82.《ネタバレ》 何気ない序盤のパーティーのシーンから屋上に出たと同時に その場の空気が変わり、爆発音とともにパニックに陥る主人公達。 パニックに陥る群集をハンディカメラでとらえる事で まさに自分がその場にいるような臨場感と恐怖を感じた。 そして、パニックの中、出てくる『ヤツ』。全体像が見えないからこそなお恐い そして「ヤツの正体を知りたい」とあおられる好奇心。 この感情こそが、この映画の一番の醍醐味ではないかと思った。 ストーリー的にはヘリが墜落した時点で、物語が終わっていたほうが すっきりしたエンドでよかったと思う。最後間延びした感じ。 マイナス1点は、ラスト付近のシーン公園で『ヤツ』がおそいかかってきて 顔を含む全体像をカメラがはっきりとらえる所。 あのシーンで、『ヤツ』に対する好奇心が一気に冷めたような気がした。 あのシーンが無いほうが、『ヤツ』に対する謎が最後までうやむやで よかったのではないかと思う。 【N.Y.L.L】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-07-20 22:26:40) (良:2票) |
81.劇場の大音響・大スクリーンの中で観たかったというのが率直な感想。それくらい面白かった。 まず、主観&ハンディカムという点がこの手のジャンル映画を大いに盛り上げているのは言うまでもないが、計算し尽くされた絶妙な撮影構図とそれに卓越した映像センス、演出力が加わったからこそ成し得たものであるとだけ言っておこう。これほどまで臨場感あるパニック映画は過去観たことがない。 また、ストーリーも極明瞭で、終盤へ向け徐々にギアが上がっていくようなスピーディーな展開も秀逸。それ故、登場人物たちは一見飾りにみえるが、冒頭のパーティーや上書きされた思い出映像など冗長にならないよう散りばめ、登場人物にも感情移入できるから不思議だ。伏線の回収も見事。 観る前は、YouTubeを使った宣伝手法など話題性だけが突出した作品だろう高をくくっていたがこれは違いました。観客の心をうまく利用して成功している。流石はJJといったところか。 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-03 18:29:38) |
80.我慢して見終わりました。今まで観た中で、最低ランクの映画でした。誰にも勧められません・・・。ごめんなさい・・・。 |
79.《ネタバレ》 巨大モンスター、ビル倒壊、親から出てくる小さいモンスター、ウイルス感染、ヘリコプター墜落、地下鉄、無人のスーパーマーケット、軍の陰謀?、そういったこの手の映画のギミックがふんだんに盛り込まれた栄養価満点の映画。見ているわれわれをいかに楽しませようかと思考が凝らされていて、安心してみていられる。やけに日本的なものが多いのはいったいなんだろう、HAKAISHAとか、日本語だろ。あと日本に留学する友達とか、あの怪物はつまり日本からインスパイアされているのか。うーんどうだろう。 |
78.《ネタバレ》 まったくの新感覚で、アトラクションに乗っているような、その場にいて体験しているようなすごく入り込める映画でした。 この映画は斬新な映像もさることながら、音が素晴らしく、映画館でぜひ見てもらいたい。カメラに映っていないところで、何か恐ろしいことが起こっているという恐怖が聴覚をもってしっかりと伝わってきてさも自分がその場にいるような感覚になる。 そして、最後までアレが何だったのかわからないのもまたいい。続編なんか要らない。主人公は地球防衛軍でもなくスパーヒーローでもないし怪獣を作った博士でもない、俺たちと同じ民間人でありそ彼らもアレの正体なんか知る由もない。だから俺たちも何もわからない。それでいいとおもう。だって俺たちはあの橋の下でカメラと一緒に何もわからずして死んだニューヨーク市民のように何もわからずして死んだのだから。 【甘口おすぎ】さん [映画館(吹替)] 10点(2008-05-26 20:42:27) (笑:1票) |
77.《ネタバレ》 冒頭での人物紹介がうまいなぁ。。時間の流れ・経過もさりげなく鑑賞者に分かるようにしてくれてますね。この手の映画の、編集無き編集がすべての映画には感服されます。ネットではまだまだ謎の論議が白熱してるようです。これはマニアを産むためのプロジェクト映画ですかね。第2弾の公開が待ち遠しいです。 【睡魔】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-21 17:33:28) |
76.《ネタバレ》 かつてセントラルパークと呼ばれた場所から見つかったビデオカメラに残されていた映像という設定です。 映画として評価した場合、ストーリーは無いようなものだし、人物像の設定も分かり難く、破壊者については何の説明も無い、映像は手振れで最悪ということで、最低の評価となるだろう。 しかし、あくまでノンフィクションのドキュメンタリー映像として評価した場合、自由の女神の首がぶっ飛んで来る場面をみごとにキャッチし、9.11を思わせる現場の臨場感、隠し撮りみたいな映像、破壊者のチラ見せ場面等、素人映像だとしたら出来すぎ の満点評価となるだろう。 どう評価するかは観た人によると思うが、娯楽映画として観るよりは、アミューズメントパークでニューヨークで怪獣に出会った場面を体感するアトラクションとして観たほうが良いかと思います。 自分は結構楽しめました。 【nishiken】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-14 03:38:24) |
75.《ネタバレ》 結果的に言うと、ミスマッチ。1stデーに¥1000で観たものの、お金を返してほしい級の映画でした。ハンディカムの撮影で“一般人”目線のスリル感溢れるホラブルな映像が新しい!なんて謳ってはいるものの、主人公達はもはや一般人とはかけ離れた体力。上空200メートルはあろう高さを飛んでいたヘリが墜落しても生きているなんて…。好き・嫌いの別れる映画のようですが、ここの評価の高さにもビックリしました。自分の兄ちゃんが橋で死んで、あの危機的状況でも「彼女を助けに行く!」って言い張る主人公にもハナから興ざめだった私にとって、現在2008年のワースト映画です。 【SAEKO】さん [映画館(字幕)] 2点(2008-05-13 11:40:05) |
★74.《ネタバレ》 まず、表彰したい。終盤のヘリが墜落した時、観客の90%以上の人が 「あ、逝ったな」と、思った瞬間にみごと復活を遂げたあの三人に拍手!!
そして、知らなかった~始めから終わりまでホームビデオの映像だけとは(涙) サウンドは良かった。現場の空気感をリアルに再現したのはグッド。 これがハンディカメラマイク収録だったら・・・(汗)サラウンド万歳!!。
話の展開・・・ありきたり過ぎだって!! 様々な某SF映画で見たようなシーンの羅列には、 この手の映画大好き人間には刺激が足りないよ。
でもね実はこの映画、普段まったく映画を見ない人を連れて一緒に見たんだよ。 もちろんこの人は、映画なんて得意じゃないし、クローバーフィールドの タイトル名を聞いて、サクセスストーリーのハートフルなドラマなんかと勘違いして 劇場にまで足を運んで、なんと予備知識ゼロで観賞したんだから。
そしたらね・・・ 大成功だよ!! ツレはまさに、劇中の混乱して右往左往する彼らと見事にシンクロして、 なんなんだ!?ナンナンダ!?の連発だよ。見終わったあとには 「今日の夢に出るな」とこれ以上に無い賞賛を口にしたよ。
羨ましいよあたいは。負けたよあたいは。 あの展開は王道なんだよ。アミューズメントパークなんだよ。 そして映画は、見て楽しんだもん勝ちなんだよ。 面白かったって言うひとに「イヤ、アレはちがう、オモロクない」なんて言う人は 一種のおごりと妬みだよ。ハンディ回してたKYなあいつと一緒だよ。
という事で、点数は私の5点と反省点+2点。 序盤ハートフルコメディとして見てたツレが10点。 合わせて17点で、次回にキャリーオーバー中で~す。
――[PS]。 上映終了後、何故か、ハリウッド版ゴジラを思い出した。 しかしスタッフ一同、あーゆーのにはならないようにと、 スピルバーグの『宇宙戦争』辺りを模範にして励んだと思われるが結果は・・・ みなさんはどちらの作品がリアリティかと思われました~??
【シロちゃん】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-05-10 12:37:45) (良:2票)(笑:1票) |
73.《ネタバレ》 今までに体感したことのない新感覚の映画でした。あの臨場感は見事でしたね。未解決の謎がたくさんあって続編が楽しみです。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-10 10:33:17) |
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72.《ネタバレ》 ハリウッド版ゴジラの出現の一部始終を一般視聴者が、大スクープって感じの映画。舞台も同じニューヨークだしね。ヒットしたのをいい事に、続編の企画があるらしが、ブレアウィッチの二の舞は明白なので、これで止めておいたほうが懸命だと思います。 しかし怪獣映画に関して言えば日本が先進国のはずなのに、フェイクドキュメント「川口浩探検シリーズ」が撮れるのに、何故?こういう発想が生まれないのか不思議だ。 きっと諸外国で映画の扱いは文化に対し、日本はあくまでも娯楽の域を出ていなのだろう。悔しいなぁ。 そうそう車酔いする人は、途中退場間違いなしなのでお勧め出来ません。 【キャラハン】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-07 23:07:35) |
71.みなさん絶賛のこの映画で、テレビ等で自由の女神の頭がごろごろ してくるシーンを繰り返し見せられた日には、私もすっかりその モードに入ってかなり期待してみたのがよくなかったかもしれません。 結論から言うと、私的には 「だめ」でした。 まず状況がよくわからないし、なぜそこまでして..一人で行けばとか 序盤のパーティの無意味な気長さとか...。不死身だなとか。 いろいろだめでした 【K2N2M2】さん [DVD(吹替)] 4点(2008-05-06 07:40:19) |
70.《ネタバレ》 個人的にはすごい良かった。 みなさんはビデオカメラのタフさにツッコミを入れてるけど、自分はカメラマンのKYっぷりがイラつかせてくれて、素敵でした。 後半、カメラマンが死んだとこで「ざまーみれ!」と心の中で少しガッツポーズ。 一つだけ悔やまれるのが、映画を見る前に何が起こるのか知ってしまったこと。 テープとバッテリーは、映画そのものの時間の2時間だけ録画してたってことで矛盾しないんじゃないかな? 映画を楽しむには、つまらない矛盾は あえて気にしないのがポイントだと思うさ。 【STEVE-O】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-06 06:38:45) |
69.《ネタバレ》 ヤツが普通に爬虫類系の怪獣だと思っていたのですがチラチラ見える姿は どうやら違うらしい?いったいどんな姿なんだ?迫力のある映像にチラリズムを ふんだんに使ったジェットコースター映画。ただ所々ビデオカメラ役が非常にむかつく 性格なところだとか必要ないシーンも回している不自然さ。なぜか壊れないカメラ。 感染してる友達をすぐ確認しない不自然さなど気になりました。 最大のマイナス点は怪獣をはっきりだしたこといらない。正直いらない。 もし続編があるとしたら怪物の正体や生い立ちが明かされるんでしょうけど 蛇足すぎます。わからないから怖いのであって正体のわかる恐怖なんてありません。 【とま】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-05 20:13:14) |
68.《ネタバレ》 オーマイガ、オーマイガ、ジーザス!! この映画はまるで悪夢のようだった。やつがヘリを襲ったときはおしっこちびりそうになった。 あの怪物は何者?あの怪物はどうなった?登場人物たちは無事なのか? これらが結局劇中で語られることはないが、おかげでどのモンスターパニック映画よりもリアルに感じることができた。 しかしやはり消化不良ぎみ。続編はあるのかな? それにしてもやつらのビデオカメラはバケモノか・・?頑丈すぎ&高画質すぎ&バッテリーもち良すぎでしょう。どこのメーカーのなんだろう。欲しい。 【eureka】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-05 16:50:59) |
67.《ネタバレ》 ブレアウィッチの怪獣版と言えばいいのでしょうか?ただ、恐怖の対象が物理的に確認されているものなので恐怖はブレアより圧倒的に下。 ただ『追いかけてるのかよ』と言わんばかりに主人公たちの前に現れる怪獣から逃げ惑いながら彼女を救出に向かい、結局全滅すると言ったアメリカンストーリーの一王道を突っ切った作品。 リアリティーのつもりかどうか知れないが、手振れも観客を酔って不快にさせると言う映画製作者としての姿勢を疑わざるをえない演出だった。 今後『何故あの怪獣は生まれたのか?』『軍隊の視覚共有カメラから見た怪獣との戦闘』等、別視点の作品を作り物語を完結させてくれるのなら構わないが、コレ一本では何もわからない、監督がこの作品になにを込めたかったもわからない。空っぽの作品でしかない(インディやバックトゥーザフューチャーみたいに、頭空っぽにして楽しめる作品でもないし、新しい映像表現をしたかったのなら、ブレアウィッチを見ろと言いたい)。 ここまで気持ち悪く、何も感じることが出来なかった作品は悪い意味で稀です。 【ムラン】さん [映画館(字幕)] 3点(2008-05-04 00:29:43) |
66.《ネタバレ》 久しぶりに劇場に足を運んだかいがありました。最近の映画でまた注目されてきた手持ちカメラ。その手法で映画を作っちゃおうと言うのが本作なわけですが。この手の映画は今に始まったことじゃないし、ブレア・ウィッチ・プロジェクトでも使われていたし、さほど驚くことは無いと思っていた。しかし、いざこの映画を鑑賞してみて驚いた。こんな映画は一年に一回出会うか分からないと言うような強烈なインパクトで。音楽を使わず効果音を最大限に生かす工夫、ネックである手ぶれを坂手に取ったライブ感、それらを壊さない程度のCG、とにかく凄かった。日本の怪獣映画に影響を受けた監督らしいがそのセンスは大したもんで。クリーチャー映画のお約束を抑えながらもライブ感を損なわないし、観客と苦痛を共鳴させ尚且つ限界を超えない程度の終わらせ方(2時間超えてたら吐いてたね)。ラストの無理やりな怪獣の寄せは気に入らなかったものの十分に監督の熱意は伝わりました。アイデアと意欲に満ちている奇抜な作品でした。これは映画館で見るべき映画でしょうね。 【taka-104】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-05-04 00:11:36) (良:1票) |
65.象が踏んでも壊れないアーム筆入れ。 映画の終盤には、このフレーズが頭の中をぐるぐるしていた。超ダイハードなビデオカメラの話である。 そうじゃなくて。 手持ちの家庭用ビデオカメラで、怪物に襲われて逃げまどうさまを、逃げてる人間の視線から見せる、というそのワンアイデアでできちゃってる映画。 生きるか死ぬかで逃げてるのに、ビデオどころじゃないでしょ、というまっとうな考えを排除するために、撮影者のキャラクターがすごくアホっぽかったり、彼が恋する女性がとても勇敢だったりと、設定もちゃんと工夫されている。 「酔う」という評判だったが、見ているとカメラの揺れにも慣れてしまってそれほどでもなかったものの、臨場感はとにかくすごかった。これを味わうために劇場まで足を運んだかいがあったね。 しかし、登場する女性たちは、みなぐちゃぐちゃと泣き言を言ったりせず、どんどん行動している。いまや怪獣映画にも、「スクリーム・ヒロイン」の出番はないらしい。 マンハッタンで大災害が起きて、人々が橋に向かって列をなして押し寄せる、というシーンを、『宇宙戦争』でも『アイ・アム・レジェンド』でも見たので、正直またか、という感じだったが、アメリカの経済の中心地が島である、というのは、こういうとき実に絵になることは確かだ。 【yhlee】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-05-03 16:13:22) (良:1票) |
64.ゴーゴーゴーゴーゴーゴーゴッ!!ラン!ラーーーーーン!!!!オーマイガ、オーマイガ、オーマイガ、オーマイガッ!! って感じの映画。予告編にもあるようにハンディカメラに都合よく自由の女神の首が落ちてきたり、爆発シーン等々が思いっきりCG映像で、そこだけハンディカメラ映像とかけ離れたものになっていたりと、臨場感に重きを置いていながら全くリアリティがない。見事に失敗した作品と言わざるを得ない。 【えいざっく】さん [映画館(字幕)] 3点(2008-05-02 02:27:05) (良:2票) |
63.《ネタバレ》 久々に衝撃的な映画だった。衝撃度だけで言えば、何の予備知識もなくマトリックスを劇場で見たときと同じくらい。 事前に酔いやすいと聞いていたので最後列の席で鑑賞。確かにちょっときたけど、酔いそれほどでもなかった。 映像、シチュエーション、一切情報を明かさない点、など、どれもがうまくマッチしていて、この手の映画では最高傑作といってもいいんじゃなかろうか。スタッフロールのBGMもいい。 ちょうどこの映画が米国で上映された頃、似たような夢を見ていた。ゴジラに襲われ、逃げ惑う一般人という内容の夢だったのだが、その時観た夢から、自分だったらこういう怪獣映画を作ると考えていたものが全て映像化されていた。ビルの上から怪獣を見下ろす光景も含めて。 そのことに、若干悔しくもあり、でも予想以上に早く見れたことに嬉しかった。 ただ、スタッフロール後のセリフについては全く気がつかなかった。字幕無いし・・・ 【みーちゃん】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-05-02 01:12:17) |