80.《ネタバレ》 007シリーズはあまり好みではないのですが、最近しきりにTVで放送されていて、ついに第一作目を見ることができました。まず第一に一作目からきちんと007の人と成り、キャラクター造形が完成していることに驚きました。(というか、その後60年もずっとブレずに設定を維持してきたことに驚きます)また、私のような007素人が初めて初期作品を見ても普通に見られることにも驚きました。 ただ、ディティールにこだわっている割にはアタッシュケースの指紋の件が回収されなかったり、敵がタランチュラを部屋に放ってみたり、女と遊ぶだけ遊んでポイしたりと、割とグズグズだったりもします。CAIネタもほとんどボンドを助けるためだけに存在しているにすぎず、最初のもったいぶった演出は一体何だったのかと。酷いのは初代ボンドガール(シルビア=ユーニス・ゲイソン)、ストーリーにはほぼ絡まない無意味な登場で、当時の世相的には女性=華やかな添え物でしかなかったことが伺えます。 またノオさんもかなり失笑もんで、中国=エセドラゴン、なぜロケットに妨害電波を放っているのかもよく判らず、義手も何だか変だったりと色々??が付く部分が多いです。終盤もノオさんが研究所で指揮している最中、ボンド氏がでたらめに機器を触る流れもほとんどドリフ。あと、後半のボンドガール(ハニー・ライダー=ウルスラ・アンドレス)も画面に花を添える為なのかラストでイチャイチャしたいだけの為なのか、かなり強引な登場のさせ方で笑っちゃいました。 文句たらたら書きましたが予想外に楽しめましたし、記念すべき第一作ということで点数はかなりオマケしておきます。 【アラジン2014】さん [地上波(吹替)] 7点(2023-11-02 16:29:36) |
79.《ネタバレ》 あんな島に突然現れる美女! 都合良すぎるだろ! 全体的に連続ドラマのようなレベル。 暇な時に見る娯楽映画としては合格点。 【にじばぶ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2023-01-22 10:09:39) |
78.007の1作目、初見です。アクションも展開も高速化している今の目で見ると、動きはやはりのどかに感じます。 島に渡ってからの、特に終盤はテレビの特撮モノを彷彿とさせるほどにチープですし、取っ組み合ってるシーンを真正面から撮ってるだけのカメラワークも芸が無いです。 だけど若きショーン・コネリーの色気あふれるダンディズムは1作目にしてシリーズ化を予感させる抜群のスター性を放っています。こんなに女性陣にモテモテでも違和感も嫌味もない、てのがさすがの一言ですね。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-12-21 23:15:49) |
77.初見。今でも退勤タイムカードに007とあると「!」反応してしまうゼロゼロセブン。ジェームズ・ボンド登場第一作は「アラビアのロレンス」に次ぐ興行成績を上げて後々50年超に及ぶシリーズ化となったのも頷けるものでした。スコットランド労働者階級という出自から断固反対するイアン・フレミングを押し切って起用したショーン・コネリーは、ボンド像を確立させた魅力溢れる姿。帽子を投げる小ネタ、ワールドワイドな舞台、敵に捕まる→脱出する(本作はチョッと安っぽかったですが)→悪の本拠地に乗り込む→ラスボスとの一騎打ち→イチャイチャキスシーンでお開き。スパイアイテムは無いものの、シリーズフォーマットも確立されています。「寒い国から帰ったスパイ」とは違って能天気・・もとい、明朗快活なアクション娯楽作秀作です。 余談ではありますが、「スペクター」の存在を知らしめたドクター・ノオが桂福團治師匠に似ている、あぁ、聴きに行きたい!チケット購入したのは私だけでしょう。 |
【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-09-19 11:09:09) |
75.《ネタバレ》 どうしても古臭く、地味な作品ですが、あの音楽が流れるとやっぱりテンション上がってきます。始まりの作品として、その後、綿々と続編が制作されるということがこの頃誰に予測できたでしょうか。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-07 03:41:48) |
74.《ネタバレ》 007の出発作。 オープニングがやっぱり痺れますね! ショーンコネリーが長身で渋い。強くて女好きでsexyなところは時代を遡ってもやはりジェームズボンド。 ちょっと演出は古くてね…スパイというよりかは銃を持った探偵みたいな感じ。 火を噴くドラゴン戦車は危うく007シリーズをB級アクションに落とすとこでしたよ。 |
73.007シリーズの原点。 改めてショーン・コネリーがいい男代表である起源がわかる。 【おさむ】さん [地上波(吹替)] 7点(2019-04-01 08:26:30) |
72.《ネタバレ》 随所で流れる、例のあのBGMが格好良い。 黒人の相棒が先に死ぬのはこのときからお約束だったんですね。 今見ても緊張感がある名シーンがあって良い。 毒蜘蛛仕込まれるところとか、デント教授を部屋で待ち伏せて対峙するあたり。 島に乗り込んで組織に捕まる辺りから個人的に急にダレました。 【アーウーマンデ】さん [DVD(吹替)] 6点(2019-02-13 00:42:17) |
71.《ネタバレ》 今から見るとチープなスパイ映画。あの戦車が出た時は笑った。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 6点(2019-01-11 23:25:27) |
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70.《ネタバレ》 ジェームズ・ボンド、記念すべき初登場作。余談ですけど自分が子供のころにはたしか“ゼロ・ゼロ・セヴン”だったはずですけど、いつごろから“ダブル・オー・セヴン”に変わったんですかね? 前半はけっこうサスペンスを意識した撮り方をしてたんだな、と今の眼で観ても感じます。当然ですがシリーズ中盤以降のなんでもありのボンドではなく、マネーペニー女史といちゃついたりところどころでブラックな皮肉を吐くところなどジェームズ・ボンドのキャラを確立させる布石を打つだけで終わったという感じも否めません。それでも部屋に入るときの用心振りなどエージェントとして当然身に付けているはずの描写はきっちり押さえているところは好感が持てます。 やはりこの映画が趣をガラリと変えるのは、ドクター・ノオの島で例のドラゴンが登場してからでしょうね。ドクター・ノオというキャラはシリーズ中でも屈指の不気味クンだと自分は感じるんですけど、スペクター加入してまで彼が何をしたかったのかがいまいち不明なんですよ。秘密基地の中にわざわざメイドまで用意してボンドたちを迎えたり、独房に閉じ込めたボンドには通気口を破られていとも簡単に逃げられたリ、なんかわきが甘いんです。最近のアクション映画のラスボスの最期と較べると、信じられないぐらいあっさり退治されちゃうのは逆に新鮮に感じるぐらいです。この映画の後半パートに関しては、尺が30分ぐらい足りなかったのかな。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-26 23:42:24) |
69.ショーンコネリー、30過ぎにして、あの貫禄はすごい。後半は、なんだか東宝特撮映画みているような感じがしました。 【代書屋】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-02-02 23:30:31) |
68.50年以上も続いているシリーズの第一作目に敬意を表したくなります。古くなりましたが落ち着いたサスペンス感は十分でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-01-27 23:39:29) |
67.《ネタバレ》 シリーズNo.1は「私を愛したスパイ」ですが、No.2は?と聞かれると、この映画です。私の世代から見てもこの映画はかなり古い映画ですが、シリーズ全部観終わって思い出すと気になってまた観てしまいます。基本設定がこの映画で完成されているからでしょうか。荒削りですが、その分味がよく出てます。この映画で不思議なのは前半と後半で別の映画を観ているような感覚になることです。観終わったあと、2本の映画を観たような満足感に浸れます。 【金田一耕助】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 16:32:17) |
66.ボンド映画、改めて見てみようと思い見てみたら、あーた、なんだこのトンデモグダグダ映画は。こんなだったけ感が時代とともに味わえます。ボンド映画にはある程度、お約束があって、ボンドはだいたい敵につかまる。ほんでもって、敵はなかなかボンドを殺さずってのが、もうこの頃からばっちりあるんですが、それでもこのオマヌケ感は、ボンド映画が好きでなければ、あまりおすすめしません。ただ、扉が誰かに開けられたかどーかを確かめるために、髪の毛を扉にはっておくってのは、この映画から始まったのかな?とか、色々おもしろい発見はありました。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-11-25 18:04:06) |
65.小学生以来の鑑賞でちゃんと観るのは今回が初めて。新作の評判が良いらしいのでぼつぼつ全作観ようかと思ってます。今回これを観るまで007シリーズ=豪華なアクション映画となんとなく想像してましたが、本作に関しては(後半は完全にトンデモ映画ですが、)導入からドクターノオの島に潜入する辺りまでは愚直と言っていいぐらい普通にサスペンス映画しているのに驚いた。OPクレジットからのあの展開なんか今見てもカッコよすぎる。ボンドガールのいったらいけちゃいそうな雰囲気もまた魅力的。正体敏腕諜報員のオヤジが半ダース位の美女を口説きながら世界救っちゃうというかなりいい加減な映画をそこそこの予算で作ったら大ヒットしちゃいましたそしてそのシリーズがまだ続いていますという事実に感慨を深めて感想終了 【よいしょ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-21 17:42:39) |
【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-01-22 13:23:39) |
63.《ネタバレ》 先日007シリーズ50周年記念作スカイフォールを観て、の、ナイスなタイミングで第一作を鑑賞する機会に恵まれました。本作より50年(!)という長ーいシリーズが始まることを考えると何か感慨深いものがありますね。観初めて思う事、オープニングからのノリがいっしょジャン!あの象徴的な音楽や、マティーニやマネーペニーやちょっとエッチなところとか(笑)すでにフォーマットが確立されてる、、いや、この初作のノリをずーーっと大事に継承してきたんだなとすごく感心。ベレッタじゃダメだ、これを使え、と渡されたのはワルサーPPK。そう、スカイフォールでダニエル・クレイグに渡された銃と同じじゃないかっ!と一人テンション上がったり(笑) 英国人らしいスマートさと野性味があふれるキャラをショーン・コネリーが演じてますが、もう素晴らしいマッチングにこれまた感心。初代ボンドガール、ウルスラ・アンドレスの美しさと海から出てくる登場シーンは超有名ですよね。敵ボスのあっさりやられたりや、全体的なチープ感は、制作年代を考えるとまぁ致し方ない(苦笑) けど、それ以上に魅力のあるものになっているとオモイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-31 19:04:19) (良:1票) |
★62.評価するのが難しいが、あくまで現在の視点からということで。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-11-27 11:32:30) |
61.《ネタバレ》 10年以上前にBSか何かで鑑賞して以来、久々の鑑賞。本題から逸れるがブルーレイの画質の良さに改めて驚嘆。 作品自体は50年前(!)の作品と言う事も有り流石に古臭いが、それを今どうこう言うのは無粋と言うもの。そんな事よりも、現在まで継続しているジェームズ・ボンドの基本的なスタイル(所作、居住まい等々)がこの時点で確立されており、それが現在までブレていない事が凄い。 そして何よりも驚いたのは初代ボンドガール、ウルスラ・アンドレスの存在。 映画の新作公開が近づくとテレビで「歴代ボンドガール人気投票」が毎回の様に放送されているが、ウルスラ・アンドレスが毎回上位にランキングされている理由が今回改めて理解できた。魅力的な外観は勿論の事、主人公の脇でキャーキャー叫んでいるだけでは無い、50年前は稀有だった筈の自己主張の強いキャラクター。 強い女性キャラは今では珍しくも何とも無いけれど、この点でも本シリーズは時代に先駆けていたのだ。 様々な意味で一つの大きな流れを映画界に作り出した本作に敬意を表し、7点献上。 【たくわん】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-10-23 10:28:35) (良:1票) |