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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